水川あやかは絶頂に達した。  
何度目かは、もう数えていない。  
背中が反り返る。  
秘裂から淫水が迸り、そこに顔を埋めていた女生徒を汚した。  
びくびくと痙攣する引き締まった脚の間から、朱美は顔を上げた。  
二人は、件の資料室で肉体を絡ませている。  
全裸だった。  
水川あやかは教師でありながら、すでに何度も朱美の体を買っていた。  
あやかは、高校時代にはすでに女としての悦びを覚え、  
男女の別なく体を交えてきた。  
今年で二十六歳になるその肢体は、年齢にふさわしい豊かな肉感と、  
十年間に亘って蓄積しつづけてきた淫猥な技能を、  
水泳で鍛え上げたしなやかな筋肉で締めあげたものだった。  
その経験豊富なあやかにとっても、  
朱美という少女の妙技は、耽溺してしまうものだった。  
朱美は、正確に彼女の敏感な部分を舌でなぞる。  
時に強く、責め苛み、  
時に弱く、焦らしよがらせる。  
朱美は、小麦色に焼けたあやかの肌のどこであろうとも、  
躊躇することなく、赤い舌を這わせた。  
 
乳首や太股、体を伸ばすとうっすらと浮かぶ肋、  
ヘソに脇の下、尻の孔にまで、  
朱美は顔を埋め、薄く色づいた唇の間から、  
肉色の蛞蝓を伸ばして、あやかの肉体を弄ぶ。  
あやかは最初、  
十歳近くも歳の離れた少女にいいようにされてしまうことに、  
羞恥と屈辱を感じた。  
あやかは攻守を交代すると、滅茶苦茶に朱美を責めたてた。  
嫉妬の炎があやかの理性を焼き焦がし、  
朱美の体を壊さんばかりにいじめぬいた。  
朱美は、あやかの望むとおりの反応をした。  
それまでの怜悧な仮面を脱ぎ去り、  
幼な児のように泣き、悶え、よがり、許しを乞うた。  
責めをやめると、体をくねらせ、痴態をつくり、  
あやかに慈悲をねだった。  
あやかは敗北を認めざるをえなかった。  
あやかは自身が楽しむために行為に及ぶが、  
朱美は、まだ成熟しきっていないようなこの少女は、  
相手にもっとも悦楽を味わわせる方途を本能的に理解し、  
それを行使して相手を愉しませることによって、  
自らの快楽にへと変えている。  
天性の淫売だ。  
あやかは、それに気付いてからというもの、  
朱美にのめりこみ、溺れた。  
 
最近になって、朱美に男ができたという噂を聞いた。  
朱美を肉奴隷にして苛んでいるという。  
だが、あやかはそんなことはどうでもよかった。  
その男が朱美の体を独占することさえなければ、  
あやかにとっては関係のない話だった。  
ここひと月ほど、朱美が誰とも性交渉を持たなかった時には、  
あやかは肉欲に狂った。  
勤めを終えると、繁華街で男を漁ったが、  
朱美ほどの満足を与える者はいなかった。  
朱美が再び体を許した時、あやかは飢えた獣のように、  
教え子の体を貪った。  
後に、朱美の色絶ちは件の男が関係していると知り、  
軽い憤りを覚えたが、今となってはもうどうでもよい。  
また、この子と遊べるのならば。  
健康的に焼けた、滑らかな肌に、  
ねっとりとした唾液が、光を浴びてきらめいている。  
あやかはうつ伏せになった。  
たっぷりとした乳房が、体の下で潰れる。  
やや色づいた先端が、冷たい床に触れ、  
体の芯がきゅんと震える。  
朱美が、あやかの秘処に指を差し込んだ。  
熱く脈打つように感じるそこを、朱美は掻き回す。  
あやかは呻いた。  
たっぷりと指に、あやかの匂いの濃い粘液を纏わせると、  
朱美は、競泳水着の下になった部分だけが白く焼け残った背中に  
そっと線を引いた。  
 
冷たい指が触れただけで、あやかの媚肉はまた、  
じっとりと濡れそぼった。  
朱美の指は、肌理の細やかなあやかの背中を堪能するかのように、  
ゆっくりと滑り降りていく。  
切なげに漏れる、あやかの声が震えた。  
朱美の細い指は、あやかの尻に至った。  
水着の下に隠され、白いままの、  
豊満な柔肉の狭間、渓谷のそこに走る筋道を、  
朱美の指は滑った。  
両側に比べ、遥かに肉付きの薄いそこを走る刺激を感じ、  
尾?骨が疼いた。  
朱美の指は、あやかの窄まりで止まった。  
あやかは、次に起こることを悟り、体を強張らせた。  
制止しようと、声をあげる間もなく、  
細い指が、窄まりの中心にへと潜り込んだ。  
あやかは、小さな悲鳴を漏らした。  
朱美の人差し指は、あやかの肛孔につきこまれ、  
ぐりぐりと捻り回されている。  
あやかの括約筋が一層強く、朱美の指を締め上げた。  
「先生、きついです」  
朱美が、感情の薄い声で言った。  
「朱ちゃん、だめ。  
だめなの、そこは」  
あやかは涙ながらに訴えた。  
「なぜですか」  
「だって、そこは、汚い孔だもん」  
「なぜ汚いんですか」  
朱美は酷薄に問うた。  
 
