学校からの帰り道。  
友達と一緒に三人で歩いていた所まで覚えている。  
 
「………っ………ぁぁ……ぅ」  
 
何か聞こえる。  
それは一緒に歩いていた友達の声の様で、それでいてケモノの様にも聞こえた。  
 
「いぐぅ〜!いぐいぐいひぃあああああ!!!!!」  
 
今度はハッキリと。  
何事かと目を覚ますと目の前で友達2人が拘束されて泣き叫んでいた。  
 
葵ちゃんは、胸につけられた器具によって乳首を吸われているのだとわかる。  
美樹ちゃんはお尻の穴とおしっこの穴に繋がったチューブの中を何かの液体が行き来してるのがわかった。  
 
「あれ、起きちゃった?もうちょっと待ってね。コレでこの子の調整終わるから」  
 
白衣を来た男の人が和やかに笑って此方を見た。  
そうして彼は手に持った注射器を葵ちゃんの胸に突き刺すと、  
 
「いぎぃぃぃぃっ!あがっあぐぅぅぅぅああぁぁぁああっ!」  
 
白目をむいて絶叫した葵ちゃんの小さな胸から白いミルクの様な液体が噴出しました。  
あまりに異様な光景に絶句した私は首を振る事しか出来ません。  
 
「すごいでしょ、この子は胸回りの感度を物凄〜く上げてオマケでお乳も出る様にしてあげたんだ」  
 
今だにビュクビュクと噴き出る液体が器具に吸い込まれ、チューブを通っていきます。  
見ればタンクの様なモノに繋がっており、そこにミルクを貯めているのでしょう。  
 
「こんなぺったんこなのにもうブラ無しじゃ服着れないだろうね」  
 
一体何が楽しいのでしょう。  
笑顔のまま男は美樹ちゃんに近寄ります。  
 
「この子はね、尻穴と尿道……おしっこする所を同じ様に敏感にしてあげたんだ」  
 
まるで電話をしてる時の様にクリクリとチューブを弄ると美樹ちゃんが悲鳴をあげます。  
でもその声は何処か嬉しそうでした。  
 
「トイレで用を足してる間中イき続けられる。和式使ったらそのまま立てなくなるからちゃんと洋式に座らないとね」  
 
そして白衣の男は私を見ました。  
次は私の番だ。その目はそう告げていました。  
 
「君には敏感クリトリスをプレゼントしよう。オプションで男の子のおちんちんみたいにも出来るけどやるかい?」  
 
やめて、助けて、触らないで。  
助けを求めようとしても声が出ません。  
ただ首を横に振るだけでした。  
 
「デカクリはお気に召さないか、じゃあその分感度を上げておこうね」  
 
そう言って白衣の男は私の下半身を裸に剥いていきました。  
大股開きで固定されたまま、スカートを捲られ、スパッツを破かれ、パンツを切られ、あそこをさらけ出されました。  
じっくりと舐め回す様に観察され、テープの様なモノで開かれ、何枚も写真を撮られました。  
 
「じゃあまずは薬を塗るよ」  
 
そう言うと白衣の男は紫色をしたゲル状の液体をつけた電動歯ブラシを取り出しました。  
それを私のクリトリスに当てると情け容赦なくスイッチをいれたのです。  
 
「いだぁあああぁぁぁぁ!痛いぃぃい!やめてぇぇぇ!!!!」  
 
チクチクと刺さるだけでなくそれが振動するため猛烈な痛みが私を襲いました。  
快感など感じず、ただ痛みを感じるばかりです。  
 
「満遍なく丁寧に塗りこむよー。後が大変だからねー」  
 
クリトリスを包む皮の裏表、皮に隠された部分、顔を出している所の裏側。  
丁寧に擦り込む様に歯ブラシを動かして薬が塗られていきました。  
そうすると徐々に痛み以外の感覚を覚え始めました。  
 
「あれ、君Mなのかい?濡れてきてるよ」  
 
恥ずかしいやら痛いやらくすぐったいやらで首を振る事しか出来ません。  
白衣の男はニヤリと笑うとさらに作業を進めていきます。  
 
「痛かったら痛いって言ってくださいねー」  
 
そう言うと私のクリトリスに何かキャップの様なモノを取り付けた。  
どんな苦痛が来るのかと思うと恐ろしかった。怖かった。  
でもそんな予想は裏切られた。  
ブーンという低い音を響かせて動き始めたそれは心地良い程の気持ち良さを私にもたらした。  
声が漏れてしまう。気持ちいい。流されちゃダメだ。気持ちいい。怖い事されちゃう。でも気持ちいい。  
葵ちゃんと美樹ちゃんが見てる。あんなに痛そうな事をされていたのに私は気持ちよくなってごめんなさい。  
気持ちいい。葵ちゃん。気持ちいい。美樹ちゃん。気持ちいい。気持ちいい。  
お父さん。キモチイイ。お母さん。キモチイイ。気持ちいい。気持ちイイ。イタイ。  
イタ気持ちイイ。気持ちイイ。イタイ。気持ちいい。イタイ。痛い。痛い痛い痛い!  
 
「痛いっ!気持ちいい!気持ちよすぎていだい"っ!」  
「回転数が上がってきたね。でもまだまだ上がるよー」  
 
見れば今はもうギュルギュルと音を立てていた。  
外さないと死んじゃう。でも外せない。腰を振る事しかできない。  
頭の中が真っ白に飛んじゃう。でも飛んだと思ったら何かが弾けて落とされてまた飛んでいく。  
一瞬高く飛んで白く白くなったと思ったら今度は真っ暗になった。  
 
「気絶しちゃったかー。まぁ開発が進むだけだけど」  
 
そんな声が聴こえた気がした。  
 
 
次に気がついた時にノロノロと顔を上げた私へ股間から稲妻の様な快感が走った。  
 
「起きたかな茜ちゃん。あの後開発はすっかり進んで今の君は何処に行こうとクリトリスを隠せない女の子になったよ」  
 
一体何を言っているのだろう?  
かくしたいのであればパンツを履けばいいだけだ。  
 
「よくわからないって顔してるね。正解はこういう事だよ」  
 
そういうと白衣の男は私のクリトリスに優しく息を吹きかけた。  
次の瞬間、頭の中がスパークするように白く染まり腰が砕けた。  
 
「少し息を吹きかけただけでこれだからパンツを履いたりしない方がいいよ。あ、直にスパッツとかもっとダメだからね」  
 
何を考えているのか全くわからない白衣の男が優しげに話していた気がするが、私には何も届いていなかった。  
 
その後、私達は気絶している間に恥ずかしい格好で家の近所の公園に放置されていた。  
ご丁寧に一人一人に取扱説明書なるものを貼り付けた状態で。  
『茜ちゃん取扱説明書  
敏感になったクリトリスは閉所厳禁です。  
ショーツ、水着、スパッツなど下半身を覆うものを履かせないようにしてください。  
扇風機の風を直接当てるのもNGです。  
どのようになるかはこの紙を剥がした時にわかるでしょう』  
こんな文面の取説書が私はクリトリスに、葵ちゃんは乳首に、美樹ちゃんはお尻の穴に突き刺された棒につけられていた。  
 
それから私達の生活がどうなったかは言いたくない。  
ただ、人並の生活を送る事は出来なかったとだけ言っておく。  
 

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