肉感美少女ゆかり、ドキッ★ドキッ★巨根修行  
 
「あ〜あ、行っちまったよ……」  
 丸一日ぶりに、閉じ込められていたコーヒー豆のズタ袋からモゾモゾと脱け出すと、暗闇から一転、いきなり眩しい日ざしの洗礼をうけて、瞬間、目の前が真っ白になった。  
数秒後、ようやく元に戻ったあたしの視界に飛び込んできた光景は……。  
モクモクと砂煙をあげながら、田んぼの砂利道を走り去って行く、クソ親父の中古パジェロだった。  
 非道にも、こんな人里はなれたド田舎に、15才の娘を置き去りにしやがって……。  
「……ンで……ここ、どこだよ?」  
 汗ばんだポニーテールの髪をゆらしながら、ぐるりと視線をめぐらせても、見渡すかぎり田んぼと畑しか見えない。  
 まるで時間が止まってるみたいな、のんびりと素朴すぎる風景なんだ。  
 東京の下町にある自宅兼道場のフロ場で、いきなりクソ親父に拉致されて、ズタ袋に詰め込まれたのが昨日の昼。そのままパジェロの荷台に一昼夜は放り出されていたから、へたすると九州の南端あたりまで来ちゃっているのかもしれない。  
 そう言えば、東京じゃまだ衣替えの季節にも遠いのに、まるで初夏みたいにポカポカと暖かくて、いかにも南国って雰囲気なんだもん。  
 だから、こうして何も着ていなくたって、ぜんぜん寒くない……って……ちょ、ちょっと待ったァ!!  
「あ、あたし……す、すっ裸じゃん!?」  
全裸だよ、全裸ッ! スッポンポンの丸裸なんだよゥ!  
ロケットみたいに飛び出した95cmのおっぱいの先っぽで、ピンクの乳首がツヤツヤと輝きながら日光浴しちゃってるし……。  
たくましく引き締った腹筋の下では、15才にしては野性味たっぷりに茂ったアンダーヘアーが、南国の風に吹かれて気持ちよさそうにそよいじゃってるし……。  
「……や、やばァ〜」  
あたし、手ぶらだもん。着るモンなんか持ってないよ。  
だって仕方ないじゃん。風呂場で親父に襲撃された時、あたしったら入浴中……しかも、たくましい男子ふたりと3Pで混浴中だったんだから。  
 いきさつを話せば、ちょっと長くなるけどォ……。  
 
★  
まずは自己紹介からさせてもらうね。  
あたしの名は茂野ゆかり。男まさりの負けん気と、ムキムキに育ちざかりの肉体美が自慢の、元気いっぱいの15才。  
そんでもって、先週めでたく中学校の卒業式を終えばかりなんだ。  
うちは、クソ親父とふたり暮らしで、ブラジリアン柔術の町道場やってるんだけど、あたしも小学生のころから師範代として道場に出ているから、卒業後は高校には進学しないで女武道家の道を歩むつもり。  
だから中学の卒業式を済ませてみると、もう学生生活も終わりってことで、ガラにもなく感傷的になってたんだよね。  
そんなあたしの心情を察してくれたのが、ブラジルから来日していた、ファビオとロザルトというふたりの若いブラジル人のアンちゃんたち。去年、地元のハイスクールを卒業したばかりで、サンパウロの道場から研修のために派遣されて来てたんだ。  
ちょうど道場が休みで、親父も柔術協会の親睦旅行で留守だったから、3人して卒業祝いのパーティで盛り上がろうってことになったわけ。  
あとから考えると、かなり胡散くさい話なんだけどォ……ブラジルでは、大切なお祝いはお風呂でやるんだって。みんなして混浴しながら、わいわいガヤガヤ大騒ぎするらしいんだ。  
そりゃあ、ファビオとロザルトの魂胆は見え見えだったけどさァ……。  
でも、こんな真っ昼間から、自宅の道場の風呂場で、たくましい♂たちと混浴するなんて初体験だもん。しかも二対一の3Pで……中学卒業の記念になるかなぁ~って、ちょっとばかしエッチ心わくわくで誘いにのってあげたわけよ。  
でもって、当然の成り行きというか、さすが情熱のラテン系というか、そろって湯船につかった途端、  
いきなり両側から代わる代わる、熱烈に抱きしめられて、唇を吸いまくられちゃった。  
もちろん、中卒ホヤホヤにして95cmのオッパイも、容赦なく2人がかりで揉みしだかれたもんで、、  
「ああァ〜ッ、そんな熱っぽく揉んじゃァ……!」  
アッという間に乳首もビンビン。いやらしい指先に転がされて、色っぽく熟したサクラン坊みたいに、丸々と勃起させられちゃった。  
「あ、あたしだって、負けないからァ」  
お湯の中、2本のラテンの大砲を両手に握りしめて、愛おしくグイグイとしごきまくってやったもん。  
来日してまだ3日目だったけど、この褐色のオ○ンチンたちには、昨日も一昨日も朝から晩まで、さんざんお世話になりっぱなしだったからね。  
コイツら、ちょっと暇ができると、すぐあたしの中にもぐり込んでくるんだから。稽古の中休みとか、夕食の後とか、しょっちゅう離れのプレハブ小屋に連れ込まれてちゃってさァ……。  
「この〜、暴れン棒どもめェ〜!」  
ふたりとも黒人系の血が入ったブラジル人だから、性欲の方も野生児なみに激しくって……なんたって来日した晩さっそく、あたしに夜這いをかけてきたくらいだから。  
しかも、この夜這いには前哨戦があってェ……。  
ふたりが成田空港から道場に到着したのは、おとといの昼すぎ。寝泊まりする裏庭の離れのプレハブ小屋に案内したあたしの目の前で、あいつら何を思ったか、いきなり着替えを始めやがったんだ。  
「ちょ、ちょっと、あんたたち……」  
柔術で鍛え上げたマッチョな肉体を見せびらかすようにして、褐色の筋肉を自慢げにピクピクさせながら、用もないのにパンツまで脱いじゃった。  
「うわッ、でっかッ……!」  
 あたし、思わず絶句しちゃったよ。しかも2本いっぺん。デカチン大好き少女としては、たまんないっすよ。  
あいつらったら、全裸のままあたしを取り囲んで、ドス黒くて重々しい男根を、これ見よがしにブラブラさせながら、ビックなペニスは好きか?とか、日本の男たちと較べてどうだ?とか、しつこく訊いてくるんだもん。  
「はあァァ……!」  
正直いって、釘づけだったよ……ちょっぴりヨダレもたれてたかも。  
だってグニャリとうなだれてるのに、どえらくボリューム満点なんだもん。  
「ブ、ブラジル人って……み、みんな、こんな凄いわけェ!?」  
 気がついたらあたし、ふたりの足元にしゃがみこんで、息がかかるほど近くでウットリと見とれちゃってたんだ。  
「はあァァ〜、美味しそう……」  
ホントなら、すぐにでもむしゃぶりついて、じっくりと味見したいのは山々だったけど、道場から親父の呼ぶ声が響いてきたもんで、  
「あ〜ン、残念」  
 ズルリと皮がむけた2匹の巨大なカメさんに、チュッ?と軽くキッスをしただけで、その場はグッと辛抱したんだよね。  
 
