「あ、あの、お坊ちゃま、申し訳ありませんがドアの鍵をかけて貰えますか…ノックも無しに開けるような人はいませんが、その、不安ですので…」
「うん、わかったよ、マリー」
お坊ちゃまがドアに鍵をかけに行く間、私は僅かでも心の準備を整えます。
お風呂の時だって、見せないように気を使っていたのに…こんな近くで…
ああ、恥ずかしいです…逃げ出したいです…
でも、そんなことをすれば、お坊ちゃまを傷つけてしまいます…
ですが、このような大切なことを、私ごときがお教えしてよいのでしょうか?…
いろいろと考えているうちに、お坊ちゃまがベッドへと戻ってきてしまいました。
「大丈夫だよ、ちゃんとかけてきた」
「ありがとうございます。お坊ちゃまはいい子ですね」
私はお坊ちゃまの頭を撫でてあげました。
嬉しそうなお坊ちゃまの笑顔は、私の心を落ち着けてくれます。
ですが、もう、時間稼ぎすら出来ないでしょう…
私は苦し紛れにゆっくりと立ち上がり、ゆっくりとパジャマを下ろしていきます…心臓は今も、ドキドキと強い鼓動を刻んでいます。
お坊ちゃまは、私が最後に残った下着を下ろすところを、今か今かと待っています。
…やはり、もう逃げられないようです…
私は覚悟を決めて、スルスルと下着を下ろしていきました。
身に着けていなければ、ただの小さく薄い布切れです。ですが、それ一つ無くなっただけで、こんなにも心細く、こんなにも恥ずかしいなんて…
私はお坊ちゃまの前で、一糸纏わぬ、生まれたままの姿で立っているのです。
嫌ではありません…でも、でも…
「お、お坊ちゃま…あの、そ、そんなに見ないで…」
「え!?あ!…ごめんね…その、そ、そこも髪の色と同じ金色なんだね…」
お坊ちゃまの貪欲な瞳は、私のそこだけを見つめています。だから、私も恥ずかしくなって隠してしまうのです…
その、こ、股間を手で覆う姿は、かなりみっともないです…出来ればこんな格好したくありません…
ですが、恥ずかしいのです…我慢できないのです…
「あの、お坊ちゃま…少しだけでいいんです…少しだけ、向こうを向いていてください…」
「うん。わかった…」
私はベッドに上り、お坊ちゃまのほうへと足を向けます。
そして、手を身体の後ろに回して、腰を突き出すようなはしたない格好をとると…お坊ちゃまに声をかけました。
…お坊ちゃまが振り向きます。
その目に私が映りました。はしたなく足を投げ出し、身体の隠すべきところを全て露にした私が…
お坊ちゃまはすぐに身を乗り出すようにして、私の足の間へと体を割り込ませて、顔を私のアソコのすぐ前へと持ってきます。
お坊ちゃまの荒い息遣いに合わせて擽るような微風がアソコを見つめるお坊ちゃまの存在を感じさせ、ゾクゾクとした何かが駆けていきます。
ああ、見られています…それも、こんな近くで……すぐ、目の前で…
私の身体は…どこもかしこも年相応には育ってくれません…
産毛と見紛うほどの細く薄い毛がチョロチョロとだけ生えたアソコを…今、お坊ちゃまの前に、自分から晒してしまったのです…
こんな…子供みたいなところを見られたくなかった……
せめて…もう少し大人になってから見て欲しかった…
でも…それでも、お坊ちゃまが喜んでくれるなら…私は…
「う〜ん…」
ですが、お坊ちゃまの発した声は、嬉しそうではありませんでした…
「あ、あの、お坊ちゃま…どうか、なさいましたか?…」
私は不安に襲われました。
ひょっとして…期待外れだったのでしょうか?…
も、もしかして…げ、幻滅してしまわれたのでしょうか?…
「うん。ちんちん生えてないのは、わかったけど…暗くてあんまり見えなくて……あ、そうだ、ちょっと待ってて!」
ほっとしました…もしも、幻滅なんてされてしまったら…私はお坊ちゃまと顔を合わすことすら辛くて、専属メイドを続けられる自信がありません…
ほっとしたのもつかの間、お坊ちゃまの持ってきたものは…
カチッカチッ、という音と共に、天井に小さな光の輪が映りました。
…ペンライトです。
「あ、あの、それで…照らすの…ですか?…」
「うん、だって暗くて見づらいんだもん…マリー、ひょっとして嫌?」
本音を言えば嫌です。そんなの恥ずかしすぎます!
