激しい戦闘により廃墟と化した高層ビルが聳え立つ。  
荒涼としたその一角で戦いに敗れた女戦士が不気味な化物たちの陵辱の手に捕われていた。  
既に防具を引き剥がされ、薄手のボディースーツ一枚にまで剥かれた体を  
触手にきつく戒められている。彼女の名前は瑠依という。  
およそ戦士というイメージとは程遠い華奢な体をしているが、  
その身に受け継いだ力で人外の化物相手に絶大な戦闘力を発揮する。  
古来より続く由緒正しき破魔の巫女なのである。  
「あ、くぅ、、」  
荒縄のような触手に食い込まれ、息苦しさで喘ぐショートカットの黒髪が揺れる。  
その前髪の隙間から覗く面影はまだ幼く、女になりきっていない少女の無垢さが残されていた。  
だが、そんな年端もいかない瑠依の唇からは、  
年不相応な艶っぽい吐息がとめどなく吐き出されている。  
「は、あぁっ、な、なんで、そんな、、ボクの弱いところばっかり、」  
彼女をとらえる化物、妖獣、は相手が雌でありさえすれば人外の責技によって性欲の虜とし、  
自らの慰みものとする事ができる。まだ若いとは言え初潮を済ませ、  
肉体的には大人と変わらない瑠依を墜とすことなど造作も無いことだった。  
 
細身の触手が瑠依の女体のラインを搾り出し、極太の男根型触手がその上を這い回ってこね回す。  
縊りだされた乳房やハイレグにカットされた股間部分にはネトつく粘液を吐き出し刷り込むように  
マッサージを加える。さらに、うなじや背筋、ストッキングを引裂いて露出させた内腿には  
イソギンチャク型の触手が張り付いていく。  
その口には無数の毒針があり、肌に食い込むと媚薬成分をもつ毒を注ぎ込んでくる。  
それら一つ一つが耐え難い程の快楽を生み出す責めを全身に施され、  
圧倒的な愉悦の波にさらされた瑠依はただおののく事しかできない。  
「い、いやこれ以上は、、お、おかしくなっちゃう、、」  
胸をまさぐっていた男根がボディースーツを引裂く。剥きだしになった乳房は、  
既に細身の触手に痛々しいほどに搾り出されている。そこをさらに螺旋状に巻上げ、  
蛇のように口を開いて乳首を咥え込んでいく。  
同時に男根とイソギンチャク、2本の触手がハイレグカットの脇から股間に潜り込み、  
男根はクリトリスに、イソギンチャクは尻の谷間へと向かっていった。  
「はん、くぅ、、、は、あぁぁぁぁぁぁ!!」  
固く尖ったクリトリスを咥え込まれ、疼きはじめた肛門に毒針を刻みこまれた瞬間、  
瑠依は固く身を仰け反らせる。  
そして尾を引く悲鳴をあげながら床に沈んでいった。  
 
「はぁ、はぁぁ、、」  
うつ伏せに倒れこんだ瑠依は肌を紅潮させ、  
全身を貫いた高揚感の余韻に浸っていた。  
初めて経験した女の至福に、熱のこもった吐息を何度も漏らし、  
嗚咽をあげながらその味をかみ締める。  
「あ、あぁ、、ボ、ボク、イかされちゃったの、、妖獣が相手なのに、、」  
すさまじい充足感が体を満たしていた。  
気だるい熱に包まれてそのまま解け落ちてしまいそうな感覚に  
意識を失いそうになる。  
だが、再び動きだした触手達が、  
彼女にまだその先の世界があることを教える。  
いまだ固く勃起したままのクリトリスをまさぐり、  
再び峻烈な快感の淵へと瑠依を引きずり込んでいく。  
「い、いや、、も、もう、だめ、、」  
後ろ手に引き起こされた瑠依は、  
上体を前に倒し尻を突き出した後背位の姿勢をとらされる。  
引き絞られたハイレグが股間のクレヴァスに食い込み、  
襞がはみ出て蜜を滴らせる。  
そんな淫らに溶けきった瑠依の急所に男根が迫ってくる。  
「い、いや、、」  
足元からは別の触手が伸び、はみ出た襞を絡め取って左右に割り開く。  
その中心に男根があてがわれた。さらに尻のイソギンチャクが肛門を離れ、  
先端を固く閉じると男根と並ぶようにして瑠依の急所を捉える。  
「だ、だめ、、そんなの、だめぇ!!」  
その瞬間、瑠依はパニックになった。  
巨大な物を2本入れられようとしているためではない。  
イソギンチャク触手が妖獣の卵管として機能することを知っていたためだ。  
 
