★  
 まァ、ずいぶん思い出話が長くなっちゃったけど、あたしの中学時代の3年間って、ずっとこんな感じだったんだ。だから服を着る暇なんか、ろくに無かったってこと、よくわかったでしょ?  
 で、現実に戻ってみると、今あたしが直面してる問題が、やたらと厄介だったりしてェ……こんな見ず知らずの土地で、スッポンポンの全裸なんて、これ以上厄介なこと、他に考えつく?  
「ちくしょう! 頑固者のクソ親父ったらッ!」  
 あの日、柔術協会の親睦旅行が退屈だからって、親父のヤツ、予定を変更して途中で帰ってきやがってさァ……ちょうどタイミングが悪いことに、道場のフロ場からは、あたしの色っぽい雄叫びが、母屋まで大音量で響きわたっていたはずなんだ。  
でもって風呂の洗い場では、あたしは四つん這いのワンワンスタイルで、下の口でファビオ、上の口ではロザルトと、2本のラテン大砲を頬ばっている真っ最中だったから、  
「貴様らァ、何をやっとるかァ!」  
 って雷みたいな怒鳴り声がとどろいたと思ったら、いきなり視界が真っ暗になって……どうやらズタ袋に押し込まれたらしいって気づいたころには、もうパジェロの荷台に転がされてたってわけ。  
《しばらく山で修行せい。ただし淫行の罰として、修行中は衣類を身につけることは一切まかりならん》  
 親父が殴り書きした紙っぺらが、田んぼのあぜ道で、クルクルと風に舞っている。  
「あ〜あ、どうすりゃいいんだよゥ……?」  
 のどかな田園風景に囲まれてるけど、あたしの方は全然のどかじゃない。だって、パンティ一枚つけていない丸裸だもん。黒々としたお毛々が、田舎のそよ風にたなびいちゃってんだもん。  
「……まッ、しゃあないか」  
 ここにジッとしてても仕方ないし、行くあてなんかないんだけどォ……遠くの山々に囲まれて、どこまでも続く砂利道を、あたしはとりあえず歩き出したんだ。  
「やっぱ、かなり南の方だよね……」  
 日ざしがポカポカと暖かくて、こうして歩いているだけで、うっすらと汗ばむほど。  
「ハア〜、けっこういい気分だァ。空気もおいしいし」  
 あたしって楽観的だから、すぐに気持ちを切り替えちゃう。いつまでも落ち込んでたって、何もいいことないんだから。  
「これで、たくましい男の子が一緒だったら最高なんだけどなァ。ちょうど裸ン坊だし」  
 なんてHな妄想していたら、何やら遠くの方からモクモクと土煙が……。  
「やばァ、車だァ!」  
 30分ちかくも歩いて、ようやく遭遇できたんだから、ちょっぴりうれしくもあるけれどォ……そう喜んでもいられないよね。  
あたしったら、ストリーキングの真っ最中だもん。  
「とりあえず、隠れなきゃ」  
 むきだしの乳房をボョンボョン弾ませて、見晴らしの良すぎる砂利道で右往左往。  
でも、無いんだよ。身を隠すところなんて。  
「あいや〜、ネエちゃん、どうしたんだぁ? 大豊作のオ○コ毛を、色っぽくなびかせちまってぇ〜」  
