「どうしよう…買っちゃった」
私ね、電気屋さんに行ったんです。うん、電気屋さん。
みんなにもあると思うんだけど、そう、マンネリってやつ。
夜は殆ど毎日、寝る前にオナニーばっかり。えっちなことを考えて、考えて、どきどきしてきたら左の乳首を摘まむの。
そうするとね、ピクピクって背中が震えちゃう。それどころか乳首からお臍までムズムズと、うん、疼くってゆうか、じんわりじんわりしてきちゃうの。
ぞくぞくじわじわ、何て言うのか分かんないけど、「感じてる」っていうのがぴったり。
それからね、痺れたみたいに右の胸がねだるから今度は右の乳首を摘まむの。
すると、触ってもないのにもう、こりこりって固いんだ。
私はもう我慢できなくて腰をくねくねさせながらハァハァいっちゃう。
両方の乳首をくりくりくりくり捏ねてるとね…お臍の下の方が、ムズムズするの。
うん、クリトリス。
もう、ビンビンで触ってもらいたがってる。
でも、未だ触らない。
触ってあげない。
最初に右手の中指でぐしょぐしょに濡れてるアソコの入り口をピトピトピトピト叩いてやるの。
それだけで、ぬぱぬぱって糸を引いてるのが分かって興奮しちゃう!
でも、まだ、まだクリトリスは触らないの。
ピトピト、ぬぱぬぱ、ピトピト、ぬぱぬぱ。
おねがい、もう触ってよぉ。
私は、私にお願いする。
どうしようかなあ?クリトリス、触ってほしい?
私は、私を焦らしてしまう。
おねがい、おねがい、もう触って!クリトリス、クリトリス触ってよぉっ。
泣きそうな声でねだれたら、ご褒美に私はクリトリスを中指でグリグリグリグリ、こねてあげる!
左の乳首も一緒にくりくりくりくりこねくりまわして。
足の裏まで痺れるような快感に喉がヒクヒクしちゃう。
あっ、あ!あぁ!きもちいっ!クリトリス、きもちい、のぉ!
唇の端から涎を溢しながら私は叫ぶみたいに喘いで喘いで、クリトリスばっかりグリグリグリグリ。
そーんなオナニーばっかりしてたんだけど。
やっぱり飽きちゃうってゆーか。
脳内の私だけじゃ、足りないってゆーか。
そう、何の話だっけ?
ああ、そう、電気屋さん。
電気屋さんに行ったの。
「それでね…買っちゃったの…電気マッサージ機」
今夜、初めてクリトリスに当ててみるんだ。
ドキドキし過ぎて、もうクリトリスがね、ビンビンなの。
早く、早く夜にならないかな。