「ちょ…やめ…まじイクって…」  
そう言ってもなお、ギュウギュウと彼女は締め付けてくる  
「中…出るって言って…やめて…くれ…」  
「ふぁぁぁ…すごいよ〜キュッキュッってなるのがわかるの!」  
「何を言っ…もう限界…」  
おれは体をぐったりさせて彼女に最後を委ねる。  
 
「イクよ〜!」  
 
フライングエルボー  
 
 
こうして俺は、隣の家と間違えて入ってきた酔った幼なじみに、  
謎の馬鹿力でヘッドロックされて窒息寸前にされ、しまいにはダイブを決められた。  
さらに言えば吐く手前だった。  
 
というのは途中経過であって、彼女はいまは俺の隣で寝ている。  
 

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