「見ろ!この雪みたいに真っ白なケツ!たまらねえな!」
「さぁいつもの賭けの時間だ!この穴が初めてか否か?」
「新品に銀貨五枚!」
「いーや!こんな上玉がやられてねえわけがねえ!違うに銀貨十枚だ!」
荒くれの男たちの怒声と異様な盛り上がりに、目の前のこいつは部屋の隅でただ小動物のように小さくなっているだけしかできない
お?そういえば大抵こんななりの連中は、大体このあたりで漏らしてるが、意外と頑張るな
「…賭け?何の?」
震える小さな声。周囲の賭けで盛り上がる男共の声にかき消されそうで
けれど、それに負けまいと反応を返して見せてくる
くくっ、弱気な自分を見せたくねぇってか?
俺は吹き出しそうになり、同時に股間に血が集まり押さえつけられた布で痛くなる感覚でさらに興奮することを自覚した
「ん?おめえが中古かどうか確かめんのさ!」
「…ちゅう、こ?」
へっ、やっぱわからねぇか。教えてやったらどんな顔するかねぇ
後ろではまだ賭けのやり取りが行われている
こっちでのやり取りを見ていて、新品に賭けようとした男と賭けの親で殴り合いが始まったがまぁどうでもいい
俺はその俺たちの手首の半分もなさそうな足首を掴み
「わからねぇか?なら教えてやる!」
逆さに吊り上げる形で一気に持ち上げる
「い、痛い。降ろして」
そして、そのまま下半身を負う布をまとめて引き裂きはがす
「…!」
不安定な姿勢のまま真っ赤になって腿を合わせそれでも隠しきれない隙間を手で隠す
ひゅー、いい反応だ
露わになった穴を指し
「これからこの穴に俺たちのコレをぶち込んで、いけないものを突っ込んだことがあるかどうか確かめるのさ」
一瞬目を見開いて、暴れだした
「やだ!やだ!やめて!やめて!」
「うるせえ、黙れ」
やかましいのでつかんでいた足を離し落とす
頭を打って痛みで静かになった
暴れても結局状況が変わらないと分かったのかおとなしくなる
「さぁ!一番掛け金が高かったのは誰だ?」
振り返り問う
一斉に一人の男に視線が集まった
しかもそこらの連中より背が高い俺たちの中でもデカくごつい奴だ
うちのバカどもの中でも一番の醜い。小柄な獲物にとって与える恐怖は相当だろう
それこそ、"より忘れられない思い出"にしてやれるに違いない
「よーし、それじゃ今日はお前だ」
ソレの鼻息が荒くなる
ああ、そういやこいつ童貞だったな
「さぁぶち込んで初めて交換でもしてやりな」
そう言って俺はデカブツに少年のケツを向けた