  ★  
その場はそれで終わって、夕方まで道場で練習生の稽古をつけて、夕飯を済ませてから親父を旅行に送り出して、自分の部屋に戻ったんだけどォ……。  
 夜になっても、昼間に見せつけられた褐色のデカチンたちが、悩ましく脳裏から離れないんだよね。  
「ああァ……あんなすごいの……欲しいよゥ」  
 気がついたらあたし、ベットで丸裸になって、思いっきりオナニーしてたんだ。  
 どうせ母屋にはあたしひとりだし、ブラジル人たちは裏庭の離れにいるからって、ひさびさに派手な雄たけびを上げて、全力でオナっちゃった。  
「ああ〜ン! ああ〜ン!」  
 そうこうしてる内に、まず先陣を切って夜這いをかけてきたのはファビオだった。  
母屋全体に響きわたる肉感美少女のオナニー声に刺激されたのか、すでにフル勃起させて部屋に忍び込んできたんだよね。  
 すっかり汗だくのあたしは、ベットに仰向けのまま、ガバッと開いた太腿の中心もビショ濡れ状態。  
「ああ〜ッ、ぶっといの、欲しいよォ!」  
後は、たくましい褐色のブラジル青年に、情熱的にのしかかってもらうだけ……もう受け入れの準備は、すっかり整っていたわけよ。  
「早くゥ! ファビオってばァ……」  
 それにしても、恐るべきは情熱のラテンの血だよね。  
なんたって、あたしが甘ったれた鼻声で誘った3秒後には、褐色のでっかいペニスが、あたしの中に根元までズッポリと突き刺さってたんだもん。  
「あうッ……お、おっきいよおォォ〜ッ!」  
 でもって、うれしい悲鳴をあげながら暴れまくるあたしの上で、縦横無尽に腰をふりまくったファビオが終わると、すぐさまロザルトが、デカデカと反り返った大砲を握りしめながら覆いかぶさってきて、2ラウンド目が開始。  
「ああァ〜ン、ロザルトォ!」  
そんでロザルトの後は、またまたファビオが……って、こいつらいったい、どんだけ絶倫だよ!?   
 ……でもさァ、空が白々と明けるまで、ふたりのブラジル人を相手に、15回のフルラウンドを最後まで元気いっぱいで、  
「ブラジルのデカチン、大好きィ〜ッ!」  
なんて叫びながら大暴れしていたあたしの方が、絶倫ポイントはずっと高いかもね。  
これで、中学校を出たばかりの15才なんだから、われながら呆れるって。  
でもね、自分で言うのもナンだけど、無理ないんだよね。  
なんたって、若干15才にして、身長167cmで、上から95・58・98のダイナマイトな育ちっぷりだもん。日本人ばなれした肉体美ってやつよ。  
しかもガキのころから柔術の稽古で鍛えまくってるから、こんだけボリュームたっぷりでも、ちっとも太って見えない。全身がしなやかな筋肉でピッチピチに引き締まって、腹筋のスジもバッチリと浮き上がった極上のグラマー娘なんだ。  
そんなS級の肉感ボディに、売れっ子のグラビア・アイドルも真っ青のキュートなルックスとくれば、黙ってたって大量の男の子が群がって来ちゃうんだもん。  
だから男性修行の方だって、柔術にひけをとらないんだよね。  
思い返してみれば、中学の3年間は、チャンスさえあれば、汗まみれの武者修行の連続だったもん。  
そんな実戦で鍛えまくってきたおかげで、成熟具合も感度も申し分なし。たくましい♂に可愛がってもらわなきゃ、3日と我慢できないカラダになっちゃってるわけよ。  
そりゃあ、あたしだって中学に入学したての頃は、さすがにバージンだったよ。  
でも体格は今とほとんど変わらないぐらい発育してたし、エッチな好奇心も満々だったから、オチ〇チンとの遭遇も時間の問題だったんだよね。  
 
    ★  
「お嬢さん……女子大生ですかァ?」  
 って駅前の雑踏で声をかけられたのは、中学に入学して一ヶ月もたたない日曜日の昼下り。  
「芸能界に興味あるゥ?」  
 いつもなら無視して通り過ぎるところだけど、ちょっとホスト風のイケメンだったから、話ぐらい聞いてみようかなァ〜って、  
「もし時間あれば、近くの事務所で詳しく説明したいんだけど……どうかな?」  
 普通の女の子だったら、こんな誘いに乗るのは危険なんだけど、あたしに限っては例外。  
なんたって、ブラジリアン柔術の師範代が本気を出せば、並の男なら10人は、素手で楽勝に制圧できるもん。  
「ええェ〜ッ、中学生ェ!?」  
 だから、逆にビックリしてたのは、あたしを雑居ビルの事務所に連れ込んだスカウトマンの方だった。  
「しかも、入学したばっかの中一って……」   
生徒手帳を確認して、目を丸くするのも無理ないよ。あたし当時から90オーバーのEカップで、身長も160cmを超えた大柄だったもん。  
ちょうどランニングの帰りでジャージ姿だったから、ちょっと見には、スポーツ好きの女子大生あたりと勘違いしたはずだよ。  
「で……どんなことするんですかァ?」  
 事務所とはいっても、狭いワンルームの隅っこに事務机がひとつあるだけで、部屋のど真ん中をダブルベットが占領してるとくれば、ほとんど予想はついたけどさァ。  
「ゆかりチャン……だったよね。ちょっと質問なんだけど……男性経験は?」  
 ホスト風のおニイさんが探るように訊いてくるから、わざとらしく切なそうに首を横にふると、  
「マジかよ!? そのカラダで処女!? もったいない!」  
 おニイさんったら、本当に信じられないって表情で、スウェットの上からでもはっきりとわかる超グラマーな肉感ボディを、あらためてマジマジと眺めまわすんだ。  
「やっぱ、そう思うでしょ? 小学生の時だって、あたしの方はヤル気まんまんで、チャンスもいっぱいあったんだけどォ……」  
 あのクソ親父がさ、まだ早いって……でも、もう中学生なんだから解禁だよね。  
「じゃあ……オナニーは?」  
「昨日ドンキホーテに3台目のバイブ買いに行ったけど、Mサイズしかなくってェ……」  
 と、ペロリと舌をだして、  
「前の2台はLLサイズでよかったんだけど、使いすぎて壊れちゃったしィ」  
 あたし、ぶりっコは性に合わないから、あけっぴらに答えちゃった。  
「かわいい顔して、とんだHっ娘なんだァ」  
 おニイさんは、わが意を得たりって笑顔になって、  
「じゃあ、ヌードのアルバイトなんか、興味津々じゃない?」  
「やるやる。あたし、カラダには自信あるしィ……ちょっと、見てみる?」  
 って、自分からジャージの上着のファスナーに手をかけて……これって大胆すぎるかなァ〜とは思ったけど、せっかくスカウトしてくれたイケメンに、自慢のS級ボディを見てもらいたかったんだよね。  
「ちょ、ちょい待った……!」  
 おニイさんったら、あまりの急展開にあわてるやら、喜ぶやらで、  
「たまげたなァ……ふつう『脱ぎ』にもってくまでが、俺らのテクニックなのに……まッ、いいか……ゆかりチャン、ちょっと準備するから、まだ脱がないでて」  
 そう言うと、ダブルベットを取り囲むように、ビテオカメラを何台も設置して、  
「もう想像つくと思うけど、これからAVの撮影すっから……けど、心配いらないよ。ネット通販専門の裏DVDで、学校にも親にもバレないから」  
 やっぱり……ってことは、いよいよあたしもロストバージン……でもォ……。  
「……男優さんは? いないじゃん」  
 ふたり以外に誰もいない事務所を見回すと、おニイさんはニヤリとしながら、  
「俺だよ……ゆかりチャンの処女をいただく相手としちゃあ、不足かな?」  
 と自信満々で、着ていたホスト風のスーツを脱ぎ捨て、ビキニパンツ一枚になった。  
「はあァァ……!」  
 すっごいモッコリだァ……この中に、どんだけ凶暴な武器がかくれているんだよゥ!?  
 
