私 その日、お昼近くに目を覚ました。  
やっぱり夏休みだと どうしても寝坊しちゃうよ。  
久々の実家で気兼ねもいらないし、昨夜はちょっと夜更かししちゃったから。  
お腹が空いたので 居間へと向かう。  
 
「おはよー おかあさん。  あっ…お じ い さん」  
私 びっくりした。 心臓が止まっちゃうかと思った。  
居間に入ると そこには母と一緒に 隣の家のおじいさんがいたの。  
 
私と母の目が合う。  
「なによ この子ったら 挨拶ぐらいしたらどうなの。 まったく体ばかり大人になって」  
母は あきれたように私を見ると、おじいさんの前のコップに麦茶を注いだ。  
「三吉さん すみませんね。 まだ こんな子供なんですよ。 19にもなったというのに…」  
 
「いやいや お母さんが知らないだけで もう立派な大人じゃ」  
「そうかねえ こら夏美。 いつまでも他人様の前でパジャマを着てるんじゃないの!」  
「あっ! うっかりしてた」  
「よいよい 気にせんでも こんな爺に気を遣わんでも」  
おじいさんは美味しそうに 麦茶のコップに口を付けた。  
 
「ねえ 夏美。 今日は三吉おじいさんが夏美にご用があるんだって。 そこに座って」  
母の強い口調で、私は三吉おじいさんの横に腰を下ろした。  
 
(やだあ おじいさん ナンデ? ハズカシイヨ)  
私はお母さんが知らない 昨日の出来事を思い出した。  
それに 昨夜から一晩中繰り返していた いけない遊びを。  
 
昨日のお昼。  
家のみんながいなくなった時 私 いつものように裸になってゲンを洗うことにした。  
もう 大人なんだし いけないことだとはわかってたの。  
でも 私の家の庭だもん。絶対悪い事じゃない。 そうよ! 誰にも迷惑掛けないし。  
そう自分に言い聞かせて 縁側でワンピースと下着を脱ぎ、全裸になったの。  
ドキドキしながら庭に、そう、青空の下、お日様の照りつける お外に。  
 
真夏の日差しを受けて 乳首の影が 白い乳房の上に映っている。  
家の外から吹いてきた熱風に 縮れたあそこの毛がなびいている。  
(やっちゃった また 裸に なっちゃった)  
後ろめたさと 恥ずかしさと ちょっとした後悔 そして開放感。  
 
「ほら ゲン 洗ってあげるわよ!」  
私は誰もいない家中に響くように 大声でゲンに呼びかける。  
ヘンだよね。別に大声上げる必要なんて全然無いのに。  
まるで 誰かに 教えてるみたい。 私が今 裸だと言うことを…  
 
夢中になってゲンを洗う。  
「こらあ ゲン 静かにしなさいっ! 洗えないじゃないのっ!」  
声も一段と大きくなる。  
 
「おやおや なっちゃん 夏休みかい?」  
「あっ! お おじいさん こ こんにちは」  
おじいさんが今年も塀越しに声を掛けてきた。  
 
私は条件反射でおじいさんの方を向いて 気をつけの姿勢になる。  
だって もう十年以上も続いている真夏の行事。  
幼稚園の時も 小学生にの時も 中学生になっても 高校生になってからも。  
そして今年 大学生になっても まだ 続いている。  
 
ヘンだよね。絶対。  
私 奥手でまだ彼もいないの。  
親の前でも 決してこんな恥ずかしい姿にはならない。  
それなのに この おじいさんだけは特別な存在。 私の 裸を知ってるの。  
小さいときから 大人になった今 この時も。  
私の肌の色 ほくろの位置 おっぱいの形 もちろん アソコも全て 全部!  
 