 やって来たのは車じゃなくて、耕運機にまたがった小柄なお百姓さんだった。  
いかにもエロ爺っぽいシワだらけの目尻を下げて、あたし艶やかなポニーテールから足のつま先まで、  
なめるようにジロジロと観察してるんだ。  
 
★  
「まぁ、いろいろ事情はあんべぇからよ、しつこくは訊かねぇけんど」  
とニヤつきながら耕運機を降りてきて、  
「それにしても、ネエちゃん。ごっつう、ええカラダしてんなぁ……まだ若えってのに、こったらでっけえお乳して、尻も太腿も、はちきれそうなお肉でピッチピチじゃねえかぁ」  
 あたしの周囲をグルグルとまわりながら、いやらしく品定めをはじめたんだ。  
「肌の色ツヤだって、ただの小娘たぁ思えねえど。エロっぺえ脂がテラテラにじみ出てよぅ、まるで熟れざかり若妻みてえだぁ」  
 なんて、パンパンにはりつめたEカップの乳房や、ボリューム満点の肉厚ヒップを、いやらしく手の平でさすりながら、  
「さてはネエちゃん、よっぽど場数こなしてんなぁ?」  
 いきなり核心をつかれちゃって、いまさら隠しても仕方がないから、  
「エヘッ、でっかいオチ〇チン大好きの15才でェ〜す!」  
 もう開き直っちゃうしかないんだもん。  
でもって、まぶしい南国の日ざしの下、じっとりと汗ばんだ肉感ボディで、10センチも背の低いお百姓さんに抱きついちゃった。  
「あゃぁ、近ごろの若え娘っこは積極的じゃなぁ」  
「……ほんとは、もっと積極的なんだからァ」  
 と右手で、作業ズボンの股間をムンズと握ったとたん、  
「う、うっそ〜ッ!?」  
 驚きの声をあげたのは、あたしの方だった  
「す、すりこぎ棒……!?」  
 うす汚れた作業ズボンごしに握ったモノは、硬さといい太さといい、まるっきり「すりこぎ棒」そのまんまなんだ。  
こんなサルみたいなお百姓さんなのに、人は見かけによらないって本当だよ。  
「へへっ、ネエちゃん。よっぽどでっけえマラが好物みてえだなぁ。こいっぁオラもひと肌脱がねえわけにゃいかねえっぺ」  
 なんて、ためらいもなく下半身をむき出しにすると、さっさと耕運機に乗り込んで、  
「ほれ、ネエちゃんも来いや」  
「え? だって、それ、ひとり乗りじゃん?」  
「だからよ、オラの膝に座らせてやっから……早よぅ、来いやぁ」  
 せかされるようにして、あたしが耕運機によじ登ると、  
「正面向いて、しっかりハンドル握っとるんだど……そうじゃ、そうじゃ。そのまんまオラの膝に腰をおろしゃええ」  
 で、でもォ……お百姓さんったら、むき出しの股間から、特大のすりこぎ棒が、垂直にそそり立ってるんだもん。このまま腰をおろしたら、あたしの大事なところに突き刺さっちゃうじゃん。  
「ええから、ええから……よっこらしょっと!」  
 ひとまわりも大きいあたしの身体を軽々と抱きあげると、背中向きのまま膝の上におろされて、  
「ほぉ〜れ、挿入じゃあ」  
 ブスッ! ずぶずぶずぶッ……あァ〜ン、下から串刺しにされちゃったよゥ!  
