先生に命令されて、私はクラスみんなの前で裸で立たされた。
……みんなに見られて、ほんとに恥ずかしい!
「はい、というわけで学級委員の小中(こなか)さんに裸になってもらいました。
これから、人間の身体の部分の名前を、小中さんに説明してもらいますね〜」
理科の先生は怒ると恐くて、逆らえない……
「小中さん、今から先生は指示棒で小中さんの身体を触っていきますから、触られた部分の名前を言ってくださいね」
「は、はい……」
「はい、じゃあここは?」
「……頭です」
「ここは?」
「耳です」
「ここは?」
「……首」
先生が、私の身体の色んなところを指示棒で突っついた。
「ここは?」
「……おなか、です」
「ここは?」
「ううっ、お、おへそです……」
先生の指示棒の先っぽが、私のおへそをくりくりくすぐってる……
先生、ひとのおへそをいじったらだめなんですよぉ……うぅ……
「ここは?」
「……お、おっぱいです」
せ、せんせい……おっぱいつっつかないで……
「ここは?」
「……ううっ」
そんなとこ、じっくりこすらないで……恥ずかしいよお……
「ん?わからないのか?……うりゃ、うりゃ」
や、やめて、せんせい……すごくくすぐったい……
「……ち、ちくび、です」
うう……言っちゃった……『乳首』って答えるの、恥ずかしいのに……
みんな、見てるよ……私が、おっぱいやちくびを、せんせいにいじられてるところを……
もうやだ……
「はい、じゃあちょっと足を開いてね」
えっ、こんなとこまで見せないといけないの?
……ひゃっ!!
「はい、ここは?」
せ、せんせいどこさわってんの!?それはさすがに、見せるのも答えるのもほんとに恥ずかしいですから……!
「……股」
「ちょっと違うね。もう一回聞くよ。ここは?」
棒の先っぽが、いじわるく私のあそこを、しつこくこすり続けてる……
何でこんな恥ずかしいところを、みんなに見られないといけないんだよぉ!
「……ま、まん……、……こ」
「はい、よくできました〜!」
「うわああああああああああん!!」
私はその場にへたりこんで、みんなの前で裸のまんまでずっと泣きじゃくっていた……。