密室の中。
一人の少女が、拘束されていた。
いつも通り歩いて帰宅していると急に意識を失ってしまい、目が覚めた時には機械に固定されていた美沙紀。
着ていた服とランドセルは既に身につけておらず、長く綺麗な髪は解かれていた。
大きく開かれている足を閉じようと力を込めるも、分娩台のようなものにしっかりと固定されていて動かない。
両足の付け根、両足首、両手首は皮のベルトで固定されている。さらには胴にも2本の太いベルトがあり、完全に身動きが取れなくなっている。
周りに人の気配もなく、密室の中に自分一人縛られているという恐怖に美沙紀は怯えた。
「え? な、なにこれ? どうなって……んっ!」
状況を把握出来ずに混乱している彼女を、最初の快楽が襲った。
突然、股間付近にあった機械が振動を始めたのだ。予め投与されていた媚薬の効果もあいまって、彼女は敏感に反応した。
「なに、これ……変だよぉ……」
自らのカラダに起きた異変に戸惑いながらも、未知の感覚に翻弄される美沙紀。かんばせには早くも、年齢不相応な淫靡な色が浮かび始めていた。
「はぁっ……はぁっ……。終わった、の……?」
美沙紀が弱めの振動に慣れ始めて来ると、股間に押し当てられていた機械が離れた。
毛一本も生えていないそこでは、淫らな粘性の液が大量に分泌されており、未成熟な胎内に精を受け入れる準備を整えているように見えた。
休む間もなく新たな機械が登場した。
毛がついていて歯ブラシのようになっているその機械が、股間に押し当てられる。そしてそれは的確に、少しだけ包皮から顔を出している淫核にあてがわれた。
「んっ……これ、気持ちい──あっ!」
程よい硬さの毛が敏感な部分に触れる感覚に思わず声を漏らす美沙紀。瞬間、その愛らしい声が大きくなった。ブラシが急に振動を始めたのだ。
「あっ、あっ、だめぇ……」
機械とは思えないような繊細な動きで淫核を刺激するブラシが強烈な快感を与え、美沙紀の幼い喘ぎを誘発する。
勿論その動きはすぐに止まるはずも無く、敏感な肉芽をゴシゴシと擦る。ともすれば痛みさえ感じてしまいそうなものだが、投与された媚薬が痛みを快楽に変換していた。
「んぁぁっ! あっあっ、何か、きちゃうっ!」
強すぎる快感に、美沙紀は絶頂の予感──尤も彼女はそれをエクスタシーだとは認識していないが──を訴えるが、機械は止まらない。
美沙紀のカラダは、人生始めての絶頂へと駆け上がっていった。
「あ、あ、だめ、だめ! や……あ──んああああっっ!!」
目を硬く瞑り、手を握りしめ背中を反らしながらしばらく絶頂の快楽に翻弄されていたが、やがて全身に入っていた力が抜け、そのまま気を失ってしまった。
同時に機械の動きも止まり、ブラシが股間から離れる。しかしまだ責めが終わった訳では無かった。
次に動き始めたのは、先端に透明なスポイトのようなものがついた機械で、それが器用に淫核をすっぽりと覆ってしまった。
そしてそのスポイトに繋がった管から空気が抜け、淫核に吸い付くような形になった。
管からは媚薬入りの潤滑剤も出て来ており、淫核に相当の快感を与えるだろうことは想像に難く無い。そんなスポイトが、淫核に吸い付いたまま振動を始めた。
「うあああああっ!!」
散々責められ敏感になった肉体には強すぎる刺激に、美沙紀は一瞬で覚醒した。包皮が捲れ剥き出しになった淫核に容赦なく機械の振動が伝わる。
美沙紀は幼いながらも本能的に、その強すぎる快感から逃れるため暴れようとする。しかし、しっかりと固定された状況では精々首を左右に振る事しか適わない。
彼女のカラダはエクスタシーに向かって駆け上がって行く。
「あああ、ぶるぶる、だめええええ!! あ、あっ、あああああぁぁぁぁぁぁっ!!」
絶妙な機械の絶技による絶世の快楽に絶望的に絶叫し絶品の絶頂を迎えた美沙紀だったが、振動は止まる気配がない。
快感の嵐に翻弄されながら彼女は嬌声をあげ続ける事しか出来なかった。
「くぉぉあああああ!!! らめ、や、ああああっ!!」
淫核を弄ぶスポイトに、振動をに加えてうねるような動きが追加された。機械独特の不規則な動きがもたらす悦楽のせいで、美沙紀はもう半狂乱になっている。
無理もあるまい、大人の女でさえ耐えられない程の快感を与える機械なのだ。オンナとして出来上がってさえいない少女には刺激が強すぎるのだ。
「ぃぎいいいいああああああ!! やめ、く、ぉぉぉぉおおおああああ!!」
既に何度も絶頂を迎えている美沙紀だったが、そんな彼女に機械は容赦ない責めを加え続ける。
美沙紀がいくら拒絶の言葉を発しても、どれだけ暴れようとも、絶頂に次ぐ絶頂で何度も絶叫しようとも、機械は止まらなかった。
「これだめっ、やめあああああああああ!!!!!」
「んおおおおぁぁぁぁああああ!! わらひ、こわれひゃっああ!!」
「おかひく、んんんんんあああああ!! へんに、なっちゃうう!!」
「や、あっ!! きちゃうきちゃうきちゃっ──」
「────んんんんあ゛ぁあおぁあ゛あぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あっっっっ!!!」
自らの拒絶の意思に反して強制的に押し付けられる絶望的な快感に、美沙紀は獣のような叫び声をあげ続ける。
普段の彼女を知る者が今の姿を見ても、彼女だと気付かないであろう。大人しく可愛らしい彼女は、今はそれほどまでに機械に狂わされていた。
快感に歪んだ凄艶な表情は、涙や鼻水、涎でびしょびしょになっており、瞳に浮かぶ妖艶な色はまるで娼婦のそれであった。
一切触れられていないピンク色の花弁は充血し切って開いている。美沙紀自身が分泌し続けた尋常ではない量の愛液のせいで、彼女の花弁の動く度にぬちゃぬちゃといやらしい音を立てていた。
男が嗅ぐと一瞬で発情してしまいそうな程濃厚な雌の臭いを、年端も行かない少女が発しているという光景は異常と言える。
3時間前までは米粒程の大きさであった美沙紀の肉芽も、執拗すぎる責めのせいで小豆ほどの大きさに成長していた。
自慰すら知らなかった小さなカラダにはあまりに大きすぎる快感。それを深く脳髄に刻み込まれてしまった彼女の人生は、大きく狂ってしまったと言っても過言では無い。
事実、彼女は将来、覚えた快楽を追い求めるようになるのだが、それは別の話だ。
美沙紀は知らない。
スポイトの他にもまだ数々の器具が彼女の淫核を待ち受けていることを。
美沙紀は知らない。
これから数時間の間、彼女への責めが更に苛烈になり続けることを。
彼女が知るのは、ただ自らの淫核から生じる人外の快楽のみであった。