獣人♀×獣人♂  
和姦  
 
 
 
ボクの名前はエッジ。  
大陸で一番大きな行楽地兼港町に住む16歳の♀。  
宿屋『ボナパルト』を営む5人兄姉の次女だ。  
父をワーウルフに、母をワーキャットにもつハーフ。  
ボクは母ちゃんの血が濃いらしく頭の上にある耳は尖っていないし、  
尻尾も細長いし、毛もふさふさしている。  
まぁ、この大陸はいろんな種族が住んでいるので特に珍しいわけでもない。  
むしろ純血な種族の方が珍しいのかもしれない。  
何十年も前に大きな戦争があって、多くの血が流れたようだけど  
たくさんの人が尽力して大陸は平穏を取り戻したそうだ。  
ウチの父ちゃんも義勇軍として戦ったみたいで、たまにその時の戦友さんが泊まりに来る。  
内緒だけどここには元・帝国の皇女様もお忍びで泊まりに来ることがある。  
だけど皇女様とはいってもお転婆姫様だし同じ年齢なのですぐ仲良くなった。  
今年もそろそろ海水浴シーズンだ。今年もまたお付きの人達とお忍びで海水浴に来るのだろう。  
それで直属の従者のイケメンダークエルフさんと熱い夜を――――  
「エッジ姉ちゃん、どうしたの?にやにやしちゃって」  
カウンターに座ってニヤニヤしていると帳簿を整理しているリーチェルが顔を上げて聞いてきた。  
こいつはボクの妹だ。父ちゃんの血が濃いのか、耳は尖っているし、尻尾の毛もバリバリしていて硬い。  
でも母ちゃんに言わせれば『私の血を一番濃く受け継いでいるのはリーチェだね』とのこと。  
あと上に兄ちゃんが二人に姉ちゃんが一人。  
兄ちゃん達はこの時期、父ちゃんと漁に出ているのでいない。  
姉ちゃんは市場に買い出しに行っている、もうすぐ帰ってくる時間だ。  
 
「何でもないよ。へっへ〜ん」  
「へっへ〜んじゃないよ、エッジ!二階と三階の部屋の掃除はしたの?」  
「終わっているよ。掃除は完璧。ついでに部屋の飾りと202のシーツ、少し汚れていたから  
替えておいた。カーテンも全て新調済み。でないと、ここで涼んでないよ」  
「さっすが!将来の女将さんはエッジ姉ちゃんだね」  
とこれはリーチェル。実際、ボクは宿屋の切り盛りと経営が好きだ、性に合っているんだろう。  
「ならいいけど。あ…エッジ、リュリュを迎えに行ってちょうだい」  
「姉ちゃん、まだ帰ってきてないの?しょーがない……じゃ、行ってくるか」  
リュリュことリュチエッタは長女のことだ。ボク達の家系では珍しく、物静かで大人しい性格だ。  
が一度、怒らせると一番怖い。父ちゃんも凌ぐほどだ。  
「リュリュ姉ちゃん、モテるからね。また声掛けられてるんじゃないかなぁ〜」  
とぼけたようなリーチェの声を尻目にボクは店を出た。  
 
ワイワイガヤガヤ、港町のお昼は賑やかだ。海神のお祭りが近いのもあるだろう。  
この季節は東から西へと風が強く吹く。それを利用して貿易船や商船が極東の珍しい品物を積んでこの港に品を降ろしに来る。  
その品目当てに商人達が。さらに海水浴シーズンとお祭りの時期が重なって、観光客が大陸中から集まってくる。  
港の岸沿いに歩いていると海から吹く心地よい風が、潮の香りを乗せて頬をくすぐる。  
市場への近道である船着き場の桟橋の上を歩いていると  
「よォ、エッジ。女将さんの使いか?」  
漁船の上から舫(もやい)にロープを巻き付けていたワーウルフの少年が声をかけてきた。  
この少年は幼なじみのジジ。古くからこの周辺の漁場を仕切る一族の出だ。  
海の男よろしく褐色に焼けた肌に、リーチェルよりも硬そうな毛に筋肉質な腕が逞しい。  
ジジが網やロープの後かたづけをしているという事は今日の漁は終わったのだろう。  
「そうだよ、ジジ。漁はどうだった?」  
「大漁、大漁。後で店に届けてやるぜ、クラーケンの足焼きとビッククラブの丸焼きで乾杯だ」  
クラーケンとは神話に出てくるような何十メートルもある怪物じゃなくて、20センチくらいのイカを指す。  
何十メートルもあるようなお化けはとうの昔に絶滅したとか、しないとか……とりあえず、この辺りの海にはいないらしい。  
ビッククラブとは名前のごとくデカイハサミをもったエビのことだ。  
「全部、無料ならお酌してあげるけど?」  
「そりゃゴメンだ。リュリュさんかリーチェがおやっさんにチクったら俺の命が危ねぇ」  
豪快に笑い、トントンと桟橋を渡りこっちに歩いてきた。そしてボソッと耳打ちしてきた。  
「…………今日の夜どうだ?おやっさんはまだ漁から戻ってないだろ?」  
「ふふふ、そうだねぇ……どうしようか?」  
ボクはにんまりと笑って、明後日の方向を向いた。  
「え………た、頼むよ。明後日からまた海に出るし、おやっさんが戻って来たらそうそう会えないしさ」  
このやり取りを聞いていてわかると思うけど、ボクはジジとつき合っている。  
父ちゃんは『そんなのはまだ早ぇ!嫁入り前だぞ!?傷物にでもなったら――――――』が、母ちゃんに  
『枕元で結婚申し込んだのは誰だったっけ?しかもジジくらいの年齢の時に』といつも言われてバツの悪そうな顔をする。  
父ちゃん、ごめんなさい。エッジはもう傷物です。ジジにボクの処女あげました。  
こんな台詞を父ちゃんの前で吐いたら、次の日にジジはボロ雑巾みたいな状態で海に浮いているだろう。  
「いいよ。じゃ、いつもの所で――――――ちゅ」  
「んっ――――――わかった。ぜ、絶対だぞ」  
ジジに軽くキスし、手を振って別れると、ボクは姉を迎えに市場へ言った。  
姉ちゃんは市場の青果か野菜の区画にいるはずだ。  
 
