夢は処女である  
正確には、膣に挿入したことが無いというだけであるが……  
とある卑怯者(クソチビのひねくれ者の根性なしのどスケベの……)が、  
『前に入れねば良かろう』と、誤魔化し、幼少期から凌辱を重ねた結果だ  
 
チュプッ……  
 
お医者さんゴッコの頃から色々試された結果、痛みを伴う膣を嫌がり、肛門ばかり開発された  
今では、性交とは肛孔性交を表すと、勘違いしている  
自業自得ではあるが、膣に挿入したことがないという意味では、私も、童貞といえるかも知れない  
何の価値もないが……  
 
クチクチ……  
 
夢への行為の前に、参考資料を集めすぎたのも悪かった  
エイリアンの内臓のような、成人女性のソコに、辟易してしまったのだ  
むろん、夢の清らかな秘部は大好きだ  
だが、もしも夢のソコがあんな風になってしまったらと考えると、積極的に開発する意欲も起きない  
 
クニィッ……  
 
舐めたり、指を入れたりなどの愛撫で馴らしてはいるが、  
夢も私も、肛門のほうを好むようになってしまうと、一向に順馳が進まないのである  
 
困ったもんだ  
 
チュポッ!  
「アンッ!」  
指を引き抜く  
考え事をしながらも、慣れた作業だ  
三本、楽に入るぐらいまで、ゆっくりと拡張した  
ポッカリ、口を開き、中まで覗ける夢の菊門  
さらに、潤滑液を追加する  
 
ピチャッ……  
「ヒャアァアァ……」  
ゆっくりと舌を這わした  
私にされるのは恥ずかしいと、夢は何時も、キレイにしている  
なんかズレた気遣いだが、お陰でこんなことも、平気で出来た  
 
チュッ  
唇を合わせ、菊門を吸うと、キュッとばかりに引き締まる  
拡がりきっていたとき、完全に消えていたシワが、戻ってきた  
 
サリッ……  
舌先で、細かな襞を刺激  
「ヒイッ!?」  
新たな刺激に、鳴く夢  
調子にのり、激しく責める私  
 
グイッ  
両の掌で、たっぷりとした夢の尻たぶを、包むように掴み、強く割り開く  
その、質感を楽しみながら、両方の親指で、菊門付近を独立マッサージ  
 
「アッアッアッ……」  
実に、良い声で鳴く  
引き吊れるように、様々な表情を見せる、愛らしい菊門  
その下に見える、白い割れ目  
ピッチリ閉じながらも、ジクジクと蜜を涌き出たす  
舌を広く使い、内股まで垂れたソレを、掻き取るように拭っていった  
 
源泉までたどり着くと、更なる蜜を求め、啜り上げる  
「ヒャウッ」  
慣れない刺激に、夢は怯えたような声を出した  
かまわず、舌をこじ入れる  
「ヤァア〜〜……」  
甘やかな制止とは違う、怯えの見える拒絶  
やはり、膣は怖いようだ  
潤滑液も溜まったし、所定の位置に戻る  
 
蟻のとわたりをユックリ移動し、菊門にたどり着いた  
お土産の蜜を、唾液と混ぜ、擦り付ける  
半分は、飲んでしまったが、まだまだ、たっぷりあるソレ  
舌ごとネジ入れ、中までシッカリ塗布した  
度重なる執拗な愛撫に、夢の菊門はヒクヒクと閉じ開きを繰り返す  
テラテラと濡れ光りながら……  
 
 
クルクルと形状を変える菊門を、触覚で、視覚で、味覚で楽しんだ  
後は……  
 
ふ〜〜……  
息を吹き込んでみる  
「えっ?なに!?」  
驚く夢  
なにをされたか、わからないらしい  
気付く前に、少し膨らんだ下腹を強く押し込む  
 
Puuuu……  
可愛らしい音色  
生々しい薫り  
聴覚と嗅覚を、満足させた  
 
……最低である  
 
 
 
「ふぇえぇえ……」  
泣かせてしまった  
顔を隠し、床に突っ伏して……  
『さすがに、酷すぎたか』  
反省はしているが、身体の一部が、言うことを聞かない  
顔を伏せている分、夢の魅力的な尻が目の前で、フルフルと揺れている  
とりあえず……  
 
ツプッ  
「ヒャア!?」  
もはや、私の色欲の増大は、入れないと何もできない状態だった  
はち切れんばかりに膨れ上がった肉棒を、夢に納める  
 
「アギギギ……」  
唸るような声を上げる夢  
苦しそうに、やり場のない手で、自分の髪を掴む  
物理的には受け入れ出来ても、精神的には拒絶の最中だったのだろう  
快楽と苦痛の間、夢は言い放った  
 
「……ひーちゃんなんてキライだ」  
 
『グッ』  
効いた  
大抵のことは許してくれる夢だから、嫌われることに慣れていない  
むろん、バカな私が、夢を怒らす事は、多々ある  
しかし、泣きながら拒絶されるの……  
 
