「これよりラサ基地を強襲する!敵AEX隊を撃破せよ!」  
ラサ上空に到着した艦からAEX隊が漆黒の闇へと降下を開始する。  
 
「味方AEX隊を落とされないように気をつけて!」  
「了解!行くよ、和美ちゃん!」  
「分かった!」  
 
一度深呼吸をする和美。そして・・・  
「装着っ!」  
 
和美の全身がまばゆい光に包まれたかと思うと、美しい全裸が露わになる。  
だがそれも一瞬で、黒いアンダースーツが装着され、その上から装甲が身体を覆っていく。  
その装甲は・・・黒ではなく、白だった。  
 
「え・・・?」  
和美はブロディアXとなった自分の身体に驚いていた。  
「なんで・・・白なの?」  
「ふふっ、驚くのも無理無いわね。黒だと夜間や宇宙空間での戦闘で見づらいし、  
それに黒だと悪のAEXっぽいイメージがあるじゃない。お似合いよ。XXと一緒のカラーリングで」  
ハルカにそう言われた和美は別にカラーリングはそれほど気にしてはいなかった。  
むしろライア軍AEX隊と、そして果穂・・・XXと一緒になれたことでうれしさすら感じていた。  
「カラーリングを変えた以外はいじってないから安心して。それと、Xには新兵器メガビームランチャーが  
あるわ。様々な制約上、数発しか撃てないけど威力の方は私が保証するわ」  
「X、そろそろ出撃しよう」  
「よし、ダブルブロディア、出る!」  
デッキに向かっていく2機のブロディア。その後ろ姿を見送ったハルカはこう呟いた。  
「悪の地球連合にいたけどライアにやってきて正義の戦士になった、ってとこかしらね」  
 
「XXでここを突破する!X、聞こえる?」  
「了解した!これより敵機を攻撃する!」  
果穂も和美も既に戦う事に対しての葛藤はほぼ吹っ切れているが、それでも  
変身中の意識が「果穂」「和美」ではなく、「ブロディアXX」「ブロディアX」中心であることに変わりはない。  
 
「あれは・・・量産型か?」  
遠くから黒いブロディアに似ているがどこか簡略化されている機体が多数襲来してくる。  
XXのバイザーに「CAUTION」という表示が出る。  
『ブロディアさえ落とせば!』  
「うっ!」  
XXは上方から攻撃を受けたのを感じた。  
XXの上を取った量産型ブロディアがビームマシンガンで攻撃を仕掛けてきたのだ。  
「この程度の損傷など、損傷のうちに入らない!」  
(声が聞こえる・・・中の人の魂の叫び?)  
 
「着地が隙だらけよ!」  
Xが着地した瞬間の量産型ブロディアをビームライフルで吹き飛ばす。  
『こっ、これがX・・・きゃあああ!』  
「一つ借りよ、XX」  
「XXで反応仕切れなかったのか・・・?」  
(・・・どうしても気になる、声が)  
 
右前方から別の量産型が空を跳び、格闘を仕掛けてくる。  
「甘いっ!」  
XXも飛び上がり、量産型を斬りつける。  
XXが着地した瞬間、量産型の胴体が両断され、爆発する。  
『なっ、そんなバカな・・・』  
 
『せ、性能が・・・違いすぎ・・・!?』  
「流石、連合の新型ね」  
皮肉を言いつつも別の量産型をビームライフルで始末したX。  
XXも、量産型が発射するミサイルランチャーをひょいとかわす。  
「それではXXを狙うだけ無駄よ!敵を捕捉した!マルチビット、発射!」  
XXの背中から5機のビットが発射され、異なる角度から量産型を貫く。  
『損傷率98,99%・・・だめえぇぇっ!』  
戻ってきたビットがXXの背中に収まる。  
 
「新たな敵をキャッチした!注意して!」  
ハルカからの通信が両機に入る。  
「了解!」  
あたりを見回してみるとライア軍のAEX隊はまだそれほど被害を受けていない。  
このまま2機のブロディアで一気に押し切りたい。そう考えていた。  
 
