わたしは、中学生二年生。  
 今夜は両親とも用事で出かけていて、ひとりお留守番。  
 お風呂から出て身体を拭いていると、変な気持ちになってしまい、  
下着を着けず全裸のまま廊下に出てしまった。  
 裸のまま家の中を歩くなんて、何年振り?  
 胸が大きくなり始めたのが小学五年生のころ──今はEカップにも  
なっている。  
 大きくて恥ずかしいけど、ちょっと自慢でもあったりする。  
 やっぱり、小さいよりは大きいほうがいいから──  
 歩くたびに、剥き出しのおっぱいがぷるぷると揺れる。  
 見慣れた自分のおっぱいなのに、すごくいやらしいもののように  
見えてしまう。  
 えっちなおっぱいを揺らしながら、家の中をあちこち歩いてみる。  
 お風呂で火照った身体には、ひんやりした空気が心地いい。  
 幼いころから住んでいる家が、いつもと全然違う感じで、心臓が  
どきどきしてる。  
 誰も見ていないのに、見られているみたいで恥ずかしい。  
 恥ずかしいのに──えっちな気持ちがどんどん高まってゆく。  
 胸に触れてみる。  
 Eカップのおっぱいを、両手で包んで──小さなわたしの手では  
包みきれない乳房を、ゆっくり揉んでしまう。  
 いつもお父さんがテレビを見ている居間で。  
 いつもお母さんが料理を作っている台所で。  
 自分のおっぱいを揉んで、震わせる。  
 指先が乳首に触れて、身体がびくんと震える。  
 乳首はもう硬くなっていた。  
 誰もいないから、えっちな声が出ても大丈夫…  
「あっ、んっ……」  
 ときどき自分の部屋でひとりでするときも、声は出さないように  
気をつけている。お父さんやお母さんに聴かれたら恥ずかしい。  
 でも今は、誰にも聴かれる心配はない。  
「はぁん……あっ、あぁん……」  
 ネットで見たいやらしい動画の女優さんみたく、はしたない声を  
出してしまうと、そんな自分がすごくえっちに思えて、どんどん  
気持ちが昂ぶってしまう。  
 あそこに手を伸ばせば──水じゃない、ぬるりとした感触──  
 クリも、ぷっくり膨らんでる。  
「ひゃっ!」  
 触れると、びくっと身体が跳ねた。  
 割れ目に沿って指を這わせ、くちゅくちゅと、わざと水音を立てて  
いじってしまう。  
「んっ、あっ、あぁぁ……」  
 おっぱいを揉みながら、クリを慰める。  
 誰もいない家──昂ぶる気持ち──  
 わたしはますます大胆になってゆく。  
 再び廊下に出る。  
 正面には玄関のドアが見える。  
 ドアの向こうは家の外。  
 このまま外に出ちゃったら……?  
 裸のまま夜道を、おっぱい揺らしながら歩いて──  
 ダメダメ、そんなことできない!  
 でも、ちょっとだけなら……玄関のドアを開けるだけ……。  
 わたしはどきどきしながら、サンダルを引っ掛けて、ドアに手を──  
 ピンポーン!  
「こんばんはー。お荷物でーす」  
 
 ドア越しに男の人の声がした。  
 宅配便だ。  
 どうしよう……すっぽんぽんで出るわけにはいかない。  
 服を着なくちゃ。  
 でも──  
 興奮していたわたしは、普段なら絶対に思いつかないことが頭に  
浮かんだ。  
 わたしはそっと玄関から遠ざかる。  
「ちょっと待ってください」  
 インターホンに向かって告げる。  
 急いで風呂場に戻ったわたしは、バスタオルを取って身体に巻く。  
 乳首がギリギリ隠れる高さ──太腿はほとんど露わになっている。  
 こんな格好で、宅配の受け取りをしちゃう──  
 どきどきしながらドアを開ける。  
「お待たせしました……」  
 目の前には、小さなダンボールを抱えた宅配便のお兄さんがいた。  
 お兄さんは、一瞬ぎょっとした顔になる。  
「あ、えーと、お父さんか、お母さんは……?」  
「今、いません」  
「あ、そうなの? じゃあ、代わりにサインお願いできるかな」  
「はい…」  
 お兄さんは平静を装ってるんだろうけど──  
 ペンを受け取って、伝票にサイン。  
 視線を感じる。  
 胸を見られている。  
 太腿を見られている。  
 胸の谷間に、お兄さんの視線が突き刺さる。  
 わたしより20cm以上も背の高いお兄さん。  
 きっと谷間を凝視してる。  
 乳首──見られちゃいそう。  
 恥ずかしい。  
 こんな姿を見られて恥ずかしい。  
 なのに──!  
 どきどきして、興奮して……身体が熱くなっている。  
「あの、これで、いいですか?」  
「あっ、あぁ、はい、大丈夫だよ」  
 もっと見ていたいなぁ──  
 そんなお兄さんの声が聞こえるようで──  
「す、すみません、こんな格好で……」  
 そんなことを言ってしまう。  
「あっ、いや、あはは、お風呂……だったの?」  
「はい……」  
 目を合わせられない。  
 恥ずかしい。  
 きっと顔は真っ赤だ。  
「ごめんね、タイミング悪くて」  
「い、いえ……ちょうど、出たとこでしたから……」  
「あ、そうなんだ? えーっと、キミ、高校生?」  
「いえ、中2です……」  
「へぇ……すごいねぇ」  
 すごいって……胸のこと、だよね?  
「おっと、あんまりそんなカッコしてると、湯冷めしちゃうよ」  
「あ、はい……」  
「じゃあ、これ」  
 差し出された小さな荷物を受け取ろうと手を伸ばす。  
 もう、帰っちゃうの?  
 荷物を受け取ったら、お兄さんは帰っちゃう。  
 もっと、お兄さんに見られたい──  
 おっぱい、見てもらいたい……!  
 
