「っはぁっ……はっ、うあっ……!」  
男は何度目かの射精に腰を震わせて仰け反った。  
「はぁ、はぁ……くっ!」  
心地よい射精後の疲労に耐え、男は再び腰を振り始める。  
ずいぶんと久しぶりの交わりだから、これくらいでは治まらない。  
すでにシーツは男の精液で汚れ、彼女との結合部からはずいぶんと大きな水音が立ち始めていた。  
「も……やめて……」  
息も絶え絶えと言った具合に、少女はベッドにくくりつけられた手錠を揺らして懇願する。  
「う、うるさい」  
男はそれだけいうと、また行為を始める。今さらやめられるものかと思う。  
がちゃがちゃと、鎖が擦れる音に男の良心が苛まれる。  
 
二人は、夫婦である。  
 
男はその若さでかなり有能な魔術師であったが、陰気な性格と外見から他者との関わりは少なかった。  
少女の父は上流貴族の野心家で、しかも金好き、賭け好き、女好きと悪徳の見本のような男であった。  
男の方としては、ただの色狂いの客として見ていたのだが、この父親に気に入られてしまい  
娘を嫁にどうだと紹介されたのがきっかけであった。  
娘と言っても正妻の子ではない。父親が戯れに手を出した女中の子で、どちらかと言えばただの召使だ。  
よく、屋敷に呼びつけられた時、この少女が男を案内していたのを思い出す。  
「娘は君が気に入っているようでね。君が来る時はいつも世話役をしてくれているよ」  
その言葉に、馬鹿な男だと魔術師は思う。  
貴族の娘様方の恋占いを専門とする、甘い言葉と顔が売りの占星術師ならともかく  
色狂いの貴族に商売する陰気な魔術師など、誰が進んで世話や案内を申し出るものか。  
きっと、その娘は召使仲間でも貧乏くじを引かされているだけなのだろうと、魔術師は思っていた。  
それはあながち間違ってもいなかったのが、少々悲しいところだろう。  
 
少女は灰色の髪を左右三つ編みのお下げにしていた。服は支給されるメイド服だ。  
正妻の方の馬鹿娘は艶やかな金髪で、いつも違う髪型と豪奢な髪飾りをしていたから  
この男は娘として扱っていなかったのだなと、魔術師は思う。  
 
「持参金もつけよう。どうだね?」  
 
体の良い厄介払いなのだと、魔術師にもわかった。  
女中の子とはいえ、貴族を父に持つ少女にそう求婚できる男はいない。  
貴族の男ならば、女中の子など問題外だし、同じ召使同士では貴族の血なんて恐れ多いのだろう。  
どうせ付き合うような女もいないし、女中ならば家事もできるだろうと考えて魔術師はその話を受け入れた。  
 
嫁にやってきた娘は、いつものように灰色のお下げを揺らし、服は粗末で地味な服を着ていた。  
結婚式など挙げていない。ただ、魔術師の男の家に女中としてやってきたようなものだった。  
「これからよろしくお願いします」  
ぺこりと頭を下げた時、あの娘はどんな顔をしていたのだろう。  
入ってはいけない部屋を教え、家事をさせ、彼女の料理を食べて、初夜を過ごした。  
水仕事で手は荒れていたが、年相応の瑞々しい肌に吸いつき、跡をつける。  
娼館の女たちとは違う、少々硬い乳房。少女の足を押し開いて破瓜の血を流させる。  
寝台で少女の灰色の髪が波打ち、波打つ銀色の海のようであった。  
歯を食いしばって少女が痛みに耐える様を見て、男は初めてこの少女が愛しいと思えた。  
寝台が軋む音と、少女の荒い息遣いが、男をひどく興奮させていく。  
 
次の日、少女は血と精液で汚れたシーツを洗うなど、家事を進める。  
男は部屋にこもって、依頼されていた薬や、新しい魔術道具を作っていた時、遠慮がちなノックがされる。  
 
