最近実験が順調で良い結果が出てきたので、学会で発表することになった。  
実験がうまくいくのは嬉しいけど、やっぱり発表の準備ってめんどくさい……。  
データまとめて、表や図を作って、発表用のスライド作って、  
……そうこうしているうちに、明日は研究室内でリハーサル。  
「ああもう、スライドまとまんないよ〜、助けてヒナコ〜」  
「黙ってやれっての!こっちはハルカに付き合ってこんな遅くまで残ってやってるんだから!」  
 
ヒナコと私は同じ研究室の大学院生。  
大学ってのは高校までと違って、関係者なら24時間建物の中に入ることができるし、いつだって建物のどこかで誰かが実験している。  
私たちもそんな感じで、生活リズムなんかそっちのけの立派な大学院生だ。  
 
既に廊下は真っ暗。  
私たちのいる居室と、同じ廊下に面している50メートルほど離れた私たちの実験室、  
この2部屋からの明かりだけが、廊下を照らしている。  
 
良いデータが出たのは嬉しいけど、それでもやっぱり発表準備はしんどいよぉ〜……  
とりあえず黙って手を動かす。  
ヒナコは実験室でも行ったのかな?気配がない。  
居室には私一人。黙々とパソコンを睨みながら手を動かす。  
……。  
今はこの建物のこの階は、私たち2人しかいないみたいだ。  
他の研究室の人は丁度誰もいない。  
上の階には、忙しさのせいでその不夜城ぶりが有名な研究室があるけれど、  
その研究室の人たちが私の居る階まで降りてくることはない。  
……。  
誰にも聞かれていないから、大声で本音の独り言を言ってみる。  
 
「ああもう苛々してきた!いっそすっぽんぽんで廊下でも走ってやろうかな〜!」  
 
「やってみなよ!  
……むしろ、やってみようよ!!」  
 
迂闊だった。  
……たった今居室に入ってきたヒナコに聞かれてしまっていた!  
 
「い、いや、あのさあ……」  
「何今更躊躇ってんのよ、さあさあ、脱いだ脱いだ!」  
言いながらヒナコがTシャツの裾に手を掛け、脱ぎ始めた。  
前に一度だけ見たことがある、羨ましいくらいに細くて綺麗なお腹が丸見えになった。  
 
「ちょっ、何であんたが脱いでんのよ!」  
着ていたTシャツをブラの上まで捲り上げた状態で手を止め、ヒナコが目配せした。  
「……やめちゃう?」  
 
「……うう〜っ!」  
 
こんなことしちゃいけないってことは分かっているけれど。一応反対はしたけれど。  
……私は、服を脱ぎ始めた!  
服を脱いでいる最中も、鼓動と興奮が収まらなくて震えてくる。  
まずはTシャツを脱いで、上半身はブラだけに。  
 
……うわあ〜、ここ、研究室だよ!?  
みんな真面目に勉強したり文献調査したりするところだよ!?  
ねえ、ヒナコってば、ねえ!私たち、凄いことしてるんだよ!?  
 
……わっ、ヒナコ顔赤っ!  
表情だけ平静を装ってるけど、この子元々赤面症だし、めっちゃ顔赤くなってる!  
顔めっちゃ赤いのに、それでも、とうとうブラ外しておっぱい丸出しになっちゃった。  
……こいつ、ほんとおっぱい綺麗だよなあ〜。何このピンク乳首、女として許せないわ。  
 
そして、この子の今の姿は、そっくりそのまま、少し未来の私の姿。  
私は、ヒナコの再現VTRのように、同じ順序で服を脱いでいった。  
晒す面積を増していく肌に、居室の異様な空気を感じる。  
ああ、肌寒いような、落ち着かないような、……でも、すごく気持ちいいかも……!  
そして、最後の一枚……!  
 