あやかは、朱美の真意を汲んだ。  
あやかは、その言葉を口にすることを躊躇した。  
「なぜ汚いのか、教えてください。先生」  
朱美は、あやかの腸壁に軽く爪を立てた。  
あやかの尻から、電撃のように衝撃が走り、脳を痺れさせた。  
あやかは、顔を赤らめて答えた。  
「そこは、うんちが出る孔だから。  
汚いうんちが出る孔だから、汚いの」  
あやかは、羞恥に絶え入りそうになった。  
朱美は、尻孔をいじるのをやめない。  
「汚いうんちが出るからといって、  
孔まで汚いとは限りません、先生」  
朱美が指を引き抜いた。  
あやかの体が小さく跳ねた。  
股間から噴き出した飛沫が、床に散った。  
朱美は、小鹿のように体を震わせる教師の尻肉を掴むと、  
優しく割り広げた。  
咽び泣くように蠢く、肉の蕾が曝け出された。  
「朱ちゃん、やめて」  
「先生の肛門、凄く綺麗で、可愛いです」  
朱美は、尻肉の間に顔を埋めた。  
白く、端正な口元から、淫猥に蠢く舌が、別の生き物のように伸び、  
あやかの蕾を舐った。  
厚くなったり、薄くなったりしながら、  
朱美の舌は、あやかのそこを弄りまわし、  
そして、その中央にへと分け入った。  
あやかは身を捩り、逃れようとした。  
だが、朱美に鷲掴みにされ、舌で犯されているそこから、  
痺れるような快感が下半身を蕩かし、思うように動けない。  
 
括約筋が、朱美の侵入を拒もうとするも、  
ぬめる舌は一向に構うことなく、  
出入りを繰り返して内輪を擦り立てた。  
ざらつく舌が、肉の門をこする度に、  
痺れるような、危うげな感覚に襲われ、あやかの理性を削り取っていく。  
子犬が水を舐めるような音を立てながら、  
白皙の優等生が、尻の内側を舐めまわす。  
その状況に溺れ、何度目とも知れない絶頂に達しかけたとき、  
ぬるりと舌が抜き取られた。  
あやかの尻は、虚しさと寂しさに襲われた。  
あやかとて、尻を犯されたのは初めてではない。  
これまでに幾度となく男たちの剛直に刺し貫かれてきた。  
とはいえ、あやかはそれほど肛姦を好まなかった。  
不浄の孔を人に晒し、行為のあいだは苦痛と羞恥と異物感に苛まれ、  
終わっては中に出されたものの始末に手間をかけさせられる。  
だが、朱美の妙技は、それまであやかが遠ざけてきた肛姦に、  
飢えと渇きとをもたらしたのだった。  
「先生のお尻、すごく濃い味でした」  
朱美が口元の唾液と腸液の混合物を拭いながら言う。  
「入れて」  
あやかは懇願した。  
「朱ちゃん、お願い。  
私のお尻、もっとぐちゃぐちゃに掻き回して」  
涙ながらに訴える恩師に、朱美は蔑むような冷たい視線を送った。  
 
「だめだよ朱ちゃん。  
私、自分じゃできない」  
朱美はぐずりながら言った。  
「じゃあ、今日はこれでお開きですね」  
冷たく言い放ち、朱美が立ち上がろうとする気配があった。  
「わかった! 自分でやる!  
自分でちゃんとするから、ちゃんと見てて」  
あやかは体面もなく涙声で訴えた。  
あやかは、今までに男たちにされてきたことを思い出し、  
それを再現しようと努めた。  
固く侵入を拒む肛門を、あやかは丹念にさすった。  
徐々に、窄まりは指を許し、柔らかくほぐれてきたのが自分でもわかった。  
その中心に、爪を立てた。  
あやかは息を呑んだ。  
びくんと尻が震え、愛撫する者から侵入者へと顔を変えた指を拒むかのように、  
肛門が窄まる。  
だが、あやかは指をそこに押し進めた。  
肉の輪がぎちぎちと指を締め付け、縁が内側に吸い込まれる。  
あやかは人差し指の第二間接までを肛門に埋めた。  
「は、入ったよ」  
「全部入れてください」  
朱美は冷淡に先を促した。  
 
