「助けこないね〜」  
「……来ませんね」  
今日、僕たちが漂流してこの島に流れ着いてから三日目になる。  
幸い流れ着いた中にあったサバイバルキッドの濾過装置と湧き水のおかげで飲み水の心配は無いし  
缶詰と釣り道具のおかげで食べ物もしばらくは大丈夫だろう。  
 
「ねえ、清君童貞?」  
ブッ、いきなりなんてこと言うんだ。この人は。  
 
え〜と、今いきなりぶちかましてくれたのは、一緒に漂流中の明菜さん。  
ちょっと……いや、かなり天然が入っているけどいい人だ。  
こんな状況でも落ち込まないで、なんとかやっていけたのは彼女がいてくれたおかげだと思う。  
 
話を聞いて驚いたんだけど同じ大学のOGで、(背が)ちっちゃいのに(胸が)大きくて、  
干支を聞いたら、僕より一回り上で、誕生日は僕より先だったので34のはずだけど、スレてないというか、子供みたいな笑顔を浮かべる人だ。  
 
「私はね、処女なんだ。男の人と付き合ったことも無いんだよ」  
意外だ。  
周りの男ども、見る目がないぞ。いやまて、この人コナかけられても気がつかなかっただけじゃ?  
男と二人っきりのこの状況で、ビキニとか着る人だからなぁ。  
胸がプルプル揺れたりしてて、今にも零れ落ちそうで、股間の猛りを隠すのに苦労しました。  
 
「このままね。死ぬのは嫌なの。清君は私と恋愛するの嫌かなぁ…?」  
そういって俯いた明菜さんは震えていて、僕はハッとした。  
普段は明るく振舞っている明菜さんだけど、やっぱり不安なんだ。ここは男として僕が支えてあげないと、そう男として!!  
 
 
「すごい。硬くなってる――それに熱い」  
うわっ、いきなりソコ!? ソコいっちゃいますか。  
明菜さんの手が、服越しに僕の股間の聞かん坊を撫で撫でしてます。  
なんというかね。主導権を握るとかそういう余裕はありませんでした。  
もちろん、恋愛=エッチかよという突っ込みも入れません。  
そうこうしている内に、脱がされてしまいました。  
 
「へえぇ〜、男の人ってこうなっているんだぁ」  
いや、あの、まじまじ見ないでください。お願いですから。      
ああ、息が、息が、  
 
「知ってたよ。清君が私の胸をここ膨らませてたの。なんとかしてあげたいってずっと思ってたんだ」  
これは夢?  
僕は欲求不満が高じて夢でもみているのでしょうか。  
明菜さんの舌が、べろんって、ベロンって、な、舐め、舐めて。  
 
「我慢。しなくていいんだよ」  
明菜さんが、こっちを上目づかいで見上げながら、僕の物を口いっぱいにほうばって、  
口内の暖かで、ぬめぬめと包み込んで、魂までも吸い込まれそうな感触がっ!  
 
「こうすれふぁ、ひひんふぁよね。ひほちひい?」  
その状態で喋られるとっ、振動と動く舌で大変なことにぃ!!  
耐え切れず僕は、明菜さんの喉奥めがけて溜め込んでいたものを放出しました。  
す、すみません。汚いのでどうぞ、そこらの地面にペッと吐き捨てちゃってください。  
 
「ん。勿体無いよぉ〜。貴重な栄養だし。でも、いっぱい出したのにまだ、元気だね〜。もう一度――ああっ!!」  
なんでしょう。  
何か僕の物に異常でも!?  
 
「キスするの忘れてたぁ! ファーストキスから素敵エッチの完璧プランがぁ〜!」  
 
あの、えっと、これからキス、しますか?  
 
 
 
 

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