「ねえちゃん。クリトリスって何?」  
 
小学校高学年になりそろそろ悪い事も覚え始めた啓太が言う。  
 
「は!?何ってそりゃその・・・」  
 
もう高校生にもなり”ソレ”が何を指すのか当然知ってるわたしは焦りを隠せなかった。  
 
「今日学校で真吾がさ、女のクリトリスって知ってるか?って自慢してたんだ」  
 
・・・・あの悪名高き真吾が吹きまわったらしい。  
小学生とは思えぬ、いや逆に小学生だからこその遠慮の欠片も無い全身下ネタで出来た悪ガキ。  
聞けばその真吾がHな本で読んだ知識をひけらかしたらしいが、  
彼らもまだ小学生。クリトリスが何を指すのかが理解出来なかったらしい。  
それで友達同士で一体何なのか?と議論までしたという。  
結論はというと・・・・・・・・結局わからずじまいでどうしても何なのか知りたいらしかった。  
 
「ねえ、クリトリス見せてよ」  
「な、何馬鹿なこと言ってんの!そんなのもう少しすれば学校で習うわよ!」  
 
知識が無いとは言えあまりの無神経さにあきれ返ってしまう。  
啓太も諦めたようでその日はそれ以上の追求される事なく終わった。  
 
 
数日後、家に帰ると何やら騒がしい声。  
啓太の友達が遊びに来てるらしい。  
 
「ただいまー」  
「おかえり、真吾たちが遊びに来てるんだ」  
「そう、騒がしいからすぐわかったわよ。おねえちゃんは勉強するから静かにしててね」  
 
そういって自分の部屋で制服のまま静かに過ごしているとわたしの部屋をノックする音。  
 
「ねえちゃん今入っても大丈夫?」  
 
啓太の声。部屋を別々にしてからは滅多に私の部屋に入ってくる事なんか無いのになんだろ?と疑問が沸いた。  
 
「いいよ?どうしたの?」  
 
恐る恐る扉を開ける啓太、その後ろにはあの真吾の顔。近所の良介君と裕樹君の姿も見える。  
4人が恐々と部屋の入り口に並ぶ。  
その神妙な顔付きからは何やら得たいの知れぬ嫌な予感がした。  
 
「お小遣いならないわよ?」  
「いや、ちがうよ。みんなで話したんだ。ねえちゃんに一生のお願い」  
「なによ。協力できることならするよ?」  
 
わたしが言い終わるや否や全員が一斉に土下座し始めた  
 
「ねえちゃんお願い。クリトリス見せて下さい」  
「お願いします!」  
 
「・・・っえ?」  
 
異様な光景に事態が飲み込めない。  
 
「お願いします!」  
「はぁっ?」  
 
いや、ありえない。幾らなんでもそんな事頼んでくるとは常識外れにも程がある。  
 
「あ、あんたたちクリトリスって何だか知ってるの?」  
「知らないから見てみたいんだよ。こ、こんな事頼めるのねえちゃんしかいないから。お願い!」  
「僕もお父さんの本で読んでからずっと気になってしょうがないんだ。お姉さんお願いします!」  
 
真吾まで・・・・あまりに必死な彼らを見てると少し可哀相な気持ちになってきた。  
 
「クリトリスって大事なところなのは知ってる?」  
「うん、図鑑とか調べてみて女の人のアソコにあるオチンチンみたいな物だってところまでは解ったよ」  
彼らなりにクリトリスについて調べたらしいが結局理解できないらしい。  
 
「アソコを見せろって言われても普通はね。おねえちゃん嫌だからね、そんなの」  
「絶対誰にも喋らないからお願い」  
「うーん。。」  
ここまで真剣に頼まれると断りにくい。  
 
「絶対に誰にも言わないって約束できる?」  
「うん!約束する!」  
 
やばい・・・目が輝いてる。見せてもらえる物だと思いはじめた目つきだ。  
まだ誰にも見せた事が無い大事なところだけどコイツらのために人肌脱ぐか・・・  
 
「絶対絶対誰にも言わない。これからの事は直ぐに忘れる事!いいね?」  
「うん。わかった!」  
「約束破ったら半殺しだよ。普通は好きな人とか結婚するときだってそんなに見せる所じゃないんだからね」  
「絶対!約束する」  
 
そういうと全員で並んで正座し始める。  
勉強机の椅子に座っているわたしの丁度腰の高さからうれしそうな目、目、目  
きっと不純な理由ではなく純粋な好奇心からなのは解っているけど、こんなことをして本当に良いのか?と疑問がわいて来る。  
年相応になれば彼女が出来て、本来なら初めて”ソレ”を目にするはず。  
イヤ、そもそも他人に見せる場所なんかじゃない。  
なんの予備知識も無い彼らに、もう殆ど大人と同じに成長したソノ部分を見せてトラウマにならないだろうか?  
 
