「今でこそ我々は海底に都市を創り生活していますが、数百年前までは地上の水辺に住む種族でした。  
しかしある時、今日の我々の運命を決定付けた事件が起こりました。  
他国の獣人の侵攻です。  
かつて我々暮らしていたのは気候が穏やかで自然の恵み豊かな南方の地だったと言われています。  
他の種族にその土地を狙われるのも不思議ではありませんでした。  
我が国は懸命に侵略者と戦いました。  
しかし、敵は陸での戦いを得意とする獣人。  
戦局は次第に不利になり、ついにこちらは壊滅寸前まで追い詰められました。  
もうだめかと思われた時、当時の女王様は民を率いて海へ逃れる決意をしたのです。  
我々は海の中でも呼吸はできます。  
しかし、光の届かない海底で生き続けていくことはできません。  
そこで女王様は自身の魔力と生命力の全てを注いで海底に広大な広さの結界を御創りになられました。  
そう、地上から遠く離れた海の底であるにもかかわらず、日の光が差し込み暖かい空気に満ちているこの空間です。  
こうしてそれ以降は異種族の侵略に脅かされること無く、繁栄への道を辿ることになったのです。  
よろしいですかな?お姫様」  
「はい、先生」  
「それでは午前の授業はここまでにしましょう」  
 
僕はご主人様と一緒に歴史の授業を受けていた。  
勉強だけでなく、ここ数日はずっとご主人様と行動を共にしている。  
ご主人様曰く、「宮殿で生活するのだからそれなりの教養を身につけなさい」ということらしい。  
宮殿内をご主人様の後を着いて歩いていると、すれ違ういかにも身分の高そうな雰囲気の魚人や、屈強そうな兵士たちが皆、ご主人様に丁寧に挨拶したり敬礼したりして、  
ご主人様は本当にこの国のお姫様なんだな、というのがよくわかった。  
 
「じゃ、昼食にしましょうか。ついてらっしゃい」  
「はい」  
教室を出て長い廊下を歩いていき、幾つかの角を曲がって進んでいくと食堂に辿りついた。  
この食堂がけっこう広い部屋になっていて天井には大きなシャンデリア、壁には絵画やら彫刻やらが飾られている。  
そして数人の女性の給仕係がいて、既に食事の用意は整っていた。  
「あの…、ご主人様。ちょっと聞きたいことがあるんですが……」  
「なぁに?」  
「僕、召使いなんですよね?  
それなのにご主人様と同じ食卓について、こんな食事まで用意してもらっていいんでし  
ょうか?」  
貝や海老の入ったシーフード満載のパスタ、海草や刺身たっぷりのサラダ、色とりどりのフルーツの盛り合わせなどなど、召使いの待遇とは思えない料理が並んでいる。  
「あなたにはそれだけの価値があるのよ。  
さっきの先生のお話で聞いたでしょう。  
この国は海の中にあるんだって。  
だからヒトが紛れ込むことなんてほとんどないし、奴隷商人がやってくることもない。  
この国の中に直接落ちてくるなんてとても珍しいことなのよ。  
もしあなたが運悪く地上のどこかに落ちていたら、死ぬか奴隷かのどちらかだったのよ?」  
死ぬか奴隷……って……。サラっと言われたけど怖い話だ……。  
今この生活があるのは運が良かったからなのか……。  
そう考えながらこんなおいしい料理を食べていると、なんだか神様に感謝したい気分になってくる。  
「どうしたの?」  
「ご主人様の召使いになれてよかったなぁ、と思って」  
「ふふ、そう思うなら私の召使いにふさわしい礼儀と教養を身につけてね」  
「頑張ります!」  
 