で。  
私たちは素っ裸の状態で、居室の中で向かい合って立っていた。  
 
「……何で私たち2人揃って、大学の中で素っ裸になってるかなあ」  
「ハルカが言い出したことじゃん」  
「何でヒナコまで一緒に乗っかってくるのよ……」  
着ていた服は下着も含めて全て、自分たちの椅子に置いた。  
ソックスや靴も脱いで、ヒナコも私も完全に素っ裸になっていた。  
重要なことだが、それでもよっぽどのことがない限り、私たちが裸で大学にいることはバレない。  
今は、深夜2時。  
 
「今から、この居室から廊下を通って、あっちの実験室まで2人でダッシュね。  
実験室に入ったら、また居室に戻ってくる、ってことで。オッケイ?」  
「はいはい。……何でヒナコの方が張り切ってんのよ」  
「だって、面白そうじゃん!裸で公共施設の廊下をダッシュするなんて、滅多にできないよ!」  
きっかけは私の迂闊な独り言だったのに、いつの間にかヒナコの方がノリノリになっている。  
ええい、こうなったらストリーキングを楽しんでやろうじゃないの!  
まず誰にも見つからないところで、片道約50メートル、往復して帰ってくるだけ。  
 
そんなことより、まさかヒナコにまで露出趣味があったなんてね〜。  
同じ研究室の女子に、私と同じ露出好きがいたなんて。  
それでもまあ、「私たち露出狂だよね?」みたいなことは、言ったらおしまいな気がするからお互い言わないけど。  
 
裸のままで、暗い廊下に恐る恐る素足を置いた。  
一歩、踏み出す。  
身体を、完全に廊下の上に出した。  
もし万一、廊下に誰かが居たら、確実に私たちが裸だってことがバレてしまう!  
 
私たち2人は廊下の上で、恥ずかしさと楽しさで紅くなった顔を見合わせた。  
そして、  
……無言で暗い廊下の上を駆け出した!  
 
……凄い。  
すごい、すごい!  
 
私、ほんとに裸で大学の廊下を走ってる!  
 
何も着てないのに……正真正銘のすっぽんぽんなのに!  
 
うわああああ、素肌に受ける風が涼しくて気持ちいい!!  
うおおおおお、おっぱいめっちゃ揺れてんじゃん!!  
ブラなかったらこんなに揺れるのか〜  
 
目指すは、あっちで明かりが廊下を照らしている、私たちの実験室。  
 
ドアを開けて、……実験室に入った。  
……ふう〜、ひとまずこれで廊下で見つかることはなくなった。  
あとは、またこの素っ裸のままで、居室まで戻らなきゃ。  
ヒナコと顔を見合わせる。  
ヒナコ、めっちゃ楽しそう……  
「……ヤバい。ヤバい、ヤバいよハルカ!どうしよう楽し過ぎて癖になりそう〜」  
「ははっ……あ、あんまり何回もやるもんじゃないよこういうのは」  
「もう〜ハルカは素直じゃないなあ〜。あんただってほんとは楽しいんでしょ?」  
……うん、心の底から楽しい。  
すっぽんぽんで大学の廊下を走るのが、こんなに楽しいなんて。  
ひっそりと憧れていただけだったことが、こんなに楽しかったなんて!  
 
実験室の中。  
レーザー発振機。測定用大型アナライザー。演算処理用コンピューター。  
無機質な研究装置が並ぶ中に、私たち2人の女が、裸で佇んでいる。  
この違和感が、私たちはほんとうにいけないことをしていることを再確認させてくれる。  
そして、この背徳感が、興奮を何十倍にもしてくれるんだ!  
ああ、たまらないよお〜……。  
 
「……よし、じゃあ戻ろうか!」  
ヒナコが仕切る。  
 
私たちは、また裸のまま、誰かが見つけてしまうかもしれない廊下の上へ。  
そして、ダッシュ!  
 
 
えっ……??  
 
 
!!?  
目の前の曲がり角から、懐中電灯の光が!  
まさか、よりによってこのタイミングで、警備員さん!!??  
 
ヤバい。ヤバい、ヤバいよヒナコ!!  
見つかったら、見つかったら私たち、完全におしまいなのに!!  
 
