弟は早々と結婚して、もう高校生になる一人娘までこさえているというのに、俺ときたらその日暮らしの独身高齢者、っとくらあ。  
でも弟の娘、すなわち姪はほんとに可愛いんだよ……  
今日はわけあって弟家族の家に泊めてもらうんだが、ぶっちゃけ姪が可愛い。  
この前会ったのはもう二年前だが、そのときも小さい頃と変わらず「おじちゃん、おじちゃん」と懐いてくれたんだよなあ。  
 
「お邪魔しまーす。すまん、遅くなった」  
「おせーよ。まあとりあえずあがりなよ」  
「遠方からはるばるお疲れ様でした。ゆっくりしていってください」  
弟夫妻に出迎えられて、リビングに案内される。弟が買った、広い一戸建てだ。くそっ。  
 
弟の嫁に出してもらったお茶を飲みながら、一服。  
「葉子(弟の娘)が今風呂に入ってるから、葉子が出たら風呂入れよ」  
「ああ、そうする」  
リビングでしばらく、弟夫妻と世間話。弟め、そろそろ次長昇進だと?順調にエリートしやがって……  
 
「あ、おじちゃんいらっしゃ〜い!久しぶりだね!!」  
「あ、葉子ちゃん。ひさしぶr……!!」  
俺の元に駆け寄ってきた葉子ちゃんから漂う、温かく潤った芳香を帯びた空気が、彼女が風呂上がり間もないことを知らせてくれる。  
それはそうとして、……裸!?  
葉子ちゃん、いくら風呂あがりとはいえ、何で裸なんだよ!!?  
うろたえる俺、そんな俺を全く気にしない葉子ちゃん。  
くそっ、いくら血が繋がっているとは言え、独り身に女子高生の裸はつらい……  
久しぶりに会った葉子ちゃんはほんとに立派に成長していた……顔は綺麗に大人びてきたし、  
……おっぱい大きくなってるし、乳首ぴょこんと立ってるし、腰も尻も成長してお腹も引き締まってくびれてるし、股間に黒く立派な茂みもちゃんと生え揃ってるし。  
うろたえて言葉も出ない俺の前に、もうすっかり大人の身体になった姪の葉子ちゃんが、身体を少し前傾させて俺の顔を覗き込んで、にっこりと微笑む。胸が少し垂れる。  
「おじちゃん、また後で、前みたいに遊んでね!」  
「あ、ああ……」  
「やった〜!じゃあおじちゃん、また後でね!!」  
両腕を高く上げて、今にも飛び跳ねんばかりに身体全体で喜びを表す葉子ちゃん。  
葉子ちゃんがすっぽんぽんだから、その……上下にぷるんぷるん揺れるおっぱいに釘付けになってしまう……  
そのまま自分の部屋に駆けていく葉子ちゃん……その様子を、弟夫妻は全く気に留めていないようだ。  
俺だけが気にしているのか!?いくら親戚とはいえ、あんな魅力的な裸を見せられたら我慢できん……さっきからアレが静まらない。  
「……すまんな兄貴。葉子のやつ、兄貴にすごく懐いてるみたいなんだ」  
「疲れているところすみませんが、ちょっとだけまた遊んであげてください」  
弟夫妻も、俺が内心全力でうろたえていることなどお構いなしみたいだ。  
 
「あ、あの……葉子ちゃんは風呂上がりはいっつも裸なのか?」  
「あーごめんな兄貴、見苦しいところを見せちまって」  
「あの子、裸でいるのが好きみたいで……もちろん家だけですけどね」  
「そ、そうか……。じゃあちょっと、葉子ちゃんの部屋に遊びに行ってくるよ……」  
「ああ、悪いな兄貴」  
 
このドアを開けたら、裸の葉子ちゃんが……すっぽんぽんの女子高生が……ごくりっ!!  
 
 
 

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