「あれは・・・ガルディン!」  
遠くからズシン、ズシンと足音を響き渡らせて巨大なAEXがぬっと姿を現した。  
「他は下がって量産型の相手をして!あれはブロディアで落とす!」  
XXが他のAEX隊にガルディンから離れるように指示する。  
「的が大きいから当てやすいけど・・通用するのかな?」  
Xがビームライフルを発射し、ガルディンの胸に当てる。  
『痛いっ!今のは何?』  
Xの頭の中に響く声。Xはその声が間違いなく玉井瞳であることを確信した。  
「あの中にいるのは・・・玉井さん!」  
 
「直撃させる!」  
XXもまたビームライフルを撃つ。Xと同じ場所に命中した。  
『痛いけど・・・まだまだ大丈夫!』  
(どうやらダメージは与えているようね)  
XXは攻撃を続ければいつかはガルディンを落とせる、と確信した。ガルディンは不死身ではないと。  
「XX・・今何か声が聞こえなかった?痛いとか」  
Xの問いかけにXXも応える。  
「確かに痛いと聞こえたわ。オーラコンバーターはその思念で敵の心までも読めてしまうとはね」  
「XX、玉井さんを助ける方法はないの?」  
「ジェネレーターをうまく停止させればあるいは・・・Xでも難しそうだけど」  
「じゃあこのまま玉井さんごと壊しちゃうしかないの?」  
Xの声が悲しみを帯びたものになっている。  
(Xも、私と同じ悲しみを抱いているのね・・・)  
「時には非情な決断をしなければならないこともある!それが戦争でしょ、X!」  
XXは決心した。そして、背中のポッドからビットを射出した・・・  
 
ガルディンは巨大過ぎるその図体故に、機動性は無いに等しい。  
そこにXXとXの付けいる隙があった。  
XXから放たれたビットからビームが一気に発射され、ガルディンを痛めつける。  
『痛い・・でもまだ生きている・・・』  
ガルディンも反撃のビットを飛ばす。  
「あれか!」  
XXの腰部ミサイルランチャーからミサイルが発射され、  
自分に向かってくるビットを全て撃ち落とした。  
『信じらんない!あれが・・・あれが・・・XXの力なの!?』  
「一瞬あれば勝つ!それがXXよ!」  
再びXXから撃たれたビームライフルがガルディンに当たる!  
『ああ・・・頭が、頭が痛いよぉ!』  
ガルディンから再びビットがXに向かって発射された。  
「そうそう当たるもんじゃないよ」  
Xは飛んできたビットを正確無比な動きでビームソードで切り払う。  
「お返しよ!」  
先ほどから集中攻撃しているガルディンの箇所にまたビームライフルが命中する。  
 
「XXを今までの機体と一緒にしないで!X、一緒にビームライフルを撃つよ」  
「了解!行くよ!」  
2機が一緒にビームライフルを撃つと、光の帯がより太くなり、ガルディンに突き刺さる。  
『誰か、誰か・・・助けて・・・』  
「今よ、X!メガビームランチャーを!」  
「分かった!メガビームランチャー、転送!」  
Xの右手に巨大なビームランチャーが出現する。  
「リミッター解除!照準よし!メガビームランチャー、行けえぇぇっ!」  
発射の反動でXがズズズッと数メートル後ろに滑る。  
敵も味方も、全ての機体がたじろくほどのまばゆい光が満ちあふれる。  
そして・・・長大なビームの帯が・・・ついにガルディンの胸部・・・ジェネレーターを貫いた。  
『ああ・・あ・・・あ・・・降ろして!降ろしてっ!』  
『痛いよ・・・熱いよっ!』  
『か、身体が、壊れ、壊れ壊れちゃうよあああああああぁぁぁっっーーーー!!!!』  
スクラップになっていく自分の身体を押しとどめようとするかのように、ガルディンがもがく。  
だが、それはもう無駄なあがきだった。  
ガルディンが右膝をガクンとつく。そしてゆっくりと前のめりにスローモーションのように倒れる。  
そして、  
 
『各機、ガルディンからできるだけ離れて!』  
 
果穂が指示を出して10秒後に、ガルディンは轟音を上げて大爆発した。  
 
凄まじい煙がおさまり、地面に無様に残骸を横たえているガルディンの姿が見えるようになったのは  
15分ほども経ってからだった。あちこちに散らばっている残骸を見るからに、このガルディンの巨大さ  
と凄まじい爆発ぶりが伺い知れた。  
 
