…何でこんなことになってんだ…  
 
約1時間前  
時間は放課後、俺こと黒紀葉羅は  
放課後ということで帰ろうと俺席を立ち  
一日の感想とも言うべき言葉を口にした  
「あぁ…つかれがぼはぁ!!」突如疲れたと言おうとした俺の  
首に強烈な痛みが走った  
後ろに吹っ飛んだ俺は尻餅を付き、  
前で胸を張って偉そうにしてる女子に意識を向けた。  
彼女の名前は青木柴穂、俺の幼なじみだ。性格は…男っぽい。  
一人称は俺だしさらに乱暴、  
これだけだと周りから男のように扱われてる感じがする…  
がしかし逆に女子として扱う奴のほうが多い。  
理由は柴穂のスタイルだ。柴穂のスタイルは運動していることあって  
スラリとしているが、胸がでかい!!EやFとも言われるぐらいでかい!!  
そんなことを考えてると柴穂は俺の襟首を持ち  
「葉羅はいただくぜ!!」  
とか言いながら俺を教室から引きずり出し、  
そのままどこかに俺は引っ張られ連れていかれた。  
 
連れて来られたのは写真部の部室、俺は柴穂によって  
そこに投げ込まれるように入らされた。  
目の前の人たちは…写真部の部員だろう…なぜか俺にカメラを向け  
ニヤニヤしてる…  
そんな怪しい光景の中俺は再度周りを確かめてようて思っ  
 
後ろは…俺を上から見下ろす柴穂、前は…水の入ったバケツを  
構える写真部の人たち、…ちょっとまてーい!!  
俺が写真部の人たちに意識を向けたときには  
もう遅く俺は豪快に水をあびた。  
「やだ、ごっめーん」  
わざとだろ  
「まさかこんなとこに葉羅君が居るなんて〜」  
いやだからわざとだろ…  
どこの写真部に部室に水をまく仕事があるんだよ。  
「着替えならあるぜ!?」  
柴穂…それが狙いか!!  柴穂が出したのは女子の制服…  
両腕を写真部の皆さんに拘束された俺…ドアに鍵をし俺に近づく柴穂…  
「いやぁぁぁぁ!!!」その嘆きはむなしくも響いた…  
 
数10分後  
 
俺は写真部のエサとして沢山写真をとられ疲れはてていた…  
ちなみに柴穂は  
「写真は俺にも見せろよなー!!」  
とか言って帰っていった。  
……今更だが俺は柴穂とは逆に女っぽい、見かけだぜ?  
俺は姉が一人に妹一人母さん一人と家では何時も女にかこまれてる。  
たぶんその影響だろう  
そんなこんなで時間は帰り道に、  
あのあと制服が乾くのを待ったが一行に乾く気配がなかった。  
今俺は女子用の制服で歩いてる。恥ずかしいと聞かれれば  
もちろん恥ずかしい…でも馴れてしまった自分が居る…  
 
学校では初めてだが家ではよくさせられていたからだ。  
断ろうとするとお小遣い抜きとか断れない条件を出してくる…  
あげくの果てには町に出ることにもなった……  
ナンパされた…正直落ち込んだがおかげで俺は馴れてしまっていた。  
そんなことを考えながら俺は夕暮れの道を女装姿でコソコソ歩いていた。  
 
 
やっぱり恥ずかしい…  
女装姿の葉羅に男の目線が突き刺ささるようにそそがれ、  
段々と周りの目が気になってきた。  
さすがに恥ずかしすぎると思った葉羅は急いで人気がない道へ  
極度の羞恥心から解放された葉羅は安堵の息を漏らした…  
が!!次の瞬間一番近い角からいきなりの爆音  
そしてそこから俺の足元まで転がってきた謎の大人  
さらに続けて上から聞こえる  
「貴方危なかったわよー!!」という声、俺はすぐさまその声の主と  
も思われる人の方を向いた。  
だがその時みた光景は普通の高校生には異常だった…  
空から純白のローブのような物を着た女性がゆっくり降りてくる…  
さらにその背中には二つの純白の羽…まさに天使とも言うべき女性は、  
俺の前に最後までゆっくりと着地した。  
その姿を俺は、目を点にしながら暫く見ていた…  
するとそらから舞い降りた女性は俺を見ながら  
「何か言うことあるでしょ?」と言った。  
俺はすぐさま目を点から戻しとっさに  
「あの、どちらさまでしょうか?あとこのかたもどち  
ら様ですか?と言うか生きてますか?」  
と言った。その発言に女性は頭に手を添え、呆れたような顔をしていた。  
どうやら言葉を間違ったようだ。  
 
