放課後の体育館。  
夕日の差し込む用具庫の中。  
 
マリはマットの上に突き飛ばされ、倒れ込んだ。  
「痛ッ!…ちょっと、何す―!?」  
マリが最後まで言う前に、ユウカは無防備に投げ出されているマリの両足を掴む。  
あわててマリは抵抗する。が、遅すぎた。掴まれた両足は高々と持ち上げられ、スカートがめくれ上がる。  
白い太ももと、学校指定の紺のスパッツがあらわになる。  
「は、離し…て!」  
「…」  
ユウカは無言のまま、宙で掴むマリの両足を、強制的に開脚させる。  
キュッ、とスパッツがマリの秘部に軽く食い込み、ほんのりと割れ目が浮き上がる。  
「…ッ、ちょ…この!」  
顔を赤らめ、この恥ずかしい体勢をなんとかしようと、必死にもがくマリ。だが、立ち上がれない。  
そんなマリの姿を見下ろしながら、ユウカが静かに言う。  
「…マリちゃんには少し、お灸を据えてあげないとね…」  
「ゆ、ユウカ!?」  
ユウカは微笑む。  
目が笑っていない。  
「な、なにを…」  
突如、開かれているマリの脚の間に、ユウカの足がすらりと差し込まれる。  
とす、と上履きを履いたユウカの足裏が、マリの股間の上に乗せられる。  
「!?…ッ」  
マリは小さく息を詰まらせる。  
上履きのゴム底の、摩擦の大きい、少し弾力のある感触が、スパッツ越しに秘部に伝わる。  
「ど、どこにっ」  
「じゃあ、始めるよ…」  
ユウカが告げる。  
途端、スパッツに密着していた足が、プルプルと小刻みに振動し始める。  
「ぅ…ふぁっ!?」  
マリは思わず声を漏らす。  
 
上履きのゴム底が、ブルブルと股間に振動を送り込んでくる。  
ユウカはグリップを利かせ、マリの敏感な部位を足で乱暴にこねくり回す。  
「…んッ…この。何して…ぅ…。…。」  
声を漏らしかけ、口をつぐむマリ。  
股に差し込まれたユウカの足が、屈辱的な振動を続ける。  
「…ッ。…やめっ。…ンっ」  
「ふーん…もう感じてきたの?感度いいんだね…」  
「ち、ちがッ…ッ…こ、こんなの…」  
唇を噛み締めるマリ。  
それを見てユウカは、さらに股間への振動を強めていく。  
「…ッ、…ぅ…」  
必死に口をつぐみ続けるマリだが、時折、小さく声が漏れる。  
ユウカは足でマリのスパッツの上をまさぐりながら、陰核の位置に当たりを付ける。  
…そこを靴のかかとでギュッと踏みつけ、グニグニと激しく振動させる。  
「…ッあ!…ッ!」  
声を漏らすマリ。口を手で封じ、声を出すまいと必死に押さえこむ。  
だが、ユウカは陰核への振動をさらに強めていく。マリの腰が浮くほどに、振動が強められる。  
「…ぅあっ…!…かっ…やめっ!」  
あまりの痛みにマリは叫び、反射的に振動するユウカの足を掴む。  
が、股間への振動は止まらない。  
泣きそうな顔で耐え続けるマリ。  
そんなマリを見て、ユウカは微笑む。  
「ふふっ…可愛い…」  
「…っ!」  
ユウカの足が、リズミカルにマリの股間を踏みしめる。  
ぶるぶる…ぶるぶる…  
上履きのゴム底が、ギュッ、ギュッ、とマリの秘部をこすり、圧迫する。  
「うっ…ひぅ!…っ…」  
スパッツ越しに伝わる強すぎる刺激に、マリは声を漏らす。  
一度声を上げたてしまったことで、心の何かが屈服しかけていた。  
ユウカの足がギュッ、ギュッ、と押し付けられる度に、マリの身体が跳ねる。  
「あがッ…ッ!いつっ、ぁ…やめ…!」  
「ふふ…大丈夫。すぐに慣れるよ…」  
振動は続く。  
足を掴まれ、自由を奪われたマリは、ただただユウカの送る理不尽な振動に、歯を食いしばって耐えるしかない。  
 
