突然、恋心乃が立ち上がり両手をクロスさせ、叫んだ  
「イチャシウム光線!みみみみみみみみみ!!」  
「・・・・・」  
嗚呼、恋人よ、お前は遂に壊れてしまったのか  
面白いので俺はとりあえずこの奇怪な行動を観察することにした  
「みみみみみみみ!!」  
「・・・・・」  
「みみみみみみみみみみみみ!!!」  
「・・・・・・・」  
「みみみみぅ・・・・ぐすん」  
「だああああっこら泣くな!!」  
 
「で、あの奇怪な鳴き声はなんだったんだ?」  
目じりに涙を浮かべる恋心乃を膝の上に座らせ、事情聴取を行う  
「イチャシウム光線だよ」  
「イチャシウム光線?」  
「イチャシウム光線を浴びると、いちゃいちゃしたくなるの!」  
そんなわけわからん光線を浴びせられていたのか俺は  
いちゃつきたいのなら素直にそう言えばいいものを  
「むかしっから変わらずおこちゃまだなぁ、お前は」  
「慧太郎ちゃんも子供だからいいんだよ〜だ」  
べっと舌を出し、恋心乃が頬を膨らます  
機嫌が悪いようだ  
ご機嫌取りに、頬にちゅっとキスをする  
何故か、恋心乃が噴出した  
「ぷっ・・・えへへ、慧太郎ちゃんちっちゃいころわたしが泣くといつもこうしてくれてたよね」  
そうだっただろうか?よく覚えていない  
「でも小学校入ってからしてくれなくなって・・・すっごくひさしぶりで、なんだか笑っちゃった」  
こいつは俺の覚えてないことまで覚えてて、感心する  
「ねえ、慧太郎ちゃん」  
「ん?」  
「一緒に育ってきてから今日まで、ずっと慧太郎ちゃんが好きだよ」  
あーやべ、今日も朝チュン決定しました  
 
 

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