ずるり、と引き抜かれる感触にリインはぎゅっと目を閉じる。ティッシュをあてがわれると今までそこに入っていたものを  
嫌でも意識させられる。無理に入ってリインを支配し、自分勝手に登りつめたレナード。  
ようやく自分の上からどいたレナードから逃れベッドから降りると脱がされたガウンを胸にあてて浴室に向かう。  
ドアの鍵を閉めシャワーブースで頭から勢い良く湯を浴びる。  
うつむけ視界に入った腿から筋になったうす赤い液体が排水溝に流れていくのが見えた。足の間にはまだ異物感が残っている。  
頭からのシャワーにまぎれてリインは肩を抱いて涙を流した。  
 
しばらくシャワーを浴びてようやく体が温まったように思え、リインは次の行動に移る気になった。  
髪の毛を乾かし浴室の籠に置いておいた服を身に着けようとした。下着は部屋だがレナードの前で二度とガウン姿をさらす気にも  
なれずに服を身につけ部屋を出ようと考えた。しかし籠にはなにも入っていなかった。  
レナードがガウンを羽織り、ソファで酒を飲んでいると浴室のドアが開いてリインが顔を出した。  
その顔に表情はなく、静かな怒りを伝えている。  
「私の服がありません。そちらにあるのでしょうか、閣下」  
グラスをテーブルに置いてレナードが答える。  
「ああ、君の服ならランドリーサービスに出した。一切合財。仕上がるのは明朝だそうだ」  
ぬけぬけと言うレナードにリインは抑えていた怒りが爆発しそうだった。  
つまり、レナードによって足止めされたということだからだ。  
視線で人が殺せるのなら、今のリインなら可能だったかもしれない。それほどレナードを見る眼差しは鋭く激情を秘めていた。  
「喉は渇いていないか? あれだけ泣いたし水分補給をしてはどうだ」  
レナードはそんなことは受け流して飲み物を勧める。  
「いいえ、早く仕上げてもらうか友人に服を持ってきてもらって帰ります」  
「つれないことを言う。朝まではまだ時間がある。ゆっくりしよう」  
リインはとうとう冷静さを保てなくなった。  
「冗談ではありません、誰があなたとなんて」  
「――私に言い返すか。面白い」  
レナードは肩をすくめ立ち上がり、リインの方にやってきた。危険を感じドアを閉めようとするより早く、レナードがノブを  
握り浴室に入り込んだ。  
 
「シャワーのほうか、湯につかればよかったのに」  
そう言うとレナードはバスタブに湯を張り出した。ドアを背にしているのでリインは逃げられない。  
レナードはリインを見つめて微笑む。仮面をはがす前の紳士的な笑みだった。  
「一緒に入ろう。髪はまとめて。――綺麗な髪だ」  
リインはかぶりを振る。近づいてくるレナードを避けようと後ずさっても、洗面台に当たってすぐに捕らえられる。  
手首をつかまれさっきの恐怖がよみがえる。それを押し殺してレナードに向かう。  
「やめて、放してください」  
その気概は立派なものだとレナードは思う。しかし恐怖を完全には隠しきれていない。そのアンバランスさが――そそる。  
洗面台と自分の間にリインを挟んでレナードは乾かしたばかりのリインの髪を手にとる。つややかで、何度この中に指を入れて  
梳いてみたいと思ったことか。アメニティの中のゴムで纏め上げる。ガウンをむしりとってリインを抱き上げバスタブに浸かった。  
離れようともがくリインを抱きとめる。水滴が白い肌にとびまた口付けたくなる。  
後ろから抱きすくめて動きを封じる。胸の広範囲に接するリインの背中が震えていた。  
「震えているな。寒いか」  
震える理由など百も承知で声をかけて項に唇を落とす。細く白い、普段は服にかくされ時々垣間見えてはレナードの欲望を煽った  
それは今は惜しげもなく晒されている。  
「私から逃げようなどと思わないことだ。伊達に階級があるわけではないのは、父親が軍人だったなら理解しているだろう?」  
上の階級の人間の握る絶対的な権力をちらつかされてリインはぎり、と唇をかみ締める。  
業務、任務ならそうだ、だが、男女のことは別だと思う。  
 