ラサ基地が占領されたのは、この出来事の2時間後だった。  
 
 
ー艦内ー  
 
「地球上の連合軍勢力はほぼ全滅した!これより宇宙に逃げた敵を追跡する!」  
ラサ基地の陥落の報を受けたハルカは一気に敵をたたみかけられる、と判断した。  
 
控え室で和美は思いに暮れていた。  
(玉井さん・・・本当にあの方法しか無かったの?)  
部屋に果穂が入ってきた。  
「・・・気にすることはないわ、和美ちゃん・・・」  
「果穂ちゃん・・・」  
「・・・玉井さんは私たちのように自分を縛る鎖から逃げられなかった・・・それだけよ・・・」  
黙りこくる和美。  
「・・・それよりも許せないのは…ああいう形で人間を利用しようとするエリナよ!」  
「うん・・・(玉井さん・・・ゆっくり休んでね)」  
 
二人の間にしばらく沈黙が流れる。  
 
「わたし、果穂ちゃんと一緒にいてもいいんだよね。だってわたし、果穂ちゃんと一緒だもん」  
「和美ちゃん・・・」  
「こうやって、少しでも果穂ちゃんの背負っているもの、軽くしてあげたいから・・・」  
和美と果穂は思わず身体を重ね、抱き合っていた。  
 
和美がそっと果穂の胸にもたれかかっている。ふわりとした和美の髪が果穂にかかる。  
「これから、とんでもなく大きな戦いがある・・・」  
「たぶんね」  
「果穂ちゃん、どの道、私達の運命は決まっているらしいわ」  
果穂はそれを聞くと、抱き合うのを止めて、和美の顔をしっかりと見つめた。  
「運命だったなんて言わないで。わたしは運命なんて言葉はないと思ってるわ。もしあるのだとしても、  
それは同じ事に対してどんな行動をとったか、あるいは取らなかったかのその先にある、色々な  
結末それぞれを指し示す言葉であって、決して始めから決まっているものではないと思うよ、  
って、難しい話になっちゃったね。ごめん」  
果穂は話し終わるとクスリと笑う。  
 
「運命は自分で切り開くもの・・・人間誰でも生きるときは生き、死ぬときは死ぬ・・・」  
もっとも、私たちはもう人間じゃないけどね」  
そう言って果穂は恥ずかしそうに笑った。  
よく見ると和美の膝の上に置いてある和美の両手が震えている。  
 
「わたしみたいな見てくれだけの人間が、人を、人を・・・愛する資格なんて本当にあるの?  
友達が・・みんなみんなわたしが殺しちゃったのよ!このままだとわたしがわたしじゃ無く  
なっちゃう・・・どうしたらいいのか・・・どうしたらいいのか分かんないのよっ!」  
心の中で耐えきれなくなった感情が爆発させ、果穂の胸元に抱きついた和美。慌てて受け止める果穂。  
和美の柔らかい胸の感触が、服の上を通じても伝わってくる。中身は機械とは思えないほど柔らかかった。  
 
果穂も和美も辿ってきた道のりは普通のものではない。でも、自分たちが思い悩み、悲しみ、怒り、笑ったり  
している事は普通の女の子と何ら変わらない。  
果穂も和美も、普通の女の子と何ら変わりは無い。和美の全てを受け入れよう。彼女が怒るのも、笑うのも、  
悲しむのも、何もかも受け入れよう。  
そうじゃないと側にいる意味がない。喜びも、苦しみも、悲しみも一緒に分かち合おう。  
 
「果穂ちゃん・・・私を抱いてくれない?」  
「・・・・・・分かったわ」  
果穂は和美の体を軽々と抱え込み、ベッドまで持っていった。ベッドに和美を下ろすと、果穂もベッドの上に乗った。  
 
「お願い・・・一人にしないで!」  
「その優しい心を忘れちゃダメ」  
そっと和美の背中に手を回す。密着した状態で、和美の体を抱きしめた。  
和美の胸の柔らかさが軍服を通しても伝わってくる。  
和美の方はというと、果穂の力強い鼓動が伝わってくる。不安のために小さく  
震えていた体が落ち着きを取り戻していくのを果穂は感じた。  
和美がぎゅっと抱きついてくる。果穂も彼女の体に手を回し、強く強く抱きしめた。  
 