 そんなことを思ってしまったからかもしれない。  
「「あっ!」」  
 ふたりの声が重なった。  
 わたしの身体を覆っていたバスタオルが──  
 はらり、と床に落ちた。  
 大きなおっぱい──Eカップの、ちょっと自慢のおっぱいが──  
 淡いピンク色の、尖った乳首。  
 ほっそりした白いウエスト。  
 胸とは対照的に、つるつるの子供っぽいあそこ。  
 全部、お兄さんに見られた。  
 隠すことも忘れてしまったわたしの身体が、お兄さんにじっと  
見つめられている。  
「あー、っと、タオルタオル!」  
 お兄さんは我に返ったように荷物を置くと、膝を突いて、わたしの  
足元に落ちたタオルを掴んだ。  
 お兄さんの目が──  
 わたしのあそこに、向けられている。  
 すぐ目の前で──  
 濡れたおまんこも。  
 ぷっくり膨らんだクリも。  
 一番恥ずかしいところまで見られてしまった。  
「えーっと……ごめん、ね?」  
 立ち上がったお兄さんから、タオルを渡される。  
「でも……すごいね……おっぱい」  
「あぅっ……」  
「まだ中2なのに、こんなにおっきい子もいるんだ……」  
「えっ……!?」  
 突然、お兄さんの手が伸びてきて、肩にかかった。  
 呆気にとられているうちに、わたしはくるっと身体を180度回されて、  
背中から抱きすくめられた。  
「あ、あのっ……きゃっ!」  
「うわぁ……マジですごいなぁ」  
 お兄さんの右手が、わたしの胸に重なる。  
「あっ、やっ……あっ!」  
 お兄さんの手が、動き出す。  
 乳房を揉まれる。  
 むにむにと、わたしのおっぱいの感触を味わうみたく。  
「乳首……勃ってるね」  
「ひゃっ、んぁ!」  
 敏感な乳首を摘ままれて、声が出てしまう。  
 硬くなった乳首を、くりくりと転がされる。  
 身体が震えるのは、初めて男の人に触れられた恐怖からじゃなく──  
「んっ、あ、あぁっ!」  
「気持ちいいんだ? 中学生なのに、えっちだ」  
「あぅっ、あっ……あ、ひゃぅっ!」  
 お兄さんの左手が、わたしのあそこに触れる。  
 それだけで、わたしの身体はびくんと大きく仰け反ってしまう。  
「濡れてるね、ここ……えっちなのがいっぱいあふれてる」  
「ふぁっ、んぁあっ……」  
 耳元で囁かれ、気持ちが昂ぶってゆく。  
 腰に押しつけられた硬い感触は、きっと、男の人の──  
「あっ、だめ、ひぁっ……!」  
 乳房を、秘所を刺激され、身体がびくびく震えてしまう。  
 されるがままに、責められてしまう。  
 快感が押し寄せてくる。  
 見知らぬ宅配のお兄さんに身体を弄ばれているというのに──  
 わたしは快楽に侵されてゆく。  
 
「あっ、んっ、あっ、あぁっ、あぁぁっ!」  
 えっちな声が勝手に出る。  
 止めたくても止まらない。  
 全身ががくがく震えて、頭が真っ白になってゆく。  
「もしかして、もうイきそうなの?」  
「あぁぁっ、やっ、やだっ……!」  
 意地悪なお兄さんの言葉に、身体中を大きな波が駆け巡った。  
「イっちゃいなよ、イく〜! って言いながら、ね?」  
「やっ、ひっ、いっ、イっちゃうっ! イくぅっ……!」  
 お兄さんの指に激しく責め立てられ、わたしはあっけなく達して  
しまった。  
 力が抜けて、ぐったりと崩れ落ちる。  
 お兄さんはわたしを廊下に座らせると、自分のズボンに手をかけて、  
ごそごそとやりはじめた。  
 お兄さんのズボンから、グロテスクにそそり立ったモノが飛び出す。  
 男の人の──おちんちん。  
 こんなふうになったおちんちんを、こんな目の前で見るのは初めて。  
 お兄さんは、呆然と眺めるわたしの目の前で、それを握って上下に  
しごきはじめた。  
 はぁ、はぁ、と荒い息を吐きながら、一心不乱にしごいていた。  
 やがてお兄さんの手の動きがさらに激しくなると、  
「くぅっ、ほら、よく見て……出るよっ……!」  
 言われるまでもなく、わたしはそれから目を離せなくなって──  
「ひゃっ…!?」  
 お兄さんのおちんちんの先っぽから、白いどろっとした液体が──  
 男の人の赤ちゃんの素──精液が、わたしに降り注いだ。  
 湿った髪に。  
 やわらかなほっぺに。  
 大きなおっぱいに。  
 小さなおへそに。  
 お兄さんの精液を身体中に浴びたわたしは──  
「ふぁっ、あぁぁっ……!」  
 廊下にぺたんと座ったまま、びくびくと身体を震わせて──  
 いじってもいないのに、イってしまった。  
 
「ありがとうございましたー」  
 今日のお兄さんのその台詞は、お客さんに対するそれとは、きっと  
違うんだろうな──  
 そんなことを思いながら、わきに置かれた荷物を見る。  
 そこにも、ちょっとお兄さんの精液がかかっていた。  
 身体中から立ち上る、精液の匂い──  
 初めて嗅いだそれは、つんとして不思議な感じがした。  
 わたしは、またおっぱいに手を伸ばしていた。  
 お兄さんのえっちな液体は、ぬるぬるして気持ちよかった。  
 
   おしまい。  
 
 

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