私はオッパイが嫌いではない  
 
いや、健全なる青少年として、当然の興味と関心も持ち合わせている  
しかし、この状態は我慢ならない  
「夢(ユメ)!  
いつもいつも、乗せるなといってるだろうが  
慮外者め!」  
このアホたれは、学問に勤しむ私の神聖なる頭部を、あろうことか乳置きに使用してやがる  
 
「いいじゃんか  
彦(ヒコ)の頭、ちょうどいい位置にあって楽なんだよ」  
全く悪びれず、後ろからしがみついた姿勢を保持したまま、私を離そうとしない  
元々、勉強しにきたはずだが、早々に課題に飽き『かまえ』とばかりに……  
 
すくすくと、身体ばっかり無駄に育ちやがったくせに、ガキの思考のまま行動しくさる  
だいたいなんだ  
自分ばかり、背を伸ばしおって  
けっして、チビとは言えない身長(160あればチビではない)の私を、見下ろすほど育つな  
心の中で、虚しい苦情を訴える私  
 
「重いし、揺れるし、邪魔なんだよね〜、コレ」  
「ブラジャーを着けろ  
横着者」  
男子たる我が身には、全く共感出来ようはずもない感想  
無視して冷たく突き放す  
 
ブルンッ  
「アンッ」  
押し退けた手が、当たってはいけない処に当たってしまった  
まるで水枕のような、重く柔らかい感触  
一年ほど前は、ほぼ平地だったはずが、あっという間に隆起したパーツ  
その異常な物体が、反作用で信じがたい揺れかたをした  
 
「イタイよ〜」  
涙目でうずくまる夢  
胸を押さえているだけだが、抱え込んでいるという表現が、妥当に思える質量  
引き付けられる視線を、無理矢理引きはがし、勉学に没と……  
「何をしている!!」  
何故ゆえに、服をたくしあげておるのだ  
 
注意深く視線を外し、信じがたい行動をとる晶を、心中でキツく戒める  
 
バカめ  
バカめ  
バカめ……  
ここは私の部屋だぞ  
何、乳をほうり出して……  
 
「ホラ!!  
先っちょが擦れて、朱くなっちゃったじゃないかぁ〜」  
ウ〜〜〜〜!  
威嚇しているつもりであろう唸り声をあげながら、上目使いで睨んでいる、恐らくは……  
 
視線を外している故に、確認は出来ない  
しかしながら、視界に入れる訳にはいかずとも長い付き合い  
奴の表情など、容易に頭に浮かぶ  
……余計な、大きい部分まで  
 
「ちゃんと見てよ  
ほらっ!!」  
「見られる訳ないだろう!  
さっさとしまえ、バカタレが!!」  
極力、穏便かつ穏健な表現で、優しく戒める私  
 
一切、疚しいところは無い  
断固として無い  
無いのだが……  
 
「おばちゃんに言い付けてやる!」  
 
等と、ほざきながら部屋を飛び出ようとされた以上、止めざるをえなかった  
 
そりゃあ、いくら幼なじみとはいえ、息子の部屋から余所の娘さんが、乳ほうり出して出て来たら  
ましてや、無愛想な息子より、愛嬌たっぷりの、隣家の女の子を溺愛している愚母である  
とりあえず、無条件で息子をぶん殴るだろう  
 
ある意味、正しい行為ではあるが、身に覚えのない罪で、体罰を行使されるのは、極力避けたい  
頭一つ大きい夢の体を、視界から外しながらも、必死で取り押さえる  
 
「お前は一体、何がしたいのだ  
このバカタレが!!」  
「離せ〜  
バカってゆ〜ほ〜がバカだもん!!」  
ジタバタ暴れる夢  
ガキのように憤り、もはやわけが分からなくなっているようだ  
ドタバタと続いた、非常に馬鹿馬鹿しい攻防は、やがて終焉を迎えた  
 
「ウワッ!」  
「キャッ!」  
ドスン  
バランスを崩し、夢を、後ろからのしかかるように、押し倒してしまった  
「わ、悪い」  
あまり悪くは無い筈だが、この状態で開き直れる程、太い神経を持ち合わせていない  
慌てて、夢の上からおり、様子を伺う  
 
「夢?」  
夢は、両手で胸を押さえたまま、じっとうずくまっていた  
「ユメッ!  
大丈夫か!しっかりしろ!!」  
 
「……イタイ、イタイヨゥ」  
微かな声で応えるが、痛みに呼吸もままならない様子だ  
形状的に、酷くぶつけたのかも知れない  
「大丈夫か?  
なんなら、病院行くか?」  
尋常でない様子にうろたえ、醜態を晒す私  
 