二人の顔が徐々に吸い寄せられていく。そして、二人の唇が重なった。  
「んっ・・・」  
果穂の甘い吐息。その吐息が、和美の鼻腔をくすぐる。  
和美は果穂の口づけを心から受けいれていた。その甘さに、和美がうっすらと唇を開く。  
やがて、果穂の舌が和美の綻び始めた唇を割って、中に侵入し始めた。和美の口の中で、二人の舌が絡み合う。  
「あふんっ・・・ああっ・・・」  
果穂の舌が自分の舌の裏側まで絡みついてくる。何もかもが、和美にとっては初体験だった。  
頭がジンとしびれるような感触がする。自分の頬が徐々に熱を持ち、ほんのり赤がさしていくのを和美は感じた。  
果穂が舌を抜いた。  
和美は果穂の甘いキスに酔っていた。そのキスの味を味わえば味わうほど全身の力が抜けていくのが感じられた。  
「あふ・・・うん・・・あぁ・・・」  
「続き・・・やる?」  
果穂が優しく語りかける。和美の顔が机の上にある小さな電灯に照らされる。  
その表情を、果穂は心から美しいと思った。続き・・・その意味を和美は即座に理解した。  
「いやならやめるけど・・・」  
「・・・いいわ果穂ちゃん。一緒になろうよ」  
それを聞いた果穂は、和美の髪を優しくなでてから、首筋にキスをする。  
そして、和美の体をそっとベッドの上に横たえた。  
 
和美の胸を、果穂が軍服の上からそっと包み込む。  
「やんっ・・・果穂ちゃん・・・」  
果穂の手は二つの乳房をそっと揉みこむ。適度に弾力性のある乳房だった。  
沈み込むように柔らかくて、それでいて手を離すと元に戻ってくる。  
「あふん・・・」  
柔らかな胸のふくらみを指でなぞる。手のひら全体で和美の乳房を包み込むように撫でた。  
(暖かい・・・)  
果穂の手にも和美の乳房の暖かさが伝わってくる。中身は機械のはずなのに・・・  
「・・・く・・・ああっ・・・んっ・・・!」  
元々感じやすい体質なのだろう。ブラジャー越しの愛撫を受けただけでも和美の口からは嬌声が漏れていた。  
果穂の両手は和美の軍服のチャックを引き下げていた。  
中からレース入りのおしゃれな白いブラジャーが露わになる。  
「改造されちゃっても恥ずかしい、という感情は変わらないものね」  
「果穂ちゃん、当たり前じゃないの。わたし達はどんな格好になっても女の子なんだから」  
そう言われつつも果穂は和美の両腕を軍服から抜き去る。  
 
「恥ずかしいよぉ」  
和美は顔を真っ赤に染めていた。ブラジャーに手をかける前に、果穂は和美の耳たぶにしゃぶりついた。  
そこもふわりと柔らかい感触がした。  
耳たぶを舌でチロチロとなめ回す。  
「きゃっ、くすぐったい」  
和美がシーツを思わず握りしめた。  
(何なの、この感覚・・・ちょっと変だけど、気持ちいい・・・)  
「気持ちよさそうね、和美ちゃん」  
果穂の手に和美のブラジャーがかかる。たくし上げられたブラジャーの下から、  
淡いピンク色をした突起が姿を出した。和美が恥ずかしさで横を向く。  
少女の可愛さと女の美しさ、この二つが同居した表情を、果穂は美しいと思った。  
「いや・・・見ないで」  
「好きよ、和美ちゃん」  
そんな和美に果穂は優しく声をかける。両手で和美の乳房を包み込むようにして、揉み上げる。  
果穂は左の方の型くずれしない美乳を持ち上げるようにして揉み込んだ。それから今度は右の突起を口に含んだ。突起を吸いながら、  
 
時には唇で噛む。  
もう片方の胸は手のひらで包んで、優しく揉みほぐしてやる。徐々に和美の突起が頭をもたげてきた。  
何度目か、和美の突起を唇でかんだとき、和美が小さく声を上げた。  
「あっ!・・・ん・・・」  
果穂は乳房の愛撫を止め、今度は首筋から舌を少しずつ和美の身体に這わせた。首筋から胸。胸から腹。  
「ひっ・・・あ・・・」  
和美の口から艶っぽい声がこぼれ出す回数が多くなってきた。一度火がついてしまうと、もうそれを止めることは出来ない。和美の白い  
 