 
とうとう、突き当たりに人影。  
人影が手に持つ明かりが、  
私たち2人の裸を、しっかりと照らした……!  
見つかった!!  
 
 
「「うわああああああああああああああああ!!!!」」  
 
緊急事態!超緊急事態!  
2人とも悲鳴をあげながら、とにかく居室に駆け入った!  
 
 
「うわっ!?……と、止まれ!!何をしているお前ら!!」  
警備員さんは、明らかに不審人物な私たちに走り迫ってきた!  
 
居室に入った私たちに、警備員さんが詰め寄る。  
「出てきなさい!名を名乗りなさい!」  
冗談じゃない!廊下に出たら、また他の誰かに見つかっちゃうかもしれない!  
 
「と、とりあえず居室に入ってください!私たち、ここの学生ですから!」  
ヒナコが咄嗟に機転を利かせて、警備員さんを居室に招き入れた。  
 
 
居室のドアが閉まり、私たち2人は、全裸のまま警備員さんの前に立っていた。  
 
……身体、隠す?  
隠そうかなって、一瞬思ったけど、せっかく見られちゃったんだから、もう、いいよね……。  
ヒナコは、……うん、ヒナコも身体隠してないし。  
私たちは、両手を後ろに組んで、叱られている子供のように少し俯いた。  
 
私もヒナコも、見事におんなじような仕草で立っている。  
うわあ〜、胸とか、あそことか、めっちゃ隠したいのに!  
別に警備員さんは身体を隠すななんて言ってないんだし、腕の自由は利くんだから、身体を隠せるのに!  
それなのに、敢えて全く身体を隠さずに警備員さんに晒すことが、  
わざわざ自らを追い込んでいるみたいで、更に私を恍惚とさせた……。  
 
わあああ、胸とかあそことか、めっちゃ見られてるよお〜。  
私、完全に丸裸で無防備なのに、そんな様子をじろじろ見られているのが、凄く気持ちいいよお〜。  
私に、裸を見られたいっていう欲求まであったなんて……。  
 
「……君達、学生証を見せなさい」  
「あ、は、はい!」  
 
そうだ、まだまだ私たちは不審な侵入者だと疑われていたんだった。  
学生証は、あっちの鞄の財布の中だ。  
 
私たちは、自分の鞄から財布をがさごそと取り出した。  
……別に、先に服を着たって、もしかしたらよかったのかもしれないのに、私たちは裸のまま、財布を探した。  
鞄は椅子の上。  
起立姿勢のまま、少しだけ前屈みになって、財布を探した。  
警備員さんに、裸のお尻を見られてる……。しかも、ほんの少しだけ、お尻を突き出しているのに……。  
 
そして、財布から学生証を取り出して、再び警備員さんの前に歩いていった。  
震える足取りを我慢しながらも、身体を全く隠さずに胸を張って、一歩一歩進んでいった。  
 
ヒナコの方が先に学生証を見せていた。  
学生証の位置は、胸元のすぐ前。綺麗なピンク色の乳首の少し下。  
学生証とヒナコの乳首とが、警備員さんの視野に同時に入っている。  
ヒナコは間違いなく、自分の乳首を警備員さんに見せようとしていた。  
……ヒナコ、大胆だなあ(いや、今更とか言わないで……)。  
 
「……じ、じゃあ次、そっちの君、学生証を……」  
私も、ヒナコに倣って、学生証を乳首と一緒に見てもらえる位置に持っていった。  
警備員さんが、私の学生証をしっかりと確認している。  
 
……ねえ、け、警備員さん、学生証を確認するのって、そんなに時間かかるかな?  
指名と、所属と、学生証の写真と私の顔を確認できれば、それでいいんじゃないの?  
が、学生証(と一緒に見えている私の胸)ばっかり、そんなに凝視しないでよ……  
ね、ねえ、どう考えたって、私の乳首しか見てないじゃん……!  
 
