「な、チンコっていつ生えてくるんだ?」
「は?」
親の都合で一日にバスが三度しか通らないような引越して来た僕は
人見知りや少し暗めの性格もあって当然のように浮いていた。
いや、普通の性格であっても浮いていただろう。
何故ならこの学校全体で1クラスしかない合同クラスにおいて、僕しか男がいなかったからだ。
「女の子ばかりで居辛いだろうが来年には双子の男の子が入学してくるのでそれまで辛抱してください」
校長先生からはこんな感じの事を言われた。
そんな学校に通い始めて早三日。
すでに重くなり始めた足を引きずって学校に行くと知らない男子がいた。
「お、お前が噂の転校生?」
「……う、うん」
「俺、マコト。ヨロシクな」
聞けば風邪で数日寝込んでいたらしい。
僕以外にも男の子がいた事に嬉しくなった僕はマコトと積極的に仲良くなろうと努力した。
僕と違ってクラスの皆とも仲が良かったマコトと仲良くなる事がキッカケになって他の皆とも徐々に仲良くなっていった。
そんなある日、マコトが相談が有ると僕を家に呼び出した。
そこで持ちかけられた相談が冒頭のアレだ。
「もう1○歳になるのにさ、俺まだチンコ小さいままなんだよ」
「いや、あの」
「ほら、他の皆と同じで割れ目しかないんだよ。でも、おない年のお前はもう生えてるだろ?どうやったんだ?」
言いながらズボンを脱いでゆき、下半身を見せたマコトの股間には一本のすじが走っているだけだった。
吸い寄せられるように凝視するとマコトは顔を赤くして股間を隠した。
「バカ!いくら男同士だからって恥ずかしいんだぞ」
「ゴ、ゴメン」
さて困った。どう説明したら良いんだろうと思っていた。
それが三ヶ月前の話。
では今どうなっているのかと言うと
「は、始めてくれ」
「ん、わかった」
「あ、ふぁっ!ンヒッ」
僕はそこに口をつけると舌で割り入るようにして割れ目の中から目当ての場所を見つける。
すでに硬くなり始めたそこを守る皮を舌先で剥いてやるとわざと音を立てて吸い出してやる。
「んひぃぃぃぃっっ!!」
舌先で弾くように転がし、甘噛みし、歯と舌で押しつぶし、優しく舐め上げる。
その度にマコトは嬌声を上げて、唾液以外の味を僕の口内に伝えてくる。
あの後、僕のモノも見せる事になり、よく見ようと触ってきたマコトの前で大きくしてしまったのが事の始まり。
刺激してやれば大きくなるんだと誤解したマコトは毎日僕に股間を吸わせるようになった。
流されるままにその行為を容認してしまった僕は、それなりに吹っ切れてマコトの反応を楽しんでいる。
転校前に受けた性教育の授業がこちらではいつ頃始まるのかわからない。
でも、身体の違いや仕組みをマコトが学んだ時には、もうここから離れられないくらいに夢中になっていると良いなと思う。
「何休んでるんだよぉ……早く、吸っひいいいいいっ!!!」
急かしてきたマコトに口付けすると、そのまま吸い上げてやった。
舌先でつつくのがやっとな大きさだったそこは、今では舌先で転がせるほどに大きく育っていた。
そうして運命の日。学校で性教育の授業があり、真実を知ったマコトから放課後呼び出された。
「なんでお前がそんな人生終わったような顔してんの?」
「だ、だって……マコトが本当の事を」
「ああ、女だとチンコ生えないって?知ってた」
「へ?」
「あんなの信用するとは思わなかったんだけどさ、でも信じてくれたしちょうどいいかなって」
「あの、どゆこと?」
「一目惚れだった」
「え?」
「最初に見た時に、お前しかいないって思った。仲良くなる度に俺のモノにしたいって思って嘘ついた」
「え?」
「大好きだよ」
これが僕とマコトの馴れ初めで、すっかり癖になってしまったマコトのクリトリス開発は今までずっと続いており、
ボーイッシュでパンツルックが好きだったマコトがズボンを履けなくなり、パンツを履く事も若干辛そうな程に進んでいる。
お腹の大きくなった最近では、家にいる事が多いのでゆったりとしたワンピースにノーパンでいる事が多い。
でもそんなマコトの蕩けた顔がたまらなく好きで、僕は毎日上と下に口付けしてから仕事に向かっている。