肌がかすかに赤みを帯びていた。  
服の上からの愛撫よりも強い快感が和美の中に広がる。と同時に、果穂の性的興奮も徐々に強まっていった。  
「あっ、あっ、あん、ああ〜んっ・・・」  
和美の白い乳房に埋没していた突起が徐々に頭をもたげてくる。  
 
果穂は突起を指でピンと弾き飛ばした。  
電撃にも似た快感が体を駆けめぐった。  
「ひううっ!」  
和美は体を大きくビクンと痙攣させた。突然、襲いかかってきた強烈な快感。  
一度大きな痙攣が過ぎた後も小刻みに身体が震えている。  
「す、凄いよ、果穂ちゃん・・・」  
果穂は彼女の突起を中指の腹でこすり上げた。突起がこすり上げられるたびに、体の奥深くがジンと熱くなり、  
女の子として最も大事な部分・・・花弁が濡れそぼってくるのが感じられる。  
果穂は口で突起を銜えた。そしてそれを舌で何度も付く。  
「い、いやあぁぁ、やめてぇっ!」  
和美の悲鳴とも、喘ぎ声ともいえるものが部屋の中に響いた。その間にも、和美の花弁はどんどん熱くなっていく。  
ほころびた花弁から溢れ出た熱い蜜が自分の下着を濡らしているのが分かった。  
(やだ、わたし感じちゃってるの?)  
彼女も年頃の女の子である。他人による愛撫によって性感を刺激されたのは初めてだ。  
そう、ブロディアに改造されたとは言え、生殖器と脳は生身のままなのだ。  
 
上半身の愛撫を終えた果穂は和美の下半身に目をやった。  
「あっ・・・はあぁ・・・」  
和美の全身がほんのりと赤みを帯びている。果穂は和美のスカートを下までずり下ろした。  
果穂の目は、和美の秘密の部分に注がれた。濡れた純白のショーツから和美の秘密の部分の形がはっきりと現れていた。  
「ここはどうかな?」  
既に溢れ出た蜜によって、下着には楕円形の染みが出来ていた。果穂はそこをそっと押した。  
ジワリ。ほころびた花弁から新たな蜜が溢れ出るのを和美は下着越しに感じた。  
「随分と濡れちゃったね、和美ちゃん」  
「・・・・・」  
和美は羞恥心のあまり声が出なかった。果穂は、彼女の白のショーツをずり下ろす。  
中からは、黒の花園、そして桃色の花弁。そこからは、ジワリジワリと蜜を分泌し続けていた。  
果穂は舌で和美の土踏まずを舐め始めた。下から沸き上がってくる波に、和美はたまらず声を出した。  
「やっ!あぁんっ!」  
「いい声で鳴いてるよ、和美ちゃん」  
果穂は舌を足の裏から、ふくらはぎ、太股へと徐々に移行させていた。行き着く先は勿論和美の花弁だ。  
舌が芯に到達した。ほころびている割れ目をチロリと舐める。そこは、甘くて酸っぱい味がした。  
果穂はさらに舌を使い、割れ目の奥にある突起を目指す。舌が奥に入ってくるたびに、和美の理性が奪われていく。  
(や・・・このままじゃ、わたし変になっちゃう)  
彼女の奥にある小さなつぼみはすっかり充血して大きくなっていた。舌の先端が突起をまさぐる。最も敏感な部分が刺激された。  
「ふあああぁっ!」  
和美の心臓が高鳴る。快感が一気に解放される。和美は上半身を反らせた。どうやら軽く達してしまったようだ。  
果穂が舌を抜くと、ドロリとした蜜が流れ出した。  
 
「私も一緒に気持ちよくなりたい・・・」  
果穂はそう言うと自ら軍服を脱ぎだす。  
「果穂ちゃん・・・」  
和美がそう言う間にも、果穂は素早く服を脱いでいた。  
果穂のまばゆいばかりの白い肌、そして飾り気の無い純白の下着が現れた。  
上品な唇。抱きしめたら折れてしまいそうなほど華奢な肩。きゅっと絞ったような足首。  
初めて目にする果穂のスレンダーな体に、和美は一瞬息を飲んだ。  
白いブラジャーは果穂の乳房にぴったりと張り付いており、ショーツは乙女として最も大事な部分を頼りなげに覆い隠していた。  
果穂は和美の首筋にそっとキスをした。そして、和美を膝の下に抱き上げた。和美の手が自然と果穂のブラジャーに伸びる。  
ぷつん、という音がして、ブラジャーが落ちる。華奢な身体に似合わない豊満な乳房が露わになった。  
果穂の白いショーツはもうグショグショに濡れていた。ショーツだけでは吸収しきれなくなった愛液が太股まで濡らしている。  
「こっち・・・もう大洪水になっちゃってるよ」  
そう言うと、和美は果穂のショーツをずり下ろした。一本の白い糸が、ショーツと秘所の間を伝った。  
和美が手に持ったショーツを床に落とすと、ベシャリという湿った水音がした。  
自分のもっとも恥ずかしい部分を見られている。そう思うと果穂は羞恥心で真っ赤になった。  
 
