男「何、これ?」
女「婚姻届だ。私が君のこれからの人生と生活を統括する
さ、まずは記入欄に名前を書きなさい」
男「……は? 何考えてんの。ヤダよ、お断り」
(男、婚姻届を破り捨てる)
女「実はまだ一枚ある」
女「君、早くサインしなさい!私以上、君を幸せにできる人間はいない筈だ!」
男「しつこいなー。もう、絶対お断りだ!」
女「何故だ!どうしてそんなに嫌がる?」
男「じゃあ言わせて貰いますけど! お前は本質的にエゴイストで、
いつも上から目線で細かいことにいちいちうるさい空気の読めない朴念仁だから!わかった?」
女「わかった!反省します!だからサインしなさい!」
(立ち去ろうとして足がつる男)
女「ほら見ろ、神様もサインしろと言っている。ほら男!サイン!早く!」