ただでさえ、人に見せていい場所ではないのです…それに私は、大事なところまで子供みたいですから…
それなのに、アソコを明かりで照らされながらお坊ちゃまに見せるなんて…恥ずかしくて死んでしまいそうです!!
ですが、お坊ちゃまのさっきの嬉しそうな顔…そして、徐々に曇っていく悲しそうな顔…
私は、お坊ちゃまにはとことん弱いようです…こんな顔を見せられては断れません…
「いえ…お坊ちゃまの、お、お好きなように…」
声が震えてしまいます…声だけではありません、身体も少し震えているようです…
シーツを握った手に力をこめて、身体の震えを抑えます。
お坊ちゃまは嬉々としたご様子で、ペンライトを動かして、私のアソコを照らし出しました…
暗い部屋の中、私のアソコの周りだけが明かりに包まれています…
ただ、その事実だけで、私の身体が一回大きく震えました。
ああ…見られてます!…ペンライトなんて物まで使われて…お坊ちゃまが、私のアソコを見ているんです!!
シーツを掴む手に痛いほど力が込められ、私は懸命に自身の羞恥心と戦います。
お風呂を覗かれていることを知ってからも、そこだけは…お見せすることが、できなかったところです…
ですが、今、お坊ちゃまに覗かれていると思うと…恥ずかしさ以外のものも、確かに沸き起こってくるんです。
「あのさ…よく、わかんないんだけど…そうだ!マリーが開いてよ。そうすれば、良く見えると思うんだ」
ああ…そんな…
私に……お坊ちゃまの、目の前に…自分で、私自身の手で、さ、晒せと…仰るんですか?…
身体はボッと熱くなり、心臓はより一層速い鼓動を刻み、身体は無意識に震えてしまいます…
「ああ…い、やぁ……は、恥ずか、しぃ……」
言葉だけは拒否します。ですが…
私は、お坊ちゃまには逆らえません…
仕方ないのです…
しょうがないのです…
大きく開いた足…両手を添え、自ら開いたアソコ…
私は……私は昴お坊ちゃまの前で、こんなにも恥ずかしい、はしたない格好を…
「うわっ!なんかすごい…綺麗なピンク色で…ヒクヒク動いてて」
「ああ…嫌です……そんなこと仰らないで……私は…私は…ああ、ぃやああ…」
お坊ちゃまの視線が私のアソコを焼くように火照らせ、お坊ちゃまの言葉が私の思考を嬲ります。
暗い部屋の中、アソコだけを照らされ、はしたなく自分の指で秘部を広げ、そこをお坊ちゃまに覗かれているのです!
堪えきれない羞恥に、私のアソコはいやらしく蠢き、お坊ちゃまはそんな私の惨めな姿を、嬉しそうに観覧しているんです!
アソコやお尻に力が入ってしまうことが抑えられません…お坊ちゃまに見られていると思うと、余計に力がこもってしまいます…
それが、私の身体をよりいやらしく映すとわかっていても…堪えきれないんです!
「ね、ねえ…もっと見たい…もっと知りたいんだ!」
「ひゃあ!…ダ、ダメです、お坊ちゃま!…ふああ!」
お坊ちゃまの指が…私の…アソコに触れました…
何の遠慮も加減もなく上下に指のお腹を這わせて、お、お豆や…オシッコの穴、それから…一番大事なところも、全部擦りあげて、突き、好き勝手弄繰り回します。
「ああっ!お、お坊ちゃまぁ…そんな……いゃあ…乱暴に…しないで…」
「あっ、ごめんね。僕、嬉しくって…じゃあ、マリーが教えてよ…ちゃんと触ったり、広げたりしながら」
お、お坊ちゃまの声が、いつもと少し違う気がします……少し、怖いです…
「そ、そんな…」
「だって、わかんないんだもん。ああ、そうか!じゃあ、僕が触るから、マリーはそこが何なのか答えてよ」
「ぁ…わ、私が!私がお教えいたします!…ですから……触られるのは、少し…怖いです…」
「うん、それでもいいよ。ちゃんと教えてくれれば」
よかったです…お坊ちゃまはニコニコしていらっしゃいますが、何処か普段とは違うような気がします。
それに…さっき触れられたときの、痛みすら感じる乱暴な触り方は……いつものお坊ちゃまなら、きっと、もっと優しくしてくれると思うんです。
それとも、優しく触れて欲しい私の願望が、そう感じさせるのでしょうか?