「でも気持ちよくさせてあげるのは私が先。和美ちゃんは後でね」  
和美の綺麗なサーモンピンクの割れ目の周りには、黒い毛が慎ましやかに生えそろっていた。果穂がそこに舌を這わせる。  
「や・・・そこ、汚い・・・」  
そう言う和美の声はほとんど消え入りそうなものだった。果穂は和美の秘所を指で前後にこすり上げた。  
その度に、和美の体の奥底からぞわぞわっとした感覚が沸き上がってくる。  
「あんっ!うっ・・・あ・・・あぁ!!」  
クチュ、クチュという淫らな水音と共に愛液が果穂の指を濡らす。  
その勢いで、果穂は指を一気に和美の秘所へと突き入れた。  
滴るほどの愛液が潤滑油の役割を果たして、果穂の指は一気に根元まで吸い込まれた。  
「あぁっ!・・・ああ!」  
和美の内部は熱かった。肉壁が果穂の指をぎゅっと締め付けてくる。  
一通り感触を確かめて、和美の秘所から指を抜いた。  
その指は根元まで愛液でぐっしょりと濡れていた。  
「も、もっと・・・お願いします」  
全身に玉のような汗を浮かべた和美が哀願するような口調で言う。  
「もっと・・・何?」  
果穂が聞き返す。  
「もっと、激しく・・・して!」  
「分かるわ、その気持ち。これで最後になるかも知れないからね」  
和美の秘所を、果穂はそっと指で押し広げた。ドロリとした愛液が溢れ出し、中からぷくりとふくれあがった蕾が現れた。  
愛液を吸い取るようにして蕾を舐める。今まで味わったことのない強烈な快感が和美を襲った。  
「ひあっ!・・・あ・・・くうぅっ!!」  
秘所がひくひくと軽く痙攣を続けている。果穂は蕾をピンと指で弾いた。その瞬間。  
「んああああぁぁぁっっ!!」  
嬌声とも、悲鳴とも取れない大きな声を和美があげた。ブシュッという音と共に愛液が勢いよく噴き出し、果穂の顔を濡らす。  
「・・・ぁん・・・はぁ、ひっ・・・あっ、あ・・・」  
和美が切れ切れに声を出す。果穂は愛液を拭き取ろうともせず、ベッドに倒れ込んだ和美の首筋に口づける。  
和美の呼吸が、体のほてりが静まってくるまで。ややあって、和美が体を起こした。その目は潤んでいた。  
 
「ずっとしてもらっているというのも悪いから・・・」  
和美はそう言うといきなり果穂の秘所に口づけをしてきた。思わぬ和美の行動に果穂は戸惑った。  
最初は回りから。次に、口を開けてうっすらと見えるピンクの部分に。  
ぎこちない舌の動きとは言え、それは果穂に快感をもたらすのには十分だった。  
やがて、和美は果穂のぷくりとふくれた真珠を突き始める。  
奉仕している和美の表情は今までにないほど艶かしかった。  
「はぁんっ・・・」  
時折果穂が漏らす嬌声がさらに追い打ちをかけていく。  
「果穂ちゃん・・・いい・・・?」  
和美が何度目かに果穂の秘所を舐めあげたとき、果穂に限界がきた。  
「・・・くああああああっ!・・・・」  
和美の顔面に果穂の蜜が吐き出された。和美はそれを気にもとめずに、果穂への奉仕を続けていた。。  
よほど量が多かったらしく、果穂の秘所から顔を離した和美の顔から蜜がポタポタと滴っている。  
先ほど愛液を吹いたにも関わらず、和美の秘所からは再び愛液がこぼれ落ちていた。  
 
