男は、亜矢子が麻酔で眠ったことを確認すると、制服のボタンを開けて大きく開き、  
ブラウスのボタンを開けると、色白で雪の様な腹部を曝け出した。  
綺麗にくびれた脇腹と日本人形を思い起こさせる白い蝋の様な肌が眩しい。  
脇腹を両手でラインをなぞるように胸から下半身に向けて動かし、へその上に手を  
置いてみた。  
柔らかい!どんどん沈んでいくのがよく分かる。  
軽く押したり摩ったりしてみる。  
素晴らしい! これこそ、私の望んでいた肉体だ。全く完璧だ!  
いかに巨乳でも、いかにおま○この締まりが良かろうと、此処に居る男たちは  
ウエストフェチなので、くびれたスタイルの良い腹部だけが命なのだ。  
今、手術台に横たわる篠原亜矢子はまだ18歳で、大人と子供のはざまの  
あどけいなくも色っぽい表情をした女の子だ。  
お腹の奇麗な女の子は寝顔を奇麗だ。  
グラドルが浜辺やプールで仰向けになって居る構図を見れば一目瞭然だ。  
さて、散々お腹を触りぬいた男は、彼女の丸くて可愛いお臍にピアスを装着した。  
ヘソピである。普通、これを付けて居るのはビッチと呼ばれる遊んでいる女の象徴だ。  
それを装着されるのだ。これ程屈辱的な事はあるまい。  
これをお洒落だと言って喜ぶ女ではない。我々の標的選考基準には自信があった。  
姉妹揃って処女である。腹部にしか興味が無いので問題ではないが、やはり処女らしい  
初々しさは好ましい。  
男は亜矢子にピアスを装着すると、隣の第2手術室へと移動をし、麻里子にも同じ様に  
制服をはだけさせて、雪女を思わせる白いお腹を堪能した。  
年頃の女らしい適度な贅肉の付いた肉付きで、姉と同じ様にくびれを持って居た。  
散々遊んだ挙句、麻里子にもピアスを装着した。  
姉妹は、拉致されて一時的に連れ込まれた例の病室へとそれぞれ戻されて行った。  
 
彼女らは「拉致された」と書いたが、その依頼者は姉妹の母親だった。  
私達は、「美人手術協会」と言う新興宗教で、母親はその信者だった。  
私達は、女性の腹部を神聖視し、麻酔で眠る美人を女神と崇めて来た。  
麻酔が効いて眠りにおちる瞬間の女神様の表情をじっと味わえる天職である。  
清楚な雰囲気で人気のグラドルの坂梨有佐は、一時活動を休止していた。  
表向きは学業専念という事だったが、実は当協会で眠って居たのである。  
だから、彼女のお臍にはピアスを開けた穴が残って居るのである。  
個人的趣味は別として宗教なので30代、40代の女性を眠らせる事もある。  
姉妹の母親もクロロホルムやエーテル、麻酔ガスを嗅いで来たプロであり、  
娘にも同じ体験をさせたいとの希望で、協会総出で今回の事件を起こしたのだ。  
女神――篠原亜矢子と篠原麻里子ほどの美少女は今まで見た事が無かった。  
今まで最高の美人とされて来た、27歳のOLを凌駕する美しさだ。  
それは、寝顔の可愛らしさだけでなく、スタイルの良さ、お腹の触り心地、  
全てにおいてだ。  
 
この母親同様、親の意向で手術された中学1年生の女の子も、寝顔は奇麗だったが、  
お腹は子供らしく肉付きが良くなく、ゴワゴワした感触があった。  
しかし、篠原姉妹は柔らかい。  
そう、我々の教祖直々にお腹を触られてピアスを装着する事を「手術」と呼んで居る。  
そして、女神で居て貰う為に、麻酔を嗅がせ続けて眠って居て貰うのだ。  
病室に監視カメラを設置してあり、それで女神が目を覚ましたかを確認して居るのだ。  
篠原姉妹はそんな事と知らず、目を覚ますたびに麻酔マスクからガスを噴出され眠りに  
落とされるのだ。  
涼香、それは我々にとって特別な名前だ。  
新堂涼香、初代・女神様である。以来、女神様と同じ意味の代名詞として使用する事が  
ある。  
つまり、決して誤植では無い。  
 
篠原姉妹は二人とも、ベッドに横たわって、長い黒髪がベッドサイドから下に  
流れ落ちる。女にとってこれ以上の武器はないだろう。  
麻里子は、亜矢子と1つ下の17歳だ。同じ高校に通う後輩でもある。  
童顔の姉とは異なり、端正な顔立ちの清楚なお嬢様の雰囲気を持つ娘だ。  
制服はこげ茶色のブレザーで、私立高校に通う美人姉妹である。  
先に目を覚ましたのは、麻里子だった。若い分だけ麻酔が身体から抜けるのが  
速いのだろう。  
目を覚まして目をキョロキョロさせて居ると、顔に装着されたままの麻酔マスク  
から気体が噴き出して来た。  
彼女は、顔を左右に振って抵抗した。しかし、マスクが厚く出来ているので何を  
叫んでも聞こえない。彼女の目尻に涙が浮かんで居る。でも、マスクをゴムバンドに  
抑えつけられて離れる気配が無かった。  
腹部と胸がゆっくりといやらしく上下をする。呼吸をしている証拠だ。  
目がトロンとして来たが、まだ意識はあるようだ。顔をはかなくなった力を振り絞って  
左右に振って居る。きっと、抵抗すればするほど呼吸が荒くなってガスを吸ってしまうの  
だろう。  
ガスの噴射が始まって3分ほど経った。彼女の抵抗が急速に弱々しくなって来た。  
麻里子のほんのり上気かかった頬が、みるみると白い蝋のように澄んでいく。  
やがて一筋の涙を流しながら目を閉じてしまった。  
 
隣の部屋で、亜矢子が目を覚ました。  
亜矢子に取り付けられていたのは手首用の抑制帯であった。  
病院で患者が暴れるのを防ぐために使用されるこの器具は、安全かつ確実に人を拘束すること  
が出来る。  
腕は体の横の位置ということになるのが普通だが、亜矢子はバンザイの形をとらされて手首を  
固定されていた。  
手枷となっている本体は、あらかじめベッドのフレームに結び付けられている別のベルトと  
連結されており、装着された者は腕を動かすことが出来なくなる。  
当たり前だが、少女の腕力で太刀打ちできそうなものではない。  
足首にも何かが巻きつけられた。これは手首に着けられたのと同じ抑制帯のようだ。  
制服を脱がせて下着姿である。水色のブラとパンツが可愛らしかった。  
両足は左右に開かれて伸ばされ、美少女がベッドの上でXの字の形に縛り付けられることとなった。  
伸びきった手足を四隅に固定されては、少しも身動きが取れない。  
亜矢子は、目を覚ましてからこの状態を理解するまでしばらくの時間がかかった。  
多少腰を振ることが出来る。そこで無駄とは解かって居たが少し暴れて見せた。  
すると、顔にゴムバンドで固定されたままの麻酔マスクから何やら噴出してきた。  
必死の抵抗も虚しく、と言うよりも抵抗する事で息が荒くなり麻酔ガスを大量に吸ったのだ。  
やがて、麻酔に屈してあどけなくも美しい寝顔を晒してくれた。  
 

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