「そ、それで…お坊ちゃまは、なにを知りたいですか?…」
私は相変わらず、お坊ちゃまの前で大きく足を広げたはしたない格好のまま、隠すことも許されずにいます。
「じゃあ、ちんちん無いのに、どこからオシッコが出るの?」
「は、はい…このあたりを…ご覧下さい…」
私は少し開いた二本の指を…ア、アソコへと添えて…V字に開き…中心の少し上を指差します。
ですが、伝わらなかったようです。お坊ちゃまは不思議そうな顔で私のアソコを見ています。
仕方ないですよね?……私は一度手を離し、両手でアソコの…オシッコの穴のすぐ横に指を添えて引っ張りました…
はしたないです…こんな格好…でも、仕方ないんです…
「ンッ…」
声が、漏れてしまいました…
私、お坊ちゃまの前で…アソコの…オシッコの穴を大きく開いてるんですね…
私は今更ながら恥ずかしくなってきます…いえ、今までも十分恥ずかしかったのですが…
…その、説明って…自分の身体を使って、女の子の部分を教えることですから……お坊ちゃまが、真剣に私の身体を見ているんです…
それ自体は嫌では、無いと思います…ですが、それでも…
私の身体の恥ずかしいところを、細かく、隅々まで見られてしまうのですから……とても、恥ずかしいです…
「あっ、わかった!小さな穴がある!マリー、ありがとう!…でさ、そこから出るんだよね?」
「はい…」
「ねえ?…今出る?…」
「え!?…あ、いえ…その、ついさっき…し、してしまいましたから…」
「そう…」
お坊ちゃまの声は、少し残念そうに聞こえます。ですが私だって、さすがにおトイレは…恥ずかしさが別格です…
でも、お坊ちゃまがどうしてもと仰るのであれば……す、少し…少しだけ考えます…
「ねえ、マリー。一番大事なとこってどこ?教えて」
心臓がドクンと大きく跳ね、ドクドクと強い鼓動を続けます。
ああ、指が…動いてしまいます…もう少しだけ、心の準備を整えたいのに…
ですが、身体が止まってくれません…まるでもう一人の私に操られるように、身体が動いてしまいます。
指が…アソコを…入り口を開いてしまいます…
「ここ?…これ、なに?」
「はい……ここは、男の人と女の人が愛し合う為に、必要なところです…」
さすがに子供を作るところとは言えません。そういう事は、家庭教師の先生がいずれ教えてくれるでしょうし…
本当は、まだ子供のお坊ちゃまにこんなことをお教えすることが、すでにおかしいんです…ですが……ですが、止められません…
お坊ちゃまの目が眩しすぎるのです。そんなに見つめられては、私は嬉しくなってしまうのです。もっと、その目で見て欲しくなってしまうのです。
無言でお坊ちゃまが私の目を見てきます。
その目は「もっと奥を」と、「私の全てを見たい」と言っているように思えました。
「お坊ちゃま、もっと…奥を、見たいですか?…」
「うん。見たい」
お坊ちゃまは短く、強く、はっきりと私に告げました。
「かしこまりました、お坊ちゃま。少しだけ、待っていてくださいね……ン…ハァ」
指を一本立てて、回すように動かして、入り口を刺激します。
クチュクチュと、いやらしい音が静かな部屋に響きます。
私、もう濡れてたんですね…ほとんど触ってないのに…
まともに触ったのは、お風呂場で胸を弄くったくらいで、あとはお坊ちゃまに胸とアソコを少し触られただけなのに…
しかも、こんなにはっきりと音がするくらいに…
お坊ちゃまは、何も言わず、じっと真剣に見つめています。
ああ、いつからでしょう?ペンライトで照らされていません…
きっと、目の前で見るには邪魔だったんでしょう…
「お坊ちゃま、もう少し、です……今、準備しますから……あと、ペンライトはもうよろしいのですか?…」
頭の中ではわかっているのです。しかし、私は欲望に逆らうことが出来ません。
お坊ちゃまに、もっと見て欲しくて…もっと、求めて欲しいのです…
お坊ちゃまはベッドの上に転がっていたペンライトを、私のアソコへと向けます。
カチッという音。ペンライトの小さな明かりに、私のアソコがまるで誘っているかのように暗闇の中に浮かび上がります。
恥ずかしいです…自分の身体が…こんなにいやらしいなんて…
でも、嬉しくもあります…お坊ちゃまの、こんなに熱い視線を注がれて…
限られた光に照らされることで、そこだけに意識が集中して、より神経が研ぎ澄まされていきます。
「ふあぁぁん…」
指が沈み、快感に声が溢れます。
「ひ、あ…くぅん…」
ああ…私…今、お坊ちゃまの前で…自慰を…しているんですね…
二本入れるのはまだ怖いです…ですから、指を少しだけ入れて、入り口の壁に沿って動かしていきます。
力を入れて擦ると、軽い痛みと甘い感覚が駆け上ってきます。
お坊ちゃまの、すぐ目の前で、私はこんな痴態を演じているのです…
…でも、違うんです…少しでも奥をご覧頂くために……
私の小さな穴を…広げるためなんです…
ですが、お坊ちゃまはそう思ってくれるのでしょうか?