 
 ★  
「あッ……あ、ああァ〜ッ!」  
 あたしのせつない悲鳴を合図に、ふたりをのせた耕運機は、陽光まぶしい田舎の砂利道を、ボボボボボボ……と鈍いエンジン音を響かせながら動き出した。  
「ああァ……ビ、ビンビン、響いてくるよォ〜ッ」  
 きっと正面から運転席を眺めたら、この耕運機、あたしひとりしか乗ってないように見えるはず。  
とてつもない肉体のグラマー美少女が、スッポンポンの丸裸でハンドルにしがみつきながら、ひとりで悶え狂ってるようにしか映らないはずなんだ。  
「ネエちゃん、ええ締まりじゃなあ……ほれ、しっかりハンドル握っとらんと、ふり落されるど」  
 大柄なあたしの背中に隠れて、お百姓さんったら、うれしそうにグイグイと野太いデカマラを送り込んでくるんだもん。  
「あッあッ、奥までとどいてるゥ〜ッ!」  
でも、よく目を凝らせば、パンパンにはりつめた汗だくのEカップは、背後からのびた浅黒い両手でグイグイと揉みしだかれているし、浮かした腰の真ん中には、極太のすりこぎがブスブスと出たり入ったりしているんだから。  
「こ、こんな青姦、はじめてだよォ〜ッ」  
 ぶっとい陰茎をとおして、まるで強力なバイブみたいに、エンジンの振動がビンビンと伝わってくる。そのうえ容赦なく上下のピストン運動をされちゃっているもんだから、  
「あァ〜ッ、効くッ、効くッ! イッちゃうよォォ〜ッ!」  
 あたしったら立て続けにイキっぱなし。耕運機のディーゼルエンジンの爆音にも負けない大音量の泣き声が、遠くの山々にこだまするほどだったもん。  
「ネエちゃん、ごっつう大汗かいてんなぁ」  
「そ、そりゃそうだよゥ……こ、こんなに激しく……もう、身体じゅうベトベトだよゥ!」  
「なら、ちょっくら寄り道して、サッパリしてくべぇ」  
 と、わき道にそれたと思ったら、年代物の鳥居をくぐって境内に乗りいれて、  
「お〜い、住職か神主、どっちか、いっかぁ?」  
 あたしの中からでっかいままのを抜き取ると、せっかちに本堂へ飛び込んで行った。  
「ふゥ〜ッ、とんでもないジイさんだよゥ……」  
 耕運機のシートにとり残されたあたしは、身体じゅう汗まみれでグッタリ。強烈な余韻が、まだジンジンと残ってるもん。  
 それにしても……ここって何?   
 入り口に鳥居があるくせに、境内には朽ち落ちそうなお寺の本堂があって、その隣に神社も建ってて……まるっきり「神道」と「仏教」がごっちゃ混ぜになってんじゃん。  
 
★  
「見てみい。とんでもねえ土産を拾ったで、神主さんにもおすそ分けだぁ」  
 しばらくしてお百姓さんといっしょに現れたのは、ちょっと浮世離れした感じのヒョロリとしたお爺チャン。  
「ほほぉ〜、丸裸の娘っ子とは、こりゃあ大豊作でごじゃるなぁ!」  
 あたしをひとめ見るなり、神主さんは好色に目を輝かせて、  
「ありがたく、拝領させてもらうでごじゃるよ」  
 そう言って、あたしを耕運機のシートからおろすと、汗まみれの乳房やお尻を値ぶみするようにピチャピチャと手の甲で叩きながら、  
「こげに大汗かいてぇ……すぐにサッパリさせてやるでごじゃるから」  
 あたしったらてっきり、お風呂にでも入れてくれるのかと思ったんだよね。  
 でも、となりでニヤニヤしながら聞いてたお百姓さんが、  
「なめダルマ神主の本領発揮だべな」  
 なんて訳のわかんないこと言いながら、さっさと耕運機で帰っちゃったもんだから、ますます訳がわかんなくなって、  
とりあえず、  
「……よろしくお願いしますゥ」  
 って頭を下げといたんだ。  
「まかしんさい。ひさびさに気合いれて、たっぷりナメまくるでごじゃる」  
「……な、なめるって!?」  
「ええから、とりあえず家へ入らっしゃい」  
 連れ込まれたのは社の裏手にある小さな母屋。薄暗い土間と畳じきの茶の間のシンプルなつくりなんだ。  
「遠慮いらんでごじゃるから、畳にあお向けに寝ころがって」  
 というや否や、自分も素っ裸になって、ガバッとのしかかってきた。  
「ああン……!」  
 またしょっぱなから挿入されちゃうのかと思ってたらァ……なんか様子が違うんだ。  
