僕はいわゆる「草食系」です。自覚もあります。  
恋愛ゴトに関心がほとんど持てません。  
彼女がいなくても別にいいやと思ってるし、  
なにより外見が…よく言えば「中性的」悪く言うと「貧相」。  
身長も低いし、よく頭をなでられます。  
職場には背が高くて体格も良い人もいるので  
「おまえつむじ見えるw」などとくりくりされます…。  
 
いっそのこと女子に生まれていればよかったのかな…  
そんなことを考えていたある日。  
医療関係の職場で見つけてしまったクスリの効能…  
「男性が飲めば一日だけ女性化できて、  
継続服用すればずっと女性でいられる」  
そんな馬鹿なクスリあったら世の中苦労しないよ…と思いつつ…  
僕は職権を濫用し、そのクスリを一錠くすねてしまいました。が。  
薬理棟の百合さんがすぐに気づいてしまったんです。  
「ペニクリス一錠足りない…どこいったんだろ…」  
僕は焦りました。バレたらただ事ではすみません。  
早々に近日休みを取り、その薬を試してみることにしました。  
服用して証拠隠滅してしまえばなんとかなると思って…。  
 
「んっ……」  
薬を飲んだ日の翌朝。  
下半身に違和感を覚えてそっとふれてみると  
そこにあったのは紛れもない女性器。  
鏡で写してみても紛れもない女性器。そして貧乳。  
ですよねー…とおもいながら、まじまじと鏡を見つめる。  
起床したばかりなのに、もう塗れている僕の「女性器」。  
今日は一日休みを取ったので、コレと一日つきあうことになる…  
僕は誘惑に負けて、塗れた秘部に指を這わせてみた。  
「あ…っ」  
え…女性の性器ってこんなに敏感なんだ…  
僕が今さわっているのは多分小陰唇なんだけど…  
 
ピンポーン  
 
えっ!?こんな時に…どうしよう…  
とりあえず電話で応答してみる。  
「は、はい」  
「宅配便です」  
覚えがない。通販もしてないし、何だろう。  
「…?差出人はどなたですか?」  
「○○医療研究所様からです」  
それは僕の職場だった。  
薬をくすねたコトにより、僕は懲戒免職にでもさせられるんだろうか…  
「わかりました、少々お待ちください」  
僕は一応手を洗ってから服装を整え、応対する。  
届けられた内容物には「PC部品」と書かれていた。  
代金引換ではなかったので、そのまま受け取る。  
 
きっと最後通告文書が入っているんだ…  
と思いながら開封すると、そこには  
「えっ…」  
電動マッサージ機と…ローターって言うんだっけ?これ…  
添えられた紙には  
「内密にしておくから、たっぷり楽しんでね☆ 百合」  
と、あった。  
…やっぱりばれてた…。  
 
「うっ、んっ…ううっ…!」  
ベッドの上で。  
僕の右手の指先は、塗れた女性器を縦に往復していた。  
「あっ…あふっ……!!」  
縦方向に往復する指先に特に敏感に反応するのは、  
やっぱりというかなんというか…きっとこれが「クリトリス」だ。  
僕は恋愛に興味はないけれど、やっぱり男だから溜まるモノもあってオナニーぐらいはする。  
感覚は亀頭=クリトリスだと思ってたのに…  
少なくともその10倍は気持ちいい…  
「ひああ…ああっ、あ、ア、あっ…!!」  
ダメ、もう、イく…!!  
 
ピンポーン  
 
ええっ!?今度は何!?  
僕は乱れた呼吸をなんとかしてから、電話で応じた。  
「…はい」  
「百合でーす☆」  
そんな馬鹿な………  
「あ…あの、な、何か御用d  
「荷物届いた?電マとロー  
「いっ、今あけますからちょっと待っててください!」  
お願いですからアパートのドアの前で大人のオモチャの名前口走らないでください…  
 
と、思いながらまた手を洗って応対する。  
でも、僕の体はさっきまでの行為で火照っていた。  
ドアを開けると、百合さんが満面の笑みで立っている。  
「どもども☆お邪魔していい?」  
「あ…あの、今日仕事は…?」  
「早退してきた☆」  
僕の職場大丈夫なのかな…  
「入るねー」  
「えっ、あの、待っ…!」  
小柄な百合さんは僕の横をすり抜けて1Kの部屋に滑り込んでしまった。  
…僕は玄関のドアの鍵をもう一度閉めた。  
 
「あはっ☆ちゃんと開封してくれたんだ〜」  
百合さんは開封された宅配便の中身を僕にちらつかせる。  
電動マッサージ機とローターを両手に持って。  
「でもこの様子だとまだ未使用だね〜…ふーん」  
「………」  
僕は何もいえない。  
それより、体が疼いて仕方がなかった。  
女の人は当然射精なんてしないけど、  
僕の感覚ではそれに近いところまでは来ていた…  
もう少しだったのに。  
「…草食くん、今おんなのこでしょ?」  
ストレートな質問に、僕はびくりと反応してしまった。  
「ふふっ…やっぱりね〜。ペニクリスないって言った時ちょっと動揺してたもんね〜」  
なにもかもばれてる…  
 
「草食くん…顔真っ赤だよ?w」  
「っ………」  
は、はやく、イきたい…  
目の前に百合さんがいるのに、僕の頭の中はそればかりだった。  
「ひょっとして…おひとりでお楽しみ中だった?」  
「う………っ」  
「じゃあ、お邪魔しちゃったお詫びに手伝ってあげるね☆」  
「え!?ちょ…うわっ」  
百合さんは僕をベッドに押し倒してまたがり、  
服の上から僕の貧乳をなでてきた。  
僕は(元)男だから、当然ブラジャーなんてしていない。  
「や、やめっ…て…くださ…!」  
布越しに触れる手指が、あっても意味がないような乳首にこすれて、  
「あうっ…ふあぁっ…!」  
どうしようもない声が出てしまう。  
 
僕は男なのに、本当は、普段は男なのに…  
女性である百合さんに組み敷かれてどうしてこんな…  
「うっ…!」  
百合さんは左手で胸を、右手は僕の股間に回してきた。  
濡れた男物の下着が、僕の女性の部分に密着する。  
にちゃ、ぐちゅ…というような濡れた感触が、  
多分僕の体で一番敏感な部分の周囲を這いずりまわっている…  
「うあ…ああっ…、あっ、うう…!」  
「ぬるっぬるだよ〜、 こ こ 」  
「あ、あッ、あああああ…!!」  
百合さんは器用にも服の上から僕のクリトリスを探り当て、  
親指の付け根を押し当てて小刻みに震わせた。  
「ひっ!やめっ、うっ…いやあああっ…!!」  
僕は…服を一枚も脱がされるでもなく、果てた。  
(続く?)  
 

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