  ★  
 あたしが妄想をたくましくしてる間にも、おニイさんは手際よく、ベッドを取り囲むように何台もビデオカメラをセッティングして、  
「お待たせ。じゃあ、ベットの横に立って」  
 過激に盛りあがったビキニパンツの股間に、あたしの熱ゥ〜い視線をあびながら、カメラから離れたおニイさんは、  
「スウェットを脱いじゃって、下着姿になってくれるかな」  
「あのォ、下着って……あたし、スウェットの下は、何も着てないんですけどォ……」  
「えッ!?」  
 みんな驚くんだけど、あたし昔っからブラはもちろんパンティだって身につける習慣がないんだよね。  
そもそも柔道や空手と同じく、ブラジリアン柔術も、道着の下はブラもパンティもつけないで、生まれたままの丸裸。物心ついてからずっとだから、もう慣れっこになっちゃってるんだ。  
それに私服のときだって、いつもジャージかジーパンばっかで、私服でスカートなんか持っていないから、ノーパンだって何の問題もないわけよ。  
「でも、中学は? セーラー服のスカートだろ?」  
 そうそう。入学前は、それが悩みの種だったんだよね。  
「どうしようかなァ〜って思ってたんだけど……けっきょく、ノーパン・ノーブラで、素っ裸の上にセーラー服着て通学しちゃってるよ」  
「……?!」  
 やってみたら、これが風通しよくて気持ちいいし、スリルも満点。もう病みつきになっちゃったんだ。  
「……今の俺、とんでもない金脈を掘り当てた気分だよ……よ−し、ゆかりチャン。オープニングからラストまで、スッポンポンの全裸で見せまくっちゃうとするかァ!」  
「OKッ!」  
 ってわけで3秒後には、あたしは生まれたままの姿を、ビデオカメラに曝していたんだよね。  
「うわッ……と、とんでもないカラダしてんなァ!」  
 ジャージの上からでもある程度は察しがついてたものの、さすがに超中学生級の肉体派ヌードを目の前にして、AV業界のプロも絶句。  
「こんな凄えグラマーが、つい先月まで小学生やってたのかよゥ……!」  
「へへッ、どう? ビックリしたっしょ?」  
 あたしはいい気分で、艶やかなポニーテールを両手でかき上げながら、うっすらと汗ばんだ丸裸の肉感ボディを見せつけるように、セクシーにポーズまでとっちゃった。  
「じゃあ、さっそく始めようか……そのままヘッドに腰かけて」  
 そう言いながら、おニイさんも隣に腰をおろしてきた。そして、優しくあたしの肩を抱きながら、ごく自然なリードで熱い口づけを……。  
すぐさま舌がからんできて、ねぶられて、吸われて……。  
『ああッ、これがディープキッスなんだァ……』  
 さっきも話したけど、あたしの小学生時代は、親父の厳命で男子禁制。  
友達同士で行った個室カラオケで、エッチな男子におだてられてストリップを披露したり、夜な夜な特大サイズのバイブでオナニーしたりはしてたけど、実はキスの経験もなかったんだよね。  
「じゃあ、つらかったろう? 小学生とはいえ、こんだけ熟れたカラダしてんだから……」  
 いつのまにか90cmオーバーの乳房をグイグイと揉みあげられていて、先っぽのサクラン坊も早々と勃起しちゃってる。  
「ああン、ああン……」  
 あたし、感じやすい完熟のEカップを、生まれて初めて男の人に愛撫されて、しょっぱなから甘えた鼻声で泣いちゃったよ。  
「それにしても見事なオッパイだなァ……こんなボリューム満点なのにグイッと上向きで、パンパンにはりつめて……感度も良好だぜ」  
 おニイさんったら、よっぽどあたしの巨乳が気に入ったのか、左右の乳首に代わる代わる吸いつきながら、絶妙のテクニックでひたすら揉みまくるんだもん。  
「ああッ、熱いッ……か、からだが熱いよゥ!」  
「ゆかりチャン、オッパイだけでイッちゃいそうだね」  
「う、うそッ……そんなこと……あッ、ああァ〜ッ、イッちゃうゥゥ〜ッ!」  
 いくら感度抜群とはいっても、乳房を揉まれただけで、あっさりと絶頂までつり上げられちゃうなんてェ……。  
「どうだい、ゆかりチャン。自分で揉むより、ずっといいだろ?」  
「も、もう、たまんない……」  
 やっぱホンモノの男の人って最高ッ! オナニーなんかとは段違いだってばァ!  
「まだまだ、これからだよ。今まで我慢してたぶん、今日はHなこと、ぜんぶ体験させてあげるからね」  
「は、はああァァ……!」  
 あたし、はちきれんばかりの期待で、気を失いそうになっちゃったよゥ……。。  
 
  ★  
 そんなこんなで、それから深夜まで延々10時間にわたって、中学一年の肉体派美少女のロストバージンの一部始終が、モザイク無しでばっちりとDVDに収められちゃったわけ。  
 でもォ……これを見た人は、誰一人としてあたしが処女だなんて思わないはず。  
 だって、硬くそり返った男根に、生まれて初めて串刺しにされた瞬間、あたしったら痛がるどころか、うれし涙を流しながら大悦びしちゃってんだもん。  
 しかも、その前に、思いっきりの媚態で、おニイさんのオチ〇チンを愛おしく握りしめながら、  
「は、早くゥ……入れてェ! 入れてよゥ!」  
なんて、しっかりおねだりしちゃってるし。  
挿入されてからも、本物のアダルトビデオそのまんまに、汗だくでイキまくっちゃったんだから……こんなバージン、どこにもいないよね。  
 でもって、初体験の相手がセックスのプロってことで、テクニック全開でみっちりと手ほどきされたもんだから、いきなり本物のエッチ魂に目覚めちゃったのも無理ない話だよね。  
だから、その後の中学生活が、どんだけエロい毎日だったかは想像つくでしょ?  
 なんたって、セーラー服をスパッと脱ぎ捨てれば、下はスッポンポンの丸裸だから、朝から晩まで、ところかまわず脱ぎまくっていたような……。  
って言うか、あたし的には、けっきょくオールヌードがいちばん自信があるんだよね。だからアルバイトなんかも脱ぎ系ばっかを選んで、けっこうサバサバと裸ン坊になってたんだ。  
 こんだけピチピチの肉体美で、しかもポニーテールも愛らしいアイドル顔負けのルックスとくれば、やっぱりバイトはモデルが多かったかなァ?  
でも、いくらネットだけとはいえ、さすがにAVはちょっと、ね。   
だから、あれは1回だけで終わりにして、中一の2学期からは、現役JC(女子中学生)のモデルばっかを集めてるモデル事務所に登録してみたんだ。  
そんでもって、月に何回かは小遣い稼ぎに、モデルのバイトをやってたわけ。いちばん場数をこなしたのは、アマチュアカメラマン向けの撮影会かなァ?  
いちおうJC(女子中学生)モデルだから、表向きは、セーラー服から始まって、ブルマーの体操着とスクール水着ぐらいまでなんだけどォ……。  
でもさァ、せいぜい20人たらずの撮影会だもん。回をかさねるごとにお馴染サンも増えてきて、モデルへの要求もエスカレートするじゃん? あたしの方だって、いくら中学生のバイトだからと言っても、自然とプロ意識がめばえてくるってもんよ。  
だから、お約束の衣装だけでおとなしくしてたのは3回目まで。  
そして問題の4回目の撮影会……。  
 