「あの……食材の買い出しに行きたいのでお金を頂いてもいいですか?」  
「そうか、そこから適当に取れ」  
部屋に入ってきた娘を見もしないで、男は革袋が置いてある机を指差した。  
「あ、あの、金貨ばかりなんですが……」  
普段の買い物て使うのは銅貨、大きいものでも銀貨しか知らない娘は驚いて問いかける。  
「何か問題があるか?」  
「い、いえ、では一枚貰っていきますね。何か食べたいものはありますか?」  
「なんでもいい」  
そっけないその言葉に少女は悲しそうな顔をしたが、男は気付かなかった。  
少女が金貨一枚をそれはそれは大切そうに皮袋に入れて買い物に出かけるのが窓から見えた。  
男の家は森の中にあり、近くの町に着くまで歩いて小一時間ほどかかる。  
「……」  
男は、低級使い魔を呼び出して、彼女に護衛と案内としてついていくよう命じる。  
さすがに新婚二日目で、森の獣に襲われたりして死なれては目覚めが悪い。  
何気なしに、男は鏡で使い魔の眼から少女の様子を眺める。  
澄ました顔……というか特に表情も変えずに少女歩いている。  
男は昨夜の少女のあの艶めかしい顔を思い出して、思わず顔をにやけさせた。  
今夜は何をさせてやろうかと、下種な事を考えていると自然に下半身の物が硬くなる。  
自慰してしまおうかと思うが、夜のために取っておくことにする。  
鏡の中の新妻を今夜はどう責めてやるかと楽しそうに考えていれば、結構な時間になっていたらしい。  
すでに少女は町につき、食材を買い集めている。  
「……ん?」  
少女は、笑っていた。  
少女は晴れ晴れとした笑顔で、店主や女将と楽しそうに会話をしている。  
あの屋敷の中や、男の家では見せたことのない笑顔だった。  
 
『久しぶりだねぇ!いい果物があるんだ!持ってお行き!』  
『はちみつはどうだい?特製だよ!』  
屋敷で働いていたころからの知り合いなのだろう。少女は、とても楽しそうに買い物を続けている。  
『金貨じゃないか!お前、ずいぶんと良いところに嫁いだんだね!』  
その言葉に、一瞬、少女の顔が暗くなったのを男は見逃さなかった。  
何かに気付いたらしい女将が、金貨を眺めている亭主を叩く。  
『出来ることがあるならなんでもいいな。大した力にはなれないかもしれないけど……』  
『大丈夫よ。ありがとう。屋敷の時より買い物にきちゃうかもしれないけどね』  
『お得意様なら大歓迎さ!さ、これも持ってお行き!結婚祝いだ!』  
結局、少女は店の者たちから両手でどうにか抱えられる程の大量の品を渡され、よろよろと戻っていく。  
男は酷く不機嫌そうな顔をして、それを眺めていた。  
あまりにも大量に持たされたものだから、少女は時々荷物を置いて休み休み歩いていく。  
こつこつこつ、と机を指で叩くと、男は突然立ち上がった。  
 
そして、乱暴な足取りで家から出ていく。  
 
……―――  
「あ」  
少女が見たのは、陰気な夫の姿であった。  
「遅い」  
「お帰り」でも「御苦労」でもない苛立つような男の言葉に、少女は無表情で視線を落としてすみません、と謝る。  
「そんなに買ってどうする。持てる量を考えろ」  
あれよあれよという間に、男はワイン瓶やら野菜の入った袋を奪っていく。  
「帰るぞ」  
「あ、はい」  
荷物を持って、二人はぎこちない動きで家へと帰る。会話は、なかった。  
 