「ん〜たぶん、この辺にいると思うんだけど……あ、いた」  
日よけ傘が差してあるテーブルの上で果物のアイスティーを飲んでいる。  
「もォ、姉ちゃん。呑気にジュース飲んでいる場合じゃないよ。帰りが遅いから迎えにきた」  
「あら、エッジ、それは悪かったわね。果物も野菜も購入したんだけど暑くてね。涼んでいたのよ」  
でれーとしてお茶を飲む姉。………今この姿を姉に熱を上げている若者共に見せてやりたいぜ。  
我が姉は物静かな仕草とゆっさゆっさと揺れる豊満なおっぱいでかなりモテる。  
姉に手を出そうとした若者を父ちゃんが何度、海に投げ込んだ事か……  
そんなことは露知らず、姉は「まぁ……お父さん、またお酒を飲んで…」と宣いやがる。  
本当に超がつくほどの天然さんだ。おっぱいがでかいのと天然なのは比例でもしているのだろうか?  
「だーかーら、帰るの。荷物はボクが持つから」  
「もう、いやなのよ。何もかも!ぷんすか」  
「何もかもって…あのさ…買い物だけじゃん。しかもさぁ…すねても全然、可愛くないから」  
「………暑いもの。日が沈んでからでいいじゃない」  
再び、ぐでーとテーブルに突っ伏しジュースを頬にあてて、こちらを見た。  
「……………飲も」  
「あ、あのねぇ……全然、可愛くないって言ってるだろーが!姉ちゃん、聞いてる?」  
「エッジ……姉を慈しむ殊勝な妹として、この猛暑に溶解しそうな姉を救う手だてはある?ないでしょう?  
だから涼んでいくの。アイスティーを飲みながら、さんさんと照りつける太陽への恨み辛みを語り合いましょう」  
暑さでついにイカれやがった。  
「涼まない、飲まない、語らない。それに溶解しているのは『お脳』の間違いでしょ?  
『しゅしょう』とか難しい言葉を使ったからって誤魔化されないよ。とりあえず帰るの」  
「……強くなったわね、エッジ…………この日傘ごと移動しちゃダメかしら?」  
「ダメだから、店のものだから」  
そんなこんなで姉を引きずるようにしてボクは宿へ帰った。  
 