ただのいやらしい女と…そう、思われてるかもしれません…
「ひゃあ…ン……ふ、あぁあ」
お坊ちゃまに見下され、蔑まれているかも…
ああ、そう考えるだけで…私は…もう……
「く、ぅ……あ、いやぁあ…」
「マリー平気?なんか、苦しそうだよ?」
私はなんて…ダメなメイドなんでしょうか…
こんな、お坊ちゃまに心配をかけてしまうなんて…
「お、お坊ちゃま…ン…申し訳、ぁ、ありません……ほんとは、もう少し…ハァ…見やすく、したかったのですが…これが、私の限界みたいです…」
私はアソコへと指を添えて、横へと力を込めます。
異物に無理矢理広げられ、指で引っ張られ、僅かですが空洞ができていると思います。
指を二本入れて開ければ、お坊ちゃまの期待にこたえられるのですが…さすがにそれは、怖いです…
お坊ちゃまはペンライトを私のアソコへと向け、身を乗り出すようにして視線を走らせます。
身体の奥の奥、自分では見ることすらかなわない場所が、今、お坊ちゃまの目に触れているのです。
「ンッ!ンアァン!……ハァ……ン…」
身体を突き抜ける稲妻のような感覚、アソコの奥からジュンと何かが湧き出る感覚、そして、一瞬後の、力が抜けるような感覚。
ただ、見られただけ…たったそれだけで、私は…軽く…
指先に、トロッとした何かが触れました……やはり私、軽くイッてしまったようです…
力が抜けぐったりとしてしまった私の顔を、お坊ちゃまが覗き込んでいます。
「ねえ、マリー!どうしたの?なんか、ビクッてしてたけど…」
ああ…お坊ちゃまにばれてます……いやぁ…こんなときに、顔なんて、見られたくない…
「ン……い、いえ…何でも……そ、それより、もうよろしいですか?…もう、終わりですか?」
「ううん。マリーが苦しそうだったから、気になって。じゃあ、マリーの中、しっかり見てあげるね」
お坊ちゃま、楽しそうです……私のアソコを見て…目を輝かせています…
「すごいね…やっぱり、よくわかんないんだけどさ…なんかヒクヒクしてて…奥の方も入り口も、パクパクして息してるみたいだよ」
「ああ!お坊ちゃま、嫌です……そんな、言わないで……」
「あっ、また動いてる!なんか、僕の言葉に反応してるみたい!…あとね……すっごく良い匂いだよ、マリー。あっ!また動いた。あはっ」
お坊ちゃまの言葉で辱められるたびに、私のソコは反応してしまうみたいです…
恥ずかしいです…
視線で、言葉で…いじめられるたびに…私の身体は…こんなに…
「ねえ、マリー、ちょっと思いついたんだけどさ」
「…は、い…な、なんでしょうか?…」
「お尻を上げたら、見やすくならないかな?だからさ、ね」
ああ…そんな…そんなことをしたら……
「ねえ、お願いだからさ」
「…は、はい…お坊ちゃまが、お望みなら…」
私は緩慢な動作でお坊ちゃまへ背中を向け…膝を肩ほどまで開き…身体を前に倒して…
お尻を高く掲げました…
敬愛するお坊ちゃまの前に…お尻を…下着など着けていない…丸裸のお尻を…
「ねえ、マリー」
お坊ちゃまに、お尻をペチペチと軽く叩かれました……きっと、これは…催促です…
私は…両手をお尻へと回し、秘部の横に指をかけて…引っ張りました…
いやぁ…は、恥ずかしいです!これは…嫌です!