「やっぱ若え娘っこは、ええ味だっしゃあ。 たっぷりと塩味が効いとりんしゃる」  
 シワだらけの両手で、あたしの頬っぺをはさんだと思ったら、オデコといい鼻の頭といい、ところかまわず顔中をベロンベロンなめ回し始めるんだもん。  
「こ、これって……!?」  
 さすがのあたしも、いきなり顔をなめられるなんて初体験。  
だから、はじめは少し混乱したけど、ザラザラの舌がポニーテールのうなじあたりまでおりてきたころには、もうゾクゾクと感じ始めてたんだよね。  
「あ、ああァ……こ、これ、ちょっと快感かもォ」  
 それに、こんな汗にまみれた不潔な身体をなめ回されるなんて、羞恥心をビンビン刺激されちゃって、たまんない気分だよ。  
 
★  
「ネエちゃん、極楽でごじゃろぅ? ワシぁ、若え娘の肌のにおいと味が大好物でなぁ、とくにネエちゃんみてえに汗だくの娘は、たまんねえご馳走なんでごじゃるよ」  
「こ、こうやって、からだじゅうを?」  
「スミからスミまで、みっちりナメてやるでごじゃる。楽しみにしときんしゃい」  
「は、はあァァ……!」  
あたしったら、ゾクゾクする恥ずかしさと、ワクワクする期待に、めまいがしそうだったよ。  
「ほれ、バンザイして、においを嗅がしてみんしゃい」  
 と無理やりに腕をあげさせると、汗のたまったワキの下あたりで、クンクン鼻を鳴らすんだもん。もちろん舌だって大活躍で……。  
「そ、そんなところ、かんべんだよゥ」  
 ってお願いしたって、許してくれるはずがない。  
ワキの下のあとは、たっぷりと乳房をなめ回されて、敏感すぎる乳首を舌先で転がされるたびに、あたしったら黄色い声を上げて、ビックンビックンのけぞっちゃった。  
「しっかし、まだ15の小娘のくせに、たまげたカラダでごじゃる。こったら肉づきがええのに、どこもかしこもピッチピチに引き締まって……八百万の神もびっくりじゃあ」  
神主さんったら、娘だてらに筋肉モリモリの15才ボディに目を細めながらも、攻撃の舌は休めようとしない。  
「こりゃひさびさに,なめ甲斐のある娘っこでごじゃるなあ」  
今度はうつ伏せにされたと思ったら、感じやすい背中をイヤってほどせめられて、ひとしきりキャンキャン泣かされちゃって、  
「お、お願いだよゥ……も、もう、そろそろ」  
 うつ伏せのまま、あたしったら自分からお尻をつき出して、おねだりしちゃったんだ。  
「ほぅほぅ、お股を、なめて欲しいんでごじゃるか?」  
「も、もう我慢できないってばァ!」  
 だって、とっくにビショ濡れだもん。甘苦しくジンジンうずいちゃって、なめダルマの熟練の舌で、スカッと昇天させてもらいたいんだもん。  
「しゃあないでごじゃるな。お肉ムッチリの太腿は、あとのお楽しみにして……」  
 神主さんは、ちょっと残念そうにつぶやきながら、今度はお尻のあたりで、あたしと同じくうつ伏せになった。  
そして98センチのヒップに顔をうめるようにして、なんと腹這いのまま、あたしの太腿を両肩に担ぎあげたんだ。  
「ちょ、ちょっと……!?」  
 うつ伏せのまま、あたしはカエルの平泳ぎみたいなポーズだもん。神主さんの鼻っ面の真正面に、恥ずかしいお尻の穴が全開で丸見えなんだよゥ。  
これじゃシワの数までかぞえられちゃうじゃん。  
「あァ〜ン、そんなァ!」  
 
★  
「よう育った尻でんなぁ。重量感たっぷりでごじゃる」  
「あ、あはァァ……」  
 豪快にもり上がった双子の肉山をベロンベロンなめ回されて、あたしったら、いきなり甘えた吐息が漏れちゃって……。  
だってさァ、お尻の愛撫なんて、しょっちゅう経験してるけど、神主さんのはテクニックのレベルが段違いなんだから。  
「ええ尻じゃあ。どっしりと肉厚で、パンパンに張りつめて……ケツの穴も、綺麗な桃色でごじゃる」  
と、いきなり恥ずかしい中心部に、ブチュっと唇が吸いついた。  
「あ、ああッ!」  
「塩味も、よう効いとりんしゃる」  
「だ、だめェェ〜ッ!」  
丸1日お風呂に入ってないお尻の穴を、ほじくるように舌を這わせるなんてェ!  
