SIDE ????&????  
 
「それでは、ご主人様・・・ご奉仕させていただきます。」  
 
両手を後ろ手に縛られたメイドが、椅子に浅く腰掛けた  
彼のズボンのジッパーを咥え、下ろしていく。  
むろんジッパーをおろしただけではどうにもならないのだが、  
彼はそこまでいじわるな男でもない。  
いささか間抜けではあるが、ズボンに手を入れ・・・  
既に張り詰めている陰茎を露出させてやった。  
 
「ありがとうございます。」  
その動作におかしみを感じたのだろうか。  
メイドは薄く微笑みながら、まずは亀頭の先端を舌先で舐る。  
「ご主人様の、味が。」  
嫌そうな顔ではない。むしろ嬉しそうにメイドは口を開き、  
亀頭までを唇に含んだ。  
そのまま唇に力を込め、歯を立てないように細心の注意を払いながら  
きゅっきゅっと先端部を揉み絞める。  
 
(あー、リップとか大丈夫かな)  
普段彼女は口紅をつけず、リップクリームを愛用している。  
亀頭についても大丈夫なものだろうかと主人の顔色を伺うと、  
一生懸命硬い表情を作ろうとしているものの・・・明らかに  
気持ちよさに負けている様子だ。  
 
(へへ、やったね!)  
主人はこの奉仕をことのほか気に入ったようだ。気をよくした彼女は、  
今度は肉棒をすっぽりと口の中に迎え入れる。  
(ふぐぐ・・・これはちょっとしんどいよぅ)  
先端が喉奥に当たっている。オーラルセックスをがんばろうと  
いうことで咳止めシロップで喉を半麻酔してなかったら、  
結構大変なことになってたかもしれない。  
 
「んっ・・・んっう・・・」  
喉、唇、舌を満遍なく使い、性器の構造を意識しながら  
より複雑な刺激を。  
以前読んだハウツー本の知識思い出しながら、メイドは  
主人の陰茎に奉仕を続けた。手が使えれば、もっといろいろな  
技を繰り出せるのだが・・・。  
 
「もういい。離れたまえ。」  
主人の声色は、不機嫌と言うわけではなさそうだ。  
むしろ涙目になってる彼女を心配しているように聞こえる。  
「でも・・・。」  
口を離して目を合わせると、それだけが理由ではないことがわかった。  
主人の視線は既に牡のそれに変わり、メイドの身体を欲しているのが  
ありありと見て取れたのである。  
 
「ふ、ぁっ!?」  
床に押し倒された。  
かなりの勢いがあったはずなのに、床に叩きつけられる寸前ふわりと  
した感覚に襲われ、緩やかに着地する。  
鈍い音を立てたのは主人の肘。メイドを抱きすくめながら、床に組み敷いたのだ。  
「陽先輩!だ、だいじょ・・・ひゃぁん!」  
無粋な発言封じたのは主人の指である。ブラウスの合わせ目から  
入った指先が、恐るべき繊細さでブラジャーの中に忍び入り  
メイドの硬くとがった乳首をさすり上げたのだ。  
 
「うぁぅ・・・ふぅっ・・・!!」  
いつの間にか、下着越しに陰部も嬲られている。  
メイドは、このしまりの無い肉体を持つお世辞にも精悍とは言いがたい  
この主人が、意外にもかなりの腕力を持ち、それを上回る器用さを  
併せ持つことを思い出していた。  
 
「おや?」  
主人がいぶかしげな声を上げた。メイドには原因がもうわかっている。  
「その・・・。」  
「ははは・・・はしたないメイドだ。咥えるだけで、こんなに?」  
ショーツは、もうその用を為していない。グズグズに潤んで、  
布の上から押さえただけで糸を引きそうなありさまである。  
「も、申し訳ございません。」  
「はは、いいさ。どうせなら徹底的に汚させてもらおう。」  
「ん・・・ぅぁあああ!」  
下着の底布がずらされる。  
つい2月ほど前処女を失ったそこに、簒奪者が再び訪れた。  
まだ幼さを残す肉の亀裂を押し広げ、主人の逞しい剛直が  
不規則に出入りを始める。  
「あっ、っ、っ!・・・あっ!?・・・はぁっ・・・。」  
メイドの秘所は、特に不満を唱えるつもりは無いらしい。  
つい二ヶ月前の貫通とはいえ、その後の濃密な時間で  
簒奪者はすっかり秘所のお得意様になっているのである。  
 