自分から…全部見せる格好です!見て貰う為の、はしたない格好です!
身体中が燃え上がるように熱くなります!…あああ…こんな……こんないやらしい格好を、私はお坊ちゃまの前で…
目の前の壁に小さな光が映りました…ペンライトの明かりです…
後ろから…照らされているんです…
「うわ〜、マリーの小さなお尻の穴まで見えるよ!ここもヒクヒクしてて、たまにキュッキュッて動いてる!」
いやぁ…そんなことを…言わないで…お願いです、お坊ちゃまぁ…
「う〜ん、お尻の穴はよく見えるけど…ここの中はよく見えないなぁ…
「嫌、です…み、見ないで、下さい…お尻なんて…み、見てはいけません…」
恥ずかしいです…恥ずかしいです!!…そんなところを…見られているなんて…
「あ、ほら、お尻の穴がキュウキュウ締め付けてる!やっぱ、僕の言葉に反応してるよ!」
ああ…身体が、言うことを聞いてくれません…お坊ちゃまの言葉を意識すると…お尻の力が入ってしまいます…
「あ、ダメだよマリー、ここの穴まで締めちゃ見えないよ…しょうがないから、少し触るね」
「ひあああ!!……」
その言葉が言い終わらないうちに、指がアソコの中へと埋め込まれました。
まるで雷にでも打たれたかのような衝撃が、私の中を駆け抜けました。
ただ、私の指よりも細い異物が侵入してきただけなのに…それがお坊ちゃまの指だというだけで、こんなにも身体が反応してしまうなんて…
「あはっ、マリー、そんなに締め付けないでよ。ほら、ぜんぜん動かない!もう少し緩めてよ」
稲妻のような快感に、アソコやお尻が何度も収縮を繰り返し、指を締め付けてしまい、それがさらに快感を倍化させていきます。
お坊ちゃまは私のことなどかまわずに、指を前後に動かそうとすると、
指が強く密着した粘膜を擦り、声が溢れ、身体は快感に打ち震えてしまいます。
「ああ…だ、ダメ…です……動かしちゃ……やぁ…です…」
「だって、動かして広げないと、見えないよ?だから、我慢してよ、ね、マリー」
お坊ちゃまの指が、私の膣内を掻きまわします。
「あ!うあっ…ダメェ……それは…おぼっ、ちゃまぁ……抜いて…ひやぁ…」
「ダメなの?どうしても?……わかったよ……じゃあ抜くね?」
これで最後とばかりに、指先が膣内をカリカリッと掻きました。
「ふああ!……ご、ごめんなさい……ごめんなさい、お坊ちゃまぁ……でも、でも……くぅああぅぅ…」
お坊ちゃまの指が齎す快感に、私は歯を食いしばって懸命に堪えます。
一度、軽くとはいえイッてしまった身体は、ただ触れられるだけでも辛く、指が這うだけで、指が抜かれるだけで、はしたない声が溢れてしまいます。
嫌です…お坊ちゃまの前で、これ以上の痴態は…もう晒したくありません!