家に戻ると、男は荷物を置いてまた部屋に戻る。  
少女は急いでまた、家事を進める。何度か、男の部屋に入ろうかと思ったが、やめた。  
そうして……食事をして、湯浴みをして、今夜も少女は男に抱かれた。  
獣のように四つん這いにされて、後ろから乱暴に突かれる。  
少女は顔が見えていないのをいいことに、枕を強く握りしめ、苦痛の表情を隠さなかった。  
泣きだしそうになる小さな悲鳴も、男には悦びの喘ぎ声にしか聞こえていない。  
「か、可愛い奴め」  
俺のものがそんなにいいかと言わんばかりの言葉に、少女は小さく頷いてやる。  
男はそれに機嫌を良くしたのか、さらに乱暴に激しく突きはじめる。少女の身体が小さく震えた。  
 
 
結婚してから、一週間はこんな夜だった。  
初めて彼女が拒んだのは月のものが始まったのが理由だった。  
それなら仕方ないな、と男はあっさり諦めて、だが逃がさんと言わんばかりに同じ寝台で寝る。  
次の日の朝、男はいつもより早く目覚めたが、既に少女は寝台にいなかった。  
いつものように、食事の用意や家事をするが、まるで男と同じ部屋にいたくないとばかりにせわしなく動き回る。  
呼べば来るし、家事も問題ない。ただ、どうしても、彼女が笑っていないのが気になった。  
それからしばらく、月のものも終わっただろうと、男は少女に行為を求めたが、少女はすでに寝入っていた。  
諦めて、男も大人しく眠りについた。  
 
しかし、それが一週間も続けばさすがの男も、無言の拒絶だと分かる。  
 
これには男も気になって、意味もなく少女を呼び寄せたり、買い物帰りは待ち伏せたり  
なるべく傍にいようとしたが、少女の態度は変わらない。  
勇気を出して帰り道で手を握れば、握らせはするが、握り返してはくれない。  
 
心臓が、痛い。  
 
こんなことなら、あんな娘、娶るんじゃなかった。と後悔するが、料理はうまい。家事も問題ない。  
男が何を食べたいと言い出せば大抵は作ってくれる。  
そうだ、女中としては、優秀だが……妻としての愛がないのだ。  
夜になれば、同じ寝台に入るが、少女はこちらに背を向けて眠る。  
彼女の灰色の髪に、そっと触れる。こちらを向け、お前は俺の妻だろう?  
そんな言葉が喉まで出るが、男はそれを飲み下して、背を向けて眼をつぶる。  
愛してくれ、と懇願するなどプライドが許さなかった。  
男は有能な魔術師で、少女はただの召使だ。身分の差がある夫婦であり、男が娶って「やったのだ」  
それなら少女が、男の言う事を聞いたり、機嫌を取るのが自然だろうが!と、男は苛立ちを抑える。  
性欲処理なら娼館に行けばいいのだろうが、なぜかそんな気にはなれなかった。  
 
結婚してから一カ月半というところで、とうとう男は我慢の限界に達する。  
 
いつものように背を向けて眠ろうとする少女の肩を軽く掴むが、反応はない。  
そのままゆっくりと少女の手に触れると、急に引っ張り、ベッドの枕元の柵に手錠をつなぐ。  
「えっ!?」  
驚いている少女に馬乗りになって、もう片方の手もつないでしまう。  
 