おじいさんはまるで品定めするように 私を見つめている。  
「また おっぱいが大きくなったねえ。 それに ま○この毛もすっかり濃くなって」  
私は 顔を真っ赤にして 気をつけの姿勢のまま動くことが出来ない。  
 
「今、大学生だね  どこだったかな?」  
「え えと ○○大の教育学部です」  
「ほう そうじゃったな 有名な良い大学だ。 じゃ 将来は?」  
「私 子供が好きだから 国語の先生になろうかと思ってます」  
「ほう えらいねえ しっかりした目標で…勉強は楽しいかい?」  
 
どれくらいの時間だったんだろ。  
おじいさんは全裸の私に話しかけ続けた。  
まるで私が服を着ることを 許さないかのように。  
 
こんなことってあるのかな。  
いくら お隣さんでも 私は お嫁入り前の女子だし おじいさんだって男でしょ。  
それが私だけ丸裸のまま ずっと立ち話なんて。  
でもなぜか おじいさんの話を遮ることが出来ない。  
その間 おじいさんは私の体のあちこちを 舐めるようにジロジロ見てる。  
 
「彼氏はできたのかい?」  
「それが まだなんです」  
「もったいないねえ なっちゃんは美人だし 肌も白いし それにスタイルもこんなに良いじゃないか 女優さんみたいだよ」  
「好きだって言ってくれる人も何人かいるし、気になる先輩もいるんですけど…なんだか勇気がなくて」  
「そうかい じゃ ちょっと 後を向いてごらん」  
「えっ?」  
「遠慮しなくていいよ さあ後を向いて!」  
 
別に遠慮なんかしてないのに。  
でも言われるまま おじいさんに背を向ける。  
おじいさんの強い視線を お尻に感じる。  
「じゃ今度は足を大きく広げて お尻を突き出してっ」  
「そんなことしたら…(お尻が丸見えじゃないのお)」  
私が躊躇していると、おじいさんは急に大きな声で怒鳴るの。  
「早くせんと 皆が帰ってきてしまうぞ!」  
 
急かされて 私 両足を大きく広げ お尻を突き出した。  
「よしよし じゃ 次は両手で 尻を広げて」  
「やだあ なんでえ!(恥ずかしいとこが おじいさんにみられちゃう)」  
そう思いながらも 私は言われるまま 勇気をだして お尻を広げた。  
 
「なっちゃん よおく 見えるぞ! 心配ない! 立派な大人の女じゃ。 良いケツの穴じゃ! 良いま○こじゃよ!」  
あああ なんてことなの。 おじいさんに賞められちゃった。 あそことお尻を…。  
その口調は まるで骨董品の鑑賞会やペットのコンテストみたい。  
 
(良いケツの穴じゃ 良いま○こじゃよ)  
何度もおじいさんの言葉が頭の中をぐるぐる回る。  
(ひどいよお おじいさん 私の恥ずかしいとこ そんなに見ちゃ それにまるで何かの道具みたいな言い方)  
 
(良いケツの穴じゃ…良いま○こじゃよ…私のお尻と性器を そんな 下品で卑猥な言い方で呼ばないでえ)  
私は お尻を広げたまま 振り返り おじいさんの顔を見る。  
おじいさんは ニタニタ笑いながら 私の恥ずかしい所を瞬きもせず凝視している。  
(ああん そんなに見つめられたら 閉じることができないよう)  
 
お母さんに…お父さんに 知られちゃったら きっと怒るよね。  
留守中を選んで 大学生にもなったのに すっぽんぽんでお庭に出て…  
隣のおじいさんに あそこもお尻も鑑賞されて 物やペットのように賞められてるなんて。  
でも お尻を閉じることが出来ない。  
閉じたら それで終わり。 おじいさんに飽きられてしまうかも…。   
 
「ゲン 洗うの手伝っていただけますか?」  
自分でも思いがけない言葉だった。  
「いいのかい? なっちゃんのそばに行っても」  
「はい 来てください」  
私は 消え入りそうな声で そう言うと 表の玄関側の門に走った。  
 
門扉の鍵を開けて、門柱の陰に隠れる。  
とても、門を開ける勇気は出てこない。  
ここから先は、真昼の外界。  
私はヌード。 許されるのはここまで。 安全なのはここまで。  
田舎とはいえ、誰がいるかもわからない。  
道路を走る車の音。近所のおばさん達の話し声。  
(私 なんてことしてるの? これから隣のおじいさんを迎え入れるのよ。丸裸のまま…いいの?夏美)  
急に後悔が生まれてくる。罪悪感にさいなまれる。  
(やっぱり こんなことは しちゃいけない)  
 
