「ただいま…」  
 
今日も無事、帰って来れました…  
やっぱり、露出って止められないわ…  
でも、やり始めた頃は、今みたいに、全裸で外に出るなんて考えてもみなかったな…  
最初にしたのは…夏休み前のプールの補習の日だわ。  
今でも、ついこの間のように思い出すなぁ…  
 
 
私は生理のせいで、プール最後の授業に出られなかった為、補習を受ける事になった。  
補習を受ける女子は10人くらい…男子は4〜5人くらいだったかな?  
授業は午前中だけ、昼食後補習があった。  
補習は1時間ほどで終わり、あとは着替えて帰るだけ。  
でもそこで、ある事が起こった。  
 
(あれ…ない…)  
下着を着けようと、スイムバッグの中を漁るけど見つからない。  
(どうしよう…)  
今日はとても暑かったので、午前中だけでたくさん汗をかいた。  
その汗を吸って、若干重さの増した下着を着けて帰るのは、かなり抵抗があった。  
かと言って、着けずに着替え終わると、周りに怪しまれるかも…  
私は、ちらっと周りを見る。  
幸い、顔を知ってる程度のメンバーなので、私の事なんか気にせず、もくもくと着替えてる。  
私は携帯を取り出すと、メールを作り出した。  
…もちろん、これは「ふり」  
みんながいなくなるまでの時間稼ぎ。  
もくもくと着替えてただけあって、早くも1人減り2人減り…  
私1人になるのに、たいして時間はかからなかった。  
私はそれを確認すると、ぱっぱと着替えて、更衣室を後にした。  
 
辺りを注意しながら急いで教室に戻った。  
幸い、ここまで誰にも会わなかった。  
自分でも分かるくらい顔が真っ赤になってると思うから、誰かに会ってたら怪しまれてたかも…  
教室でカバンの中を漁るがやっぱりない。  
(このまま帰るしかないか…)  
カバンにスイムバッグを突っ込み、意を決して教室を出た。  
普通に…普通に…と思えば思うほど、顔が真っ赤になってる気がする…それに、乳首が痛い…  
胸元を見ると、白いシャツをぷっくり押し上げている乳首…  
(バレちゃう!?)  
そう思った私は、カバンを持ってない左腕で胸を押さえて下駄箱に向かった。  
誰にも会わずに下駄箱に来た私は、靴を履き替え外に出る。  
 
ぶぁさっ!  
 
一瞬、何が起きたか分からなかった。  
「あ…あ……!?」  
我に返ってスカートを押さえる。  
玄関を出た瞬間に強い風が吹いて、スカートを完全に捲り上げてしまった。  
しかも、突然の事に驚いて、気付くのに遅れてしまった。  
時間にして1〜2秒ほどだけど、アソコもお尻も外で晒してしまった…  
私は辺りを見回す…誰にも見られてないみたい…  
胸のドキドキが止まらない…心臓が破裂しそう…  
私は、逃げるようにその場を離れた。  
 
かれこれ20分くらい歩いてる…家の近くまで来た。  
でも、ドキドキは全くおさまらない…  
…太ももがぬるぬるしてきた!?  
私は人一人が通れるくらいの狭い路地に入り、人目につかない奥まで進んだ。  
カバンを置き、そっとスカートを捲って、太ももを覗き込む。  
…あり得ないくらい濡れてる!?何で!?  
そりゃ私だってムラムラもすれば自慰もする。  
でも、ここまで濡れた事なんてない。  
私は、それを指に取ってみたい衝動に駆られた。  
そっと中指を割れ目に這わす。  
「んくっ!」  
痛いほどのクリトリスへの刺激に、思わず声が漏れる。  
「うわぁ…」  
中指の先が、凄い粘性の白い液体にたっぷりと覆われていた。  
思わず臭いを嗅ぐ…ツンとする、だけどドキドキする匂い。  
気が付くと、中指を舐めていた…もう、ドキドキしすぎて倒れそう…  
私は中指を、また自分の割れ目に這わせた…愛液をすくう為じゃなく、気持ち良くなるために…  
シャツの上から空いてる手で、乳首を引っ掻きながら胸を激しく揉む。  
乳首とクリトリスから電流が走り、脳を刺激する…凄い気持ちいい…  
 
スカートが落ちないように押さえながらクリトリスを弄るのがもどかしい。  
さっきから思う事がある。  
ここは平日の昼間の住宅街。  
なのに、誰一人として人が現れない。  
もっと大胆な事をしても、大丈夫なんじゃないかな…と。  
その方が、もっと気持ち良くなれるんじゃ…  
私はスカートのホックを外した。  
ストンとスカートが落ちてしまう。  
…やっちゃった…外でアソコもお尻も丸出し…  
そう思った途端、さらに感度を増す体。  
声を殺すのも限界に近付いてきた。  
でも、もっと気持ち良くなりたい…  
私はふらふらと、路地の入り口まで歩いた。  
路地とは違い、そこそこ広いし、周りは住宅だらけ。  
いつ、人が現われてもおかしくない。  
「ああ…見つかっちゃうよ…」  
震えながらも、そんな言葉が自然に口から出た。  
いい終わる瞬間、快感の波が脳天を突き抜けた。  
「…………!!」  
気が付くと、腰が砕けたのか、道路の方に足を投げ出して座り込んでいた。  
我に返った私は、急いでスカートの所まで戻ると、身なりを整え、走って帰った。  
 
 
 
それからは、夜中に抜け出して全裸散歩したりしたけど、この時ほどの快感はなかなか越えられない…  
確実に慣れてきちゃってる…  
このままじゃ破滅しちゃう…けど、止められない…  
どうすればいいんだろう…  
 
終わり  
 
 

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