「……ヤダ」  
痛みに顔をしかめながらも、夢は、断固として拒否した  
「しかしだな……」  
「彦がみて」  
……をい  
「夢、オマエなぁ」  
「ひーちゃんがみてくれなきゃヤダ」  
常日頃、ひーちゃんと呼ぶなと言うておろうが  
しかし、そんな主張をしてる場合ではない  
嫁入り前の娘の胸に、傷でも残してしまったとしたら、一大事である  
大体、数年前迄は、一緒に風呂に入っていたのだ  
多少、形態の変化があったところで、うろたえることは無い  
我ながら、詭弁をろうしてると思うが、そうでもしないと、割り切れるものではない  
 
「わかった、診せてみろ」  
極力、冷静に告げる  
「えっ」  
聞き返すな、バカタレ  
「診てやるから、胸を出せと言っている」  
「う、うん」  
ペタンと床に尻を付けた、女の子座りで、体をこちらに向ける  
意外そうに、ポカンと見つめる顔  
 
口を閉じんか  
全く、何も考えていない  
警戒心のかけらも見えない表情  
見慣れた筈のそれを、正視出来ないのは何故だろう  
他の部分に、目が釘付けになってるからである  
 
子供のように邪気の無い、愛らしい顔でも、意外に細い首や肩でもない  
引き締まった腰や、薄く浮き出た肋骨でもない  
 
全体的に成長しきっていない、薄めの肉付きの身体のなかで唯一、たっぷりと膨らむ部分  
新雪を頂く、神聖なる霊峰のような、白さを保つ胸  
その雪山の頂点に咲く、淡い桜のごとき乳首が、最高のアクセントとなる  
突如顕れた、完璧な造形美に、私は完全に、魂を抜きとられた  
 
「ひーちゃん?」  
凍りついた私に、不思議そうに話し掛ける夢  
「夢の胸、おかしいのかな?」  
不安げに問う夢の声で、私はようやく、正気を取り戻した  
「そっ、そんな事はないぞ  
立派な胸だ」  
……取り戻してないかもしれん  
イラン事まで口走ってしまったが、夢は気にしてないようだ  
 
「……でっ、痛いのはどこなのだ」  
アホウな発言をごまかす為に、問診を開始する  
あくまでも『診る』のが目的あって、『見る』ではないのだ  
 
「うん、あのね  
ここと、ここと……」  
夢は、ボリュームたっぷりの乳房を持ち上げるようにして、下乳の辺りを指し示す  
目視してみるが、外見上、特に変化はない  
 
「異常はないようだが」  
「そんなことないよ  
ホラッ」  
グイッ  
夢によって誘導された、私の双方の掌は、左掌右掌が、左乳房右乳房を、おのおの保持する  
掌に伝わる重量は、おそらく、数キロの単位に達しているだろう  
触感は、きめ細かさを感じさせながらも、しっとり掌に馴染む  
硬度は、軟式のテニスボールが近いだろうか  
 
……フニフニ  
いや、ソレにしては、弾力の戻りに違和感が……  
 
……フユフユ  
寧ろ、水風船  
いやいや、アレは表面の硬さが似つかわしくない  
 
……ポヨポヨ  
スポンジでもないし、ゴムでもない  
 
……クニクニ  
高分子ウレタンの枕も違うし……  
……タユタユ  
 
「あ、あのね、ひーちゃん」  
「何だね」  
 
……コネコネ  
 
「チョット、くすぐったいな」  
「何が」  
 
……プルプル  
 
「その、オッパイが」  
「胸がどうかしたか」  
 
……モミモミ  
 
「ひ、ひーちゃんってば〜」  
「だから何だね  
質問は明確にしろ」  
 
……プニプニ  
 
「ひーちゃぁん、オッパイ壊れちゃうよお!」  
 
ギュウッ!  
全力で診断していた私の視界が、突如、暗闇に包まれた  
 
『何事だ!!』  
一瞬慌てたが、直ぐに事態を悟った  
私の頭部は、何か、柔らかい物に挟まれ、押さえ込まれているのだ  
ぎゅうぎゅうと、後頭部から圧力がかかっている  
頬に伝わる、柔らかな感触が堪らない  
良い香りがする  
甘く、痺れるような芳香  
身近な、それでいてどこか懐かしい  
もっと香を、確かめたかった  
しかし、顔面に密着する、圧力に邪魔される  
そもそも、呼吸にすら差し支えがあるのだが、私の不満は、嗅覚に対してのみであった  
 
精神が、いくらのぼせ上がり気付かなくなっていても、肉体は当然、科学的に悲鳴を上げる  
酸欠と、それ以外の理由により、私の意識は呆気なく、現実から逃亡を果たした  
両手とも未練がましく、柔らかい物を放してはいなかったが……  
 