脅しにも屈せず身を捩って逃げようとするリイン。だが、逃げれば追いたくなる。  
まさしく彼女は自分の獲物だと、視線で追い詰め囲い込んで思いを遂げたレナードはほくそえむ。  
この美しい獲物は、しかし手に入れても抵抗をやめない。  
簡単に手に入る女しか相手にしていなかったレナードにはそれが新鮮でたまらなく魅力的だ。  
足の間に手を伸ばし、先程自分が入ったそこに指を入れる。  
「つうっ」  
瞬間リインが呻く。無理やりに入れたのだ。痛みが残っているのだろう。  
「痛いか、粘膜にしみるか?」  
ゆるりと中で一周させる。中はリインが掻きだしたのだろう、ぬめりはなかった。  
「急に動くと中が傷つく、大人しくしていろ」  
勝手なことを言いながら、湯の助けも借りてレナードの指はリインの中をじっくりと探っていく。指一本でも狭いそこは前壁が  
複雑な襞を構成していて鋭敏な指先にざらついた感覚を伝える。痛むだろう箇所をさけてゆるり、と指を出し入れする。  
入れるときと引く時に指に絡む襞の感触。きつい中締め上げられた記憶がよみがえりレナードは湯の中で反応してしまいそうになる。  
親指で陰核に触れる。やんわり押して指の腹で撫でさするとリインが息をのむ。随分と初々しい反応だ。  
「自分で触っていないのか?」  
意識して耳元で低い声を出す。女性にとって自分の声は心地よいらしい。そう知って意図的に使う『技術』だが、今は自然と  
熱い息も付け足してしまっている。目の前でみるみる赤くなる耳が可愛くてついぺろりと舐めた。  
途端びくりとはねる体を抱きなおす。  
耳が弱いと見たレナードは躊躇なく耳を食む。耳朶の柔らかさと軟骨の弾力を味わう。  
舌先をこじ入れると鳥肌が立っているのが見て取れた。嫌悪か? 快感か? まあ前者だろうとは思うが、と分析する。  
唇をかんでやりすごそうとしているのがいじらしい。  
大概溺れてしまいそうだ、とリインを湯の中で弄びながらレナードはそう思った。  
 
耳を好きにされ指を中に入れられてリインは湯に浸かっている。背中には熱い男の体を感じて身の置き所がない。  
レナードは自分で遊んでいる。視線を送りその一方でするりとリインの懐に入り込んだ。  
そしてリインがその気になった時に正体を晒して獲物を、自分を手に入れた。  
どうして気付かなかったのだろう。  
レナードに危害が加えられなかったこと、レナードと一緒にいれば視線を感じなかったこと。  
少し考えれば分かることなのに、いいように手のひらの上で弄ばれていた自分が惨めになる。  
あまつさえ、抱かれてしまった。今は嫌悪と裏切られていた怒りしか感じない。真相を知る前が幸せだっただけに、その落差は  
一層大きくリインを落ち込ませる。レナードにいいように振り回されている自分が嫌だった。  
その間にも湯の中で加えられる執拗な刺激に、さっきとは別の意味で体が震えてくる。この感覚は――何だろうか。  
「ここでするか?」  
背後からの声に頬が熱くなる。どこまで自分を貶めれば気が済むのか?  
「嫌です。あなたなんて、大嫌い」  
「やれやれ、嫌われたか。だが私は君が『大好き』だ」  
微塵も落胆した様子のない言い方で抱きすくめてきたレナードにリインは息を詰める。唇は耳、片手はリインの中を探っていたが  
もう片方の手が胸をもみ始めたからだ。背中はさっきより密着してレナードの欲望を伝えている。  
腕ごと抱き込まれているので身じろぎしかできない。とうとう気分が悪くなってきた。  
体から急に力が抜けてレナードに気付かれたようだ。  
「どうした?」  
「……気持ち、悪い」  
さすがに敬語も出ない。レナードは抱きあげてざっと体を拭いたたあとでベッドにリインを横たえる。  
「のぼせたか」  
アイスペールの氷を使ってタオルを濡らし首筋や額を冷やす。水も飲んだリインはぐったりとベッドに沈んでいる。  
浴室から直行しているので何も着ていない。それが無防備にベッドに横たわっているのは扇情的だった。  
「目の毒だが、さすがに今は不謹慎か」  
胸元までシーツをかけてレナードも横に滑り込む。腕枕をしてリインを抱き寄せた。  
まだ気分が悪いのかされるままになっている。リインが正気なら絶対に許さない接触だ。頭をなでて髪をすきながらレナードは  
腕にかかる重みを楽しむ。そして初めてリインを見つけた日のことを思い出していた。  
 