 ★  
実はその日、あたしったら、いつになく上機嫌だったんだよね。  
前の晩、筋トレに通いはじめたご町内のジムで、やたらとマッチョな17才の見習い指導員のお兄チャンにナンパされたんだ。でもって、そのまんま下宿のアパートにお持ち帰りされちゃってさァ。  
連れて行かれたのは、築40年って感じの、今にも朽ち落ちそうなボロアパート。  
ふたりとも、ジムでシャワーを浴びる時間もおしいほど発情りまくっていたから、四畳半ひと間の部屋に転がり込むなり、お互いのトレーニングウェアを野獣のようにはぎ取って……。  
そりゃもう大騒ぎだったよ。元気いっぱいの肉体派カップルが、いきなり格闘技みたいなエッチを始めちゃったんだから。  
えんえんと続く肉弾戦に、アパート全体が、マグネチュード8の大地震で揺れまくってたもんね。  
でもって翌朝も、狂おしい快感に目を覚ますと、朝立ちでビンビンに勃起した極太のマッチョ棒が、ズッポリと根元まであたしの中に突き刺さってるんだもん。もう、たまんないよ。  
……けっきょく、撮影会の開始時間ギリギリまで、たっぷりと3ラウンドも可愛がってもらったもんだから、撮影会が始まってもずっとハイな気分が続いてたってわけ。  
「みなさァ〜ん、いつも茂野ゆかり撮影会に参加してもらって、ありがとでェ〜す!」  
最後コーナーのスクール水着の撮影が終わったところで、あたしはおもむろに参加者に向かって、  
「今日は、日ごろの感謝をこめて、特別に大サービスしちゃいますゥ!」  
 と、スクール水着の肩ヒモに両手をかけながら、  
「実はァ、あたしのバスト、中学に入ってとうとう90をオーバーしちゃいましたァ!」  
一気に、ヘソのあたりまでずり下げたんだ。  
「おおォ−ッ!!」  
撮影会場に歓声が上がる。  
ブルンと丸だしになった乳房は、とても中一とは思えないほどたわわに実って、グイッと上向き。パンパンに張りつめた肉山の先っぽでは、ピンクの乳首が色っぽく熟している。  
 あたしとしては、乳首の横っちょに薄っすらと残ってる昨夜のキスマークが心配だったけど、幸い誰も気づかなかったみたいで……。  
 そこに突然、あやしい闖入者が……。  
「は〜い、みなさん。本日は予定を変更して『茂野ゆかり・裸のファン感謝デー』といたしま〜す」  
いつからスタジオにいたのか、撮影会を主催するモデルクラブの社長サンが、太ったお腹をつき出しながら、ハゲた額の汗をふきふき満面の笑顔で登場したんだ。  
「撮影時間を大幅に延長して、ゆかり君の全てを見てもらいま〜す。ただし費用は、撮影会参加費と同額を別払いでお願いいたしますよ〜」  
 軽くトップレスくらいサービスしようかなァ〜って始めたものの、なんだか妙な風向きになってきちゃったみたい。  
「ゆかり君に何か質問があれば、遠慮なくどうぞ〜。プライベートなエッチ系でもOKで〜す。ただし、本人は撮影のポージングに専念してもらいますので、ワタシが代わってお答えいたしま〜す」  
なんて言うもんだから、みんな大喜び。  
たわわなオッパイ丸出しでポーズをとる半裸のグラマー美少女に向けてシャッターを切りながら、つぎつぎと質問の嵐だったんだ。  
「まだ中学一年生らしいですが、男性経験は?」  
「これだけのカラダですから、男を知らないわけありませ〜ん。先週一週間だけでも、ワタシの知るかぎり、新規の♂3名に、この巨乳をモミモミされてまぁ〜す」  
 ちょ、ちょっとォ、人数まで言うか!?  
「セックスは週に何回ぐらい?」  
「正確な回数は存じ上げませ〜ん。でも中一日空くとパンティの中身がウズいちゃうそうで〜す。ちなみにオナニーは毎日きっかり朝晩2回してま〜す」  
 おい!おい!おい!  
「中学校の校舎でエッチしたことありますか?」  
「教室はもちろん、屋上でもトイレでも経験済で〜す。ゆかり君はアノ時の声がでかいので、屋上で先輩とエッチしたときは、学校中に響き渡って、大騒ぎになったそうで〜す」  
 バラすなよ、そんなこと!  
「社長サンご自身は、ゆかりチャンの試食なさったのですか?」  
「いやいや残念ながら、まだで〜す。でもですねえ〜……ここで、ファン感謝デーならではのスペシャルな趣向を……ゆかり君、ちょっと来てくださ〜い」  
 と、何か企んでいるような顔つきで、あたしを手招きしたんだ。  
 
★  
 トップレスの乳房をブルンブルンさせながら走り寄ると、社長サンはあたしの耳元で、  
「……ギャラ、大幅アップしますよ〜」  
 と、ささやいたと思ったら、今度は全員に聞こえるように、  
「ゆかり君、そろそろ、ぜんぶ脱いじゃってくださ〜い」  
「おォォォ−ッ!!」  
 またまた撮影隊の大歓声。  
あたしはギャラの魔力に素直にうなづくと、スクール水着を両足からスルリ。あっさりと脱ぎすてて、とうとうスッポンポンの丸裸になっちゃった。  
「うおおォォォ−ッ!!」  
 歓声が一段と高まって、あたしと社長サンのまわりを20人のアマチュアカメラマン達がグルリと取り囲んだ。  
「どうでかあ〜? 色っぽいアンダーヘアーも黒々と茂って、野性味あふれる肉体美にピッタリでしょう? 肉体派中学生のオールヌードを、思う存分に激写してくださあ〜い」  
 そりゃあ確かに、あたしって、裏DVDに主演したりして、普通の女子中学生よりも人前で裸になる機会はやたらと多かったよ。  
でも、まだ中一の2学期に、これだけの大人数の目の前で全裸を披露するのは初体験だったから、さすがに興奮しまくりだったよ。  
 生まれたままの姿で、つぎつぎとセクシーなポーズをこなしながら、自分でも鼻息が荒くなってるのがわかったもん。  
もちろん、お股のジャングルはとっくに湿りまくりだったしね。  
「さァ〜て、ご注目。実は茂野ゆかり君には、とんでもない秘密があるんで〜す。今日はその秘密を、みなさんの前で明らかにしたいと思いま〜す」  
 えっ? えっ? 秘密? いったい何を始める気よ!?  
「ゆかり君、キミは立派なオチ〇チンに弱いらしいね〜?」  
「ええッ??」  
 いきなりストレートの剛速球を投げ込まれて、あたしは目を白黒。  
「白状してくださ〜い。ホントに弱いよね〜? 目の前にBIGなオチ〇チン突きつけられると、フニャ〜って抵抗できなくなっちゃうんだよね〜?」  
「……」  
 ……そうなんだ。  
これって、女の子としては「幸せ」なんだろうけどォ……あたしったら、妙にデカチンに恵まれてるんだよね。  
初体験のAVスカウトマンから始まって、たとえば、たまたま市民プールでナンパしてきた高校生が、とてつもないXLサイズの持ち主だった……なんてことは日常茶飯事。  
さっき社長が暴露してた先週のご新規サン3人も、そろって惚れ惚れするような巨根だったしィ……。だから、立派なオチ〇チンのありがたみは骨身にしみてるというか、この肉体で思い知らされてるというか、ほとんど条件反射で発情モードに突入しちゃうんだ。  
「そこで、みなさん。この場でちょっとした実験をしてみま〜す」  
「ちょ、ちょっとッ……!?」  
 社長サンったら、いきなりズボンをパンツごと脱ぎ始めたもんだから、あたしもカメラマン達もア然。  
でも……。  
 
 ★  
「こ、これってッ!?」  
 さらにガク然とさせられたのは、ハゲデブ社長の股間にぶら下がる武器だった。  
「う、うわァァ−ッ!!」  
 スタジオにとどろく驚愕の声につつまれて、ブラブラと重量感たっぷりに揺れているのは、とてつもなくカリ高のペニス。派手にパックリと傘を開いて、まるで育ちすぎのマツタケそのものなんだ。  
「しゃ、社長サン……ご、豪快すぎるゥ!!」  
 思わずべっとりとしゃがみこみ、息がかかるほど近くで、ジックリと拝んじゃったよ。  
「じゃあ、ゆかり君。さっそく味見してみてくださあ〜い」  
「は、はい」  
 って、フェラチオすることになったのも、ごくごく自然の流れで……。  
でもォ……よく考えてみたら、こんな大勢が見ている前で、とんでもないことだったんだけど、その時はぜんぜん抵抗なかったんだ。あたしったらエッチ大好き女子中学生のテクニック全開で、舌と唇を大活躍させちゃったもん。  
やっぱあたしって、やっぱ社長サンの言うとおり、立派なオチ〇チンに弱いんだよね。  
「う〜ん、そろそろ頃合いですかね〜」  
 全裸の現役JCによる「生おしゃぶり」撮影タイムは、たっぷり30分の長丁場。  
最大限に巨大化して天を突いた大傘マツタケを両手に握ったまま、離そうとしないあたしに向かって、  
「ゆかり君、お味の方はどうでしたかあ〜?」  
「……(フニャ〜)」  
 社長サンを見上げたあたしの瞳、きっと、とろけるほど潤んでたはず。  
もちろん大密林の奥は潤むどころじゃなくって、あふれ出たエッチな蜜で、内腿がいやらしくテラテラと艶めくほどの大洪水。  
だって、こんな凄いのでグリグリされたら、あたし正気でいる自信なかったもん。それを想像しただけで、気を失いそうになっちゃうもん。  
「それでは、お次に進みますよ〜……とは言いましても、さすがにお客様サービスにも限界がありますんでえ〜、これから先は、姿は見せずに『音声のみ』のお楽しみということでえ〜」  
 そう言いながら、社長サンがあたしの手を引いて連れ込んだんだのは、スタジオの隅にあるモデル専用の着替えスペースだった  
「ゆかり君。ここからは、声だけでサービスですからね〜。いい声で泣きじゃくってくださいよォ〜」  
薄いカーテンで四角く仕切られただけの、デパートの試着室の少し広くしたみたいな着替えスペースの中で、あたしはあいかわらず丸裸のまま、床にあお向けにされると、  
「ではでは、挿入しますよォ〜」  
 社長サンの大っきなお腹がのしかかってきて、のんびりした口調とは裏腹に、いきなり強烈な大傘マツタケをグサリと挿し込まれちゃったんだ。  
 