 
「……おっきくなったらね」  
「ホント?  
ホントに、してくれる」  
「うん。ゆったん、ちっちゃくて泣き虫だから  
ボクが一生、守ってあげる」  
「アリガト、ひ〜ちゃん  
ユメ、一所懸命おっきくなるね」  
「ボクも!  
早く、一緒におっきくなろうね」  
 
………………  
…………  
……  
 
 
……ピチャ  
「……ャン、ひぃ〜チャァン」  
グスグス  
 
頬に落ちる水滴  
気がつけば、何か柔らかい物を枕に、寝そべっていた  
 
『夢の膝枕か……』  
 
ふむ、  
状況を鑑みるに、夢の乳のボリュームに理性を失い、揉まくっていた私に、耐え兼ねた夢が、  
制止をかけるために、私の頭を抱え込んだところ、興奮と酸欠で意識を失ったといったところか……  
落ちる直前までの行動を、冷静に分析した  
自嘲癖を刺激する以外の意味を、一切、持ち得ないものだが……  
 
後悔と自虐の中、涙と鼻水でグシャグシャの、それでも愛らしい、夢の顔を見続けるのはツラい  
 
……クルリ  
寝返りをうち、うつ伏せになる  
 
「アッ!?ひ〜ちゃん  
気がついた?」  
夢は、やっと、私の覚醒に気づいたようだ  
「ひ〜ちゃん、ひ〜ちゃん!?  
ゴメンネ、ゴメンネ  
大丈夫?」  
喧しい、哦なるな  
まだ、顔を合わせられない  
故に、顔は伏せたまま……  
 
ギュッ  
「アンッ!?」  
要らん動きを封じる為、夢の細い腰に、両手を廻した  
決して、豊かな臀部にではない  
手のひらにスパッツの、滑らかな感触なんて、伝わって来ない  
胸部に近い、重量感も味わったりはしていない  
 
モミモミ……  
「ヒャアアアッ……  
ひ〜ちゃん!?  
何で、夢のお尻揉むのぉ?」  
気のせいだ  
お前は愚かだから、勘違いをしているのだ  
顔を伏せた箇所から、微かに夢の薫りが漂う  
鼻を突き当て、布越しに吸い上げた  
 
「ファアアア……」  
夢の、びっくりした声  
グリグリ……  
柔らかいスパッツの生地に、食い込む鼻づら  
「ヒャン!?くすぐったいよぉ」  
抗議を無視して、狼藉を続ける  
 
スルリ  
「フャッ!?」  
尻から脇腹へ、掌で、なぞるように滑らせた  
 
「ヒァアアァ……」  
擽ったがらない  
敏感な夢が、脇腹を触られて笑い出さないのは……  
『受け入れ出来ている証拠だ』  
そのまま、背筋を撫で上げた  
「フャアッ!」  
ゾクゾクと背筋を震わせる  
埋めたままの鼻づらに、温もりと湿り気が……  
夢の香が、濃厚になっていく  
 
『たまらない』  
脳髄を痺れさせるような、魔の誘い  
堪らず、細い腰から、張りのある臀部へ掌を滑らせる  
……直接、スパッツの中に  
 
「フェ?」  
驚く夢  
構わずそのままズリ上り、平らなおなかを頭で押す  
 
「ヒャアッ!」  
コロン……  
呆気なく、仰向けに転がる夢  
間髪入れず、スパッツを引き下ろした  
 
「し、しるの(するの)?」  
驚きに、舌が回っていない  
ことここに及んで、漸く、私の意図に気づいたらしい  
「な、何れ(で)、急に?」  
夢にしては、もっともな問  
 
どう、答えるべきか……  
まさか、  
『乳揉んで、発情した』  
とか  
『愚行を誤魔化す為』  
とか  
『夢に、逃げられ無いように』  
等と、言う訳にはいくまい  
 
自らの本性の如く、ゴキブリのように夢の身体をズリ上り、卑劣な口封じにでる  
 
「ネェ、ひ〜ちゃ……」  
クチュ  
元々、おっきな目が、更に、零れ落ちそうな位、見開かれた  
白い頬が、真っ赤に染まる  
 
「…………ンッ!?」  
驚く夢の頭を抑え、強引に責め続けた  
舌をねじ込み、絡めとる  
溢れでる、甘い唾液を啜った  
柔らかい唇を、敏感な口蓋を、舌先でなぞる……  
 
「ンン〜〜〜!」  
混乱しきったままの夢を、むりやり墜した  
 
クテッ……  
力が抜けた夢  
童顔がほんのり上気して、何時に無い色気を見せる  
荒い息をついで喘ぐ、夢の口元に光る涎を舐めとり、そのまま細い喉元に舌を這わした  
 