「ほぅほぅ、こっちの穴は、まだ処女でごじゃるな」  
「あ、あったりまえだよぅ……エッチは大好きだけど、あたし変態じゃないんだから」  
「なら、ちょびっとだけ、新しい世界をのぞかせてやるでごじゃるか」  
「あッ……!」  
と声をあげた時には、かたく尖らせた舌先がヌルッって入ってきて、そのままヌラヌラとうごめくように……。  
「ああッ! ああッ!」  
 こ、これって、快感の未体験ゾーンだってばァ! 神に仕える神主のくせして、こんなことしていいのかよゥ!?   
「ああァァ〜ッ……お、おかしくなっちゃうよォォ〜ッ!」  
 あたしはうつ伏せのカエル状態のまま、さんざん肛門をしゃぶりまくられて、半ベソかいて大暴れしちゃって、しまいには……。  
「う、うそォ……イカされちゃうの!? イカされちゃう……あ、ああァァ〜ッ!」  
 あァ〜ン、お尻の穴だけでイカされちゃうなんて、生まれて初めてだよォ〜ッ!  
「そろそろ本丸を攻めるでごじゃるかぁ……ほ〜れ、あお向けになって」  
 うす汚れた畳のうえ、まだアクメの余韻でヒクヒクしてる丸裸の肉感ボディを、ゴロンと勢いよく転がしたと思ったら、お腹のあたりを惚れ惚れとさすりながら、  
「よう鍛えとるでごじゃる。スジがくっきり浮きでとるけ」  
 コリコリと鍛えあげた腹筋の溝にそって、ツッ―ッと舌をすべらされて、  
「あはン……あはン……」  
 くすぐったさと気持ちよさが入りまじった不思議な感覚に、身をよじって悶えるあたしを尻目に、なめダルマの舌はどんどん下腹部に移動して、  
「あやゃ、こっちはまた、ずいぶんと……もっさり黒々と生やしとるでごじゃるなぁ」  
たっぷりと茂った真っ黒い縮れっ毛を、ジャリジャリと音を立てながら、ひとしきり味わってから、いよいよ……。  
「ほぉ〜れ、お股を広げんしゃい」  
 と、太もものつけ根にグイッっと顔を突っ込んできたと思ったら、いきなり、お尻の穴からクリトリスの先端まで一直線にナメあげられて、  
「ああァ〜ッ!」  
 あたしったら弓なりにのけぞっちゃったよ。  
「あゃ〜、ようけ色っぺえオ〇コでごじゃるなぁ。まだ15の小娘のくせしてぇ……トロけるみてぇに熟しきって、スケベなお汁も、こったらわき出とるわぁ」  
なんて、ブチュと唇を押しつけたと思ったら、軟体動物みたいにクネクネ動く舌を大活躍させながら、ジュルジュルといやらしい音を立てて吸うんだもん。  
「マ〇汁も、塩味が効いて、ええ按配でごじゃる」  
「ああうッ! ああうッ!」  
 しかも同時に、鼻の頭でグリグリと、ビンビンに充血した敏感すぎるクリトリスを、イヤってほど刺激するもんだから、  
「ああッ……だ、だめッ、神主さん……も、もうダメッ……あッ、あああ〜ッ!」  
 気が遠くなるようなアクメの大波に、何度も何度もさらわれちゃったんだ。  
   
  ★    
「お〜い、ネエちゃん。湯かげんはどうでごじゃる?」  
お風呂場の外から、薪をくべる神主さんの声が響いてくる。  
「ふあァ〜い、生き返ってまふゥ〜」  
 あたしは念願の湯船に浸かって、あまりの心地よさに、もうフニャフニャ状態。  
湯船のへりにもたれかかって、このままうたた寝しちゃうのかなァ〜……なんてボンヤリ考えていたら、  
「おおい、神主。とてつもねえ上玉の小娘が見つかったってえ?」  