あやかは意を決して、さらに指を沈めた。  
ぶじゅう、と粘液と空気が混じった音が、窄まりから聞こえた。  
「全部、入ったぁ・・・・・・」  
呆けたように呟くあやかに、朱美はさらに命じた。  
「その指を動かしてください。動かし方はお任せします」  
あやかは返事もなく、言われたとおりにした。  
肛門に埋まった指が、そろそろと引き出される。  
括約筋が指に喰い付いて、肛門の縁が捲れかえっていく。  
第一間接まで引き抜くと、また、中にへと押し込む。  
何度か繰り返すうちに、腸壁から体液が沁み出し、  
蕾を潤し、指を滑らせた。  
指の動きが、あやかの意思に背いて速くなる。  
尻の孔がいやらしい音を立てる。  
朱美の視線が自らの尻を穿ち、  
尻から出る音を聞かれているということが、  
あやかに一層の昂ぶりを与えた。  
あやかは、一際深く指を突き込み、腸壁にそれを押し込む。  
擦りたてられ、敏感になった直腸に鋭い刺激が走り、  
それは肉壁を隔てて愛液でどろどろになった膣道を経て、  
彼女の子宮を震わせた。  
あやかは、あげる声も失って、果てた。  
肛門が、媚肉が引き攣り、  
心臓がけたたましく脈動する。  
全身に汗の玉が浮かんでは、滑らかな肌を滑る。  
あやかの呼吸は、水泳で全力で泳いだときよりもなお、乱れていた。  
あやかは、気力だけで指を引き抜いた。  
ぶじゅう、という汚らしい音をたてて抜けた指は、  
ほとびれた肛門との間に銀色の糸を引いていた。  
あやかは、朱美の方を伺った。  
その顔は涙で濡れている。  
 
「先生、よくできましたね」  
朱美はそう言うと、膝立ちになってあやかの後ろへにじり寄った。  
「ご褒美です、先生」  
朱美は、あやかの潤みほぐれた窄まりに人差し指を入れた。  
あやかは叫んだ。  
「違う! だめ、朱ちゃん」  
「違いません。  
一度弄ったら、ここの孔は少しの刺激では物足らなくなるんです。  
一本入ったら二本、二本入ったら三本欲しくなるんです」  
朱美は常の白面の美貌のまま、あやかの尻孔をこねまわす。  
あやかは髪を振り乱して悶えた。  
朱美の二本目の指が入る。  
五指でもっとも長い中指が入り、あやかの直腸をより奥まで苛む。  
続けざまに朱美は薬指を捻じ込む。  
あやかは泣き叫んだ。  
三本の指があやかの内壁を擦り、撫でまわす。  
敏感な部分をさすり、絶頂に達しようかという瞬間に、  
焦らすかのようにそこを離れる。  
朱美はあやかの体を知悉しているかの如く、弄んだ。  
朱美の四本目の指があやかの中に潜り込んだ。  
朱美の右手は親指を残し、あやかの尻孔に呑まれている。  
押し広げられた肛門と掌の間から、赤々とした直腸の色が覗いている。  
「先生、お尻は苦手みたいなこと言ってましたが」  
朱美はあやかの孔をより広げようとするかのように、  
ゆっくりと掌を回した。  
 
敏感になった肛門を朱美の柔らかな手が擦り、  
あやかの脳髄に更なる快感を注ぎ込む。  
「指を四本くわえ込んでよがるなんて、とんでもない変態ですね」  
朱美は腸壁の腹側にぐっと指を押し当てた。  
あやかが短く悲鳴をあげた。  
これで、また絶頂に達したらしい。  
びくびくと体を震わせて啜り泣いている。  
「先生、ご褒美です」  
朱美はあやかの耳元で、吐息に溶かすようにして吹き込むと、  
腸壁に押し当てたままの指を肛門に向かって走らせた。  
腸を隔てて、女性器が押し拉げられる。  
肉襞にこびりついていた汚物や腸液が細指に掻き出される。  
女の肉体が感じる悦びと、排泄の快感と、少女にいいように弄ばれる恥辱とが、  
あやかの脳で白く炸裂した。  
あやかは断末魔のような叫びを曳きながら、堕ちた。  
 
★  
 
あやかの頬を何かがぬめった。  
脱力感を押しのけてゆっくりと目を開くと、朱美の白い顔があった。  
朱美は、あやかの顔に走る、涙の跡を舐め取った。  
「可愛かったですよ、先生」  
朱美はそう言うと、微かに笑った。  
「もう、私は先生なんだぞ。  
あんな恥ずかしい真似させるなんて、ひどいよ」  
あやかは頬を膨らませてそう言うと、朱美の桜色の乳首を弾いた。  
朱美は小さく声を漏らした。  
「では、約束です。  
先生が上手に出来たので、私の体を好きなようにして遊んでください」  
そういう朱美の息は、熱く、じっとりと濡れていた。  
「そうね、じゃあ、  
朱ちゃんも私と同じ格好をしてもらおうかな」  
そう言われ、朱美は床に跪き、尻を高く掲げた。  
あやかに比べると幾分も肉付きが薄く、青固さの残る尻肉を、  
朱美は割り広げた。  
ほのかに色付いた蕾が、あやかを誘うように蠢いている。  
あやかはそこに瑞々しい唇を寄せると、  
躊躇いなく、舌先を突き刺した。  
朱美の白い喉が反った。  
資料室に、濃密な雌の匂いと淫蕩な水音が漂った。  
(了)  
 
 

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