 
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その20分後。  
「あ…ぁっ。…やめ…ぇ…」  
急所をゴム底に踏まれ続け、マリの意識は朦朧としていた。  
股間から広がる振動。いつしかその責めは、痛みではなく快感を起こすものへと変わっていた。  
ぶるぶる…ぶるぶる…  
甘い振動が、腰、背骨と伝わっていく…  
マリの身体を、隅々まで蕩けさせていく。  
「うぁ…ッ…も、もう…ッぁ…これ以上…」  
とろんとした目で、マリは懇願する。その口からはヨダレが垂れている…  
「まだまだ…これからだよ…」  
そう言うとユウカは、マリの両足を握ったまま、器用に自分の上履きを脱ぎ始める。  
さらにソックスも脱ぎ捨て、ほかほかの生足をマリに見せつける。  
「ふふ…ここからは裸足で、してあげる…」  
「…はぁ…はっ…や、やめ…」  
マリに最後まで言わせずに。  
ユウカは解放された裸足をマリの股間に食いつかせ、再び振動を始める。  
「…あっ!うぁ、や…ダメッ!」  
小刻みに振動するユウカの足指。その一本一本が、マリの秘部を弄り回す。  
「ふぁぁ…ッぁ…んくっ…ぅ」  
ブリッジのように仰け反り、苦悶の声を上げるマリ。  
ユウカは笑い、マリの足をさらに大きく開脚させる。  
スパッツが深くマリの陰部に食い込み、割れ目の形がくっきりとあられもなく浮かび上がる。  
ユウカは浮かび上がった陰影をなぞるように、足の指一本一本で股間をマッサージし始める。  
「かっ…あくっ…ぁっ…あぅ…」  
顔を蕩けさせ、声を漏らし、ただただ悶絶するマリ。  
スパッツにできたスジを、足の指が軽く撫でる度に、マリの身体がびくんっと震える。  
 
「ふぁ…くぅ…んぅッ…」  
「…。」  
ユウカは、ゆっくりと優しく、スパッツに浮かぶスジを上下になぞる…が。  
…グリっ。急激に振動を強める。  
「…ッあ!…ぁっあッ!?」  
爪先立つように足を尖らせ、マリの股間の一点に、陰核に、振動を集中させるユウカ。  
「っぁ…!う…!…ッ!…くぁ…あッ!」  
ふたたび苦痛の声を上げはじめるマリ。身体を暴れさせ、手を振り回す。  
そんな抵抗に構わず、ユウカはより一層、陰核を集中的にグリグリと踏みしめる。  
「あッ!や、だめ…!うぁ…!…んッ」  
与えられる激痛に、魚のように口をパクパクさせるマリの顔を、冷ややかに鑑賞するユウカ。  
その手は決してマリの足を離さず、逃さず、マリの股間に激烈な振動を送り続ける。  
「はっ…はぁ…!う、あぁ…!」  
「…。」  
ぶるぶるぶる!ぶぶぶ! 激しすぎる振動が、女の子の最大の弱点に当てられる。  
「あぅぅ!やっ!痛ッぃ!くぁっ、がッ!」  
壊れたように喘ぎ続けるマリ。  
楽しそうに見下ろすユウカ。  
マリはこの地獄からなんとか逃れようと、ユウカの足を掴み、暴れ、必死に抵抗する。  
だが、それはこの20分間に何度も繰り返されたことだった。  
ユウカに足を掴まれ、この体勢にされた時点で、マリが脱出することは不可能だった。  
ユウカはさらにマリに痛みを与えるために、わざと足の爪が陰核に当たるように位置を調整し、振動を続ける。  
薄いスパッツ越しに、とがった固い爪が、猛烈な振動を陰核の一点に与える。  
「ひゃぅ…あんッ、だッ!…あぁ!」  
つらぬくような痛みに、マリは叫び、身をよじらせ、許しを請う。  
「はぇ…やめぇ…だ、だめッ」  
「ふふふ…なーに?…聞こえない…」  
意地悪く笑うユウカ。振動は止まらない。  
「ぁ…!…もう、ゆるし…!ぃ…!」  
「ふふ?だーめ…まだまだ…くふふ…」  
追い込まれたマリの身体は、だんだん、その痛みに快感すら覚え始めていた。  
陰部を震わす振動に、痛みに、視界が、歪んでいく…  
「あっ、あぁっ…あぁ…ッ!」  
「さぁ…まだまだ…これから…!」  
 
意識が朦朧。  
ユウカの足の振動が加速し、  
マリの意識と身体が、ぐんぐんと高められていく。  
「あぁ!…あぁッ…くあンッ、あ、はァ!…あッ、あっああッ!」  
「ふふふ…!ふふふぅ!!」  
そして。  
今、まさに最初の山を越える、その時―  
 
「…なにやってんの?アンタたち」  
 
いつの間にやら、部活の先輩が覗いていて。  
二人きりの時間は終了した。  
 
 

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