少女は顔を真っ赤に染めながらぎゅっと目をつぶり、  
チェックの入ったプリーツスカートを自らたくし上げた。  
ブラとお揃いの、ピンク地にアイボリーのリボンが入ったお気に入りのショーツが、  
スカートのしたからちらりと覗く。  
羞恥と恐怖で、身体が震えて止まらない。  
 
得意な歴史のテストで、全く身に覚えのない赤点を言い渡された少女は、  
歴史の教師から、校舎の隅にある資料室に呼び出された。  
そこで待っていたのは、赤点を普段と同じ点数にする代わりに、  
1度だけ教師の前で下着を晒せという、理不尽極まりない要求だった。  
 
少女は必至に抗議を続けた。  
だが一方で、少女は徐々に精神的に追い詰められてもいった。  
厳格な教育一家に育った少女がテストで赤点を取ったとなれば、  
自らにも、そして家の将来にも大きな傷がついてしまう。  
家族ばかりか親戚中から白い目で見られ、盆と正月の度に肩身の狭い思いをせねばならない。  
少女は逃げ道を絶たれた。  
 
そうして今、少女は結局、教師の言いなりになっている。  
清楚という言葉がぴったりの、肩までのびた黒髪が美しい少女は、  
一度も異性に見せたことのない下着を、事もあろうか教師に自ら晒してしまった。  
 
しかも教師から「ショーツの見せ方が足りない」「ブラジャーも同時に見せろ」  
と立て続けて要求されてしまう。  
少女は仕方なく、教師の指示通り、白のブラウスのボタンを外して前身ごろを腋に挟み、  
もう一度スカートをたくし上げ、今度はショーツがはっきりと見える位置まで持ち上げた。  
少女のやや小ぶりなふくらみを持った乳房がブラを緩やかに押し上げて、  
美しいおわん形の胸を形作っている。  
こんもりとしたショーツの中に、丸みを帯びた尻と恥丘、そして女性器が隠されながら、  
これから始まるであろう行為に怯え、震えている。  
少女は恥ずかしさで死にたい気持ちになり、頬を染めて、目を瞑ったまま顔を背ける。  
 
それ故、急に教師の口の端が上がり、下衆な笑みを浮かべたことに、少女は気づかなかった。  
教師の姿に異変が生じ、背後から無数の触手が伸び始めたのだ。  
そしていっせいに半裸の無垢な少女に襲い掛かっていった。  
 
 
 

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