食後の紅茶をいただいていると、食堂のドアが勢いよく開いて、見たところ12歳くらいの女の子が食堂に入ってきた  
「お姉さまー」  
「あら、どうしたの?」  
おねえさま?ご主人様の妹?  
「このヒトがお姉さまの召使い?」  
「そうよ」  
ご主人様がチラッとこっちを見る。  
「ご主人様の召使いのジャンと申します」  
慌てて挨拶とお辞儀をする。  
妹様もお姫様なんだよな………。  
「リリー・ランヴィアスといいます、よろしくおねがいしまーす!」  
にこにこしながら妹様も自己紹介してくれた。  
「ねえねえお姉さま、このヒトと遊んでいーい?」  
「うーん、私は午後から魔法学の授業があるからかまわないわよ。」  
「ありがとう、お姉さま。  
ね、召使い君!私の部屋いこう!」  
 
妹姫様の部屋はご主人様の部屋と同じような雰囲気で、天蓋付のベッドや木製の凝った作りのテーブルなどの家具があった。  
ただ一つ、違うのは部屋の所々に大きなふかふかのぬいぐるみが転がっていることくらい。  
円形のテーブルにはお茶とお菓子が用意されていた。  
「えんりょせずにどうぞー」  
「あ、はい、いただきます」  
椅子に腰掛けて勧められたお茶をいただく。  
……微妙な味……ハーブティーか何かかな……  
「お口に合わなかったかなぁ?」  
「いえ、そんなことないです。  
おいしいですよ」  
お姫様が用意してくれたお茶をマズイなんて言うわけにはいかない。  
微妙な風味を我慢してごくごくっと一気に飲み干した。  
 
「ねぇ……お姉さまとは、もうしたの?」  
「え?何をです」  
「…えっちなコト……」  
「え、えと……それは…何と言えばいいのか………」  
昨夜のことを思い出して顔が赤くなる。  
「ふふ、しちゃったんだー」  
「はい……その……一応……」  
「ねえ、どんなことしたのか教えて!」  
「え?」  
「私はお姉さまみたいな素敵なレディになりたいの。だからあなたがお姉さまとしたことを教えてほしいの!」  
ええ――、どうしよう……、ご主人様と違ってリリー様はまだどこからどうみても子供だし……。  
「ダメ?」  
「リリー様にはまだ少し早いのではないかと………!?」  
断ろうとした時、自分の体に異変が起きているのに気がついた。  
自分のモノが硬く大きく勃起している。  
「うふふ、さっきのお茶にお母様の部屋からこっそり持ち出してきた媚薬を混ぜておいたの」  
「え、そんな……うあっ」  
ズボンの膨らみを隠そうとして少し手が触れただけで腰に快感が走る。  
「脱いだら気持ちよくしてあげるよ?」  
にっこり微笑みながらリリー様が言う。  
その申し出に逆らえるわけもなく、急いでズボンを下ろしてそそり勃つモノをさらけ出す。  
「うゎ……おおきい…」  
リリー様は顔を紅潮させて僕のモノをまじまじと見つめている。  
 
そして意を決したように小さな両手で陰茎を掴み、おずおずと舌先で亀頭をつつく。  
「うっ、はぁっ」  
思わず喘ぎ声が漏れてしまう。  
「気持ちイイ?」  
「は、はい……すごくイイです……」  
陰茎を両側から挟むように添えられた小さな手と、先端を責める拙い舌使いの刺激がたまらなく気持ちイイ。  
ちゅっ ちゅぱ ちゅぱっ  
「ハァ…ハァ…」  
「んふふ……」  
だんだん荒くなってくる僕の息遣いを聞いて、リリー様が満足そうに微笑む。  
「もっと感じさせてあげるね」  
一旦口を話し、先端にチュッとキスをする。  
「………はむっ」  
僕のモノが暖かい感触に包み込まれた。  
リリー様が小さい口いっぱいに僕のモノを頬張っている。  
「んむ…む……」  
口を前後に動かしながら舌を絡みつかせてくる。  
多少のぎこちなさはあるものの、僕は一国のお姫様、それもこんな年端もいかない少女が自分のモノに一生懸命奉仕してくれているという状況に酔っていた。  
「リリー様………」  
「?」  
「口の中に……出してもいいですか?」  
「ひいほぉ」  
 