そしてその夜。  
「悪いわねぇジジ。水揚げしたばかりの格安で売ってもらって」  
「女将さんはお得意様だから、気にしないで。漁長もよろしくって言ってたし」  
今日のメニューはジジの持ってきてくれたクラーケンを塩で焼き、輪切りにしたものを  
香草と唐辛子に貝を混ぜたパスタをメインにビッククラブの丸焼き、冷えた葡萄酒とフルーツの盛り合わせ。  
「今日の恵みを海神様にお祈りして…ハイ、いただきます」  
「いただきまーす」  
女4人にお客1人の晩餐が始まった。  
姉やボクはジジや母ちゃんと談笑しながら食べているのを余所にリーチェが  
もりつけられたパスタを猛烈に食う、食う、食う。  
「はぐはぐ、もぐもぐ、ばりばり、むしゃむしゃむしゃごくん……美味しい〜ありがと、ジジ兄ちゃん」  
成長期なのかだろうか、いつもお使いや買い出しで家を空けるボクや姉にかわり  
留守番としてカウンターに座っているだけなのに、何でこんなに食えるんだ?  
しかも、食べても、食べても一向に太らない。その分、栄養が四肢に行き渡り、さらにはおっぱいとお尻に行き  
今でこそ小柄で凹凸のない身体だが、いつか姉以上のボインになるかもしれない。  
「いやぁ…リーチェはいつも食いっぷりがいいなぁ」  
「えっへっへ〜ジジ兄ちゃんとケッコンしたら毎日、新鮮なモノが食べられるんだよね。  
あたし、ジジ兄ちゃんのおヨメさんになるぅ〜♪」  
甘えた声でふざけたこと抜かしやがるぜ、この野郎。  
「リーチェルは末っ子だからジジ君のお嫁さんになるには、お父さんが海で行方不明になるか、  
ジジ君がお父さんを撲殺しない限り無理じゃないかしら?」  
おっとりしながら不吉なこと言うな!しかも何故、撲殺なんだ?  
「はいはい、そういう話はいいから。冷めない内に食べなさい」  
さすが母ちゃん、ナイスなタイミングだ。  
そんなこんなで楽しい晩餐を終えたボク達。後かたづけを終えて、リュリュ姉とリーチェはお風呂へ。  
先に帰ったジジの後を追うため、家を抜け出そうとしていると母ちゃんに見つかってしまった。  
これはまずい。ジジとの約束しているのに……が、気を利かせた母ちゃんが  
「恋する娘に何を言っても無理だねぇ…そんなトコまで私に似なくてもいいのに…行ってきな」  
と外出を許してくれた。  
「でもちゃーんと避妊はするんだよ?安全日だったのに…って言う事にならないようにね」  
母ちゃんの含み笑いに苦笑しながらボクはジジとの約束の場所に向かった。  
そこは夜になると潮の関係で現れる洞窟だ。この場所は漁師の人達も知らないジジの秘密の場所。  
 
「…………エッジ」  
ジジの手がボクの股間に伸びる。  
「あッ……」  
鼻にかかったような甘い声。  
シコシコと二、三回擦るとムクッと先端が反応し、みるみるうちに勃起した。  
思春期まっさかりのジジはボクの脹らんだおっぱいを堪能していく。  
「あはは…んッ…ボクのおっぱいばっかり…コッチもしてくれないと」  
ボクは言うが早いかショートパンツと下着を脱いだ。  
くるくると揺れ動く尻尾とそこにあるのはボクのアソコ。  
あまり毛深い方ではないので、形がくっきり丸見えだ。  
「ほうら…ジジ……久しぶりだもんねぇ、直に……してくれる?」  
「エッジの甘い匂いは久しぶりだ……」  
くんくんと鼻をひくつかせ、ボクのおっぱいからおへそ、そして下半身へと顔をずらしていく。  
「ん…はっ…」  
指で濡れたアソコの筋をさすられ、ボクはかすれた声をあげた。  
ぴくんぴくん断続的に走る心地よさにだんだん立っていられなくなる。  
ボクは洞窟の岩に腰掛けて、ジジの頭部に両手を当てた。  
「はぁはぁ…くっ…エッジ…エッジの」  
「あっ…んっそこ…ジジ…ひゃ…そうやって舌で…もっと吸って…」  
丹念に舌で愛撫され、ボクは喉を仰け反らせる。自分でする時より  
何倍も感度が上がるのはやはり、好意をもった男の子だからだろう。  
「あっ…ジジ……ボクも、もう…イッ…ああっ!」  
尻尾と背中がピンと張り、つま先立ちになってボクは達した。  
ふるふると小刻みに震えるお尻に指を食い込ませてジジは股に埋めた顔を上げた。  
「エッジ、イった?アソコがキュッって締まったけど」  
へへッと得意顔のジジにボクはむっとした。  
「……ジジのクセに…生意気だぞ」  
ボクはジジに飛びかかるようにして押し倒すと、ジジのアソコを  
口に含んで一気に吸い上げた。  
「や、やっべ!?…エッジ離れ…出ッ…うっ」  
予期せぬ快感にジジは眉を潜め、射精した。  
どぴゅっどぴゅっとその精液がボクの口内に直撃し、二度、三度搾り出すと、  
ジジは眉をひそめて、脱力感に耽った。  
「はぁ…はぁ…は…いきなり……」  
「ケホッケホッ…これでおあいこだもんね、ジジばっかりリードさせないよ」  
「負けず嫌いは親父さん似かなぁ…」  
そして洞窟の壁に手をつくと後ろから挿れやすいようにお尻を突き出した。  
いわゆる立ちバックだ。いや…誤解の無いように言っておくけど  
ボクは別に後ろからが好きってワケじゃない。獣人だからという見解は偏見だ。  
下がごつごつした岩が突き出てるし、砂だし、色々と問題があるからだ。  
 
