その日、街の英雄とも謳われるギルドのメンバー全員が最下層を目指してダンジョンへと潜っていった。
総勢20名でダンジョンに潜った彼らは、さしたる苦労も無く新たな階層へと足を踏み入れた。
そうしてしばしの探索が続き、魔物の気配の薄い小部屋で小休止を始めた瞬間、
床が消え去り全員が落とし穴へと姿を消した。
粘つく壁に何度も叩きつけられ飛び出た先には数え切れないほどの魔物が牙を剥いて彼等を待っていた。
リーダーらしき男を中心に陣形を整えるがそこで彼等はようやく気がついた。
共に落ちた女性陣8名の姿がそこに無い事に。
その間も増え続ける魔物を前に、彼等は彼女達の無事を祈る事しかできなかった。
結論から言えば女性陣の命は無事であった。
落とし穴の途中で絡み取られるように引っかかり、宙に吊るされたまま彼女達は例外なく犯されていた。
男勝りなファイターはスカートもショーツも破り捨てられ、露出した下半身を晒している。
そこに多くのイボの様なモノがついた触手が触れると、彼女のクリトリスをめくり上げるように前後に動き始めた。
ファイターは最初こそ堪えたもののすぐに望まぬ嬌声をあげ始め、股間を濡らし始めた。
壁役を務めるパラディンはその重厚な鎧の隙間から触手が侵入し、内側で嬲られ、犯され、汚された。
蒼い鎧が白く染まり、隙間からボタボタと精液が溢れ出しても触手は止まる事なくパラディンを責め立てる。
ビクリと一度大きく震えると、溢れ出す様に腰回りから精液が溢れ出した所を見ると、今度は中に出されたようだ。
攻撃の要であった寡黙なサムライはすでに目に光が無く、されるがままになっていた。
その腹は大きく膨らんで袴を押し上げ、吸いつくように取り付いた触手に母乳を吸われている。
破かれた袴から覗くのはまるで膣に栓をする様に挿入された折れたサムライの刀の柄だった。
まだ幼さを残したシューターは執拗にアナルを責められ、シワが伸びきり元に戻らないほどに蕩けていた。
自慰の経験すらなく、全く汚れを知らない膣はピッタリと閉じてはいるものの、隠しようが無いほど濡れていた。
自身で触れた事もないクリトリスも自己主張し、まるで誘う様に割れ目から顔を覗かせている。
皆のまとめ役であったウィザードはまるで糸のような細さの触手に処女のまま膣を開発されていた。
尿道を性感帯に変えられてゆき、Gスポットを膀胱と膣側両方から擦り上げられ、子宮口を解され、卵巣までも侵略される。
人相手には決して味わえぬ快感を教え込まれながら排卵を促され、触手の母となった。
罠の存在を見抜けず、仲間を危機に晒してしまったスカウトは舌を絡め取られ 、口内を開発された。
耳から入った触手に脳を弄られ、膣と同様の感度を埋め込まれた口腔に変えられた。
巨大なクリトリスと化した舌は、何かに触れる度に彼女を絶頂へと導き、舌を噛んで死ぬことを許さなかった。
回復役のヒーラーはその豊満な胸から母乳を噴き出す度に絶頂を迎える身体にされた。
サムライと違うのはその腹に子を宿しておらず、乳房に直接卵を産みつけられている事だった。
卵と共に注がれた体液が乳腺を刺激し、卵から産まれた触手の体液が活動させ、母乳と共に触手を噴き出す胸に変えられていた。
パーティの倉庫役としてついて来ていたブラックスミスは、他の皆の姿を見て気を失ってしまい、
目を覚ます前に裸に剥かれ最下層へと運ばれた。
薄暗い部屋の中央に生贄のように拘束されてしばらくして彼女は目を覚ました。
回りを見てみれば、白い床と暗闇の中に幾人もの女性の姿が確認出来た。
身動き出来ないように壁に四肢を埋められ、膨らんだ下腹部が蠢き、股間から何かが産まれ出て来ている。
それは白くブヨブヨとした芋虫だった。
白い床と思っていたのは全て壁に埋め込まれた女性達が産んだ芋虫だったのだ。
その白い床が蠢き、ブラックスミスを呑み込んでゆく。
彼女が最後に見たのは暗闇の中見つめてくる紅い瞳だった。
数日後、別のギルドに発見された時、彼女達は例外なく腹を膨らませ苗床として生かされているだけだった。
保護する際に身体に触れるだけで絶頂し、その度に魔物を産み出す母体。
それが適切な表現と言える状態だった。
保護された女性達は医療施設で治療を受けているものの、冒険者としての活動は二度と出来ない身体になっていた。
ただ一人、ブラックスミスの行方だけはわからず、後に見つかった男性陣の死体確認と同時に死亡扱いとされた。
しかし、彼女は生きている。
今もまだ、冒険者達の足下で新たな卵を産みつけられ、蟲を産み、その蟲に卵を産みつけられる。
そのサイクルの中で彼女はまだ生きている。
まだ、生きている。