「花火、綺麗だねぇ…」  
「ホントだな…人、多いけど、来て良かったな」  
海上から打ち上げられる花火に、私達は酔いしれました。  
 
旦那の和幸が、仕事から帰ってくるなり  
「知恵理、今晩、花火大会があるんだけど行かないか?」  
と聞いてきた。  
晩ご飯冷めちゃうなぁ…とか思ったけど、花火なんてしばらく見てないし、久しぶりに見に行こうかな…と思い、OKした。  
和幸がシャワー浴びてる間に、私もお着替え…何、着ようかな…  
…あ〜、こんなワンピースあったなぁ…  
まだ独身だった頃、和幸とのデートでよく着た、和幸のお気に入りのシャツワンピ。  
結婚してからは楽だから、ジーンズとかパンツルックばかりで、全然履いてなかったなぁ…よし!  
 
私を見て、パンツ一枚で固まる和幸。  
「え!?何!?ミ、ミニで行くの!?」  
「え…うん…変?」  
「とと、とんでもない!スゲー可愛いよ!てか、それ、俺のお気に入りのやつじゃん!うわ!嬉し!」  
はしゃぎ過ぎだよ…  
 
準備を終えた私達は、車に乗り込み花火大会へと出発!  
会場は、家から30〜40分くらい走った所にある海水浴場。  
少し走って自分住む町を出ると、あとは海水浴場までは田舎道。  
民家がぽつぽつあるだけで、あとは山が迫ってきたり川が迫ってきたりするくねくね道…ホントに国道?  
そんな道を、涼しげな表情でかわす和幸…ん?  
直線になるたびに、左下へちらっと視線を落とす…私の脚!?  
いや…そんな…夫婦なんだから、もっと凄い姿見てきてるでしょうに…うわ!?また見た!  
…なんか、ドキドキしてきた…若い頃は平気だったはずなのに…  
やだやだ…見ないでよ…恥ずかしいよ…  
「知恵理」  
「ひゃう!?」  
「うわぁ!?…どうしたの?」  
「ご、ごめん…ちょっと考え事してたから…何?」  
「もうすぐ着くけど」  
フロントガラスから見える景色は、祭りのような賑わいの海…の手前の渋滞…  
車の波に飲まれつつも、何とか駐車場へ。  
会場も…凄い人だわ…  
何とか人の隙間を見つけた私達は、そこにビニールシートを敷いて座り、久々の花火を満喫した。  
 
花火大会も終わり、帰途につく…その前に、トイレ行きたいな…  
ちらっとトイレの方を見る…考える事は、みんな同じか…ま、家までそう遠くないし、まだまた我慢出来そうだからいいか…  
「あれ?トイレは?」  
「時間かかりそうだからいいよ。早く帰ろ、和幸」  
 
…やっぱり、行っとけば良かった…  
行きよりも、渋滞抜けるの時間かかったから、尿意が凄い事になってきた…  
膀胱が痛い…車の振動が、全部膀胱に集中してる気がする…とりあえず、ベルトしないといけない服じゃなくて良かった…  
すぐに行けないって思うと、どんどん尿意が膨らんでる気が…あうぅ…もう、無理…  
私は和幸の左腕を握る。  
「和幸ぃ…も…漏れちゃう…」  
「え!?」  
おろおろキョロキョロしだす和幸。少し走ると、とある場所で止めてくれた…ガソリンスタンド?閉まってるし…  
「知恵理!そこの壁の向こうでしてこいよ!俺は車でこっちに陰作るから!」  
え〜、外だよ…でも、贅沢言ってる場合じゃない…  
…何とか降りたけど、歩くだけで漏れそう…  
「何やってんの!早く早く!」  
和幸は、そう言いながら私の手を引いて歩かせてくる…漏れちゃうから、ゆっくり歩かせてよ…  
何とか壁の奥の方に行くと、一気にワンピの裾を捲ってパンツを下ろした。  
 