★  
「あ、あうゥゥ〜ッ……い、いっぱいだァァ〜ッ! いっぱいに入ってきたァ〜ッ!」  
あたしったら大声を上げてのけ反りながら、2〜3回出し入れされただけで、早々とアクメの波が……。  
「ああァ〜ッ……イ、イク、イクッ! イッちゃうよォォ〜ッ!」  
 あたしは汗だくで、肉のだぶついた中年オヤジにしがみつくのが精一杯だったよ。  
「ほ〜れ、ほれ、ほれ」  
 やっぱ想像どおり、カリ高の巨大傘の威力は猛烈だった。  
もう効くのなんのって、硬くエラの張った亀の頭に、敏感な蜜つぼの内側を容赦なくグリグリと刺激しまくられるたびに、あたしったら半狂乱でエビ反っちゃったもん。  
「ああッ、ああッ……こ、こんなの初めてだよォォ〜ッ!」  
 こんな破壊力満点のオチ〇チンを出し入れされたら、どんな女の子だって一発でKOされちゃうよ。  
「ああァァ〜ッ、またイクぅ〜ッ!! イク、イクぅ〜ッ!!」  
 あたしったら、薄いカーテンの向こう側で、固唾をのんで聞き耳を立てている20人のカメラマンのことなんかすっかり忘れて、ブヨブヨのデブ巨体に組み敷かれたまま、汗まみれで大暴れ。  
自分でもワケがわからなくなっちゃって、社長サンのリクエストどおり、あられもない大声で泣きじゃくっちゃったよ。  
「凄いッ凄いッ凄いィ〜ッ! 社長サン、大好きィィ〜ッ!」  
……それにしても、さすがモデルクラブを経営して25年はあなどれないね。  
うだつのあがらないデブでハゲの中年男だけど、人は見かけによらないってこと。それから一時間あまり、狭い着替えスペースの中で、あたしを半狂乱でイカしっぱなしだったんだから。  
「いやいや、ゆかり君。見事なイキっぷりですなァ〜」  
「……ハァハァ……み、みんな悦んでくれたかなァ……ハァハァ……」  
そんなこんなで「茂野ゆかり・裸のファン感謝デー」は大興奮のうちに閉幕。  
「しっかし、見上げたもんですなァ〜。ゆかり君のように度胸のすわった中学生モデルは初めてですよ〜」  
あたしのプロ根性に感心しまくりの社長サンは、スタジオからの帰り道、ごほうびに焼き肉をごちそうしてくれたんだ。  
でも、ニンニクたっぷりの特上カルビで精力つけた後に出てきたのは、なんと「松茸の丸焼き」だったもんで、あたしったら、またまたムラムラと発情してきちゃって……。  
「あれあれ、ゆかり君……またまた、お漏らしですかあ〜」  
経験豊富な社長サンには隠しようがないんだよね。  
けっきょく焼肉屋のあと、あたり前のようにラブホテルに連れ込まれて、下の口でも、もういちど特大のマツタケを頬張るはめになっちゃったんだ。  
「ああァ〜、もうダメェ〜! お、おかしくなっちゃうゥ〜ッ!」  
ふたりっきりのラブホテルの密室で、あたしったらまたまた汗ダクで泣きじゃくるハメに……。  
でっぷり太ったハゲ中年に、今度はじっくりと時間をかけて、ねっとりとフルコースで責めに責められたんだもん。  
「も、もう、病みつきだよォォ〜ッ!」  
中年オヤジの熟練テクニックを、骨の髄まで思い知らされて、すっかり巨大マツタケ中毒にさせられちゃったんだ。  
「ゆかり君、これからもちょくちょく可愛がってあげるからね〜」  
「はあァ〜、社長サ〜ン! よ、よろしくおねがいしますゥ〜ッ!」  
ってなわけで、それからも撮影会の帰りは、毎回のように焼肉屋からラブホテルへとコースが決まってたわけ。いつだって中年社長さんのデブ腹にくみしかれて、気が遠くなるほど「いい汗」をかかせてもらってきたんだ。  
もちろん、お小遣いだってたっぷり貰ったし、そのたびに、  
「社長サン、愛してるゥゥ〜ッ」  
 って、ハゲ頭にキッスの嵐をサービスしたもんで、社長サンも大満足だったみたい。  
 だから、しばらく関係が続くと、すっかり愛人あつかいで、  
「たまには、しっぽりと露天風呂とシャレ込みますかね〜」  
 なんて、同伴で温泉旅行にまで出かけちゃったのは中学二年の夏休み……。  
 
  ★  
「ヘえ〜、こんなところに、こんな立派なホテルが……」  
連れて行かれたのは、大きな観光ホテル。よくある温泉街じゃなくて、まわりには何もない山奥に、そのホテルだけがドカ〜ンと建ってる不思議なロケーションだったんだ。  
でも、さらに不思議だったのは、ロビーに男性客しかないってこと。仲居さんやコンパニオンのお姉さんたちはウロウロしてるんだけど、女性のお客や家族連れが一組もいないんだもん。  
「理由は、その内わかるよォ〜」  
 社長サンはニヤニヤするばかりだし。  
 おかげで、フロントでチェックインをしてる最中も、あたしったら目立ちまくりだったよ。  
 そりゃあ無理もないよね。ちょうど8月の暑い盛りで、グラマーな肉体を強調しまくった大胆な露出ルックだったんだから。  
 上半身は、風通しのいいメッシュ素材のタンクトップ……これ、あたしの夏休みの定番スタイルなんだよね。  
もちろんノーブラだから、爆発的に盛り上がったバストの先っちょで、色っぽいピンクの乳首が、くっきりと透けて見えちゃっている。  
 そのうえお腹も丸だしで、ちょうど男の子のランニングシャツを、みぞおちの上あたりでバッサリと切ったみたいな感じだったんだ。  
「いやァ、ゆかり君。たくましく鍛えた腹筋も、ばっちり拝めてセクシーですよォ〜」  
って社長サンもほめてくれたけどね。  
 でもって下半身は、ノーパンVカットで半ケツが出ちゃってるジーンズの短パンだもん。  
「あらあら、ずいぶん活発そうな若奥さまで……さぞかし、夜もお盛んなんでしょう?」  
 なんて物わかりのいい仲居さんの粋なはからいで、専用の露天風呂つきの部屋を用意してくれたもんだから、  
「あァ〜ん、社長サ〜ン! デカチンと一緒に、お湯まではいってきちゃったァ〜ッ!」  
 夜もお盛んどころの騒ぎじゃなくて、着いたとたん昼間っから湯けむりセックス三昧だもん。あたしったら温泉と巨大マツタケの両方にのぼせて、いきなりメロメロにされちゃったんだ。  
 