おそらくは、拗ねているだけとはわかっていても、一瞬で自我の鎧を突き崩された  
 
 
「……ゴメンね  
ゆったん」  
ボクはあやまる  
ゆったんに、しがみつきながら……  
 
何時からだろう  
ボクを、私に作り替え始めたのは……  
ゆったんに、背比べで負けた頃からか  
ゆったんが、大人っぽくなってきた頃からか  
ゆったんの周りに、妙な男どもがまとわりついてきた頃からか  
 
ゆったんが、よそ見をした訳ではない  
ボクが、追いていかれまいと、無意味な改革をを始めただけだ  
 
むやみに、身体を鍛えた  
むやみに、勉強に励んだ  
 
並の奴らを、打ちのめす力は付いた  
全国模試で、トップクラスに入る程度の、学力は付いた  
 
それがなんだ  
 
いくら鍛えても、背は伸びない  
いくら学んでも、人当たりは悪いまま  
 
ゆったんの隣に立てない……  
 
ねじくれ、方向性を見失った、ひねくれ者の、無駄な努力  
 
それでも、ゆったんを離したくないボクは、ただ、しがみつき、支配する事を望んだ  
素直なゆったんを、騙して無理矢理……  
それでゆったんを泣かしていたんじゃ、本末転倒だ  
 
 
「ゴメン  
本当に、ごめんなさい」  
虚勢を張る気力も失せ、ただ、無意味に謝罪の言葉を重ねる  
 
 
 
「……ゆるさない」  
 
絞り出すような声  
 
「ギュッて、抱っこしてくんなきゃ、ゆるさない  
いっぱいチューしてくんなきゃ、ゆるさない  
やさしくしてくんなきゃ、ひーちゃんなんか、ゆるしてあげない!」  
 
 
 
心底、肝を冷した私は、全力で仰せに従うことにした  
 
「よっ!」  
夢を抱き上げる  
成りは小さくても、パワーはあるのだ  
夢を抱き上げらるだけの筋力は、常に保持している  
とは言え、このポジションだと、結構ツラい  
 
「アアン!」  
抜くのは嫌だから、入れたまま  
夢の後ろから、膝の裏に手をかけ、一気に抱え上げた  
俗に言う、シーシーポーズ  
その格好で、ベッドまでの小旅行  
途中の姿見で、状態を確認する  
 
男の部屋なのに置いてあるのは、この為と言っても、過言ではない  
果たして、そこには夢の、愛らしくもイヤらしい姿が、写し出されていた  
 
潤んだ瞳  
桃色に上気した頬  
とろけそうな、女の表情  
ショートの髪は、所在無い両の手でかき回されている  
ブラ無しでも全く崩れない、見事な張りを保つ巨乳  
その先端、小さいながらも健気に尖り、存在を主張する桜色の乳首  
一旦、細く括れ、また豊かに膨らむ腰つき  
スラリと伸びた足は、左右に広げられている  
その中心には、淡く柔らかな草むら  
カミソリで軽く引いたかのような、シンプルな割れ目  
さらにその下の、突きだされた丸い臀部  
白い尻たぶがひろがり、露になるはずの菫色の蕾に、グロテスクなほど、大きな肉棒が埋まっている  
 
「アウゥ……」  
羞恥に唸る、夢の機先を制し  
「綺麗だよ。夢」  
褒めあげてしまう  
 
「フャッ!?」  
滅多に出ない、ひねくれ者の褒め言葉  
戸惑う夢の隙をつき、ベッドに到着した  
 
「ねぇ、ひーちゃん  
もう、いち……『ズンッ!!』アウッ!?」  
責めを強め、リクエストさせない戦術にでる、チキンな私  
『何度も言えるか』  
いつも、全力で制御しているのだ  
ペラペラと、垂れ流す訳にはいかん  
 
とりあえず、うつ伏せに寝かした夢の足を  
 
ガバッ  
持ち上げながら、半回転  
側臥位に、体位を変える  
貫いたまま、小刻みにピストンを繰り返し、私だけ身体を起こした  
 
「アッ、アアンッ……」  
当たる所が変わり、新たな刺激に、喘ぎがさらに高まる  
私は、夢の足を取った  
くぐって、正常位に持ち込むつもりだが、その前に……  
 
アムッ  
「フエッ!?」  
不意討ちに、慌てている  
図体の割に、小振りな夢の足  
その指を、一本一本しゃぶっていった  
 
「だ、ダメだよぉ  
そんなことしちゃ……」  
未知の感覚に悶える夢  
 
『楽しい』  
チュプッ、チュプッ……  
少ししょっぱく、少しだけ臭う  
だけど、全く気にならない  
夢の媚態を、生む為と思えば……  
 
「ヤン、ヤン、ヤ〜ン!」  
しゃぶる毎に、キュウキュウと締め付けてくる  
しかし、夢の限界が近づいたようなので、愛らしい足指に別れを告げた  
『また今度、楽しもう』  
 
