私の名は魔王ハルトス。
と言っても、元は人間である。
異世界に紛れ込み、魔に触れた私は異形に成り下がり、
今では城の形をした触手の塊と化している。
「魔王め! 今日こそ貴様の最期だ!」
玉座にある我が分身に向けて剣を構えるのは姫将軍シェーラ。
南方の神聖王国を守護する王家の娘だった。
だが分かっているのだろうか?
自分が私の腹の中にいるということを。
私は床や壁から無数の触手でシェーラを拘束してやった。
「くそう! 離せ下郎!」
あくまで強気なシェーラ、だが鎧や衣服を腐食液で溶かしてやると少し黙った。
「な……何をするつもりだ?」
「決まっている、貴様には我が子を産んでもらうのだ」
「なん……だと?」
怯え震えるシェーラ。
あまりに可愛いので、快楽を与えてやりたくなった私はそっと媚毒を尻穴から注入してやった。
「ああ……やあぁ……」
首を振って違和感をこらえるシェーラだったが、だんだんと肌が紅潮し
いつしか息を荒くして敏感になった身体をくねらせ始めた。
「どうして……こんな……」
「ふっふっ、子宮が寂しくなって来たのではないか?」
「そんなことないぃ……」
「大事なところはよだれを垂らして私を待っているぞ?」
「嘘ぉ……嘘よぉ……」
可愛らしい反応をするシェーラ。
だから私はもっと可愛い反応が見たくて、触手に開いた口で20本の指をしゃぶりあげてやった。
「あひぃぃ! 何か来る! んぁぁぁぁ!」
たやすくイってしまったシェーラ。
だけど一回だけじゃ足りない。
だから今度は乳首をしゃぶりあげてやる。
「そこダメぇぇ! イっちゃうぅぅ!」
身体をビクンビクンと震わせて処理しきれない快感に翻弄されるシェーラ。
いつしか媚毒の影響で、シェーラの乳首からは濃い母乳が噴き出していた。
「嘘ぉ……あたし赤ちゃん生んだことないのに……」
「美味い母乳だ、いやらしい味がする」
私はご馳走のお礼にシェーラにザーメンを飲ませてやった。
触手から大量に溢れ出す砕いたゼリーのようなザーメンを
快感で頭が沸いたシェーラは訳も分からず飲み干していく。
「ゴキュ……ジュル……おい……しい……」
もはやシェーラは快楽しか頭にないようだった。
だから足を高らかに割り開かれ、幾本もの触手が16年間守り通した処女穴をこすりあげても反応がない。
「いいのか、お前の大事な処女がなくなるぞ?」
「……はぁ……はぁ……」
返事はない、だから私は一気に処女を破ってやった。
ズンッと一気に子宮口を押し上げてやると、
シェーラは舌を出して絶頂した。
何度も何度も、背をそらせては弛緩し、弛緩してはまた背をそらす。
キツいほどに触手を締め上げる膣肉は、瞬く間に娼婦のごとく
男を喜ばせる穴へと変わっていった。
ピストンし、回転させ、中でうねらせると、
そのたびにシェーラは腰を震わせ、わけのわからないことをわめいた。
もはや快感でまともな思考もできなくなったシェーラに囁いてやる。
「我が子を孕めばお前は人類に対する裏切り者だ。
魔物の花嫁として何百何千年も子を孕み産むだけの生活を送り、
その子らは人類を脅かすのだ。
それでもいいなら最高の快楽を与えてやろう」
「しゃいこうの……かいりゃく……」
もうセックスのことしか頭にないはずのシェーラが少し考えこんだように見えた。
だけど次の瞬間にはとろけきった笑顔を見せてくれた。
「はらみましゅ……じんるい……うらぎりましゅ」
それを合図に俺は射精を始めた。
ドボドボと凄まじい勢いで子宮を満たしきり、それどころか卵管や卵巣まで精液が満ちた。
溢れ出した夥しい量の精液がボトボトと膣から溢れ出し、
足元に白い水溜まりを作り出す。
シェーラの顔を見れば強すぎる快楽で白目を剥き、舌を出してよだれを垂らしていた。
だらしなく失禁をし、母乳をブシャブシャと噴き出し、
もう女としての恥じらいなどどこにもない。
「だがそれがいい。女は子宮を基準に生きていればいい」
私は触手でバスタブを作ってやった。
満々と湛えるのは白濁の精液。
「これから赤ん坊が生まれるまでここで暮らしてもらう。
食事は全部精液だからな……聞こえてないか」
仕方がないから私は何の了解もなく、シェーラをバスタブに浸してやった。