[姉=優子(ゆうこ) 533=勇司(ゆうじ)当然仮名]  
この設定で。  
 
 
「たらいま〜」  
(やけに間延びしたただいまだ、ってお姉また飲んできたのかよ。)  
 親父達が起きてこないうちに俺は玄関に降りていくと見事に酔っぱらってう  
ずくまっている姉が居た。  
「お姉、動ける?」  
 ぶんぶんという擬音が聞こえそうなくらいハッキリと首を振るお姉、かくな  
る上は仕方ない・・。  
 
「お〜、ゆーじすご〜い」  
 相変わらず間延びした調子で俺を褒めるお姉  
「ちょ、頼むから静かに・・」  
「は〜い」  
 もう黙らせるのは不可能だとして親父が起きてこないうちに部屋に運んでし  
まう事に決めた。酔っぱらい相手にこんこんと説教するような親父だから正直  
こっちも困る。というか近所迷惑だ。  
「ゆ〜じ〜、もうちょっと飲みたいな〜」  
 クイクイとTシャツの胸部の生地をひっぱりながら上目遣い。なんだよ、な  
んでそんな色っぽいんだよ。ダメに決まってるのにOKしちまうじゃねぇか。  
「ん、解った。俺の部屋で良い?」  
「どこでもE〜♪」  
 だめだ、お姉の脳内はお花畑だ。素直に聞いちまう俺の脳内も大概壊れてる  
けどな。  
 
 なんで俺飲み直しにつきあってんだよ、  
『しっかりしろよ藤堂!』じゃなくしっかりしろ俺  
「ね〜、きいてる〜?」  
 おいおい全部平仮名じゃねぇか、  
「聞いてるよ。んで、全員撃沈してきたんだろ?」  
 話を要約するとコンパにいったけど全然ダメだったみたいで気分直しに行き  
着けのバーでくだまいてといういつものパターンらしい。  
「っていうかお姉がダメ出しするっつっても大概な事言ってっからじゃね?」  
 そうなのだ、本当に名前に似合わず傲岸不遜という言葉は彼女のためにある  
といっても過言じゃないくらい我が儘放題だった。主に俺が甘やかして色々と  
言うことを聞いてしまうのが問題のようだが。いぁマジで火ネズミの毛皮取っ  
てこいとか言い出しかねん。   
「そんな事無いもん。今回は大人しくしてたのに・・」  
 我が儘な所はどうかと思うけどそうやって拗ねてる所はけっこうポイント高  
いと思うんだけどな。  
「まぁ、焦んなくてもお姉ならすぐに良い男が見つかるさ」  
 切れかけたお酒を取りに立ち上がったついでにお姉の頭をぽふぽふする。  
「ん、なでなでのほうがいい」  
「甘えすぎ」  
 苦笑しつつもお姉の頭をなでなでする。ちょ、うっとりとすんのヤメロ。  
「ゆーじ、ゆーじ」  
 理性を保ってられそうになかったので部屋を出て素数を数えようとしていた  
らまたもや思考中断。  
「ん?どした?」  
 振り返るとお姉が手招きしてる。まさかな、俺もお姉ももう社会人なんだ、  
ま・・さか。  
 
(なんでこうなってんだよ)  
 ベッドに腰かけたお姉に膝立ちで胸に顔をうずめている俺、やべぇ半端なく  
気持ち良い。  
「ゆーじはいいこだね〜♪」  
 頭を抱きかかえられたままなでなでされる。冷静に考えたらみっともない事  
このうえないのだが気持ちいい。  
「ねぇ勇司、お姉ちゃんの胸、気持ち良い?」  
 突然俺に浴びせかけられた理性の効いた声音に、無遠慮にすりすりしていた  
俺は一瞬心臓が止まったかと思った。  
「勇司はあたしの胸が好きだもんね」  
 動けない。いや、本当に動けないのだ。お姉がどんな顔でどんな気持ちで言  
葉を綴っているのか解らない。  
「ち、違んぷっ」  
 顔を離して言い訳しようとした俺の顔面はまたもお姉の胸にダイブ。  
「好きじゃないの?あたしの胸」  
 ちょ、なんだよなんで俺の頭を愛おしげになでなでshくぁwgふじこdj。  
と思考停止状態になりかけの俺に最後のトドメが。  
 おもむろに顔を両手で挟まれ、お姉と視線が交錯する。  
 
