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『……もしもし莉子、どう? 高野先生のほうは』
電話はやはり志保からだった。大人が相手だと予想以上に大変だったが志保だって忙しいのだ。あまり要らぬ愚痴を言ってはいけない。
「うん順調だよ。いまは澪ちゃんが頑張ってるけど、私の門限までには完璧に仕上がると思う。やっぱり大人は難しいね……」
『莉子なら大丈夫。じゃ、私もこっち済んだら急いで帰るから』
電話を切り、明るいリビングから電波の悪い寝室に戻る。それにしても高野先生がまだ独身で助かった。そもそも先生があれこれ嗅ぎ回らなければ、こんな危ない橋を渡る必要はなかったのだが。
まあ志保の言うように担任を仲間にしてしまえば色々やりやすいのは確かだ。危険の芽は早く摘まなけば、ひょんな事で『ヒルコ』のことが大人たちに知られては大変な事になる。
「……さあ欲しいって言いなさい!! もっと這いつくばって、お尻をいっぱい振って……」
高野先生の小綺麗な寝室に響く澪ちゃんの叫び声。彼女がこんなに使える子になる思わなかった。容赦ない罵詈雑言を呻く先生に浴びせる澪ちゃんのおまんこからは、うねうねと伸びた『ヒルコ』が所在なげに蠢いている。
私たちのしなやかな共生者『ヒルコ』は、こうして仲間を日々確実に増やしているのだ。
「……もっとケツ穴剥き出さなきゃ駄目でしょ!! 『ケツにも太いのお願いします』ってちゃんと私のヒルコに頼むのよ!!」
「ケ、ケツにも……お願いします……」
突き出された先生のお尻はむっちり大きかった。私たちの成績を怪しみ(ヒルコの能力で澪ちゃんが調子に乗って満点ばかり取ったからだ)、特にこのところ極端に点数が伸びた私たちの素行に目を光らせていた高野先生。
だから『打ち明けたいことがある』と日曜日に先生を訪ねた私と澪ちゃんは、全く怪しまれずこの部屋に入ることが出来た。
そしてすぐ私と澪ちゃんは可愛い部屋着の先生を力任せでねじ伏せ、日頃の恨みを晴らしながら、交代でたっぷりヒルコの種を先生のおまんこに注ぎ込んだのだ。
頭の固い大人はなかなか素直にヒルコを受け入れない。私たちはお昼ご飯も食べずに先生を激しく責め続け、先ほど自らヒルコを欲しがらせるところまでなんとか漕ぎ着けた訳だった。
「ひあああああっ!!」
太く、硬くなった澪ちゃんのヒルコが先生の赤黒い肛門にずぶずぶと埋まってゆく。その下でべとべとのおまんこは濃いヒルコの種液を垂れ流し、豊かに縮れた恥毛をべっとりと濡らしていた。
「ああ……澪……さん……もっと……」
清楚で知的だと男子に人気の高野先生も、こうして見れば一匹の雌だ。だがどうやら澪ちゃんは生意気にもヒルコを制御し、浅い場所でたっぷり焦らしながらその味を教え込むつもりらしい。
「お願い……も、もっと奥を……」
「駄目だよ。ケツをぶんぶん振って自分で吸いこむのよ」
這いつくばり、白く重量感のあるお尻をたぷたぷと振る先生の前に立った私はスリッパを脱ぎ、休日らしく無造作に纏めた彼女の頭を強く踏みつける。
「……先生さ、澪ちゃんにもっと奥まで掻き回して欲しかったら私の足を舐めてみなさいよ。ほぉら……」
私は高野先生に何度か成績のことで注意されたことがある。けっこう露骨に優等生を贔屓し、私や志保を眼鏡越しに冷たく眺めたこともあるあまり好きではない先生だった。
でも今ヒルコのおかげでこんなにも強く、賢くなった私はこうして有名大学を出た高野先生さえ服従させ、すっ裸で足元に跪かせているのだ。
「……ふぁ、あい……」
私の踵にぐりぐりと頭を踏みつけられながらも、先生は汗ばんだ首を捻って懸命に舌を伸ばす。やがてピシリと眼鏡が割れる音とともに、涎に光る先生の舌が私の靴下に届いた。
「あはは、先生靴下舐めてるよ!!」
