買った少女は香織という。事業に失敗し借金まみれになった香織の父親から  
金で買った時点で名字はない、  
ただの香織だ。  
 没落した家の遠縁の屋敷に好意で引き取られることになったなどという戯言を  
純粋に信じ切っている香織は清純、可憐を人の形に象ったかのように美しい娘だ。  
 自慰などしたことも、しようと思ったこともないだろう。もしかしたら  
行為自体知らないかもしれない。  
 名家で生まれ乳母日傘で育った年端もいかないお嬢様だ。  
 今、香織は私の私室で下半身もあらわに  
分娩台に似た台の上に寝かされている。  
 年頃の娘なら絶対にしない、羞恥で気絶しかねないような、両足を固定されて  
大股を大胆におっぴろげた格好だ。  
 就寝前の紅茶に落とし込んだ液体が効いた。相応の値を払った薬は後遺症はなく、依存性も少ない。  
 大事な秘所をむき出しにされているというのに、香織は薄っすらと唇開き、ぼんやりと酩酊したかのような  
眼差しを天井に向けている。  
 実をいうとこういった薬を使うのは好みではないが、あくまで初期の準備段階だと  
自分自身に言い聞かせる。  
 強いライトの当たる香織は白い肌がますます輝き、桃色の秘所や尻穴の窄まりまで  
くっきりと見てとれる。なだらかな丘に恥毛はまだ生えていない。後々生えたら剃毛させるつもりでいる。  
 つるんとした丘の谷間、包皮に大事そうに包まれたまだ見ぬクリトリス。  
 この可愛らしい香織に似合いのいまだ慎ましい肉体の器官を、私は存分に蹂躙し  
弄り尽くして香織をクリ奴隷に堕す心積もりでいる。  
 両手の親指でクッと幼い花弁を押し広げると、香織が微かな声を上げた。  
意識は定かではないが、知覚は鋭敏になる薬のためか、反応が早い。  
 だが私の望みはこの雌穴ではないのだ。  
 ほんの少しだけ頭を出しているクリトリスを舌先で弄うようにつつくと、香織の体がびくりと慄いた。  
 花弁を開いていた親指を上方へ異動させ、包皮を摘まむ。白い体はそれだけでもフルフルと  
震える。  
 大事なシーンだ。私は部屋の何箇所かに設置してある機材がちゃんと役割を果たしているか  
気になった。記録をちゃんと残しておきたい。今後の香織の教育の材料にもなる記録だ。  
 指に力を入れ、摘まんだ包皮を一気に引き下ろすと、香織は甲高い悲鳴のような声をあげた。  
 クリの初剥き。たったこれだけの行為に、何故か私は香織を「女にした」という感情を覚えた。  
 露わにされた剥き立ての濃いピンクの肉芽は  
無遠慮な男の手によって持ち主の許可も得ずいきなりスポットライトの光に晒され、  
怯えたように震えている。  
 それに私は迷いなくしゃぶりついた。  
「ひぃん!」  
 香織が仰け反る。  
 小さな陰核に万遍なく私の唾液を塗り付け、唇で吸い込み、弄る。  
 香織のクリトリスの核、根っこの裏側まで、私の唾液の味を教え込まねばならない。  
一種のマーキングに似た執拗さでクリトリスをしゃぶりあげると、香織は台を鳴らして悶えた。  
「ひっ、あ、あぁっ!」  
 
 ちゅぽちゅぽとクリトリスを口でしごくさまは男の性器を口淫するのにも似ている。  
だがこの小さな肉芽には男根よりも遥かに過敏な神経が張り巡らされているのだ。  
 快楽も知らない小娘が悶え苦しむ様こそがその証左だ。  
「あうう!やあ、あー!」  
 私は一旦口を離し、指でクリトリスを押し潰してやりながら、  
香織の耳元で囁いた。  
「香織、イくときはちゃんとイくと言いなさい。じゃないとクリちんぽ苛めるの止めてしまうよ?」  
「ひいっ、い、イく、イくうっ!」  
 明確な意識の無い香織は夢見心地の中で快感に揺さぶられ、  
私が導き言わせるがままだった。  
 香織は艶やかな黒髪を振り乱して叫ぶ。私の涎で充分にぬめっていたクリトリスだが、  
花弁の雌穴からはもういやらしい蜜をたっぷりと溢れさせている。  
 尻まで垂れる蜜を指ですくい取り、クリトリスに塗りつけてより激しく二本の指でしごき立ててやる。  
 香織の声は獣のようだった。  
 まろやかな頬は紅潮し、全身もうっすら血の気が昇って、汗で髪が一筋  
頬に張り付いていた。  
「雌ちんぽいい?」  
「いひ、いぃっ!」  
「香織のいやらしいクリちんぽでイく」  
「い、いやらしい、クリちんぽ、イくう!イきますぅっ!ああー!!」  
 桃の花びらのような可憐な唇から涎を垂れ流し、動かせる腰を娼婦のように振って快楽を求める様は  
通常の香織の姿とはかけ離れている。  
 香織は性格もごく大人しく、慎ましいのだ。この痴態は薬効の一時的なものでしかない。  
 だが私はこんなふうにクリ弄りをはしたなくせがむ雌に育て上げると決めているのだ。  
 仕上げとばかりにギュッとクリトリスを摘まむと、香織は背中を浮かせてイッた。  
 気を失ったようだ。  
 まだ初日だ。焦ることもない。私はこれから香織の体を清め、下着とパジャマを着せてやり、  
香織に与えた部屋のベッドで寝かせてやる。明日の朝目覚める香織は何も覚えてないだろう。  
微かな違和感を覚えるかもしれないが、それでいい。  
 私はまだ香織の深層意識に小さな杭を打ち込んだに過ぎない。  
 普通学校の夏季休暇はまだ1か月以上ある。私は香織が通うことになる近在の女子校への転校手続きは  
始業式直前だと伝えた。  
 勿論学校に通わせる気は毛頭ない。香織はクリ奴隷として育てるつもりだ。  
 だから学校が始まる月になる前に、快楽に従順な香織へと変貌させなければいけない。  
あと数回薬を投与し、そののち本格的な教育を施そう。  
 
 
 

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