「和美ちゃん・・・一緒になろうよ」  
二人の花弁は既にトロトロに濡れており、すっかり準備は整っていた。  
「お願い・・・優しくして」  
和美が消え入りそうな声で哀願する。その瞳がかすかに潤んでいた。  
果穂は和美の体の間に入り込み、脚を開かせた。そして、自分の左脚を和美の右脚の下に、  
自分の右脚を和美の左足の上に置き、ぴたりとお互いの身体を密着させる。  
俗に言う「貝合わせ」の態勢になったわけだ。  
「二人一緒に気持ち良くなるのならこれが一番いいと思うの」  
果穂がゆっくりと腰を動かし始める。和美の中には、これから起こる事を体験してみたいという  
好奇心と、それによる恐怖心とが同居していた。  
思わず脚を動かそうとしてしまうが、果穂ががっちりと押さえつけていた。  
「楽にして」  
(スゴイ・・・ものすごく気持ちいい)  
全身が溶けていくような感触に、和美が身悶えする。  
「ぐっ・・・くううう〜・・・」  
歯を食いしばって必死に耐えている苦悶の表情が果穂には見て取れた。  
果穂はそう言うとさらに腰の動きを激しくした。接合部から漏れてくる蜜が潤滑液の役割を果たす。  
自分の秘所が相手の秘所にねっとりと絡みつく感触。快感がこみ上げてくる。  
 
「あっ・・・は・・・ふぅ・・・」  
和美の様子を見ながら、果穂は腰を動かしていく。  
果穂が腰を動かして内部に侵入するたびに、和美の体の奥底から、  
意識をも流してしまいそうなほどの激しい快感が沸き上がってくる。  
和美は目を閉じて、快感に流されまいとしていた。だが、意志とは無関係に体が反応してしまう。  
「あっ・・・あ!・・い・・・いや・・・あひぃぃっんっ!」  
和美の髪が、乳房がゆさゆさと揺れる。  
「ダメ・・・ああっ・・・やああ!」  
「我慢しないで・・・体に良くないわ・・・ああんっ!」  
果穂にそう言われた和美は、快感に自分の全てを任せることを決心した。  
腰を動かすたびに、ヌチャ、ヌチャという淫らな音が響く。  
全身がとろけていきそうな感覚。その感覚が高まっていくにつれて、和美の目の焦点が定まらなくなっていった。  
「はあっ・・・ああっ!」  
和美が何度も背を反らせる。全身を快感が激しくかけめぐる。その様子を見た果穂は和美の限界が近いことを悟った。  
時間が経つにつれて、果穂自身も限界へと追いやられていった。  
「はぁっ・・・わたしもう駄目なの・・・ああぁんっ!」  
和美の喘ぎ声が一層大きくなる。自分の体から魂が抜け落ち、空中をさまよおうとするかの感覚。  
「あ・・んああっ・・・!」   
全身を痙攣させて、和美は再び頂点に達した。しかし果穂は腰の動きを止めなかった。  
体がどこまでも浮いていくような感覚。もう和美に理性は残っていなかった。  
「もっと・・・もっと・・・速く!」  
さらに高い次元の快感に二人は押し上げられつつあった。  
 
「んっ・・・私・・・もう・・・」   
果穂は自分も限界に近づいていることを感じていた。和美の秘所が果穂の秘所にねっとりと絡みついてくる。  
「ひあっ!・・・・・あ・・・くうぅっ!!」  
甘美な鳴き声を惜しげもなく漏らしている和美。果穂が歯を強く食いしばった瞬間、その時がやってきた。  
和美の視界が、目の前が真っ白に染まっていく。  
「ああ・・・和美ちゃん・・スゴイ・・・あああああぁんっ・・・」  
「こんなに出てる・・・ダメ、ダメっ、ああっ・・・ひああぁぁんんっっ!」  
和美は激しく四肢を痙攣させた。背がピンと反り返る。それとほぼ同時に、果穂も自分を爆発させた。  
和美は果穂の愛情を全身で受け止めた。そして、意識が白い闇の中へと落ちていく。  
高みに持ち上げられておいて、突然ストンと落とされるような感覚。  
三度目の絶頂を迎えた和美は背を大きく反らすと、がくんと倒れ込む。  
果穂もまた、糸が切れた操り人形のように、抱き合ったままその場にぐったりと崩れ落ちた。  
 