鍵を元に戻そうと指を伸ばした瞬間  ギイッと小さな音を立てて 扉が開いた。  
(遅かったわ  もう もう 元に戻れない)  
 
「おじゃまするよ なっちゃん」  
そこには 三吉おじいさんが立っていて、ゆっくりと敷地の中に入ってきた。  
 
「いらっしゃいませ  すみません お手伝いお願いしちゃって」  
私は両手で おっぱいとアソコを隠しながら迎え入れる。  
「いいよ なっちゃんの頼みだし 若い頃は 床屋をしててな 洗うのはお手の物じゃ」  
おじいさんは、そんな私を 見下したように笑って応えた。  
 
三吉おじいさん。 もう70才は越えてると思う。  
ずいぶん薄くて、まばらな白髪。無精ひげ。  
皺だらけの赤ら顔。肌が黒くて筋肉がそげ落ちて痩せてる。  
まるでホームレスだよ。  
でも 私 このおじいさんにアソコ見られて 賞められてるんだよね。  
(良いケツの穴じゃ! 良いま○こじゃよ!)  
また さっきの言葉を思い出す。  
 
おじいさんが着てるのは、白い半袖の肌着と ステテコっていうんだっけ。これ。男性用の肌着。  
それから おじいさん特有の きつい臭いが染み込んだタオルを 首から掛けてる。  
いくらお隣でも これ ラフすぎるでしょ。  
でも そんなこと言えないか…そもそも 私なんかヌードだもん。  
 
おじいさんが しゃがんでゲンを洗い始めた。  
私はおじいさんの傍らに立って それを見る。両手は後に組んでいる。  
おじいさんの顔と 私の股間は30センチも離れていない。  
(おじいさんの顔 こんな近くにある 私のアソコの…ううん ま○この近くに)   
 
「おじいさん 犬洗うの お上手ですね」  
「そうかい 犬だけじゃないけどな」  
おじいさんは一瞬だけ 私の顔を見上げると すぐに目の前の私の股間に目を移した。  
すごく近くで まじまじと見つめられてる。  
ゲンを洗う手を止めて 何分も。  
やだ 鼻息で陰毛が そよいでる。 そんな近くは だめだよ。  
なんだか あそこがさっきから 濡れてて キュンとしちゃうの。  
 
「ほんとに大人になったねえ。こんなに黒々と」  
おじいさんは目を細めて、呟く。  
(ちょっとお やめてよお 若い女の子の 陰毛の感想を口走っちゃ まるで髪型みたいに)  
 
「ゲンがすんだら、次は なっちゃんを洗ってやろう。」  
おじいさんは 私の顔を見上げて すき間だらけの黄色い歯を見せて笑った。  
この位置だと 私のワレメ越しに 困惑している顔が見えてるはず。  
 
「あ ありがとうございます」  
私は緊張しながら お礼を言うしかない。  
私の方から お願いして うちの庭に来てもらったんだから。  
 
でも  いいのかな  おとこのひとに からだを まかせても…  
大きな不安   ちょっとだけの好奇心  
 
「ほれえっ!」  
「つめたっ!!」  
突然 おじいさんが 手に持ったホースで 私に 冷たい水を浴びせる。  
全身がびしょ濡れになる。  
 
「ほれぇ ほれぇ ほれぇ」  
おじいさんは 嬌声をあげて 私の背後に回り 厳つい両手の手の平で 背中を撫で回す。  
「ああん くすぐったいよお」  
「ほれぇ ほれぇ ほれぇ」  
困っている私をあざ笑うように おじいさんの手は腋の下に潜り込む。  
「だめえっ そこは 結構です」  
「結構 結構 ほおれっ」  
おじいさんの両手が私の乳房を揉み始めた。  
「乱暴はやめて 私 初めてなんだからあ」  
でも おじいさんの いじわるは止まらない。  
 