一見性欲の権化とも思える妖獣だが、  
無尽蔵な精子と違い貴重な卵を無駄にする事はない。  
それを使うのは確実に受胎が見込める雌に対してのみである。  
つまり、瑠依はその確実な相手として、単なる慰みものでなく、  
生殖のための苗代に選ばれてしまったのである。  
戦いに身を投じると決めた時、敗者となり辱めを受ける覚悟はできていた。  
実際、非人道的な対陵辱訓練に処女を捧げてもいた。  
だが、愛する者の子を宿すための聖域に、  
邪悪な子種を植えつけられようとしている。  
その絶望的な現実の前に決意はあっけなく崩れ去った。  
触手の先端に力が込められる。  
「い、いやぁぁぁぁ!!」  
悲痛な叫びと供に瑠依の急所は貫かれていった。  
秘口を貫いた2本の触手は複雑に絡まりあいながらも、  
各々が自らの役目をわきまえているかのように巧みな連携をみせる。  
男根が深深と潜り込んで瑠依の性感を切り開く間、  
イソギンチャクが入り口付近を小刻みなジャブで責め立てる。  
時折、胴体をくねらせて腰使いを強制する。  
瑠依が快感を覚えるようになると、また未開の深さへと潜り込んでいく。  
触手の導きで、未開拓の生殖器官が雌の本能に目覚めてうずきを発しはじめる。  
瑠依の精神は膣を貫く灼熱の衝撃に溶けきっていった。  
「はん、いや、、はぁっ!」  
男根が一直線に子宮口を突き上げると、連携した外の触手がクリトリスを捻りあげる。  
悲鳴ともつかない瑠依の嬌声が何度も部屋に響き渡った。  
「かはぁぁっ!!」  
やがて、2本の触手は一体となって膣の奥深くに巨根の一撃を加えはじめる。  
徐々にピッチを上げるその動きは、なすすべない瑠依を容赦なく絶頂へ打ち上げていく。  
「はぁん、あん、あ、ああぁっ!!」  
 
勃起した肉芽に牙が立てられ、きつくひねり上げられた。  
「んくっ、うぁっ」  
瑠依が軽く達したのを合図に、イソギンチャクが卵の塊を吐き出した。  
一瞬遅れて男根も追随する。  
「あぁっ!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」  
ゲル状の精液が一気に子宮に流し込まれた。  
だが、人間をはるかに上まわる量の粘液は到底受け入れ切れず、  
たちまち膣内を逆流し内腿を伝ってドロドロと流れ出て行く。  
一方、子宮に残った精子は待ち受けていた卵と結合しすると、  
たちまち幼体へと成長して子宮の内壁に着床していく。  
おぞましい怪物を孕まされる苦痛に瑠依は頭がおかしくなりそうになった。  
だが、灼熱の粘液に子宮を焼かれる愉悦で否応無く登りつめてしまう。  
留まることを知らない射精を受け続け、  
瑠依は2度3度と立て続けに体を痙攣させる。  
「ひぃ、くあぁ、、いやっ!!こんなの、はあっ、こんなの、だめぇぇぇぇ!!」  
子宮に張り付いた幼体は根を伸ばし、  
卵巣にまで達して女性ホルモンの異常分泌を促す。  
それが止めとなり瑠依は理性を吹き飛ばす  
激しい絶頂の彼方へと登りつめていった。  
「あぁ、ボクの中で、妖獣が蠢いてる、、、」  
 
それからどれ位の時がたったか瑠依自身は覚えていない。  
突入した味方によって淫獣が始末された時には、  
既に医療チームの応急処置を受けていた。  
なぜ、助かったのだろう。  
ふと浮かんだ疑問も、睡眠薬を投与された頭では  
満足に突き詰めることもできず、  
そのまま深い眠りへと落ちるしかなかった。  
タイミングの良すぎる救出について、  
瑠依が疑問を持つ事はその後ついになかった。  
 

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