 
年度初めの入隊式。一般校や士官学校上がりの新入隊員が緊張した面持ちで会場入り口に集合している。  
彼らにとっては一生に一度の式典でもレナードにとっては、顔ぶれだけは変わるが毎年の義務で参加しなければならない退屈な  
数時間の行事にすぎない。ただそこに座っていなければならない、つまらない時間。  
今年度の式も、いつもと変わらないはずだった。  
隊員の入場の際も、だから目の前を通り過ぎるひよこ達を意識せずにながめていた。  
何故目にとまったのかは分からない。数は増えてきたからとはいえ、まだまだ少ない女性だったからか?  
士官学校卒であれば更に珍しかったからか?  
いや、目にとまったなどというレベルではなかった。――目に、飛び込んできた。  
通り過ぎる際にどういう加減でかこちらを見た瞳に、いや見たような気がしただけで実際には認識もしていないその瞳に、  
それが収まっているその顔に一瞬で魅入られてしまった。  
それ以後彼女以外目に入らなくなった。式典の間中ずっと彼女に吸い寄せられていた。  
気付くと式典も終了して、新入隊員のオリエンテーションの案内がなされていた。  
緊張の解けた隊員たちは知り合いを見つけては言葉を交わしたり、まだ着慣れない軍服を互いに批評しあったりとわいわいと  
にぎやかだった。彼女もその中にいて、見ていると男女問わず人気があるようで多くの人間から話しかけられている。  
笑顔で応えている彼女の姿は美しく、同時にある思いを生じさせる。  
 
知りたい、見ていたい、近づきたい、――手に入れたい。  
 
初めて会った、いやこちらが一方的に認識しただけなのに、湧きあがるこの感情や欲望はどうしたことだろう。  
冷静沈着と言われているはずなのに、とらしからぬ衝動的な思いに困惑する。  
困惑の一方で視線は飽かずに彼女を追っていた。  
ふと、彼女が顔を上げて周囲を見渡す。こちらにも視線がくるがその時には視線をはずしていた。彼女はひっかかりを感じていた  
ようだが顔を戻してまた話の輪に加わった。  
視線に気付いたか。面白いと思った。  
そこで行動をおこすことにした。  
彼女に視線を送る。彼女の動向を見つめる。彼女が気付くか、自分と気付くか試してみようと。  
彼女を気に入ったので手に入れてみたいと思った。  
名前も知らない彼女、だが一瞥で自分を虜にした。だから彼女を腕にして至近距離でその瞳を覗いてみたいと思った。  
そこまで考えて、この衝動を表現する言葉に思い当たる。それがあまりにも面白くてつい声に出して笑ってしまった。  
「どうされました、楽しそうですね」  
同僚にそう言われ、どう返しただろうか。確か  
「ええ、面白いものを見つけましてね、この年で新たな楽しみが見つかるとは」  
そう、いつまでも笑っていたい気分だった。見つけた単語はごく単純で。  
――あれが一目惚れ、というのだな。  
 