(やだあ 乳首が硬くなってる。)  
おじいさんの腕の中、私は気が遠くなっていくのがわかる。  
頭がクラクラして なんだか ぼんやりしてきた。  
青空も周りの風景も メリーゴーランドのように回り始める。  
悲鳴のような蝉の鳴き声が 頭の中に渦巻いている。  
 
「夏美っ!また あんたはこんな所で居眠りしてるのっ!」  
突然の母の大声で 私は 目を覚ました。  
もう 夕暮れ前。陽が陰っている。  
 
気がつくと 私は縁側の上 仰向けで眠っていた。  
どうやら ずっと 縁側で気を失ってたみたい。  
「あ 私 裸のまま?!」  
あわてて 胸を両手で被う。  
「夏美 もう なに寝ぼけてるのよ ほんとに子供なんだから」  
 
よかった。私 きちんと ワンピース 着てたんだ。  
ほっと 一息をつくと、混乱した頭で 状況を思い出す。  
 
えと おじいさんと ゲンを洗って 「なっちゃんを洗ってやろう」って言われて それから おっぱい揉まれたんだ。  
それから後が思い出せない。  
気持ちよくて 不快で 罪悪感がマックスになって…後は覚えていない。  
全部 夢? 妄想?    ちがう この胸に残るおじいさんの手の平の感触。 全部 現実。  
全身にびっしょりと寝汗をかいてる。こんなこと初めて。  
 
 
「私 服 着替える」  
「そうしなさい 夏美。 顔がなんだか赤いよ」  
母の言葉を背にして 自分の部屋に戻る。  
 
あれから どうしたんだろ? 何かされたの?  
不安で 今度は寒気が襲い 鳥肌が全身に立っている。  
 
ワンピースのボタンを外し 足下に落とす。  
その時 衝撃が走った。  
着けてない!! 下着…ブラもパンツも。  
私の下着 おじいさんに持ってかれちゃったんだ!!  
 
それに何の臭いなの? 私の全身から酸っぱい悪臭が出てる。  
この臭い。 そうだ。 思い出した! おじいさんのタオルの臭いだ。  
 
きっと こうだったんだと思う。  
おじいさんは 気を失った私を縁側に寝かせて あのタオルで私の全身を拭いてくれたんだ。  
おそらく 体中くまなく おっぱいも アソコも…(ま○こも) きっと念入りに。  
そしてワンピースだけを着せて 下着は持って帰っちゃったんだ。  
 
それだけだよね。それだけだよね。ヘンなことされてないよね。  
いたずらされてないよね。すごい不安が脳裏をよぎる。  
 
そっと股間に指を這わせる。  
「あっ!!」  
不安は的中した。ヘン…陰毛が剃られてるっ!  
急いで姿見を見る。  
 
大きな鏡に私が映っている。  
そこに立ってるのはヌードの私。 いつも見慣れてる自分の裸なのに 一部分の様子が違う。  
陰毛のほとんどの部分が綺麗に剃られて ま○この部分は剥き出しになってる。  
残ってるのは上の方。縦に並んだ 三本の横線だけが何かの刻印のように残されてる。  
一番上の横線が3cmぐらい 真ん中が2cm 下のが4cmぐらいかな。  
どういうこと? なぜこんな風に剃り残したの?  
 
鏡を見つめるうちに 私の目には この陰毛が 一つの文字に見えてきた。  
「三」 三吉おじいさんの頭文字。  
 
私はその時、わかったの。  
その文字は所有者の証。支配者から私への強烈な意思表示。  
私は三吉おじいさんの所有物。おじいさんのペットにされたんだ。  
 
私は部屋の窓を全開にした。  
外はもう暗い。夕暮れの熱気が部屋に入ってくる。  
窓の向こう側はおじいさんの家。窓の灯りが私を誘っているみたい。  
私は仰向けで寝ころび、足を開く。 ま○この奥から熱い液体を垂れ流している。  
指で大きく開き、クリを慰める。  
「おじいさああ あ ああん…」  
一晩中 朝が来るまで 私はおじいさんを思い オナニーが止められなかった。  
 
 
そして これが 私の19才の夏休みの始まりだった。  
 
 

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