先生のお尻をピシャリと叩きながら澪ちゃんが朗らかに笑う。やがて犬みたいに口で私の靴下を脱がせた先生は、恭しく私の爪先をベロベロと舐め続けた。
そのとき、その姿を見下ろし意地悪な快感に浸る私のおまんこの奥で、しばらく休んでいた私のヒルコが元気を取り戻したのか、ヌチッと不服そうに動いた。
(あ……ごめん退屈だった? ちょっと待ってね……)
もう私とヒルコの心は強く繋がっている。もう志保にも負けないくらいの私の力を澪ちゃんに見せておくのも悪くないだろう。ヒルコの能力に有頂天の彼女は最近、私の言いつけを守らないで調子に乗ることがあるからだ。
「……澪ちゃん、ちょっと離れてて」
「へ!?」
怪訝な顔の澪ちゃんが自分のヒルコをちょろりと引っ込めた瞬間、ブリュブリュッ、というはしたない音を立てて私のヒルコがおまんこを飛び出す。
腕ほどにも太くなり、柔軟にのたうつそれは足元にうずくまる高野先生の首をがっちりと締め上げ、たちまち鬱血した先生の顔からひしゃげた眼鏡がポロリと落ちた。
「ぐ……え……」
「り、莉子ちゃん!?」
唖然とする澪ちゃんに悪戯っぽく微笑みかけてから、私のヒルコは窒息する高野先生の顔面をフローリングの床にガツンと叩きつけた。でも近所に響かないよう注意したので、気絶するほどの衝撃はなかったようだ。
「くあ……あ……」
ヒルコを首から解いてやっても、虚ろな眼で宙を見上げる先生の表情から小賢しい知性は消えていた。しかし本能的な危機感で私から遠ざかろうとする彼女を、私のおまんこを飛び出したヒルコは逃さなかった。
「ひ、ひっ!!」
見事な螺旋を描いて先生の身体に絡みつく私のヒルコ。関節の軋みが聞こえるほど両脚を大きく広げられ、仰向けでむせび泣く高野先生の毛深いおまんこに、手早い拘束を終えたヒルコの先端がゆっくりと侵入する。
「う……おおおおっ!!」
私が先生に強制したポーズは、女なら耐えられない辱めの姿勢だった。腰を高々と掲げ、ほぼ水平に固定された両脚の間に花咲くいやらしい肉の襞。
しかし高野先生の表情にもう羞恥の色はなかった。彼女はその充血した肉穴を貫くヒルコを恍惚と受け入れ、涎を流しながら嬉しげに喘いでいる。私たちの厄介だが大事な任務は成功したのだ。
「はお……おおおっ!!」
その強烈な抽送にまた先生が叫び歓びの潮を噴き始めたのを見届けて、私はチラリと澪ちゃんを振り返って言った。
「……さあ、澪ちゃんも続けてあげなよ。」
「う、うん……」
心なしか元気のない自分のヒルコを掴み、澪ちゃんは狂乱する高野先生にそっと近寄った。しかし粘液を撒き散らし、白目を剥いて痙攣し続ける先生は、おずおずと肛門へと侵入した澪ちゃんの可愛いヒルコにさほど快感を倍化させた様子はない。
「……ほ、ほら、あんたのケツ穴に入ってたヒルコよ!! 舐め回して綺麗にしなさい!!」
ふくれっ面で陵辱を諦めた澪ちゃんが背中を丸めて先生の顔に跨り、その唇へグニャリと垂れ下がったヒルコを押し付けたとき、また私の携帯電話が鳴り始めた。多分、また志保からだろう。
「もしもし?」
『……ウ、ウチはずぅと志保姉ちゃの奴隷にでんもなるげぇ、もっと……もっともっとオメコしてちょおでぇ……』
急いでリビングに移動しながら聞き慣れない少女の声に慌てて発信者を確認すると、やっぱり間違いなく志保からの電話だ。もう一度電話に耳を近づけると、今度は馴染み深い志保の声が聞こえてきた。
『……めんごめん莉子、こっちはこんな感じだから報告しとこうと思って。今のは私の従妹よ……』
連休を使ってお母さんの実家である離島を訪ねている志保も頑張っているようだ。こちらの様子とねぎらいの言葉を伝えて電話を切り、寝室に向かうと、澪ちゃんのヒステリック声が聞こえてきた。
「……もっと嬉しそうに咥えろっ!! これから私と……莉子ちゃんの言うことは何でも喜んで聞くのよ!!」
END