リリー様は咥えたまま答えた。  
僕はリリー様の頭を掴み、前後にゆすり始めた。  
「……んっ、んんっ……んむっ……」  
リリー様の少し苦しそうな声が聞こえるが絶頂に向けて動き始めた僕の手は止まらない。  
「リリー様っ……口の中……すごく気持ちいいですっ!」  
絶頂へと昇り詰めていく。  
「んーーー、んんーーー!」  
あと少し、あと少しで………  
「出るっ!――――――!」  
どくんっ びゅるっ びゅるっ  
「――――!?」  
どくん どくん  
さっき盛られた媚薬のせいなのかいつもの倍くらい射精が続く。  
最後の一滴まで絞り出すとリリー様の頭を掴んでいた手を離した。  
「―――けほっ!けほっ!」  
リリー様が目に涙を浮かべて咳き込む。  
「うあ、リリー様……だいじょうぶですか……」  
「にがい………」  
リリー様は僕が出した精液を吐き出さずに、口に溜めながら答えた。  
「んっ………」  
ごくっ ごくっ  
目をつぶって、薬でも飲むかのように一気に飲み込んだ。  
 
「えへ、ちゃんと飲めたでしょ?」  
そう言って口を開いてみせる。  
舌や歯にちょっとだけ白いものがついていた。  
「ね、ベッドで続き、しよ?」  
「はい…」  
言われるままに、ベッドにふらふらと引っ張られていく。  
 
ベッドの前でリリー様がこっちに背を向けてドレスを脱いでいく。  
と、ふと手が止まった。  
「じろじろ見られてると…ちょっと恥ずかしいかも」  
「あっ、すみません!」  
慌てて目をそらすフリだけして横目でちらちらと見続ける。  
「ねえ、お姉さまはどうだったの?」  
「ご主人様は……透き通るような白い肌と整ったスタイル、それに軟らかくてまるで宝石みたいに鮮やかなヒレとか……とっても素敵でした」  
「うんうん、わたしもいつかお姉さまみたいになれるかなぁ」  
リリー様は胸はまだふくらみかけで小さいけど、全身ほど良い肉付きできゅっと締まったおしりには健康的な魅力を感じる。  
将来はご主人様に負けないくらい美人になるんだろうなぁ。  
「きっと、なれますよ」  
そう言ってリリー様に顔を近づけ、可愛いピンクの唇にそっとキスをする。  
 
そのまま抱きかかえるように頭と背中に手を回してそっとベッドに押し倒す。  
「ん………」  
唇を離してヒレ耳にフッと息をかけてみる。  
「ひゃあっ」  
そのまま舌で舐めまわす。  
「あははっ、くすぐったいよぉ」  
ヒレ耳を舐めたり甘噛みしたりしながら手を胸に伸ばし、力を入れずに優しく撫でる。  
ご主人様と違ってまだまだ発育途中だけど、小さなピンク色の突起はしっかりと自己主張していた。  
ぷっくりとふくらんだ乳首を人差し指でくりくりといじる。  
「あっ……やぁっ」  
耳から口を離し、片方の乳首をぺロっと舐め、もう片方は指で責めていく。  
ぺちゃ ぺちゃ  
わざと音を立てて舐めたり、吸ったりしながら可愛らしい乳首を責めつづける。  
「ん……あっ……あんっ」  
リリー様の呼吸が次第に荒くなり、体がしっとりと汗ばんできた。  
「んっ……なんだか…ヘンな感じ……恥ずかしいのに………」  
乳首を責めていた舌を、そのままつ―――っとヘソ、股間へと動かしていく。  
「あっ、そっちは……」  
リリー様は股間への進入を阻もうとぴたっと両足を閉じる。  
僕はそんなことおかまいなしに、閉じされた秘部に顔を埋めて舌先をワレメへと進入させた。  
「やっ!だめぇ……」  
ぺちゃ くちゅ  
軟らかい肉の溝に沿って舌を動かしていく。  
くちゅ くちゅ ちゅぱ  
ワレメの奥からほんのりと甘酸っぱい液体が染み出してくる。  
徐々に閉じられた足の力が抜けていき、股間が開かれ幼いアソコが晒されていく。  
「やぁ……見ないでぇ」  
 