「ちょ、ここで止めるってコイツ何考えてんだよ!」  
 自室でみっともなく奇声をあげちまった俺、それもそうだろう。これからっ  
て所までSS作っておきながらいきなり  
『続く予定なんて無いんです(´;ω;`) 』  
なんて書かれちゃあ。  
「服・・・、着るか・・・」  
 そう思ってPCを落とそうと思った瞬間俺の視界は闇に閉ざされた。  
「ちょ!なっ!?」  
「へへーん、油断しすぎだゾ539」  
 なんでこんな所にいるんだ!さっき出かけたんじゃなかったのか!と思った  
時には両手までチェアに固定されてしまった。  
「お、おい姉さん」  
「539がイケナイんだよ、いつもいつもあたしがお出かけしてる時にこんなス  
レッド覗いて自分で慰めてるだなんて、お姉ちゃんは悲しい!」  
 や、恥ずかしいのでホント服着させてください、お願いします。  
「恥ずかしい?」  
 コクコクとうなずく俺、  
「ほどいて欲しいよね?」  
 相づちがコクコクからブンブンに変わる。  
「ちょっと待ってね・・」  
 ふーっ、助かった。このままだったら一生十字架背負って生きなきゃならな  
い所だった。いや、もう十分生き恥かいたんだけど。  
「って姉さん何やってんだよ!」  
 手錠を外してくれると思いきや俺の腕に手錠が追加されていた。  
「さっきのはすぐに取り付けられるおもちゃの手錠だったのよ、皮手錠なら痛  
くないし、外れないでしょ?」  
「でしょぢゃねぇええええ!」  
 と叫んだ所で何か柔らかい物体が俺の唇を塞いだ。  
「ンンッ?ん・・んぐ」  
 まさかこれ・・姉さんの。と思う間もなく舌が滑り込んできた。口腔内をか  
き回すのではなく、そっと舌先を絡ませ合う。  
・・たっぷり5分は経過したのだろうか、俺と姉さんの舌のチークダンスは姉  
さんが唇を離した事で終わった。  
「すっかり復活したのね」  
 言われて気づいたけど俺の息子は痛いほどにカチンカチンになっていた。  
「ね、もっとしたいでしょ?」  
 頼む、頼むから耳朶に熱い吐息を吹きかけながら俺の息子を弄ぶのはやめて  
くれ。  
「あーっ、凄い切ない顔してる。」  
「う・・ぁ」  
 まずい、このままだと手コキでイッちまう。しかも全裸で実姉に拘束されて  
なんて生き恥すぎる。って考えてる余裕はあっという間に快感に押し流されて  
「だーめ♪」  
 