「な、なんですか!」  
がちゃがちゃと手錠を揺らすが、外れるわけもない。  
「うるさい、だまっていろ!」  
手錠と同じように枕の下に隠していたナイフで、少女の寝着を切り裂く。  
ギラリと見えたナイフに、少女は怯えて小さく震えるだけになる。  
一か月ぶりの少女の裸体に、男は生唾を飲み込んで、その乳房に吸いついた。  
「あぁっ!」  
少女の身体が跳ねる。男は赤子のようにその先を吸い、硬くなった彼自身を彼女の太ももに擦り続けた。  
寝着を剥がされた少女は、下着一枚となっているため、男の先走りが彼女の肌を濡らしていく。  
「やっ、いやぁっ……!」  
荒い息のまま、男は少女の口を吸う。互いの唾液が交わり溢れ、少女の唇からつぅ、と流れた。  
少々血走った眼で、少女の足を開かせ、久方ぶりのそこへと侵入する。  
「濡れているではないか、そうか、お前も欲しかったか」  
「ち、ちが……ああんっ!」  
「うっ!」  
随分と久しぶりの交わりに、入れただけで男は吐精してしまう。  
少し硬度を失った男根を容赦なく彼女のモノが締め付けたものだから、すぐに再装填される。  
先に出された己の精液を彼女の奥へと流し、かき混ぜるように、男は腰を動かし始めた。  
少女は怯えた眼で、自分を力かませに犯している男を見ている。  
嫌がる彼女より、己の欲望を優先させたことの罪悪で胸が痛むが、それでも行為は止まらない。  
夫婦なんだ、交わって何が悪い。相手を求めて何が悪い。  
「っぐぅぅ!」  
二回目は、彼女の腹にかかった。  
生温かい液体に、少女は身をよじらせた。中も外もこの男の精液で染め上げられる。  
がちゃがちゃと手錠の鎖が軋む音が、まるで男の行為を非難しているようだった。  
貯めに貯めこんだ男の欲は激しく、少女が泣いても止まらなかった。  
「あっ!あっ!ああああああっ!!」  
行為の最中、少女も達して、その身体を仰け反らせて震わせる。  
彼らの結合部は汗と精液と愛液でこれでもかと濡れ、シーツの汚れは広まるばかり。  
途中で何度も口づけしてやると、ようやく少女も返すようになり、男は喜んでまた強く突く。  
次第に、強張っていた少女の身体もほぐれ、甘い声を出し始める。  
「あっ!ふぁっ!駄目っ!もうやめてぇっ…!」  
「だ、だまれ、やめるものか!」  
何度目かしれない射精で内部に広がる感覚に、少女は切なくも嬉しそうな声を出す。  
男はそれこそ体力の限界まで、少女の身体を貪り、何度も何度も腰を打ちつけた。  
 
最後の方では、少女の顔が悦びでとろんと蕩けた笑顔に見えたのは、  
彼女を愛しすぎた男が見た、悲しい幻覚だったのだろうか。  
 
……――――  
少女は、自分の胸に顔をうずめて眠っている男を見て、小さくため息をつく。  
手錠で手首が痛むし、もう朝だからいろいろ家事に取り掛かりたいのだが、男は起きそうにない。  
 
少女はただ、愛されたかった。  
 
母は死に、父は気まぐれで少女を可愛がるが愛してはいなかった。  
正妻の娘は自分を異母姉妹とは知らないし、正妻も特に少女の存在を気にしなかった。  
出生を知っていたり、何かに感づいた同僚は、少女に接することさえ避けていた。  
気軽に接してくれるのは、出生を知らない行きつけの店の人だけ。  
この魔術師との結婚の話は、少女には拒否権がないから心配していたが、来てみればごく普通の少し陰気な男だ。  
妻になるからには、この人を愛そうと思った。  
それなのに、男は自分にろくに振り向きもせず、構ってくれない。  
なんだか、とても悲しかった。ここでも、愛されないのかと半ば諦めたとき、月のモノが来た。  
恐る恐る拒絶すると、案外あっさり男は行為を諦めてくれた。  
あぁ、この男にとって自分はその程度なのかと思ったが、男は寝台から出ていけとはいかず一緒に寝てくれた。  
ぎゅうと、抱きしめられて寝るなんて、ずいぶんと久しぶりだった。  
 
この人に愛されたいと、心から願ってしまった。  
 
月のモノが終わったので男が行為を求めるが、寝たふりをする。  
残念そうなため息が聞こえたが、男は諦めて少女を抱いて寝てくれた。  
自分の我がままな理由で拒絶したことで心が痛んだが、気遣ってくれたことに少女は喜びを見つけてしまう。  
 