 
しばらく横になってリインは体調が幾分か回復したようで、レナードから離れようとする。  
それを許すつもりもなくレナードは唇を塞ぐ。  
柔らかい唇を味わい中に舌をすべらせると噛み付かれた。とっさに身を引くが口中に血の味が広がる。  
「やってくれたな、だが気の強い女性は好みだ」  
リインは再び口付けられてもがく。口の中に血の味がして、噛み付いたレナードの舌が傷ついたと察する。レナードの舌は  
容赦なくリインに絡み唾液を落とし込む。むせそうになりながらレナードの血の味のするそれを飲み下す。飲みきれなかった  
分が口の端からこぼれた。レナードはそれにも舌を這わせる。  
「嫌、もう嫌」  
「まさか、これきりと思ってはいないだろうな?」  
手首をシーツに押さえながらレナードは楽しげに尋ねる。  
「このまま続けるほどおめでたいとお思いですか?」  
リインは下からレナードをにらみつける。視線の主と知った以上関わりあいたくない、リインにとっては当然の感情だ。  
だがレナードはそれに頓着しない。  
「言っただろう、君を気に入ったと。一度きりで済ませるほど私はお人よしではないんだ」  
怒りをこめてにらむことすらレナードを喜ばせるにすぎない。  
「瞳がきらめいている、怒りか。そんな顔も見られて嬉しい」  
手首に唇をよせてちゅ、と吸い上げる。上腕の内側にも赤い痕を残して唇が離れ乳首に吸い付く。熱い息を落とされ、乳輪を舌先で  
丹念になぞられてリインの鼓動が早くなる。唇でわやらかくはさまれ乳首の先端をつつかれると息が止まる。  
のぼせた後でまだ力が十分入らない状態のリインの抵抗は弱く、レナードのなすがままになっていた。  
最初に抱かれた時よりも丹念に、口をつかってむずがゆくなるほどじれったい刺激が加えられて、次第にリインの体が汗ばんでくる。  
別の意味でのぼせてしまいそうだ。  
動悸がして、喉が渇く。体の中から未知の感覚が呼び起こされる。  
「声は聞かせてくれないのか?」  
「――誰が、あなたなんかに」  
ベッドの上なのに敵同士のような緊張をはらんだ攻防が続く。  
レナードはリインを屈服させるべく技術を駆使し、リインはレナードを引き剥がそうとして果たせないとなるとけして感じまい、  
声を出すまいと防戦する。  
 
だが状況はリインに不利になり、足の付け根にレナードの顔が来るのを許してしまう。  
舌先ですくうように舐められリインが身じろぐ。足を閉じようとしてもレナードの顔が邪魔をする。  
流されている自分が嫌だ。レナードを厭い、それ以上に不甲斐ない自分が嫌になる。  
大腿に手をかけ開いたそこにレナードは口をつけた。熱い粘膜の濡れた刺激でリインはひくりと動いた。  
「今度は濡れてくれるかな」  
丹念に入り口を舐めあげて陰核を舌先で揺らされ、反応すまいと息をつめて耐える。ぴちゃ、とレナードの口から水音がする。  
陰核の周囲をくるりと舌が這う。唇で挟まれ与えられる刺激が変わる。リインの手が固くシーツを握り締めた。  
「感じているのか?」  
「っ誰が……」  
否定する言葉を紡ぐリインにレナードが笑う、その吹きかけられる息も刺激になる。前回は混乱していてよく覚えていないが、  
今回のレナードは丁寧に、言い換えれば執拗にリインのそこをほぐしている。指を入れられリインは逃れようとする。  
奥まで入れられて短い声を上げてしまった。  
「痛っ」  
「だんだん慣れる、我慢しろ」  
慣れるつもりも、我慢するつもりもないリインは指を抜き差ししながら胸を舐めるレナードの頭を引き剥がそうとする。  
同時に与えられる刺激がむずがゆく、体の奥から何かが生まれる。これ以上許せば――危険だ。  
レナードが指の動きを止めた。そして笑みを浮かべる。リインがいぶかっているとゆっくりと引き抜いた指をリインに見せる。  
それは濡れて光っていた。  
「濡れた、か。いい味だ」  
見せ付けるように舐められてますますリインの羞恥が深まる。指がもう一本増やされた圧迫感に意識がそこにしか行かなくなる。  
最初より指の動きに抵抗がない。身を捩ってベッドから降りようとする最後の抵抗も封じられた。  
押さえこまれて抜かれた指のかわりに押し付けられた陰茎の先端がリインの入り口をこする。  
「いやあっ」  
拒否する言葉を吐いた次にはもう、リインはレナードに貫かれていた。再度の痛みにリインは懸命にずり上がろうとする。  
その腰を抑えてレナードはリインの奥まで穿った。まだ先の痛みの残るリインには辛い。  
 