恥部を見られるのが恥ずかしいのか、リリー様は顔を両手で覆っている。  
「きれい……ですよ」  
ピンク色の肉壁を舌でかき分けて小さなクリトリスを舌先でつんつん刺激する。  
「ひああっ!」  
ちょっと刺激しただけでリリー様の体は雷に打たれたようにビクッと反応した。  
「リリー様……敏感なんですね」  
「やっ、そんなこと…ないよぉっ…あっ、はんっ……やぁっ」  
顔を赤くして否定しているがアソコを一舐めするたびに体は正直に反応している。  
ちゅ くちゅ くちゅ  
ワレメ全体を包み込むようにむしゃぶりつき、舌全体で舐めあげる。  
小さな蜜つぼから湧き出してくる液体はご主人様のそれよりも量は少ないけれど、僕の唾液と混ざって秘部をじゅうぶんに濡らしていた。  
そろそろいいかな………。  
股間から口を離し、代わりに硬くなった肉棒をワレメにあてがい、先端をクリトリスや膣口の周りにこすりつける。  
にちゃ くちゃ  
焦らすように膣口の回りをなぞり、いやらしい音を立てる。  
「リリー様、いいですか?」  
「うん……いいよ………挿れて……」  
くちゅ……  
先端からゆっくりゆっくり、幼い肉壁を押し拡げて挿入する。  
キツイ……締め付けられてるみたい……  
なんとか先っぽが入ったところで、リリー様がベッドのシーツをきゅっと握って苦痛に顔を歪ませた。  
「痛いぃ………」  
「だいじょうぶですか?」  
「だ、だいじょうぶ…ちょっと痛いけど、これくらい平気だもん」  
「じゃ、ちょっと動きますね」  
 
「うん……」  
奥に侵入するのを止め、その場でゆっくりと前後に腰を動かす。  
「ひっ………」  
リリー様はぎゅっと目をつぶって痛みに耐えている。  
くちゅ くちゅ  
僕のモノを締め付けている膣が、亀頭の敏感な部分にこすれてゾクゾクと快感が迸る。  
もっと奥まで……僕のモノを全部包み込んでほしい……  
「リリー様……ご主人様は僕のモノをちゃんと根元まで挿れてくれましたよ?」  
「え……わたしだって、それくらい……できる……」  
そう言いつつも痛みで目に涙を溜めている。  
リリー様は痛いのを我慢してるんだって頭ではわかっているつもりでも、もう体が言うことを聞かない。  
「すごく、気持ちいいです……奥まで挿れますよ…」  
「………うん」  
ぐちゅっ!   
僕は力任せに一気に挿入した。  
「――――――――!!!!!」  
リリー様が声にならない悲鳴をあげて口をぱくぱくさせる。  
奥まで突いて、そのまま入り口付近まで引き戻す。  
「いたいぃぃ………ぐすっ、いたいよぉ……」  
目からぽろぽろと大粒の涙をこぼして泣きはじめた。  
僕は再度突き、キュウキュウに締め付けてくる膣の感触を存分に味わう。  
「だめぇ……もうむりだよぉ……」  
ぐちゅ ちゅぷ じゅぷ  
快感が僕の理性を支配し、リリー様の言葉が聞こえなかったかのように抽送を繰り返す。  
「最高に……イイですっ……ご主人様のよりもっ」  
ぐちゅ ぐちゅ  
幼い膣で愛液と血が混じった液体が淫猥な音を奏でている  
「リリー様……膣に……出しますね」  
 
