薄暗い研究室の中央に設置された直径3メートル程の大きな球形の水槽。
様々な水棲生物の飼育・観察の為に作られた物だが、今夜ここで、ある研究成果の発表会が催されていた。
アッパーライトに照らされ水中に浮かび上がる白い影は、ここの研究員であるひとりの女性。
まだ少女と呼んで差し支えない幼さの残る顔立ちの彼女が身に付けているのは最新鋭のスキューバマスク“のみ”。
脂肪の薄い乳房や尻や、無毛の股間が惜しげもなく曝け出されている。
それでは始めさせていただきます」
ピーカーを通して響く少女の言葉と共に水槽に放たれたのは鰻に似た数匹の魚達。
この研究所で創り出された人造生物で、特殊な性質を付与された魚である。
彼らはすぐさま少女へと纏わり付き、粘膜にぬめる体を絡ませていく。
肌を撫でる感触に気持ち良さそうに目を細める少女。
そんな中、一匹がフトモモに巻き付き、そして次の瞬間、勢いよく彼女の性器へと己の頭部を潜り込ませた。
「あぁんっ…あっ…んふぅっ」
響き渡る声は間違いなく愉悦に満ちた女の喘ぎであった。
これこそが彼らに与えられた役割。
頭頂部の感覚器官で人間の女性の匂いを感じ、それに強く反応し求めるように創られた「淫魚」である。
人に対してのみ作用する催淫性の物質が含まれた全身を覆う粘膜は、スムーズな“侵入”を果たす物でもある。
更に別の一匹が少女の足を這い登り、もう一つの匂いの元、アナルへと頭を潜り込ませた。
「ぅんんっ…かはっ……あっあぁっあああああああっっ」
ふたつ穴を埋め、胎内を掻き混ぜる強烈な感覚に少女は瞬く間に絶頂を迎え、愛液を迸らせた。
その匂いにつられてまた別の者が彼女の股間を目指し、
酸欠に陥った最初に潜り込んだ者が離脱すると同時に彼女の中へと頭を突っ込ませた。
「あぁっ、そんな、すぐ…んぁああっ」
こうして代わる代わる、彼らが疲れ果てるまでこの淫靡なショーは続くのであった。