  ★  
 それにしても社長サン、あたしを連れているのを、よっぽど自慢したかったみたい。  
「これぞ中年の夢。オヤジ冥利につきるってもんですよォ〜」  
 そりゃあ、自分で言うのもなんだけど、アイドル歌手も顔負けのキュートなルックスで、カラダはご存知のとおり、肉体派グラビアモデルもはだしで逃げたすほど。  
どこをとっても、とびきりS級の美少女だもん。  
しかも現役バリバリの中学二年生とくれば、これって、ほとんど犯罪だって。  
そんなあたしが、艶やかなポニーテールをゆらしながら、母屋のロビーでも食事する大宴会場でも、いつだって甘えて腕をからませてれば、いやでも注目の的だよね。  
「いやァ〜、いい気分ですなァ〜」  
仲居さんは「若奥さま」なんていってくれたけど、そんなの業務用だってこと、みんなわかっていたはず。どう見ても、やたらと歳の離れた愛人以外の何物でもないよ。  
しかも社長サンの策略で、部屋に届けられたあたしの浴衣は、どう見てもSSサイズ。丈はひざ小僧が丸だしだったし、だいいちあたしのグラマーボディじゃ、前の合わせもギリギリだったんだ。  
 胸元は、Eカップのおっぱいの谷間が半分以上のぞいちゃって、ちょっと気を抜くと、ピンクの乳首がプルンと顔を出しちゃう。  
下半身だって、育ちすぎのヒップを包むのが精いっぱいで、ピチピチの太もものつけ根まで露出しちゃうほどなんだ。  
「やばいよォ、大股で歩くと、色っぽいお毛々が見えちゃうじゃん」  
 誰の目にも、ミニ浴衣の下がスッポンポンの丸裸っだってことは、一目瞭然のエロっぽさだもん。  
「いやいや、いいんですよォ〜。ゆかり君は、この観光ホテルの広告塔なんですからァ〜」  
 社長サン、帰る前日になってから、とつぜん妙なことを言い出したんだ。  
「へっ? 広告塔って……!?」  
 一瞬ポカンとしたけど、あとから事情をきいて納得。さすが経営者、目のつけどころが違うって感心させられちゃったよ。  
 実はこの観光ホテル、女性客や家族連れがいないのはあたり前で、男性専門の歓楽宿なんだ。  
 男だけで宿泊して、ロビーにたむろするコンパニオンのお姉さんを、2時間一万円でお部屋にお持ち帰り、ってシステムだったんだ。  
「もちろん、たったの2時間で一万円ぽっきりじゃあ、コンパニオンさんたちも商売あがったりですからねェ〜。」  
そこで、あたしのミッションは、めいっぱいセクシーな姿で挑発することで、宿泊客のスケベ心に火をつけて、ムラムラと発情させること。  
それによってコンパニオンの接待時間も、2時間から4時間、4時間からオールナイトへと延長させようって魂胆なんだ。  
 でもって、あたしの一日のギャラは、なんと10万! そんだけ高額のギャラをもらってるんだから、ちんちくりんの浴衣でホテル内をうろつく程度ですむわけがないじゃん。  
 だから……。  
「いやァ〜、お似合い、お似合い。ゆかり君の鍛え上げた肉体美をひき立てるには、勇壮なフンドシ姿がぴったりじゃないかって、前々から思ってたんですよォ〜」  
「はあァ〜、すっごいエッチだァ!」  
 部屋の大鏡に映った自分のフンドシ姿に、われながらゾクゾクと鳥肌が立っちゃったよ。  
ブルンと丸だしのEカップの乳房は、痛いほどパンパンにはりつめて、重力に逆らうようにグイッと上向き……。  
鍛え上げた腹筋のスジもくっきり……たくましく発育したヒップには純白の布がキリリと食い込んで……こんなにフンドシが似合う肉体の中学二年生なんて、そうザラにはいないもん。  
 
 ★  
でもって、この挑発的すぎるフンドシ姿で、あたしがどんな仕事をさせられたかっていうとォ……。  
「お客さま……ご不自由はございませんかァ?」   
 って夕方ちかくなると、ひとりで泊まっているお客さんの部屋をまわって、ご機嫌うかがいするわけ。  
この手の歓楽ホテルは団体さんが多いんだけど、一割ぐらいは個人客もいるんだって。  
でもって、大勢で騒ぐ団体客は、競うようにコンパニオンを延長するけど、個人の宿泊客は、いまいち  
ノリが悪いらしいんだ。  
そこで、お色気たっぷりのフンドシ娘の出番ってわけよ。  
「お、おいッ……ネ、ネエちゃん、いってぇ……!?」  
 そりゃあ、お客さんにしてみれば、目ン玉をひん剥くのも無理はないよね。  
クラビアアイドルみたいに可愛いポニーテールの美少女が、パンパンに張りつめた巨乳をブルンと丸出しにして、エロっぽさ満点のフンドシ姿で部屋を訪ねてくるんだから。  
でも……最初の内は度肝を抜かれるお客さんたちも、昼間からお酒が入ってるもんで、すぐニヤニヤ顔になって、  
「おめえ、お乳がはみ出しそうな浴衣で、ロビーうろついてた娘だろう? さっすが裸になると、すっげえカラダしてんなぁ。歳ぁいくつだぁ?」  
 と決まり文句みたいに訊いてくるんだ。  
 あたしは社長サンとの打ち合わせどおり「中年オヤジに仕込まれて、肉体は成熟しまくっているけど、心はまだウブな女子中学生」を演じて、わざとらしく頬を赤らめながら中学校の学生証をさしだすと、  
「ひやぁ、ぶったまげたぁ! こんなボインちゃんの中学2年生がいるなんてよぉ!」  
 しきりに感心しながら、後ろに回ったと思ったら、いきなり両手でEカップの乳房をムンズとわしずかみ……だいたいこのパターンなんだよね。  
 
★  
「お、お客サン……そ、そんなァ!」  
 って恥ずかしそうな声を上げながらも、甘えたようにしなだれかかって、  
「あ、あたし、オッパイが弱いんですゥ……」  
って、背中ごしにたっぷりと揉ませてあげるんだ。  
「あン、あン……お、お客さん、そ、そんな上手に揉まれたら、おかしくなっちゃいますゥ」  
 あたしも演技ができないないタチだから、すぐさまジットリと汗が滲んできちゃう。  
ここで、たいていのお客サンは、艶やかなポニーテールのうなじのあたりでクンクンとうれしそうに鼻を鳴らしながら、  
「やっぱ女子中学生のにおいは、甘ったるくて、たまんねえなぁ〜」  
「ああッ、恥ずかしいですゥ……お、お願いですから、汗のにおいなんか嗅がないで下さいィ!」  
 と逃げるようにして、お約束のように蒲団へ倒れこむと、  
「へへっ、やっぱりそっちのがええかぁ?」  
すかさずのしかかってきて、布団の上であたしを組み敷くと、パンパンにはりつめた肉山の先っぽで勃起した乳首を、かわるがわる口に含みながら、  
「どうだ? ネエちゃん、感じてっか?」  
「は、はい……で、でも、こんなことしたら、彼氏にしかられちゃいますう……はあァァ……」  
 なんて熱い吐息をはいた途端、半開きの唇を、酒くさいディープキスでさんざん吸いまくられちゃう。  
「彼氏って、いっしょにロビーにいたハゲの中年太りかや?」  
「そうですゥ。宿泊費が足りないから、裸のバイトで稼いでこいって、こんな格好させられてェ……」  
「ひでえ中年オヤジだべな。そんで、フンドシ姿で仲居のまねごとさせられてるってわけかぁ」  
 なんて口では同情しながらも、敏感な乳首をころがす舌の動きはますます熱を帯びて、  
「ああァ〜ッ、お客サン。そんなにされたらァ!」  
「へへっ、フンドシが濡れ濡れになっちまうってか?」  
「もう、すっかりビショ濡れですよゥ……あッ、ま、まずいですゥ! フンドシが湿ってたら、エッチなことしてたの、彼氏にバレちゃいますゥ! ヌードを拝ませるだけって言われてるんですからァ!」  
 って、わざとらしく慌てたふりをすると、  
「もう、そんなになっとるんけ……どれどれ、ちょっくら拝ませろ」  
お客サンは、あたしのフンドシを横っちょにグイッと寄せて、濡れ濡れの中身をむき出しにして、  
「おおっ、中学生のくせに、マン毛の生えっぷりも大豊作じゃねえかぁ!」  
 と、あお向けになったあたしの足もとにまわりながら、肉づきのいい太ももをおし広げて、  
「あや〜、とんでもねえ完熟のオメコだやぁ〜。こったら色気たっぷりに充血して、とても中二たぁ思えねえぞ……さてはネエちゃん、あのハゲ中年に、めいっぱい仕込まれとるんだべ?」  
「はあァ〜、そんなに近くで見られたら……ああッ、鼻息がァ!」  
 なんて本気でのけぞりながら、そろそろ本題に入らなきゃってわけで、あたしは目いっぱい潤んだ瞳で、  
「……お客サン、あと15分だけなら、彼氏に内緒で、あたしを好きにさせてあげますからァ……」  
「ほ、ほんとけ!?」  
「でもォ……何をしてもいいけど、あそこにオチ○チンだけは入れないで下さい。彼氏にバレちゃいます  
からァ」  
 最後までやらせちゃったら、コンパニオンさんの出番がなくなっちゃうもん。  
「そんなのあっかぁ。蛇の生殺しじゃねえかぁ」  
「大丈夫ですゥ。すぐ入れ替わりに、美人で色っぽいお姉さんを連れてきますからァ」  
「う〜ん、ならば仕方ねえ、本番は後のお楽しみとすっかぁ……」  
 しぶしぶ納得して、それからの15分は、ほとんどのお客サンと「69」でシャブリっこ。この体勢なら、間違っても挿入されることはないから、あたしも本気になって悶えさせてもらえるしね。  
「モグモグ……あ、あ〜ン、舌が入ってきたァ……モグモグ……あァ〜ン、気持ちいいよォ!」  
 ってな感じで、現役中学生のフンドシ仲居さんは、あっちの部屋、こっちの部屋で、お客サンの助平心に火をつけまくって、ギャラの10万をはるかに超える大活躍。  
だから、社長サンが仕事で東京に戻ってからも、ホテル側の強い要望で、あたしだけ夏休みいっぱい居残って、裸のアルバイトをますますエスカレートさせちゃったんだ。  
 