「ひぁあ!」
ですが、お坊ちゃまは、私の痴態を望むかのように、指を差し込みます…
「ふああん!お、お坊ちゃま…ゃ、あ……いま、はぁ!」
「中はダメなんでしょ?今度は入り口を広げてみようよ」
私は前のめりになった四つんばいのような格好のまま、お坊ちゃまの指から逃れようとお尻を振ります…
まともに考えればそれで逃げられるわけがありません…むしろ、お坊ちゃまから見れば、ただ快感を得るためにお尻を振っているように見えたかもしれません…
「ク、ゥ……あっ、ハァハァ……ンン!…」
お坊ちゃまは何度も何度も指を入れては抜きを繰り返し、指をグルグルと回したり、擦り付けてきたりします…。
不思議です…さっきは指を動かすことすらきつかったアソコが、今は痛みも無くそれどころか強烈な快感と共に、いともあっさりと飲み込んでいるのです…
「あ、あ……お坊ちゃま…昴お坊ちゃまぁ……あ、いやぁ……もうやぁ…また……またぁああ!」
お坊ちゃまの指がもう一本進入し、私の膣内を指先が蠢くように掻き回しました…
その指は、私が声を上げるのを楽しんでいるかのように動き回り、ときには引っかくように、ときには撫で回すように掻き混ぜます…
「…ふやぁぁああ!…ン…ァ、ン…」
再度大きな波が私を襲い、全身から力が抜けてしまいました…
私が脱力すると、それが目的だったかのように指が引き抜かれます…
「う〜ん…小さすぎるのかな…少しは広がるけど、あんまりよく見えないね……しょうがないか。無理して怪我でもしたら大変だし…」
私は力が抜けてしまい、いまだお尻を突き出した、間の抜けた格好のまま脱力しています…
こんなお尻を高々と上げた…まるでお坊ちゃまに見せ付けるようなこの体勢は、すごく恥ずかしいです…早く、せめて身体を横に…
「マリー、ありがと…それから、ごめんね。無理させちゃって」
「…い、いえ…ハァ……あの、私は…お坊ちゃまのお役に、立てたのでしょうか?…」
「うん、十分だよ!あ、そうだ!お礼に拭いてあげるから、動かないでね!ここ、いっぱい濡れてるもんね」
ああ…そんなこと…言わないで下さい……そんなこと…しないで下さい……
今弄られたら、もっと濡れてしまいます…そんなことされたら、私、また…
お坊ちゃまに丁寧に拭かれてしまいました……はしたない声を…いっぱい上げてしまいました…
……でも、今度は頑張って、その、なんとか耐えました…今更ではありますけれど…
なんとか回復した私は、いそいそとパジャマを整えます。
「あの、それでは昴お坊ちゃま…失礼させていただきます…」
先ほどの痴態を思うと、今、この場にいるのも、気恥ずかしいです…
「あ、待ってマリー。あと二つ、お願いがあるんだけど…」
あと二つ…ですか……も、もし、エッチなお願いだったらどうしましょう…でも、私は専属…いえ、お坊ちゃまの専用メイドですから…
「はい、お坊ちゃま…何なりとお申し付けください」
お坊ちゃまは机から何かを持ってきます。
「また、今日みたいな『遊び』に付き合って欲しい…嫌なら断って…それで諦めるし、もうこういうことはしない。約束する…でも、もしも良いのなら…これを受け取って」
掌に置かれたそれは、飾りなどほとんど付いていない布製のチョーカーでした。
しかし…それは、私にとってはおそらく…
お坊ちゃまは少し怖い顔をしていて、声や言葉も少し強い命令口調です。
私にはそれが、不安を覆い隠すため必死に強がっている虚勢のように見えました。
私は微笑んでから、黙ってそれを受け取り、自ら首へと巻きつけます。
「お坊ちゃま…似合うでしょうか?」
なんか照れくさいです…
自分から…受け入れてしまって…それが、とっても気恥ずかしくて…
お坊ちゃまもなんか照れた感じで、コクコクと何度も首を縦に振ってくれます。
ふふっ、なんか…おかしいですね。
さっきまで、あんなことされていたのに……今はチョーカー一つで、お互いに照れているんですから…
「それで、もう一つのお願いというのは?」
「えっと…その…お坊ちゃまって言うの、止めて欲しい…子供っぽくてさ…ちゃんと、名前で呼んで欲しい…」
はぁぁ♪…思わず、抱きしめてしまいたくなってしまうほど可愛いです!
だって、さっきまで私の…ア、アソコを…楽しそうに覗き込んで、私を言葉でいじめて…指まで入れて、あんな無茶までしていたのに、
今は「名前で呼んで欲しい」…なんて普通のことを、照れながらお願いしてくるんです!
「はい!かしこまりました、昴様♪…これでよろしいでしょうか?」
「う、うん。じゃあ、お休みマリー」
「はい、お休みなさいませ、昴様♪」
今日は…いろいろなことがありました…とっても……
でも、私…幸せです♪
………
……
…
あ…もう一回、お風呂に入ったほうが良さそうです…