「あー、南国の島、いいよねー! 人が誰もいないから、すっぽんぽんでも恥ずかしくないし!!」
「まぁ、流れ着いたのは私たち女の子だけだからね。」
「クラスメイト丸ごと流されて十五人、そのまんま『十五少女漂流記』だもんね!」
「でも、『15少年漂流記』のほうは、別に全裸じゃなかったよ?」
「いいじゃん、暑いんだから!!」
少女たちは、自分たち以外に誰もいない無人島で、帰れないかもしれないという現実から逃避するように、全裸で島暮らしを楽しんでいました。
テレビ東京系。
「空から南国を見てみよう」
くもみ「あっ、くもじい、あれみてください!」
くもじい「なんじゃ、くもみ、そうぞうしい」
くもみ「あの島の砂浜で、全裸の女の子がたくさんいますよ!?」
くもじい「な、なんじゃと! ほんとじゃ、素っ裸の女の子が、たくさんおるわ!!」
くもじい「たしか、この島じゃったよな・・・。くもじいじゃ!」
女の子「あっ、こんにちは!」
くもじい「なんでおぬしらは、素っ裸なんじゃ?」
女の子「船が遭難して、この島に流されちゃったんですよ。」
くもじい「それはたいへんじゃな。」
くもじい「ワシももう少し、あの島におりたかったわい。」
くもみ「くもじい、スケベですよ。」
くもじい「うむむ、とにかく、寄り道してしまったわい、もとのコースに戻るぞ!」
くもみ「はい!」