 窓のすぐ外で、眠気か吹っ飛ぶような野太いドラ声が響いたんだ。  
「和尚どん、早かったでごじゃるな」  
「丸裸のグラマー娘を道ばたで拾って、神主に預けたって電話もらってな、すっ飛んで帰って来たんだがよ……もう風呂に入ってるってこたぁ……さては、さっそくナメちまったな?」  
「ほっほっ、塩味たっぷりの弁天様でごじゃりましたぞ」  
 どうやら同じ敷地内にあるお寺の和尚サンらしいんだけど……。  
「ど〜れ、ちょいと拝んでみるか」  
 と正面の天窓をガラリと開けて、ヌウゥ〜と顔をのぞかせたのは、笑っちゃうぐらい大入道そのまんまのタコ坊主。ひと昔前の悪役レスラーみたいな面相なんだ。  
「お主が、ゆかりか? こいっあ噂にたがわぬ美少女じゃなあ」  
「……は、はじめましてェ」  
 いきなり目が合って、おまけに名前まで呼ばれちゃったもんで、とりあえず挨拶だけはしといたんだ。  
 それにしても……天窓って、外の地面からは2m近い高さのはず……ってことは、このタコ入道、どんだけ巨漢なんだよゥ!?  
「よしよし、いっちょう混浴としゃれ込むかァ。ちょっと待っとれよ」  
 ゴソゴソと袈裟を脱ぐ音がしたと思ったら、しばらくして浴室の引き戸がガラリと開いて……あれ? 真っ暗じゃん?  
 一瞬、引き戸のすぐ向こう側に黒々とした壁があるみたいな錯覚に陥っちゃったんだ。でも、その壁の真ん中あたりから、あたしの一番の大好物が、重量感たっぷりにブラブラゆれているのを見て、ようやく事情がのみこめたんだよね。  
「よっこらしょ……っと」  
 まるで小さなくぐり戸から潜り込むようにして、プロレスラーそこのけの巨体がお風呂場に入ってきた。ツルツルのハゲ頭が今にも天井を突き破りそうな勢いなんだ。  
「おうおう、若いおなごの匂いがムンムンじゃなあ」  
「あのォ……和尚サン……なんですか?」  
 そりゃ確かに頭はツルツルだけど、顔つきといい体格といい、どこから見ても一昔前の悪役レスラーそのまんま。  
だいいち、巨岩のような筋肉のつきかたからして、この大入道、どう見ても素人じゃないって。  
「なんぞ格闘技をやっとると聞いたが、さすがじゃな。ご明察のとおり、ワシも15年前まではリングに上がっとったわ」  
「やっぱり! あたしはブラジリアン柔術っす……押忍ッ!」  
「おおっ、ブラジリアン柔術とは懐かしい……古い友人に達人がおってな。もう十数年会っておらんが、たまに連絡はとり合っとる。柔術の世界では有名らしいぞ。茂野重蔵と言うんだが、知らんか?」  
 ど、どっひゃァァ〜ッ!!  
「……そ、それって、あたしの親父なんですけどォ」  
 
★  
「な、なにィィ!?」  
 ギョロ目を見開いて叫んだ大入道は、間髪おかずに、外で薪をくべている神主サンに向かって、  
「おォ〜い、ワシの携帯電話とってくれんかァ!」  
「了解でごじゃる……ほい!」  
 と天窓から投げ込まれた携帯を、グローブみたいな手の平で器用にキャッチすると、すぐさま発信。親父の携帯番号が短縮に登録されてるみたいなんだ。  
「……おぅおぅ、重蔵、ブッたまげたぞ。こんな偶然が……なに、偶然じゃない!?……最初からワシに預けるつもりで……おぬしも人か悪い。  
前もって連絡くらい……なんせ、おぬしの娘とは夢にも思わんから……わしの絶倫ぶりはわかっておろう。もう混浴しとるぞ……なに、構わんのか!?  
