「熱っ!」  
 
あわわわわ!  
慌てた私は思わずスカートの中に手を入れて下着を脱いでしまう。  
 
……?  
なにこれ……。  
何が起こったの?  
 
床に落ちた私のパンツを見ながら今起こった不思議な出来事に頭を巡らせる。  
 
“突然パンツが履いてられないほど熱くなった。”  
 
こんな事ありえる?ありえるわけないじゃない!!  
私を襲った不思議な現象に気味悪さを覚えながらも  
落ちたパンツを拾おうと手を伸ばしかけたその時、  
 
「えっ?何!?熱!あちち!ヤダ!!」  
 
我慢できない!  
突然フライパンのように熱くなった私のブラジャーのせいで私は顔を歪める。  
はっとした私は慌ててブラウスを脱いてブラを外そうとする。  
ブラを外そうとホックに触れた手までが熱い!  
やだやだ!何なの!?何なのこれ!?  
 
私は脱いだブラウスとブラを放り投げて唖然とする。  
脱ぎ捨てられたパンツとブラジャーとブラウスを見て固まってしまう。  
 
ヒリヒリとした感覚が私の2つの胸の先端に……。  
私…、やけど…したの……?  
信じられない……。  
私が信じようと信じまいと胸の先端とお尻と…、  
アソコの毛が…生えてる辺りから火傷特有の痛みが襲う。  
 
あわわ!!  
ハッとした私は玄関先で何ともマヌケな格好をしてることに気づく。  
“全裸にスカートと靴下だけ”  
学校に行くためちょうど玄関にきた瞬間に突然この不思議な出来事に襲われたのだ。  
とりあえず…脱いだのを拾わないと……、と思ったその時だった。  
 
ピンポーンと呼び鈴が鳴って声がする。  
 
「おーい、ナツ!ナツー起きてるかー?」  
 
!!?  
あわわわ!篤人だ!ヤバッ!  
腐れ縁の篤人が私を迎えに来たのだ。  
私は無視して着替えようとこっそり私の部屋に向かおうとする。  
 
「起きてないのか?開けるぞ?おーい!」  
 
ギャーー!篤人が勝手に私の家のドアを開けようとドアノブをひねってきた!  
ダメ!ダメダメ!  
 
「絶対開けちゃ駄目!ダメなの!ダメェ!!」  
「うわっ、びっくりした。ナツ。お前居たのか!?」  
「居る居る!居るけど絶対に開けちゃ駄目ぇー!!」  
 
慌てて私はドアノブを握って開けられるのを阻止する。  
 
「何何?どうしたんだよ?」  
ガチャガチャとドアノブを回しながら篤人が問いかけてくる。  
ドア一枚隔ててこの格好はまずい…。まずすぎる!!  
 
「と…とにかく絶対に開けちゃ……」と言った所で私の手が力負けしてしまう。  
男の子の力にかなうわけはない。駄目!絶対駄目!!  
ガチャっとドアが開く音がする。…やだ!  
 
いや…。  
嫌あああああああああああ!  
 
 

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