しょわわわー…  
「ああ〜…」  
思わず声出ちゃう…気持ちいい…  
 
…私、外で何て事してるんだろ…頻繁じゃないけど、車も通ってるのに…  
こんな所、誰かに見られたら…見られてるんだよね…だって、すぐ横に和幸いるんだもん…早く出終わってよ…  
「ね、ねぇ…車で待っててよ…」  
「……」  
「ねぇ…和幸…」  
和幸は、車には戻らず、私の真横にしゃがみ込む。  
「知恵理…恥ずかしいか?」  
「へ!?」  
「恥ずかしいか?」  
今度は聞きながらお尻を撫でてくる…  
「や…やだ…ちょっと…何して…」  
お尻を撫でる手が、するっと私の、まだおしっこも拭いてないアソコに伸びてきた…  
「やだやだやだやだ!やめてよ!汚いよ!」  
その指先が、私の一番弱い突起を捉えて…  
「あう!…ホントにやめて…」  
「口では嫌がってても、体は正直ですなぁ…」  
「何バカな事言って…あん…」  
…このまま流されたら、大変な事になっちゃう…でも、和幸は許してくれない…凄い勢いで、私のクリを擦り上げる…な…流される…  
「んんんんぅ!…や…やめてよぅ…」  
和幸を振りほどこうとした私の手は、今は和幸にしがみつく事しか出来ない…  
外でこんな事やめなきゃ…和幸を止めなきゃって思うけど、気持ち良すぎて…ダメかもしれない…  
 
クリを擦ってた指が、今度は私の中に…指入れないでよ…  
「凄い濡れてるね……やっぱり好きなんじゃん」  
「好きじゃないから!…早く帰ろうよ…」  
「またまた、そんなご冗談を…好きなんでしょ?ん?」  
指の動きが激しさを増して…  
「や!?ダメ!?」  
「音すげー…聞こえてる?」  
「聞くな!バカ!」  
ああ…気持ちいい…でも、早くやめなきゃ、もう戻れなくなる…  
その時、すっと和幸の手が離れた…許してくれるの?…  
ジジジジジ…何の音?  
「知恵理、ちょ、ちょっとお尻上げてくれる?」  
「へ!?な、何する…」  
「いいから!何にもしないし!」  
私は言われるままお尻を上げる。  
「…こ…こう?」  
「そうそうそうそう」  
にゅる…  
「こら!入れてるじゃん!ウソつ…」  
ぬるぅぅぅ…  
「うぅぅぅぅ…人の話を最後まで…」  
「いや、すぐ終わるから!終わらせるから!」  
にっちゅにっちゅにっちゅにっちゅ…  
信じられない…こんな所で、おちんちん入ってるなんて…もう、だめ…  
「いっ、いく!いっ…ちゃう!んふぅぅ!」  
「え!?もういっちゃったの!?こんなに早くいったの初めてじゃない!?…好きですなぁ、奥さん…」  
「…お願い…見つかっちゃうから抜いて〜…」  
「だめだよ〜、俺、途中だもん」  
そう言って、また和幸が動きだす…き…気持ちいい…  
 
激しく揺さ振られてる視界に映るのは、私達の車…その向こうに道路…そして、その道路を走る車…  
道路を走る車のライトが見えるたびに、私の鼓動が跳ね上がる。  
それと一緒に、私の体の感度が増していく…  
ノーマルなセックスをしてる時には、まず匂う事がない匂い…湿度の多い夜の、むせ返るような草や土の匂いでさえ、私の脳をいやらしく刺激する…  
和幸は、動きながら私のシャツワンピのボタンに手を掛ける…ボタンを外し終わると、一気に私の体から抜いてしまった。  
「やだ!裸にしないでよ!」  
「いいじゃんいいじゃん♪」  
ブラまで取られて…服を着てる和幸と全裸の私…何か犯されてるみたい…  
しかも、裸になったせいで、風まで感じてきた…体を撫でる風が気持ちいい…  
外って、身体中で快感を感じられるんだ…これ、いいかも…  
「知恵理…いきそう…」  
「和幸…キス…キスして…」  
私はキスが好き…口の中をめちゃくちゃに舐め上げられて、舌を吸われたりしたら、それだけでとろとろになっちゃう…  
だから、いつもいく時はキスしてもらう…  
「知恵理も?…キスしてあげるから、知恵理もいこうな」  
和幸は、私の体を抱き起こすとキスしてくれた…  
でも、この体勢だと、道路から私の裸が丸見え…見られちゃうかも…でも、もう…見られてもいい…いっぱいいかせて…  
「ん!んん!ふぐぅぅぅぅ!」  
私がいった少し後、和幸の熱い液が、私の中に注がれた…  
 
「うわぁ…まだ出てくるよ…」  
「だって久しぶりだったし、すげー興奮したし…知恵理だって興奮してただろ?」  
「うっさいバカ!それよりも、早く服返してよ!」  
和幸から服をもらって着る…ブラを付けてシャツワンピ着て…気を付けてたつもりだけど、パンツがご臨終だ…間に合ってなかったみたい…  
「知恵理、濡れてるけど、それ履くの?」  
「ワンピの裾とか車のシートが濡れちゃうから、履かずに帰る…」  
「ノ、ノーパンですか…うひひ」  
「和幸!くれぐれも変な気を起こさないように!」  
変な気起こされたら、次は拒む自信ないな…  
「゙押すなよ゙的な?」  
「違うわ!バカ!」  
 
おわり  
 

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