……うむうむ、そうかそうか……百戦錬磨の男根との他流試合も、修行の内とな……さすがは茂野重蔵じゃ。娘の教育にも肝っ玉がすわっとる……おぅおぅ、任せとけ! 責任を持って預かるぞ」  
 ……話、ついちゃったみたい。  
「あ、あの……よろしくお願いしますゥ」  
 と、いちおう殊勝に頭を下げたものの、実はあたし、それどこじゃなかったんだよね。  
 だってタコ入道ったら、お湯船に首まで浸かってるあたしの目の前で、さっきからずっと大股びらきで浴槽のフチに腰かけているんだもん。  
「はあァァ……す、すごすぎるゥ!」  
 とてつもなく豪快な大仏サマが、あたしのすぐ鼻先で、見るからに重たそうにドッシリとたれ下がっているんだから。  
 あたしはすっかり鼻息が荒くなっちゃって、色っぽく潤んだ瞳でジィ〜っと見つめていたら、  
「ゆかり、ワシの如意棒で成仏したいのか?」  
「は、はい……こ、こんなの見せつけられたら、もう辛抱たまりません」  
 視線を釘づけのまま正直に答えると、  
「よし、待っとれよ……むむむむッ、南無南無……」  
 ギョロ目を閉じた和尚が、何やらお経みたいなものを唱え始めたんだ。  
「南無南無、魔羅魔羅……」  
「う、うわァ!」  
 って、あたしが仰天するのも無理ないよ。  
 目の前で重々しくたれ下っていた大仏サマが、指一本触れてないのに、まるで生き物みたいにムクムクと起き上がって、見る見る間にゴツゴツした巨大な仁王像に大変身しちゃったんだから。  
「はあァ〜ッ、強烈ゥ!」  
 
★  
「ほれ、湯船から出て、四つん這いにならんかい……心配はいらんぞ。親父の許可も取ってあるでな」  
「は、はい」  
 あたしは命じられるままザブンとお湯からあがると、板張りの洗い場でワンワンスタイルになった。  
「よう鍛えとる。見事なカラダじゃあ。とても15のガキとは思えんぞ……こんな娘を送り込んでくれるとは、重蔵に礼状を書かにゃならんな」  
 なんて惚れ惚れした口ぶりで、後ろからあたしのお尻を両手でガッチリとおさえろと、  
「ゆかり、たっぷりと成仏させてやるぞ」  
 股間から生えた特大の仁王サマを、あたしの中にググゥ〜ッと潜り込ませてきたんだ。  
「あッ、あうッ、熱いッ……熱いよゥ〜ッ!」  
 まるで、ぶっとい灼熱の鉄棒をぶち込まれたみたいで、あたしはたまらずに悲鳴をあげちゃった。  
「そ〜れ、それ……南無魔羅、南無魔羅……」  
「はあ〜ッ! はあ〜ッ! はあ〜ッ!」  
 野太い低音の読経と共に、後ろからズッコン!ズッコン!と容赦なく怒りまくった仁王サマを送り込んでくるんだもん。あたしったら四つん這いのまま、狭いお風呂場にビンビン反響するような大声で、思いっきり悶えまくっちょったよ。  
「ああ〜ッ……お、和尚サン……も、もうタメだよゥ! イっちゃう! イっちゃうってばァァ〜ッ!」  
 そして、背後からのびてきたグローブみたいな手の平で95センチの乳房をグイグイと揉みしだかれながら、早々と一回目の昇天を迎えちゃったんだ。  
「あッ、あああァァ〜ッ!」  
 強烈なアクメの大波に襲われて、四つん這いで頑張っていた腕の力がスゥ〜と抜けて、あたしったらお尻だけ突き出したまま、洗い場の板の間にベッタリと頬をつけちゃった。  
「……南無魔羅、南無魔羅……どうじゃあ、効くじゃろが?」  