「あ、ちょっ、なんで」  
 あとひと捻り俺の息子に刺激を加えられたら間違いなくイけたのに。  
「あたしは気持ち良くしてくれないの?いつもみたいに一人で果てて良いの?  
あたしのアソコ、凄い事なってるんのに・・ンッ」  
 グチュグチュという何かを攪拌する音・・  
「あ・・たしの、あっ・・アソコっ!539のでいっぱいにしてっ」  
 いや、いっぱいにするも何も  
「姉さんと一つになりたい」  
 条件反射で言葉が口をついて出た。  
「い、入れちゃう・・ね・・ッ」  
 座ったままの俺の上に姉さんが更に座ろうとし、俺のカチンカチンの息子が  
姉さんの膣口に触れる。ゆっくり、本当にゆっくりと姉さんの身体に収まって  
いく俺の凶器・・と思ったらズブブと奥まで一気に腰を落としてきやg  
「んあぁああああ!」  
「くっ、うあ・・ッ」  
 辛うじて即発は避けられたけど、途方も無い快楽にクラクラする。触れ合わ  
せた肌からビクビクと姉さんが痙攣しているのが伝わってくる。  
「す、ごいネ・・」  
「姉さんのアソコ、すげー気持ち良い」  
「ごめ、あたし腰抜けちゃって・・」  
 カチャカチャと手錠が外され、目隠しされていたタオルも自分で外した。っ  
て裸Yシャツかよ、どうしろってんだよ。  
「539の好きにしていいよ」  
 キタコレ無礼講!俺のターン!って単純にはしゃげるものでもなくヘタレな  
俺は伺いを立ててしまう。  
「いいのか姉さん?」  
コクリと小さく頷いたのを確認して俺は左手を胸に、右手を秘部に這わせた。  
 硬く尖った蕾を掌で転がしたり、指でそっと挟んでみたり  
(ってガーター着けてんのか・・)  
「ダメぇ、胸も、クリも弱・・・イッ、からっ。ま、またっ・・イイッ!」  
 キュウッと挿入したままの俺の息子を姉さんの肉ヒダが喰いしめる。ビクビ  
クと全身を震わせアクメを味わっている姉さんを抱えて俺はベッドに運んだ。  
 
「あ、あたしの身体良くないの?」  
 いや、この上なく気持ち良いというか何というか最高なんですが・・?  
「だ・・って、全然反応薄いし・・」  
 ああ、そうか俺が必死に我慢してたのを姉さんは見てないし、声も抑えていたからか。  
「姉さん、お願い聞いてもらって良い?」  
ベッドに寝かせた姉さんの足を肩にかつぐ  
「え、な・・・にッ、ンッ」  
「このまま、姉さんの一人H見たいんだ」  
「ば・・ッ、あぁぁっ」  
 ゆっくり、俺が耐えられるレベルで本当にゆっくりと抽送すると姉さんの表  
情が蕩けてきた。あ〜この表情マジでやべぇ。  
「またイッちゃ、イクのぉ」  
 再び俺の息子をくわえこんでいる姉さんの肉ヒダの締め付けがキツくなると  
俺は腰の動きを止めた。  
「あっ、な・・・なんで、急に」  
 尖りきった双乳の頂と包皮を押し上げるクリトリスを両の手で刺激し、必死  
に訴えかけてくる。  
「ね、ねぇッ。一人Hするから・・ん、っ、こんなに・・おかしく・・なって  
りゅのぉっ。お願・・イ・・ッ、ああっ」  
 肉ヒダの一枚一枚が、俺の息子をもう放すまいと噛みしめてマジやばい。  
「っく」  
「ねぇ、らんで?らんでっ、そ・・んなに我慢して・・っ?」  
「姉さんのアヘ顔もっと見たいんだ、ホントもう余裕ねぇんだよ」  
「あらし、イキ癖ついちゃったみらいらんれ」  
「もう言葉も出ないほど気持ち良いのか?」  
 コクコクと涙を流しながら必死に自慰でアピールしてくる姉さんに俺の理性  
は決壊・・するしかないよね、ウン。  
膣口まで一旦腰を引いてグイッと奥まで付き入れると気持ち良すぎて止まれな  
い。  
「あぅ、くっ・・アッ!だめ、ダ、ダメ、凄・・い、ずっと・・い、クあぁああああ!」  
「お、れも、だめだッ!」  
 すんでの所で姉さんの膣内から息子をひきだし姉さんの身体にぶちまける。  
 しばらくすると俺の呼吸は整ってきたけど姉さんはどうやらあちらの世界に  
お邪魔したままのようだ。  
 
 
 
 

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