少し試すつもりだった。
だが、成功してしまった。催眠術が。
私の目の前で、佐崎の妹が、笑顔のまま硬直してしまったのだ。
「……本当だった、この本の催眠術は」
佐崎は地味な高校生。
だが、その妹はとっても可愛いという噂だった。
事実、彼の妹はとても可愛い。そして性格も悪くない。
地味な佐崎と同じ親から生まれたとは思えない。
笑顔で動かなくなった妹のスカートをめくる。
すると妹は、赤くなって「な、何するの変態!」…という反応は、決して帰さない。
彼女は私にスカートをめくられ、パンツをずっと見られても無反応だ。
笑顔のまま、そこに立ち尽くしている。
「……ごめん、佐崎」
私は謝った。
そして私は、何をされても動かない、可愛らしい娘の服を、脱がし始め…。