「き、君達がここの学生だということは確認できたけど、一体何をしていたんだ?」  
非常に答えづらい、直球な質問だ……。  
「ち、ちょっと度胸試しに、誰にも見つからないと思って、裸で走ってみちゃいました……」  
うわあ〜、ヒナコが正直に答えちゃった!  
でもまあ、下手に言い訳もできないし、そっちの方が良かったかも……。  
 
私たちは相変わらず、身体を一切隠さずに警備員さんの前に立っている。  
 
「だ、だから、決して悪いこととか、してないですよ」  
ヒナコが続けた。  
警備員さんも、どうしたらいいのかわからないって感じの、バツの悪い空気……。  
 
「そ、そうですよ!第一、私たち、は、裸なんですから、何か盗んでいたら、すぐばれるじゃないですか!」  
私もヒナコに続いて口を開いた。  
自分の口で『はだか』と言ったことで、一段と恥ずかしさがこみ上げてきた。  
ああ、そうなんだ。私、はだかなんだ……!  
いけないことして見つかって、警備員さんに捕まって、お説教されてるんだ……。  
しかも、しっかりと服を着込んだ警備員さんの前で、私たちだけ何も着させてもらえない、すっぽんぽんのままで……。  
ああ、もうだめかも……そろそろ意識が飛びそう……。  
 
「わ、わかった。早く服を着て、早く帰りなさい」  
警備員さんはそう言って、居室を出ようとした。  
「多分帰れないですよ、私たち今日は徹夜コースですから……」  
ヒナコがわざわざ警備員さんを呼び止めるように、雑談を振った。  
 
「そ、そうなんですよ、私、明日発表だから、パソコンで資料作ってたんです」  
「そうそう、ハルカが明日発表だから、一人で残らせるのも可哀相だし、私も付き合っていたんです」  
「そ、そうです、ヒナコは私の付き添いです」  
 
せっかく警備員さんが出て行こうとしていたのに、警備員さんは私たちの雑談に付き合わされるはめになっちゃった。  
「そ、そうか……学生さんは大変なんだな……」  
警備員さんが、ドギマギしている。  
私たちの方に目を向けて良いのやら良くないのやら、目を忙しく泳がせている……。  
 
「あの……いつもこれくらいの時間に、見回りしてるんですか?」  
相変わらず裸のまま、私は警備員さんに質問した。  
もう散々裸を見られたはずなのに、私はまだ警備員さんを引き止めようとしている……。  
ほら、私の方から質問したら、必然的に私たちとまだまだ会話しなくちゃいけないでしょ?  
ラッキーだよね、警備員さん?  
うら若い女の子2人が素っ裸のまま話しかけているんだから……。  
 
「ああ、だいたい3時間おきに棟内を見回りしてるな」  
「ああ、そうだったんですね〜」  
「私たち以外に、まだ残ってる学生居ました?」  
「ああ、上の階のいつものあの研究室に、まだ10人くらいいたなあ」  
「やっぱり……あの研究室おかしいですよね?」  
「そうそう。私は発表前日だからまだいいけど、夜中に学校にいるのが当たり前っておかしいですよね?」  
「そ、そうだな……」  
私とヒナコは、思いつく限りの雑談をぶつけた。  
 
もう話題も出尽くしたところで、最後に大事なことを言っておくことにした。  
「あ、あの……今日私たちが裸で走っていた、って、誰にも言わないでくださいね」  
「私もお願いします!特に、私たちの名前や所属とかは、絶対に言わないでください!」  
 
両手を後ろに組んで、少しだけ前屈みに。  
前屈みだけど、ほんの少しだけ胸を張って突き出す感じ。  
そんな姿勢で、肩を少し揺すって、もじもじした仕草をとってみる。  
 
ヒナコも私と同じ仕草をしてた。  
素っ裸のまま甘えたように、上目遣いで警備員さんを見つめていた。  
 
「あ、ああ、わかった。……君達、せっかくこんないい大学に入って、賢い勉強してるんだから、あんまり変なことしちゃだめだよ」  
警備員さんは頷いてくれた。  
でも、……お説教されちゃった。  
 
警備員さんは居室のドアに手を掛け、出て行こうとしていた。  
警備員さんが横を向いたそのとき、私は気付いてしまった。  
 
警備員さんの股間が、膨らんでいた!  
警備員さんが、私たちの裸を見て興奮していた!!  
 
