「汚いなさすが忍者きたない」
「(フンッ、なんと言われようとも我ら忍は命に従うのみ…だが、予想していたとはいえこのような辱めに合うとは)」
密命を受け城に忍び込んだ女忍者、だがそれは忍者の里長の罠だった。
あっけなく捕まった女忍者は緊縛され牢の梁に吊るされていた。
肘を曲げたままにされた両腕はそれぞれの手が胸の前に来る用に固定され、右足は膝を肩近くまで釣り上げられたまま、左足のみが地面に接していた。
女忍者となれば当然陵辱に合う覚悟もあり、またそのための訓練もあった。
現に、牢番の期待している目はその期待からであろう。だが予想は裏切られることとなる。
それは手桶だった。責め役が持ってきた手桶には、水ではない粘るなにかと、つき棒を引いてそれを吸う押し器。
だが先端は小山のように盛り上がり円錐の中央に吸い口があった。
「ひっ!」
肛門に押し器と思しき器具の先端が押し当てられ、つい息が漏れた。
熱からず冷たからずの液体が尻たぶ周辺に塗りたくられたのち菊座に押し当てられた先端からもじわじわと押し出されてくる。
突き入れるでもなく中心めがけて強く弱く吐き出される粘液。
一回出し切ったのか一度離れまた桶から吸い上げる。
ニ度目はついに出口をこじられながら出される、頃合とみたか途中からほじくる動作を止めて真っ直ぐに押し当てながら、なお押し出されていると。
つぷ、と出口が受け入れてしまった。
さほど鋭くないとはいえくつろげられた出口を越えて注ぎ込むには十分だった。
「くぅっ」
あっという間におそらく押し器の半分ほどを注入されてしまう。
なるほど排泄を強制して辱めようというのか、女門を嬲られる覚悟が出来ている以上、排泄の一つや二つ…
いや、だが違和感があった。排泄させるのなら溢れるまでそそぎ込まれるのではないか、
しかし少量の注入をすませた後は周囲はこちらの様子をうかがうだけであった。
数分が過ぎても動きは無かった。
違和感はそれだけではなかった。固定された両手の中の胸が熱くなっていた。
いや胸だけではない、どこか変だ、これは、身体も。
10分近く過ぎて後にやっと媚薬だと思い当たりいきむも腸内の違和感は別のものになっていた。
「なっ、出ないっ、んんんっ!」
もとより潜入に備え前日から匂いを抑えるため食事らしき食事などしていない。だが腸内に注ぎ込まれたばかりの液体は影も形も無かった。
腹に力を入れ、肛門を引くつかせ、媚薬を出そうといきむも欠片も出てこなかった。
気づいたことに満足したのか再度媚薬を吸い上げ肛門へと注入が再開される。
こんどはまるまる一回分。だが注入がおわって器具が離れた直後、今度はすぐに薬液を排出する。
「ほう、経験が生きたな」
小バカにした物言いに、恥辱を覚える、もとより覚悟はしていた。
だが最初に感じた違和感はすでにはっきりと快感と掻痒感に変わっていた。
「あああああっああぁっ!」
吸収されるまもなく出し切ったはずだったが、それも目論見通りであったらしい。
中の掻痒感は粘液をおしだしわずかに解消されたかに思えたが、
それ以上に粘液の通り道となった尻の穴が強烈に反応していた。
あついきもちいいかゆいもう一度だしたい。期待通りになった。
「ああぁあぁぁああ!」「ひぁあああああああぁあ!」
繰り返すごとに内奥が熱くなっていく、気づいた時には自分の手で自分の胸を揉みしだいていた。
注入、排出、注入、排出、注入、排出。間が空く、もの欲しそうな顔で周囲を見渡し責め役を探す。
正面に居た。媚薬の入っていた手桶を見せられる、殆どなくなっていた。
だが中に一本の大きな茄子があった。いや、茄子を象った張り型だった、薬液がたっぷりと染みて色濃い。
つい喉がなる。茄子は自慰によく使っていた。太い方から入れると力を入れても抜けず、むしろ奥へ進み絞めの練習にもなった。
見立てで長さ七寸先端太さニ寸根元一寸、奥の置くまで届きそうな大物。