それより・・・・・・・  
何故見せる気でいるのか・・・・・  
断ればいいじゃないか。なんて微塵も思わないのが不思議だ。  
 
「じゃあ脱ぐよ。」  
 
内心のドキドキを隠すように冷静を装って言った。  
 
「何よ?見たいんじゃないの?」  
 
予想外の出来事と極限を超えた緊張からか反応を示す事が出来ない啓太たち。  
 
「・・・う、うん」  
 
言い出したは良いが、後には引けなくなった後ろめたさからか返事にもキレが無い。  
ここで躊躇したら負けだ。  
パンツを脱ぎ去り、スカートを一気に捲り上げてやった。  
 
 
「毛が生えてる・・・大人だ・・・・・・」  
 
誰とも無く声が聞こえた。  
 
「当たり前でしょ。おねえちゃんは大人よ」  
 
平静を装ったがもうこれ以上無理・・・・・無理・・・・・  
 
「クリトリスはどこにあるの?」  
 
バカ啓太め。  
ここまで見せてるんだから十分だろって話だ。  
これ以上見せてしまったらこいつらの未来に悪い影響を与えてしまうような気がした。  
 
そんなこっちの気持ちを知ってか知らずか真吾が言う。  
 
「毛の中にあるんだよ。お姉さん見せてよ」  
 
・・・・・こいつめ。いいだろう見せてやるから目玉開いてよーく見るんだよ。  
思いっきり脚を開きまだ誰にも見せた事のない大事な部分をコイツらのために丸出しにした。  
 
「うわっ、なんか割れてる」  
「すっげーこれってマンコだよな!」  
「俺マンコって初めて見たよ」  
 
楽しむんじぇねー。クリトリスまでの道のりはまだまだ遠いんだ。  
 
「変なこと言うなら見せない。本当に見たい?」  
 
「うん」  
「はい!」  
「お願いしまーす」  
 
屈託も無く言ってくれる・・・しょうがない。  
 
「じゃあ広げるからよく見てなよ。この割れ目の上のほうにあるんだ」  
 
そう言って両手の指先で割れ目を力任せにグイっと広げる。  
自分でも見た事ない。こいつらが正真正銘最初にわたしのアソコを見た人間だよ・・・  
 
「?」  
 
思い切って見せてやったのに全員そろって同じ反応を示した。  
 
「な、なによ・・・・?」  
「ねえちゃん・・・ぐにゃぐにゃしてて良く分かんない・・・・」  
「何が?お前らの望み通り見せてやってんだろ・・・」  
「う〜ん。。」  
 
あれだけ勉強したふうでコイツらは全く女の子のアソコについて無知だった見たいだ。  
 
「ほら、ここだよ。ここがクリトリス」  
 
割れ目の頂点の合わせ目に縦に伸びているソコを指差した。  
 
「へ〜」  
「本当に小さいちんちんみたいだ」  
「引っ張ったら伸びるかな?」  
 
勝手な事言うな。こっちは内心ドキドキで膝が震えてるんだ。  
顔近づけて凝視し始めたものだから余計に恥ずかしくなってしまう。  
鼻息があたってくすぐったい。  
 
「お姉さん。図鑑で見たときはもっと小さかったけどこんな長い物なの?」  
「へ?」  
 
「あっ、そういや図鑑にはもっと小さい小指の先みたいなのが・・・」  
「おい、ここに小さい穴がるよ?これっておしっこの穴かな?」  
「なんだろこれ?ねえ、お姉さん触ってみていい?」  
 
いいわけねえだろ・・・  
 
「あのな〜クリトリスからおしっこは出ないよ・・・」  
「じゃあこの穴って何の穴?」  
「ちょっとだけでいいから触らせてよ!」  
 
こいつら何の事言ってるんだ・・・  
穴ってなんだ?そんなの自分でも見た事ないし、こいつら見すぎだ。  
いい加減やめるか。  
 
「ここは大事なところなんだよ。お前らなんかに触らせられるわけないだろ・・・っっておい」  
 
「なんだこれ?」  
「きもちわり〜」  
 
わっと一斉に手が伸びてきてわたしのクリトリス中心に好き勝手に触りまくり始める。  
引っ張ったりつまんだり。  
 
「面白いぜ!ぐにゃぐにゃだ」  
「お、おい、やめろ!乱暴にするな!」  
 
こっちの気持ちはお構いなし。  
好奇心の固まりになってしまった啓太たちはわたしのソコをぐりぐりと刺激し始めた。  
 
「ん、ぁあ・・、ねえ、や・・・やめてよ・・・」  
「おいこれ、硬くなってきたぜ!」  
「もっといじってやろう」  
「あっああああ・・・・・」  
 
自分で触るときとは全く違う乱暴な刺激が一気に脳天まで突き上げた。  
このままじゃこいつらにイカされてしまう。  
それだけはどうしても・・・どうしても避けたい。  
 
「なあ、これ中になんかあるぜ」  
「ん?ああ!中にコリっとしてるのが入ってるよ」  
「この穴引っ張ったら何か出てくるんじゃね?」  
「やっちまえ!!」  
「あ、だめ、それは・・・・・」  
 
「おーーーーーーーーーーすげーーーーー」  
 
静止する前にやられてしまった。  
オナニーの時ですら躊躇していたのに・・・・  
強引に剥かれてしまったわたしのクリトリスはその後もしばらく啓太たちの思うがままに触られ尽くした。  
弄る度にビクビクと反応する様子を面白がり何回も絶頂に達したが、性に無知がコイツらは気付く事がなかった。  
気を失いかけたわたしを見て初めて自分達のしたことが怖くなったのか何も言わず部屋を出て行ってくれた。  
 
それからというもの。  
 
「ねえちゃん。今日も見せてよ」  
 
わたしのクリトリスは啓太たちの玩具になっている。  
 
 

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