 ★  
すっかりトレードマークになった勇壮なフンドシ姿で、朝早くから深夜まで、元気よくホテル中を飛び回って、エッチいっぱいの毎日だったもん。  
そんなあたしの一日を簡単に紹介するとォ……。  
朝、目が覚めると、昨夜あたしをお持ち帰りしてくれたお客サンを起こさないように注意しながら、ソッと蒲団からぬけ出すんだ。そして、枕元に乱暴に脱ぎ捨てたフンドシを締め直すと、そのまま裏山にある露天風呂に向かうわけ。  
もちろん、朝風呂を満喫しているお客さんに、より濃厚なサービスをするために、ね。  
「みなさん、おはようございまァーす! お背中を流しますんで、遠慮なくお申しつけくださァーい!」  
って、乱れたポニーテールの髪を整えつつ、勇ましくねじり鉢巻きをしめて、まっ白いフンドシも凛々しいギャル三助に大変身ってわけ。  
 でもさァ……いつだって、まともに三助なんかやれたことがなくて、  
「あは〜ン、お客サン。あたしがサービスするんだから、逆ですよゥ!」  
 たいていの場合、お客サンの背中を流した後は、今度はお客サンが、あたしの背中を洗ってくれることになるんだ。その内、いつの間にか両手が前に伸びてきて、泡にまみれたむき出しの乳房をグイッとわしづかみにされちゃう……ってのがお決まりのパターン。  
でもって、まぶしい朝日をあびながら、他の入浴客が固唾を呑んで見守る中、またしても背後からいやってほど、感じやすいおっぱいをモミモミされちゃうわけ。  
「ああッ! ああッ!」  
 と本気のあえぎ声をあげている内に、お客サンの手は下半身に降りてきて、ごく自然にフンドシを脱がそうとするんだけど、  
「お、お客サン……それは勘弁してください」  
 もちろん、あたしだって流れに身を任せたいのはやまやまだったけど、それじゃあミッションの主旨に反するってもんで、  
「ここから先は、コンパニオンさんと……」  
「んじゃあ、フンドシのうえから、ちょこっと撫でるぐらいなら、ええべ?」  
「……そ、そのぐらいならァ」  
 ちょこっと撫でるくらいで済むわけないのはわかってたけど、あたしだって、さっきからさんざん、すっかり熱をもったEカップをもまれまくって、いいかげんウズいちゃってんだもん。  
「あ、あァ〜ン、気持ちいいッ! 気持ちいいよォ〜ッ!」  
 岩に囲まれた洗い場で、後ろから抱きかかえられるようにして、薄い木綿のフンドシごしに、せつなく充血した敏感すぎる部分を、熱っぽくマッサージされちゃうんだ。  
「へへっ、いやらしいお豆を、こったら大きくさせちまってェ」  
「そ、そこッ、そこ、効くゥ〜ッ……あッあッ、横っちょから指入れるの、反則だってばァ〜ッ!」  
 もうその頃になると、早朝の露天風呂には、順番待ちのお客サンが10人ほど列を作って、みんなして股間のドラ息子をビンビンに反り返らせながら、あたしのギャル三助を心待ちにしているもんだから、  
「あ〜ン、お客サン……そ、そろそろ交代だよゥ!」  
 ひとり目を無理やり終わらせて、すかさずふたり目に抱きついちゃう。  
 
★  
そうやって、入浴中のお客サンたちにひとりひとり、ふんどし一丁の肉感ボディを、好き放題にさわりさせて、揉ませて、舐めさせてあげるんだから、もうたまんないよ。  
「だ、だからァ、あたしの方が三助なんだってェ……ああッ! そ、そんなことまでェ〜ッ!」  
 温泉になんか一度も浸かってないのに、股間のフンドシは、ふき出す汗と、わき出る汁で、いつの間にかグショ濡れ状態だもん。  
これが延々とお昼までつづくんだからァ……。  
「ゆかりサン、急いで、急いで」  
 ちょうど正午をまわったあたりで、露天風呂に横づけされたミニバスから支配人に呼ばれると、  
「あッ、すいませェ〜ン! ギャル三助の続きは、また明日ってことでェ!」  
あたしはビショ濡れのフンドシのまま、逃げるようにして露天風呂を飛び出すんだ。  
もし、このお迎えがなかったら、正直あたし、自分を抑える自信ないもん。だって朝の六時からお昼まで、10人以上のお客サンたちをマンツーマンでお相手してるんだから。  
「お、お願いだよゥ! お客サンのオチ〇チンちょうだいよォ〜ッ!」  
 って、何べんノドまで出かかったことかァ……。  
「いやいや、ご苦労さまでゲしたな」  
 あたしがミニバスに乗り込むと、貧相な支配人が、バスタオルと着替えのフンドシをさし出して、  
「次の列車には、ウチの予約客は乗ってないでゲスから、ゆかりサンの腕のみせどころでゲスよ」  
 あたしは真新しいフンドシをグイッと股間に喰い込ませながら、  
「よ〜し、ぜんぶ横取りしてやるって!」  
実はこれからミニバスで、30km離れた無人駅まで、お客サンを迎えに行くんだ。  
 この地域には似たようなエロ系の歓楽ホテルが3軒も点在してて、宿泊客の争奪戦も激化の一途。だから、駅まで客引きに行かないと、決まってた予約客だって他のホテルに持って行かれちゃうわけ。  
無人駅の改札から出てくるお客サンひとりひとりに猛烈なアタックをかけるんだけど、あたしが担当してからというもの、うちのホテルのひとり勝ち。  
 なんたって、はちきれんばかりの爆乳をブルンブルンはずませた野生味あふれる美少女が、勇ましいフンドシをキリリとしめて、改札口でセクシーにお出迎えするんだから。  
「……お兄さんのぶっといので、あたしを可愛がってェ〜」  
ってのが殺し文句。甘ったるい体臭をムンムンさせながら抱きついて耳元でささやけば、10人乗りのミニバスなんか、アッという間に満席になっちゃうんだ。  
「それでは、みなさん。ホテルのシステムをご説明しますから、よく聞いてくださいねェ〜」  
 ホテルに戻る車中では、今度はバスガイド。  
でも、あいかわらずのフンドシ姿だから、ギラギラの欲望を隠そうともしない乗客たちは、あたしの半裸ボディに視線が釘づけで、説明なんかうわの空なんだもん。  
 しかも小一時間の道中だから、けっこう間を持たせるのが大変なんだ。みんなの前でマイクを握ってたって、しゃべるネタなんてそうあるわけじゃないしィ……。  
 だから、しょうがなく、  
「ご宿泊の記念に、これからお一人づづ、あたしとツーショットを撮らせていただきますゥ」  
 って、車内のシートをひとつひとつ回って、支配人がデジカメでパチリ!  
 けどォ……。  
「あ〜ン、お客サン。もう撮り終わってるよゥ」  
 困ったことに、おとなしく並んで記念撮影をさせる紳士なんて、ひとりもいないんだ。  
「ああッ……おっぱい、弱いんだってばァ!」  
 みんな、あたしを膝にのせて、抱っこするみたいな恰好で、写真におさまろうとするんだから。  
「うひゃひゃ、こんなすげえデカパイ、はじめてだぁ!」  
 なんて、ここでもEカップの乳房を熱っぽくグイグイ揉みまくられちゃって、敏感な乳首もビンビンに勃ちまくり。もう発情しっぱなしなんだよゥ。  
「あッ、あッ、あッはァ〜ん!」  
 後になって、どの写真を見ても、あたしったらせつなそうに唇を半開きにして悶えてんだもん。恥ずかしいったらありゃしない。  
 