二人の美少女は絡み合ったまま眠っていた。  
その穏やかな表情は先ほどまでの激しい行為からは想像もつかないほど穏やかだった。  
 
部屋に朝日が入りこんできた。  
明るい日差しが部屋を照らし出していく。 部屋の中がゆっくりと朝の光に包まれていく中で  
2人の美少女が身体を折り重ねるようにして、ベッドの上で眠りについていた。  
朝の光が刻一刻とその範囲を広げていき、その光の端を天使のような寝顔の二人へ伸ばしていく。  
そんな朝のすがすがしさにぴったりの天使のような穏やかな寝顔をしている二人。  
 
「うーーん・・・・」  
果穂は周りの明るさにまぶしそうに顔をしかめ、小さくうなりながらその目をうっすらと開けた。  
まだ頭が眠っているため、自分の状態もよくわかっていない。  
自分の目の前に和美の寝顔が目に入る。 勿論二人とも全裸だ。  
その瞬間、果穂は昨日起こったことを全て理解した。  
「あっ・・・・わ、私・・・・・和美ちゃんと・・・・・」  
そう言うと、昨日から絡みっぱなしだった和美の身体から自らの身体を引き離す。  
まだふらふらする頭で視界をグラつかせながらも、ベッドの様子を見る。  
自分が寝ていたベッドは愛液でビショビショに濡れている。その上に全裸で眠っている和美。  
 
「は・・恥ずかしい・・・・こんな格好で和美ちゃんと・・・・・・・」  
顔を赤らめながら小さく呻く果穂。  
和美を起こさなければ、と思い、ベッドの上にしゃがみこんで和美に声をかける。  
「和美ちゃん、起きて。 朝よ。 和美ちゃん」  
気づいたのか、和美の顔がかすかに動く。  
 
「う・・・・・ん」  
和美は、うっすらと目を開けた。  
「果穂ちゃん・・・・・わ、わたし・・・・・」  
 ようやく返事を返した和美に、果穂は安心したような顔になった。  
「おはよう、和美ちゃん。目が覚めた?」  
にっこり笑う果穂。  
「う・・・・うん」  
和美はそう言うと、体を起こそうとして力を入れた。  
そして、上半身を起きあがらせた和美は、まだ寝ぼけた目で、自分の身体を見た。  
(あれ?わたし何で何も着てないの?)  
和美の目線に入るのは全て自分の白い肌。  
そしてその目線が股間に行った瞬間、はっと目が覚め、自分の胸と股間をサッと隠す。  
 
「あのさぁ、和美ちゃん、昨日のこと覚えてない?」  
 果穂は、目の前で顔を赤らめている和美に声をかけた。  
「本当に和美ちゃんすごかった、よ・・・」  
果穂はそこまで言うと、顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。  
少しずつ、和美の頭の中に昨日のことが浮かび上がってきた。  
和美は自分の下半身がネトネトしているのに気がついた。  
自分の秘所に手をやって引き上げると、ねっとりとした糸を引いた。   
(そっか、昨日はあれから果穂ちゃんと・・・)  
 
「和美ちゃん・・・昨日のあれ・・・気持ち悪かったらごめんね」  
まだうつむいている果穂。  
「べ・・・別に・・・き、気持ち良かったわよ」  
「そう、ありがとう・・・」  
お互い恥ずかしがる二人。そんな二人を現実に引き戻したのは艦内アナウンスだった。  
「これより本艦は宇宙に逃亡した地球連合軍を追撃するべく打ち上げを開始する!各員、1時間後には配置につけ!」  
「和美ちゃん、早いとこシャワー浴びちゃお!」  
「うん!」  
二人はいそいそと床に散らばっている軍服をまとめ始めた。  
 
 
 
「残る連合軍戦力はさほど無いはず・・・でも気になる、あの衛星が」  
ハルカは艦が大気圏を突破している途中も考え事をしていた。  
「衛星が、奴らの切り札だとしたら・・・?いや、今は敵を殲滅することを考えよう」  
 
「和美ちゃん、これからも頑張ろうね!」  
「うん!」  
 
精神を集中させる二人。そして・・・  
「装着!」  
光が満ちあふれ、二人は少女からAEX、ブロディアへの姿になる!  
デッキがせり上がり、宇宙空間に2機が姿を現す。  
「敵影多数確認!注意して!」  
「了解!」  
二機は勢いよくデッキから飛び出していった。  
 
 

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