 後ろからズッコ〜ン!ズッコ〜ン!と超ロングストロークで、猛り狂った巨マラを送り込みながら、和尚サンが自信満々で訊いてくる。  
「きょ、強烈すぎて、気が遠くなりそうですゥ……あァ〜ン、奥までとどいてるよゥ!」  
 せっかくお風呂で流した汗が、またまた派手に噴き出して全身がヌルヌルで、まるでローションを塗りたくったみたいなんだ。  
「ところで、ゆかり。ちょっとばかり相談があるんだがな」  
「は、はい……な、なんでしょうか……ああッ、そんなにクリちゃん、こすっちゃダメですゥ!」  
 相談があるんだと言いっておきながら、大入道ったら右手をあたしのお股にもぐりこませて、ゴツい指先で起用に、敏感すぎるお豆の皮をむいてグニュグニュと刺激するんだもん。  
「ああッ、ダメ、ダメェ〜ッ! またイっちゃうよォォ〜ッ!」  
 
★  
 人並みはずれた巨漢にのしかかられている汗まみれのボディが、グゥ〜ンと弓なりにのけ反って、あたしったらまたまた絶頂につるし上げられちゃった。  
「あっ、あああァ〜ッ!」  
「さすが、これだけの肉体をしとると、イキっぷりも見事じゃのう……ええ声で泣きよるわ」  
 タコ坊主はしきりに感心している。  
でもって、あいかわらずバックから野太い陰茎をズボズホと送り込みながら、  
「でな、ゆかり。相談ってのは他でもないんだが……」  
 ちょ、ちょっとさァ、時と場合を考えて欲しいんだよねッ!  
「む、無理ですよゥ、こんな状況でェ……あ、頭ン中が真っ白で、なんも考えられないし……ああァ~ッ、おへその裏まで入っちゃってるよゥ!」  
「おぅ、悪い悪い。たしかに背中を向けてちゃ話はできんな」  
 そう言って、あたしの中からズルリと抜き取ると、洗い場の板の間にドッシリとあぐらをかいて、  
「ほれ、ここに座れ」  
 と丸太ン棒みたいな両腕を伸ばして、60kgのあたしの身体を軽々と持ち上げると、向き合うようにして自分の膝の上におろしたんだ。  
 もちろん、大入道の股間からは、ゴツゴツの仁王像が天に向かってそそり立っているから、  
「あうッ……あ、あうわァァァ〜ッ!」  
 ま、またブスブスもぐり込んできたァ! 今度は下から串刺しだァ!  
「やっぱり相談事は、こうして顔を突き合わせにゃいかんな」  
「そ、そうゆう問題じゃなくてェ……あッ、あううゥ~ッ!」  
「どうした、ゆかり。挿入したままじゃダメか? 抜くか?」  
 なんて意地悪く訊いてくるんだもん。  
「ダメ、ダメ、抜いちゃダメ〜ッ! ちゃ、ちゃんと話ききますからァ、その前に……も、もういっぺんだけ……」  
「ワシの仁王様で、イカせてほしいのか?」  
「は、はい……」  
 汗まみれの顔で、あたしがせつなげにうなづくやいなや、  
「よっしゃあ!」  
 と、大入道は猛ダッシュ。向い合いで抱きあったまま、膝に乗せたあたしのグラマーボディが浮き上がるほどの勢いで、グイグイと上下に腰を使い始めたもんだから、  
「あわッ、あひィィィ〜ッ!」  
あたしは声にならない悲鳴を上げて、もういっぺんどころか、立て続けに4回も5回も、激しいアクメの波にさらわれちゃったんだ。  
「あッあッ、イっちゃう、イっちゃう! またイっちゃうよォォ〜ッ!!」  
 
 
 
 

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