 
「おや、腰が動いているな。」  
揶揄するような口調言われて、メイドは気づいた。  
自分の腰が、主人のものを深く、より奥に誘おうと我知らず動いている。  
「も、申し訳ございません。」  
「いいや、許せないな・・・これは、お仕置きだね。」  
主人が、新たなロープを持ち出す。  
右足の膝裏を通したロープが首の後ろを通過して結ばれ・・・  
メイドは片足を上げて秘所をさらけ出し、身体を限界までまるめる  
窮屈で、はしたない格好で固定されてしまった。  
 
「ああ・・・お許しください・・・。」  
彼女の声には若干の喜悦が混じっている。ロープは首を絞めてはいないものの  
頚動脈をゆるく圧迫し、絶頂時にも似た浮遊感を与え続けているのだ。  
「さて、あとは心を縛らせてもらおうかな。」  
「あっ、ん・・・むぅ・・・んむぅ〜!?」  
改めて、下着の脇から主人の肉棒が挿入される。  
先ほどの強弱をつけた動きと違い、今度は膣奥・・・子宮口も  
裂けよとばかりの強烈な突きの連続だ。  
まろび出そうになる嬌声は、唇でふさがれてしまっている。  
 
ひと突きごとに、主人の感情が伝わってくる。  
(お前は、俺のものだ。)  
全身を縛り、心を縛り、メイドを独占したいという気持ち。  
己の外見に自信の無い主人は、メイドに見放されるのが怖いのかもしれない。  
(大丈夫・・・私は、センパイのことが大好き!)  
気持ちを込めて、割り込んできた舌先に答える。  
 
そうこうするうちにも主人の剛直は硬度と容積を増し、  
フィニッシュに向かいそうな気配を漂わせ始めていた。  
もとより軽い絶頂を連続で味わっているメイドは、  
もう息も絶え絶えである。  
「いくぞ。」  
短い宣告。メイドはハッと意識を取り戻し、次に来るであろう  
深い、強い突きに備えた。  
「んっ!?」  
・・・浅い。  
こんなので終わり?と拍子抜けした瞬間、主人のものが  
凄い速度で一旦引き、間髪いれず最奥を抉った。  
「あぁぁーーーっ!?」  
たまらず、大声を出してしまう。  
胎の奥の奥、子宮口入り口からさらに奥の、小袋のようになった  
膣の終端部に、どろりとした感触が広がった。  
 
「あっあ・・・出てる・・・出てるっ・・・!」  
エロゲなどではあったかい、などという描写がしばしばあるが、  
だいたい膣には温度を感じる神経は通っていない。  
第一射を勢いよく打ち付けられた感触と、次第に広がって行く  
ぬめった感覚がそのすべて。  
身体の奥に注がれる精液の感触に酔いながら、小枝は夢見心地でつぶやいた。  
「陽センパイ、だいすき・・・。」  
 
 
===  
 
◆  
 
「ううむ、これはクセになりそうかも。」  
「わ、私もだよ〜。」  
シャワーを借りて戻ってきた私に、陽センパイが言った。  
私も凄く気持ちよかったから、戸惑いながらも同意しておく。  
「いやー、コスプレでHしたのははじめてだけどさ、  
 これ、続けてるとダメにんげんになりそうなんで、しばらく封印。」  
「うん、おおむね同じ理由で賛成。」  
 
あ、そういや聞こうと思ってたことがあったんだ。  
「で、センパイ。今日はおもいっきり中出し  
 されたんだけど・・・私が安全日と知っての所業なの?」  
「勿論だ。」  
うへ!?なんで知ってるの!?  
「小枝、重いから学校休むだろう。そのときに姉ちゃんに  
 「小枝は?」って聞くとまるわかりなんだ。」  
あー、そうだったんだ。  
 
「まあ、当っても余裕で責任取るけどなー。」  
さらりと嬉しいことを言ってくれる。  
陽センパイはすでに稼ぎがあるから、確かに大丈夫なんだよね。  
「えへへ!」  
ちょっと嬉しくなって、胸に飛び込んでみた。  
相変わらずぷにぷにだな〜。  
 
「室長をとりまくアレコレは面白いあんばいになりつつあるが、  
 我々は当面の目標をどうにかする必要があるな。」  
「うん、そうだねえ。」  
センパイは私の頭をなでくりながら、私はごろごろと  
甘えながら会話を続ける。  
「シナリオライターの確保、だよね。」  
「うむ。」  
「祐子さんって、シナリオ書けたりしないのかな。」  
「いや、どーかなー。無理なんじゃないか。」  
絵は私が描く。プログラムと音楽は陽センパイ。  
「よーし、来年こそ自作エロゲを発表するよ!」  
「エロゲ言うなー!美少女ゲームと言えー!!」  
がんばろうっと!  
 

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