背中を向けて寝ると、構ってくれと言わんばかりに髪の毛を弄られて、少し笑いそうになった。  
初めはろくに会話をしてくれなかったのに、拒んでからは妙に話しかけたり、料理のリクエストを言い始めたときには心底喜んだ。  
手を握られたときは、嬉しくて嬉しくて、その握られているという感覚を楽しんだ。  
 
もしかしたら、ただ抱きたいがためのご機嫌とりなのかもしれない。  
このまま、わざと冷たくすればいつかは離縁されるかもしれない。  
それでも、少女は男に優しくしてもらいたかった、構ってほしかった、愛してほしかった。  
 
昨夜の無理矢理には少し驚いたが、少女の自業自得なので男を責めるつもりはない。  
むしろ、あんなふうに激しく求められるのも……と、少女は顔を赤くする。  
 
「おはようございます」  
男が目覚めたのに気付き、少女は優しく囁く。  
てっきり、嫌われると思って恐る恐る少女の顔をのぞいた男は、その優しい笑顔に驚く。  
「……おはよう」  
「昨夜は、その、素敵でした……」  
今まで冷たくした分、優しくしようと思っていた彼女はそう言って男に足を絡めた。  
 
「そ、そうか?」  
照れたような男の言葉に、少女の下腹部がキュンとなる。  
「あの、今まですみませんでした……」  
「や、あの、お、俺も、その、すまん」  
痛いか?と男は少女の未だ繋がれている手首を撫でさすった。  
「外してもらえますか?」  
「お、おお」  
ようやく自由になって両腕の使い方はもう決めていた。  
目の前の「旦那様」にぎゅうと抱きつき、今までの分をたっぷりとキスの嵐でお返しする。  
しがみついて、男を寝台に無理矢理仰向けに寝そべらせ、少女は男に跨る。  
「ま、待て」  
もう朝だとか、出ないとか、弱音を吐く男に、少女は優しく微笑む。  
 
「だって、好きなんです」  
 
一晩中繋がれていた少女は男根を掴んで擦りあげ始めた。  
「お、おい、やめ……」  
そう口では言うが、微妙に期待しているのか笑っているし、何より硬くなっている。  
「んんっ……」  
今度は少女自ら男のモノをゆっくりと下腹部へと飲み込む。  
みちみちと、また、互いの接合部が擦れて甘い痺れを走らせ、二人は喘いだ。  
「っはぁ……き、気持ちいいですか?」  
ぶんぶん!と男は首を縦に振る。  
「そうですか、じゃあ」  
朝日に照らされている彼女は、腰を動かし始める。  
「ちょ、ちょっと待て、もう本当に出ない……」  
「そうですか?でも」  
もう少し頑張れますよね?という少女の可愛らしくも淫靡な笑みに、男は気を失いそうになる。  
そんな眼で見つめられたら、頑張るしかないじゃないか。と、男は今にも出そうになるのを必死で耐える。  
そんな顔をされたら、もっと欲しくなってしまう。と、少女は艶めかしい笑みを浮かべて腰を動かし始めた。  
 
 
……――――  
「怒ってます?」  
行為が終わり、出すもの出しきって疲れて、いつも以上に陰気な男に少女は恐る恐る問いかける。  
「いや、怒ってはいないが……」  
「今夜は旦那様の好きなものたくさん作りますね」  
ぎゅう、と甘えるように少女に抱きつかれ、男は照れたように笑う。  
「まぁ、なんだ、その、今度一緒に買い物に行くか」  
その言葉に少女は嬉しそうに、「大好き」と囁いて男の頬にキスをした。  
今さらながらに、男も、少女に「愛している」と初めて囁く。  
 
ようやく夫婦らしくなった二人が、手をつないで町に行く日は、そう遠くないだろう。  
 
 
 
終わり  
 
 
 

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