「アッ、ハアッ……」  
何と言うか、何時もの幼さが信じられないほど、色っぽい声で鳴く  
堪らず、次に進んだ  
一番の目標である、山脈の攻略に挑む  
逸る自分を焦らすように、麓から一歩づつ  
指先に触れるアバラの硬い感触と、親指の根元に感じる柔らかな手触りが対照的だ  
ジックリ楽しみながら、山頂を目指してジリジリと高度を上げていく  
 
「ヒッ、ヒィッ!」  
喘ぐ夢  
食い込んだ指が、溶け込むかのように柔らかい肌  
我慢出来ず、山頂にテレポート  
 
チュッ  
「ヒァッ!!」  
好物のさくらんぼを口にした  
甘い甘い果実を、舌先で転がす  
掌から零れるような乳房に似合わす、ささやかなサイズ  
吸い付き、かじり、擽り、弄る  
 
「アンッ!ヤンヤン!」  
甘やかな拒絶を見せながらも、夢は、私の頭を、しっかり抱え込んだ  
 
『そろそろだな』  
少し膨らんだ乳首と、もともと大きい乳房に与える刺激を強め、更に高めていく  
止めとばかり、軽く歯を当てたまま、強く乳首を吸い上げた  
 
「ヒャアアアッン!!」  
ビュクビュク……  
達っした夢の、痙攣する肢体と同調するように、口中に吹出してくる甘露  
貪るように飲み下していった  
 
初めての時は、ビックリしたもんだ  
慌てて調べてみたら、体質によって出る人もいるとのこと  
こんだけデカけりゃ、そう言うこともあろうと、有効に摂取する事にした  
 
コクコク……  
毎日、一リットルは牛乳を飲んでいるが、これほど美味く感じるものはない  
「プハァ」  
跡が付いてしまうほど、夢中で吸い続けた後、息継ぎの為、未練がましく、しぶしぶ離す  
 
「ふゃあ〜〜……」  
息を乱してグッタリと身を臥せる夢  
カチャカチャ……  
そのすきに、私は、自分の服を脱いだ  
そそり立つ愚息  
こんなところばかり、成長して無駄に大きい  
ムギュ  
挟んでも、先からはみ出た  
 
「夢、頼む」  
「……ン、ひーちゃん」  
夢うつつでも、夢は素直だ  
ピチャッ……  
顎を引いて、くわえてくれる  
ウマイわけ無いだろうに、丁寧に……  
唇で皮との隙間を抑えつつ、舌でクルクルと亀頭の粘膜を嘗め上げていく  
先端までたどり着くと、鈴口にまで、舌先で潜り込ませた  
優しく、時には強く……  
 
お返しに、私の指にも力が入った  
挟む陰茎を圧迫するように、巨大な肉塊を中央に寄せつつ、マッサージ  
滑らすように揉み上げ、頂点の乳首に抜ける  
ジワジワと染みだす乳が、張りのある乳房を濡らした  
 
その、圧倒的なボリュームの肉に、埋もれる私の陰茎  
敏感な亀頭を擽る、熱い舌先  
流れる唾液と溢れた乳が、滑りを助け、更に加えられる甘やかな刺激  
我を忘れた私は、夢中で腰を使った  
 
「ウクッ!!」  
達っする瞬間、思わず腰を引く  
ビュビュッ!  
飛び散る、私の汚れた白濁液が、愛らしく紅潮した、美しい夢の顔を汚していった  
 
「アムッ」  
汚液を吐き出しながら、痙攣し暴れる肉棒を、夢の艶やかな唇が捉える  
ビュクビュク……  
しつこく放出しながら、私は、更なる快楽を求め、いぎたなく空腰を使い続けた  
 
チュポッ……  
陰茎に粘りつく分はおろか、尿道に残る汚汁まで吸い出すと、夢は私の肉棒を解放する  
そして、顔中を汚したものを指先で集め、これも口に運ぶ  
 
「コクン」  
クチュクチュと口中で、味わうように持て遊んだあと、一気に飲み下した  
 
「ひーちゃんのお薬、ちゃんと飲んだよ」  
あーんとばかりに口を開け、口中を見せる  
成長を促す薬にになるという、私の与太を、素直に信じて……  
 
たまらず抱き締め、口を塞ぐ  
自分のモノを放出したところだが、夢を介すると、全く気にならなくなるのが不思議だ  
ついでに、頬や額にまで飛び散った跡を拭いとる  
 
「アハッ、くすぐったいよぉ」  
上機嫌な夢  
無邪気な笑顔に、罪悪感を抱きつつ先に進む  
 
「いいか?」  
「う、うん。優しくしてね」  
頬を赤らめながら、身体を開いてくれた  
四つん這いになり、豊かな尻を、こちらに向ける  
「夢、キレイにしてるから……」  
―続―  
 

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