すると女性はハッ!!と何かにきずいたように顔を上げ  
「そっか…何もしらないよね?」  
と聞かれたが俺には何のことか解らない。俺はとりあえず頷いた。  
すると女性は申し訳なさそうに喋り始めた  
「まず私の名前はリルシュ、天使よ   
そしてそこの大人は…名前は知らない…、   
けど貴方を襲うとしたと言うのは確か。  
それを防ごうと女性の見方であるこ  
の私はあの大人を気絶させたの。解った?」  
……とりあえずこいつは天使で襲われる俺を助けてくれた?と言うことらしい  
と言うか俺は天使にまで女扱いされてるのか?ということを  
考えながら俺は心の中で苦笑した。  
なにがともあれ俺は救われたのか?  
ならこの天使様とやらが求めるのはこの言葉かな?とりあえず俺は  
「ありがとう御座います」  
とでも言ってみた。するとリルシュは微笑みながら  
「それでいーのだよ」と言いそして後に続けてこんなことを言った  
「よし!!貴方に痴漢撃退魔法を授けよぉ!!」  
と、リルシュが言うと突然俺の足元に光の円が発生し、  
その光が葉羅を包みこんでいく。  
よく解らないままリルシュは次に、俺に魔法説明書という物を渡してきた。  
 
葉羅が冷静になったころリルシュが一生懸命魔法とやらの  
説明を始めたが、  
俺はそれを聞かずに説明書を見ることにした。  
説明書は男女に分かれていた…なぜかって?  
どうやら男女で使えるようになる魔法が変わるようだ。  
リルシュが言っていた  
痴漢対策は女の魔法の一部のようだった。  
なら男は何だろう…?  
そんなことを考えながら男のページをめくると  
そこには相手を発情させるだの母乳がでるだ  
 エロエロな魔法がたくさん並んではいた…  
どうやら女では反エロで逆に…男はエロエロな魔法が使えるようだ            
 
そんな中そろそろ真実を伝えようと思い葉羅は、  
りるしゅのほうを見た。そして  
「あのぉ…リルシュさん、ちょっとよろしいですか?」  
と言った。するとリルシュは話を止めて「何?」と、今にも言  
いそうに首を傾げた。  
葉羅はリルシュが見てるのを確かめ、俺は言葉を続けた。  
「あのーリルシュさん、俺…男です。」  
「………えぇえぇぇぇ!!」  
もの凄い悲鳴でしだ。  
「えぇ?あなた男?」  
「ハイ、俺は男です。」  
「……嘘でしょ…」  
「本当です。どうしました?」  
リルシュの顔はどんどん青ざめていき、  
しまいには道ばたに座り込みながらそのまま泣き出した  
俺は事態が深刻なのを理解し、優しく微笑みながら喋りかけた。  
「何かあったなら聞きますよ?」  
するとリルシュは訳を話はじめた。  
「うぅ…この魔法は男には渡してはいけないの、罪なのよ…  
しかも罪のランクは7、天使界追放なの。」  
とりあえず恐らく罪ランクは罪の重さによって分けられてると仮設した  
「そうですかぁ…何かごめんなさい。  
あの、何で男にはあげちゃいけないのですか?」  
「理由はね、この魔法は男女で使える魔法が違うことは  
説明書に書いてあったでしょ?  
 
「その中身が問題な「あのエロ魔法ですか?」そおそおそれ、  
それら魔法はを使えば簡単に性犯罪できるの、だからあげるのは女子だけ。  
それが決まりだったの。あぁ…やっちゃったぁ…」  
リルシュはそぉ言い終わると体から力が抜けたように座り込んだ  
葉羅は泣いてるリルシュに申し訳なさそうにし、リルシュを見てると、  
突如こんな感情が湧き出てきた…可愛い…遊びたいなぁ…  
そんなことを考えた自分に  
、葉羅はビックリしながら改めてリルシュを見た。  
確かに可愛い…そこには泣きべそをかきながら座り込む女性…いや女の子が居た。  
俺はそんなことを考えながらも、  
とりあえず一つの提案を持ちかけ見ることにした。  
「あの…追放されたのならとりあえず家に来ます?」  
自分がせいと言う罪悪感と悪戯をしたい欲望…  
二つの意味を込めた、そんな提案だった。  
 
「じゃあ行く…」とりあえずそお答えたリルシュと共に俺は家に帰った。  
その帰り道、俺はリルシュに向けて指で空気中に円を絵描きデコピンをした。  
この行動こそ魔法の発動条件…  
リルシュは頬を赤く染め歩き方が内股になってきていた。  
俺がやった魔法、  
それは相手の体に媚薬と同じ効果をもたらす魔法。  
そんなことをされてるとは知らない  
リルシュはただ息を荒くし、歩いてた。  
そんなこんなで家に到着、玄関には靴が無く、リビングには  
「みんなでデパートに行ってくるねー」というメモ書き、  
これは好都合だった。  
俺は家にリルシュを招き入れた。  
「しばらく誰も帰って来ないからのんびりしてれ」  
「そう、それじゃあ…お風呂かりていい?…っ」  
俺はあっさりOKを出し風呂に向かう内股のリルシュを見送った。  
 
 
しばらくして俺は風呂場の前に居た。そこからは  
俺の想像どおりの声がしていた…  
「んぅ… …ぁっ… あふぅ…ひゃ、…あぁ… ん、 んぁ… あぁ…  
あぁ…あっ…あぁぁ…あぁぁふぅ…」  
目の前の扉の奥から聞こえる甘い声…  
気がつくとその中に俺は居た。  
「んぁ…あっあぁ… あっ…あぁぁぅ…!!?」  
 
 
 

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