「エッジ……」  
ジジのアソコは既にギンギンに勃っていて、痛々しいくらいだった。  
海で溜まりまくったアソコの固さを確かめるとボクは上気した顔で言った。  
「ボクのお尻は魅力的?」  
「……それもあるけど…尻尾の毛並みが…すっげぇ色っぽい」  
耳、尻尾、毛並み…これは獣人にしかない局部フェチだろう。  
……いや、人間にも獣耳が好きっていう人いるけどさ」  
「ボクと交尾したくてたまらないって感じだね」  
「ああ……もう我慢の限界だ…エッジと……交尾したい」  
「狼みたいな眼をしてるよ。ケダモノさんだ♪」  
「あー…まぁ、俺ワーウルフだしなぁ…」  
「あははは、それはそうだね…じゃあ――――」  
ボクはお尻をくいっと突き出し、人差し指と中指でアソコを開いた。  
「ハラペコ狼さん…召し上がれ」  
「……ゴクン」  
ジジは喉を鳴らして生唾を飲む音、そして先端をボクのアソコにあてがった。  
「ふッ…んんッ……」  
ぬぷッとした感覚のあと、ジジがボクの中に入ってきた。  
「あっうっ…んっ…ん」  
「エッジ……」  
ジジが背中に覆い被さるようにして、体重をかけると  
ずぷぶっと最奥まで埋没していった。久しぶりに味わうジジにボクは思わず声をあげた。  
「んっ…ふ…結構、キツイなぁ……どう…久しぶりのボクは?」  
「あ……き、気持ち…いい、気持ちよすぎ…ちょっとこのまま…」  
ジジはボクの中に埋没させたまま、しばらく動けないでいた。  
項にかかるジジの吐息が荒い。相当ため込んでいるようだった。  
「あはっ、嬉しいなぁ……動いていいよ………ゆっくりとね」  
「ゆっくり?」  
「早いとジジがすぐイっちゃうだろ」  
「そりゃ…ごもっとも…」  
ジジは腰を動かし、ずぶ…ずぶっ…とゆっくりボクを突き上げ始めた。  
 
「あっ…いつも激しいから…何か新鮮な…ん…感じ」  
そう、いつもは若さに任せてかなり激しく交わる。父ちゃんも若い頃はベッドを破壊する  
勢いで母ちゃんとエッチしていたらしいし…その血かな?  
「ああ…そ、そうだ…な」  
腰を掴んでいたジジの両腕が、動き突かれる度に揺れるおっぱいを掴んだ。  
姉ちゃんみたいにゆっさゆっさとは揺れないけど、それなりにある。  
パイズリはギリギリできるかもしれない。けど今のジジにとっては極上のおっぱいだ。  
ふにゅふにゅとした感触を楽しんでいるのだろう。時折、先端を指でくりくりされると  
思わずボクも感じてしまう。その証拠におっぱいの先端がぷっくりと勃っていた。  
「んあっ…ジ、ジジのって大きいね…ボク壊れちゃうかも」  
「あっ…あっエッジ、エッジ…」  
ジジはもうたまらないという風に上下に腰を振り始めた。  
「もっと、もっと乱暴にしていいよ」  
「エ、エッジ…いっ、イきそう!で、出る」  
「いっ、イってもいいよ…そのまま、そのまま中でイって!濃いの、たくさんだして……ボクにいっぱい注いで」  
身体を固定し、膣の一番奥で精を吐き出すために  
ジジはボクに密着して、おっぱいにむにゅと指を食い込ませた。  
パンパンパンパンパンと激しくジジがラスチスパートのように腰を激しく打ちつけだした。  
遠慮のない、叩きつけるような突きにボクも思わず声を上げた。  
激しく腰が打ちつけられ、頭の中が真っ白になっていく。  
「で、出る、出る、出る!エッジ」  
「いい、いいよ!いっぱい、いっぱいちょうだい!ボクもイクッ!」  
次の瞬間、ジジの先端が大きくなり、すさまじい勢いでどぶッびゅと大量の精液が放出された。  
「んっんうううっジジの…ジジの熱い…熱い…」  
「ふっ…ふ…ああ…」  
ボクの上に折り重なり、ジジは一滴も残すことなく放出した。  
膣内ではまだ勃起したモノが精を断続的に吐き出し続けている。  
「あ…ああ…エッジ…エッジ…ま、まだ出て…」  
「ふふっ…はァはァ…んッ…ジジにマーキングされちゃった…お股と…お腹の中に…」  
「……やべ…鼻がきくリーチェにばれたら……俺、おやっさんに沈められるな…」  
……母ちゃん、避妊しないでごめんなさい。あ、安全日だから大丈夫だと思う……  
 
おしまい  
 
 

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