「イかせる前に挿れてしまうとは、私も随分焦っているか……」  
じわりと涙の浮かぶリインの顔を見て自嘲気味に言いながら、レナードは入り口の壁をこする。  
ゆるりと出し入れすると最初ほどの苦痛は感じず、レナードは内心ほっとする。リインを背中にすがらせると苦痛を逃すためにか  
無意識にだろうが素直に手を回してきた。頭に口付けを一つ落として動き始める。  
リインが息を詰めて耐えているのだが、時々それが吐き出されると熱い吐息になって、そのつもりではないだろうにレナードを煽る。  
少しは濡れたせいで中も比較的動きやすく粘膜の摩擦をより感じることができた。膣の襞は引っかかるたびにレナードには快く、  
熱く包まれている感触も良かった。首筋に唇を這わすとリインの早い脈拍を感じる。  
まだ苦痛だろうからと気をつけてはいるが奥へと突くたびに圧迫感があるのか、んっと息を詰める音がする。  
それでも初回よりほぐれた中はレナードにも苦痛より快感をもたらし、限界が近づきつつあると本能が教える。  
「君の中はいい、もう、イきそうだ」  
きれぎれに言うと苦痛に耐えていたリインがはっとした表情をする。  
「中は、中では嫌」  
切実な頼みだが、レナードは聞き届ける気はない。体の内側からもリインの全てを自分のものにする。そう心に決めていた。  
「それは、無理、だ。う、く――」  
レナードの背筋が強張り脈動に合わせてリインの中に精が放たれる。レナードは刹那の達成感と幸福感を感じる。  
いつまでも続けばいいとさえ願ってしまうほどの快感だった。  
荒い息が落ち着きレナードはリインの上からどく。抜いたところから流れ出る白濁に征服欲が満たされる。  
後始末をするとリインが背中をむけうつぶせた。手はシーツを固く握っている。  
最後まで抱かれてしまったことへの苦渋に耐えているようだ。  
だが背中から引き締まった腰、美しく盛り上がる臀部への曲線を晒していることに気付かない。  
無防備なリインにレナードは目を細める。  
「誘っているのか?」  
声に情欲を感じたリインが振り返って顔を上げるのと背後からレナードがのしかかるのが同時だった。  
「っやっ、違う、誘ってなんか」  
腰を手でつかみ臀部を軽く浮かせる。すばやく足の間に体を入れてあっという間に元の硬さに戻った陰茎をあてがう。  
抗う腰をひきつけ再びリインを穿つ。自分が放った精液のせいで中は先程より動きを妨げず快楽を伝えてくる。  
背中を撫でながら耳元で囁く。  
「朝まではまだ時間がある、楽しもうじゃないか」  
嫌だとかぶりを振るリインを、自分を捉えた女をレナードは再び愛しだした。  
 
 
終  
 
 

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