うわああ、やっばいよお!  
男の人を興奮させちゃった!  
男の人って、ほんとにみんなおんなじ反応するんだなあ……  
ってか、あんなに興奮していた男の人の前で、無防備な全裸のまま立ってたんだ!  
私、何て、何て危険なことを……  
ああ、ダメ!い、意識がとぶ……  
 
ドアが閉まった。  
警備員さんが出て行った。  
 
私はガクッと倒れて、その場に膝と手をついた。  
「ハァ、ハァ、……」  
「は、ハルカ!?どしたの?」  
「……った」  
「えっ?」  
「……イっちゃった」  
「はぁ!?」  
四つん這いの姿勢で晒されている私のあそこからは、液がだくだくと溢れていた。  
 
「イったの!?あんた、イったの!?」  
「う、うん……」  
「あんた、変態じゃないの!?うわっ……」  
私の液体は、床にまで何滴か垂れてしまっていた。それを、ヒナコに見られてしまった。  
ああ、あんまりにも惨めすぎる……同じ女の子に、一番惨めな姿を見られるなんて……  
でも、元はと言えば(そりゃ大元は私の独り言だけど)ヒナコが裸で走ろうって誘ったから、こうなっちゃったんじゃないか。  
四つん這いの姿勢のままヒナコを見上げた。  
ヒナコの裸。ヒナコの、羨ましいくらいに綺麗な全裸。  
ヒナコだって裸のくせに。  
……ヒナコだって、そのご自慢のピンクの乳首をコリコリに固くしちゃってるくせに〜!  
 
私は立ち上がって、ヒナコの胸に正面から手を伸ばした。  
「は、ハルカ、ちょっ、やめ……あんっ!!」  
ご自慢の乳首を人差し指で軽く押してやったら、ヒナコの身体から急に力が抜けた。  
ヒナコが身を低く屈めた隙に、私はヒナコの背後に回り込んだ。  
そして、後ろからヒナコのおっぱいをめちゃくちゃに揉んでやった。  
「ちょっ!な、何やってんのよハルカ!?」  
「あんたもイけ!どうせイく寸前なんでしょ?」  
「そ、そんなわけないじゃ……ああ、こら、そこは反則!!」  
「あんただって濡れてるくせに〜。あれ、ヒナコちゃん、抵抗が弱くなってきたよ〜(コリコリ、クチュクチュ……)」  
「そ、そんなことないって……あっ!」  
「ほ〜ら、イっちゃえ〜(ピチャピチャピチャピチャ……)」  
「あっ、ああ〜っ!!」  
 
ヒナコが膝をついた。  
ヒナコのあそこからも、液がどんどん溢れていた。  
……勢いでヒナコまでイかせちゃった。  
 
「ハァ、ハァ……。ハルカ、あんた何てことしてんのよ!」  
「うっさいわ、これであんたも同じ変態よ!」  
「もう〜、元から2人とも変態じゃん……それより床、どうすんのよ?」  
「うわ〜、びちゃびちゃ……」  
 
まだ息の荒い私たちは、私たちの液体で濡れた床を見つめていた。  
ほんと私たち、酷いことしちゃったなあ……。  
 
私たちは服を着て、床を掃除した。  
その後、作成途中だった資料の続きを手掛けることにした。  
……あ〜あ、結局徹夜で明日のリハーサル発表に突入かあ。眠いよ〜……。  
 
 
前日にあれだけふざけていた割には、リハーサルでもあんまり悪くない発表ができた。  
その後、学会発表本番で、私は学生部門の優秀発表賞にノミネートまでされてしまった。  
 
 
終わり  
 

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