戦争で滅びた国は宗教も征服され、清らかな巫女がひっそりと守ってきた女神神殿も
改宗を迫られる。
新しい神には『女は男の為に見も心も捧げ尽くすべし』という教義があり
神官たちは巫女に無償の奉仕を要求した。
神官達の見守る中、自ら衣を脱ぎ捨て、恥辱に震えながら、膨らみ始めた乳房を晒す。
大理石の椅子に深々と座った姿勢の、冷たい石で出来た裸体の男神像の前に進み出て、
鱗のあるつま先に口付けし、服従を誓う。敬愛する女神への背徳行為に
巫女の目から涙がこぼれた。
そして震えながら男神像の膝によじ登った。
像の股間には、そそり立った男根が黒光りしている。
作り物とはいえ、初めて見るそれのグロテクスさに怯え、助けを求めるように振り向くが
神官達はにやにやと楽しそうに見守っている。
その後ろでは、改宗を拒んだかつての友が、大勢の下賎の男達に、繰り返し犯されていた。
処女を散らされたばかりのそこは白濁した粘液にまみれ、口も後ろの穴も無残に犯され
鞭打たれた全身は醜く腫れ上がり、美しく誇りに満ちた巫女の姿はどこにも無かった。
どちらも絶望ならば
せめて苦痛の少ない方を
少女は目を閉じ、女神に謝罪と、魂の救済を求める最後の祈りを心の中で捧げた。
そして命令された通りの誓文を唱える。
「神とその忠実なる僕に、この卑しい身体を捧げます」
自ら処女膜を破るという形で従属を示し、怪しげな薬品を駆使され快楽に狂い子を産む地獄を選ぶか
従属を拒み、苦痛のもと死ぬまで犯しぬかれるという形の魂の尊厳を選ぶか
彼女達には、そのふたつのどちらかを選ぶしかない。