リリー様には返事をする余裕はなく、黙って頷く。  
くちゅ じゅぷ ぐちゅ  
僕は絶頂にむかって腰の動きを早くしていく。  
「出ますっ!」  
どくんっ  
最奥まで突き上げ、そこで大きく脈打ち、精液を放出する。  
どくんっ どくんっ  
「おなかの中で……うごいてる……」  
僕はリリー様と繋がったまま、リリー様をそっと抱きしめた。  
「すみません……無茶しちゃって………」  
「ん、うん………」  
「まだ痛みますか?」  
「うん……でも最初よりは痛くなくなってきた……」  
「まだ……できますか?」  
「うん…」  
膣の奥深くに挿しこんだ肉棒をそっと引き戻す。  
膣内で出した精液が潤滑油になってるのか、さっきよりもスムーズにそれは動いた。  
「ん………」  
今度はリリー様が気持ちよくなってくれるように、優しく抱きしめたままゆっくりと抽送をはじめる。  
じゅぷ  じゅぷ  
肉棒を出し挿れすると膣から血と精液の混ざったピンク色の液体がベッドに零れ落ちる。  
ちゅ  
腰をゆっくり動かしながら、リリー様とキスをする。  
「あふ……」  
ちゅ ちゃぷ  
頬をほんのり紅く染めて舌を絡め、お互いを味わいながらのディープキス。  
リリー様の唾液は愛液とは一味違う、甘い味がする。  
「あ…んっ……」  
リリー様の口から微かに喘ぎ声が漏れる。  
じゅく じゅぷ くちゅ  
腰を動かすスピードを少し早くする。  
 
「んっ…あっ…はぁんっ」  
「もう…痛くないですか?」  
「うん………気持ちイイよ……」  
くちゅ じゅぷ ぐちゅ  
「あっ…んんっ…なんだかヘンな感じ……あんっ…」  
「僕も…気持ちいいです」  
「あんっ…はぁっ…ヘンなの……はぁっ……」  
リリー様が自ら僕のモノを深く咥えこもうと、腰を振りはじめた。  
ぐちゅ くちゅ ぐちゅ  
「やだ……気持ちよくて……アソコが勝手に動くの」  
僕は肉棒と膣の接合部をちらっと見た。  
「見ないで……恥ずかしい……」  
「リリー様……可愛いです」  
リリー様は顔が真っ赤になる。  
「え、そんなこと……あっ…あっ、ああっ……気持ちいいっ!」  
ぐちゅ ぐちゅ じゅぷ  
「あっ、あっ、イイ……イイの!イキそうっ!」  
ここぞとばかりに腰の動きを加速させる。  
「あっ、あっ、イクっ!イっちゃう―――――っ!」  
びくっ びくっ  
膣が肉棒を咥えたまま生き物のように収縮、痙攣する。  
「うあっ、リリー様っ!僕もイキますっ!」  
どくんっ どくんっ  
リリー様を抱きしめ、全身で拍動を伝える。  
そしてそのままベッドに身を預け、快感の余韻に浸った。  
 
ふと気づくと窓からは夕日が差し込んでいた。  
リリー様は横ですやすやと眠っている。  
そろそろご主人様の部屋へ戻らなくちゃ。  
テーブルの上に置いてあったタオルで体を拭いて、服を整える。  
裸で寝ているリリー様を見ると、膣からは精液や血が混じった液体が流れ出ていた。  
新しいタオルを持ってきてリリー様の股間をきれいに拭く。  
「……ん?」  
「あ、起こしちゃいましたか。もう夕方ですよ」  
リリー様のワレメを拭きながら答える。  
「やっ、そんなとこ拭かなくていいからっ!」  
赤面して僕からタオルを奪い取り背を向ける。  
「あう、すみません……それじゃ、ご主人様のところへ戻りますね」  
「………」  
「では、失礼します」  
「また……遊びにきてね。」  
「はいっ!」  
僕は元気よく返事を返してリリー様の部屋を後にした。  
 
 

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