★  
 でもって、ようやくホテルに戻ってからは、例のフンドシ仲居サンの戸別訪問を始めるまで2時間ほどあるから、ロビーで雑用係をするんだ。  
「いらっしゃいませェ。チェックインはこちらで〜す」  
到着したお客サンの荷物を運んでフロントに案内したり、売店の手伝いをしたり……早い話が、何をしてたっていいんだよ。  
色っぽいフンドシをしめた半裸の肉体派美少女が、汗だくでロビーを飛び回って、ひとりでも多くのお客サンをムラムラと発情させれば、それで目的は達するってわけ。  
そんなこんなで陽が傾いてきて、例のフンドシ仲居さんの戸別訪問で気持ちよく頑張ってる内に、いよいよ夜が到来。大広間で宴会が始まるんだ。  
 もちろん、ここでも主役はあたし。  
宴もたけなわの頃あいを見計らって、派手なBGMと共に、正面の舞台には、勇ましいフンドシ姿のポニーテール娘が仁王立ち。それから延々と30分も、育ちすぎの乳房をブルンブルンと威勢よくはずませながら、本業のブラジリアン柔術の演武を披露するわけよ。  
 これって、めいっぱい勇壮なストリップみたいなもんで、しかも冒頭に「現役の中学二年生」と司会者が紹介するもんだから、盛り上がるのなんのって。  
「うわァ、すっかり大汗かいちゃったァ」  
 ふき出す汗で、全身にオイルを塗りたくったみたいなあたしは、演武が終わっても宴会場に残って、いそがしくお酌にまわるわけ。  
「いやぁ〜、甘ったるい汗のにおいが、むせるほどムンムンじゃな〜」  
「……ごめんなさい。あたしって体臭がきつくて……ひとっ風呂浴びて流してきましょうか?」  
「そんなもったいねえこと、すんじゃねえ……ほれ、ええから髪のにおいも嗅がしてみぃ」  
 なんて、汗だくのポニーテールまでクンクンされちゃって、  
「ふうぅ〜、これが現役中学生のにおいかやぁ〜! たまんねえなぁ〜!」  
「あれれ、おじさんの、カチンカチンになってるよ……すっごい立派ァ!」  
「これこれ、そげにシゴくもんじゃねえ!」  
 なんてバカなことを言ってジャレ合いながら、ひとりづつお酌してまわるんだ。  
けど、もうその頃になると、あたしは別のことで頭がいっぱいだから、少しぐらいオッパイ吸われたって、少しぐらい指を入れられたって、気にしないで軽ゥ〜く流しちゃう。  
だって忙しいんだもん。大切なリサーチが残ってるんだから。  
 え? 何のリサーチかって?  
 決まってるじゃん。今夜あたしを「お持ち帰り」してもらうお客サンをセレクトするんだよ。  
「う〜ん、いまのお客サンは、とりあえずキープかなァ……」  
 どうせお持ち帰りしてもらうんだったら、たくましくて、精力絶倫で、男の武器も立派なお客サンでなきゃ、欲求不満になっちゃうじゃん。  
あたしだって、夜になったら仕事を離れて、めいっぱい気持ちよく泣かしてもらいたいもん。  
だから、実地調査も真剣そのもので、  
「ネエちゃん……しょっぱなから握ってくるたぁ、サービス満点だなぁ!」  
 お酌で横につくと、挨拶もそこそこに、いきなりお客サンの浴衣のすそから手を入れちゃうんだ。  
「へへッ、これって、あたしの大好物ですからァ」  
「ちかごろの若え娘ときたら……まぁ、中学生たぁいっても、こんだけ熟れたカラダしてんだ。夜な夜なチ〇ボが恋しくても無理ねえかぁ……ほれ、俺にもさわらせろや」  
「あァ〜ン、感じちゃうゥ」  
 なんて甘ったれた鼻声で、汗だくのボディをくねらせながら、宴会場をひとまわりした頃には、その日のターゲットは絞られてるってわけ。  
 でもって、宴会の終りぎわ、狙いをさだめたお客サンにそっと近づいて、  
「……あのォ〜、今夜のお相手、もう決まっちゃってますかァ?」  
 って、濡れた唇で、耳もとでささやくんだ。  
「あたしのこと……お持ち帰りしてくれませんかァ?」  
 もちろん、あたしの誘いを断るお客サンなんているわけがないから、  
「よっしゃ! もう宴会なんかどうでもええから、早ぅ部屋へ行くべ、行くべ!」  
 って、みんな浴衣の股間をパンパンに膨らませながら、せっっくようにして、あたしを宴会場から連れ出すんだ。  
 
★  
「朝まで甘えちゃうからァ……思いっきり可愛がってくださいねェ」  
「おう、まかしとけって。たっぷりと泣かせてやっからよぅ!」  
 けど、自分でもはじめて気づいたんだけどォ……あたしって、かなり「オヤジ好き」かも。  
それもスマートな中年紳士なんかじゃなくて、泥くさい肉体派の、ガテン系オヤジに魅かれるんだ。  
だから、宴会場からあたしをお持ち帰りしてもらったお客サンたちは、ほとんどが『脂ぎった男盛り』で、『筋肉質でガタイのいいの固太りタイプ』で、『角刈りか坊主頭』のガテン系オヤジばっかだもん。  
 この手のタイプって、やっぱ精力が強いんだよ。一晩中、何べんでも勃起OKの絶倫ぶりで、テクも豪快で野性味たっぷり。それに何たって、ドス黒いデカチンまで筋肉質なんだからァ。  
「早くゥ! 早くゥ!」  
 オヤジの部屋に連れ込まれると、あたしは我慢できずに、自分からグショ濡れのフンドシをむしりとって、鼻息を荒げておねだりしちゃう。  
 ふき出す汗でムンムンの全裸ボディで、思いっきりむしゃぶりついちゃうんだ。  
 だって朝の6時からこんな夜更けまで、かわるがわる何十人ものお客サンたちに、一日中ず〜っとハードな前戯をされ続けてきたみたいなもんだから。この頃には、あたしったら欲しくて欲しくて、完ぺきに発情しまくり。もう辛抱たまらなくなっちゃってるんだよ。  
「よしよし。まずは一発ブチ込んで、すっきりすっかぁ!」  
 さすがガテン系のオヤジは猪突猛進だよね。そこいらのヘナチョコ中年とは違って、オチ〇チンの出し惜しみなんかしないんだ。  
「あッ、あううゥ〜ッ」  
 シャワーも浴びないうちに、育ちすぎのさつま芋みたいなデカチンを、いきなり深々とねじ込んでくるんだから。  
「お、おっきいッ! おっきいよォォ〜ッ!」  
「へへっ、まだ中学生のくせに、えれえ肉づきのカラダして、たまんねえ抱き心地だなぁ」  
 なんて余裕たっぷり。力強いリズムで、ドス黒い陰茎をグイグイと容赦なく送り込まれて、  
「はあァァ〜ッ、お客サンも、凄いッ! 凄いってばァァ〜ッ!」  
 男くさい岩石みたいな巨体に組み敷かれて、あたしったら、いつだって、しょっぱなから泣きじゃくっちゃうんだ。。  
「あッあッ、イッちゃう! イッちゃうってェ〜ッ!」  
 ガテン系オヤジは云うに及ばず、あたしだって、女子中学生とは思えないほど筋肉質のマッチョ娘だったから、ほとんど肉と肉がぶつかり合う格闘技みたいなもんだったよ。  
いつも思いっきり暴れて大騒ぎするもんだから、あたしがどの部屋にお持ち帰りされたかなんて、翌朝にはホテル中に知れ渡ってるくらいなんだから。  
「ああ〜ッ……ま、また入ってきたァ〜ッ! ぶっといよォォ〜ッ!」  
これが毎晩、夜も白々と明けるまで続いたんだから……あたしも、よくやるよね。  
 
 
 
 

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