ペロッ  
「ヒャン!?」  
未練がましく、膝裏に舌を這わせた後、アンヨを解放する  
 
「ふうっ」  
ようやく、向かい合わせに、体位変更  
夢の顔が見られる  
夢の胸が見られる  
夢のアソコが見られる……  
 
呆然と見つめていた私に、夢が不思議そうに、話しかけてきた  
 
「ひーちゃん?  
なんで、ニコニコしてるの?」  
 
バッ  
慌てて、口元を、右手で覆い隠す  
確かに、顔筋が突っ張っていた  
ニヤけてるのだ  
 
『マズイ』  
こんな無様なツラを、晒すわけにはイかん  
焦りはつのるが、ニヤケは治まらない  
 
「ネェ、ひーちゃ……キャアッ?」  
 
グィン!  
夢の腰に手を伸ばし、そのまま担ぎ上げた  
対面座位に移り、夢の胸に顔を埋める  
素晴らしいものを拝め無くなったが、とりあえず、マヌケ面を隠せた  
 
ズグン!  
しかし、この体位だと肉棒が、更に深く、夢を穿つ  
「ヒグウッ!」  
喘ぎに、切迫したものを感じ、私は、ラストスパートをかけた  
 
頭を、胸に埋めつつ、両手で尻を鷲掴む  
そのまま持ち上げ、引き落とす  
ハラワタを突き潰す勢いで、責め続けた  
「クッ、クアッ、ヒアッ……」  
切迫する、夢の喘ぎ  
焼き溶かされる、私自身  
接触部から繋がったまま、一つに融合していく感覚  
同調する快楽は、やがて、爆発的な終演を迎えた  
 
「アアッ〜〜〜……」  
「……クッ!」  
夢が達っすると同時に、私も限界を迎える  
ビクビクと、痙攣を重ねる夢の中に、ありったけ放出した  
背を反らし、天を仰ぐように硬直する夢は、私をシッカリ抱き締めたまま、落ちていった  
 
『さっきと逆だな』  
夢の胸の中で、私は一人、苦笑する  
ならば、夢が起きるまで、私もこのまま見守ろう……  
 
 
 
トントン……  
慎重に階段を降りる  
「ウフッ、フフフ……」  
夢が、懐で笑みを溢した  
甘ったれのコイツは、ことのほか横抱きを好む  
 
「お姫様ダッコ〜♪」  
『やかましい』  
状況を理解せんか  
いろんな汁で汚した夢を、そのまま返す訳にはいかない  
とりあえず、風呂に入れることにした  
別に、夢が、家で風呂に入っても、よくあることで不自然ではない  
しかし、入る前に、どのようにして汚れたか悟られたら、それは非常にマズイ  
足腰立たないと主張する夢を、速やかに洗うため、抱き上げ階下に運ぶ  
 
よし  
後は、廊下を渡れば風呂場だ  
 
「「ズズ〜〜〜……」」  
ビクッ!  
わざとらしく、茶を啜る音  
しかも、タンデムで……  
 
音源に目をやると、ダイニングで茶を喫む二人  
我が愚母はともかく、夢のオバさんまで……  
「夢ちゃ〜ん♪  
オヤツあるわよ〜」  
「わ〜い  
食べる、食べる〜♪」  
「夢。その前に、お風呂頂いてきなさい」  
「は〜い」  
元気よく立ち去る夢  
残された私  
 
「彦、ちゃんと勉強教わってるのかい」  
愚母が、感心もなさそうに尋ねてきた  
「私が教えているんだ」  
「何いってんだい  
夢ちゃんの方が、成績いいんだろ」  
 
事実ではある  
夢は愚かだが、その分単純で、素直に丸暗記する能力だけは長けている  
学校のテスト程度なら、要領のよい暗記が出来れば、楽に良い点が取れるのだ  
ちなみに、ポイントは私が教えているし、私自身は、興味のない文系に、力を入れたりしない  
まあ、愚母には腹が立つが、オバさんの前で主張するようなことでもないだろう  
 
「まあまあ  
夢が彦クンに、色々教わってるのは、本当だし」  
オバさんが口添えする  
夢を大人っぽくしたような、朗らかな美人だが、なんか、目が笑っていない  
「部屋の配置に、問題ありだね」  
愚母。何を言って……  
 
ギクッ  
あることに気づいた  
このダイニングの上は、ちょうど私の部屋  
 
まさか……  
「夢も、もう大人ねぇ」  
ズズ〜……  
「家のバカ息子には、もったいないけどねぇ」  
ズズ〜……  
 
『きっ、気付かれて』  
ダラダラ……  
吹き出るアブラ汗  
我が家の居間が、針の筵に変わる  
逃げるに逃げられず、立ち尽くす私  
 
「キャ〜!ひーちゃん  
シャンプーが目に〜〜」  
そこに、夢の悲鳴が届いた  
脱出には、絶好のチャンスだが……  
 
「呼んでるよ  
行ってあげな。犯罪者」  
「彦クン  
夢を可愛がってあげてね」  
 
ズズ〜  
追い立てるように、茶を啜る親共  
……後のことはよい  
とりあえず、今はこの場を離れたかった  
 
向かった場所が風呂場であり、風呂には通常、裸で入る  
音響の良い所で、もう一戦かましてしまい、さらに出辛くなったことは、言うまでもない  
 
 
 
―終―  
 

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