わぬ!
595 名前:暇潰し 投稿日:2013/04/06(土) 14:38:17.63 ID:Va/iJdf2
それは、筆舌に尽くしがたい光景であった。
触手地獄に落とした人間の牝が、触手どもの凌辱に耐え、触手の卵すら産んでのけたのだ。
魔龍神ゼフィラスは、普段全く緩まぬ頬を緩ませ、歓喜していた。
「見事!見事なるぞニンゲンの娘!」
それは魔軍随一の猛将の、心底よりの称賛だった。
魔軍には美姫美女も数えきれぬほどいるが、今己の眼前で汚物まみれの卵を産みきったニンゲンの娘ほどの神々しさを見せた娘はいなかった。
娘が産み落とした卵を踏み潰しながら、ゼフィラスは少女を抱き抱える。
「すぐに清める。貴様のごとき女を汚そうなどと、我は思い上がっておった!」
静かな城にゼフィラスの低い笑い声が響き。
その後、再び静寂が城を包み込んだ。
アイシアが眼を覚ましたのは、温かく心地よい感覚の中でだった。
触手の凌辱に耐えきり、次はいかな凌辱を……そう覚悟を決めて眼を開くと、そこには人為らぬ何かが裸体を晒していた。
「……触手の部屋で、ないの?」
「起きたかニンゲンの娘!」
人為らぬソレが、大きく笑う。
「ここは………」
「浴場であるぞ!貴様のような美姫を穢れたままにするのは、どうも悪いからな」
「おふろ……」
アイシアは小さく呟くと、周りを見渡して見る。
成る程、アイシアが知る大衆浴場のような広い風呂場だと理解。
次は、人為らぬソレが目に入る。
自分の腕程もある男性器、隆々とした身体、そしてドラゴンの顔。
「我が名は魔龍神ゼフィラス!世には魔王と伝わっておろう!」
「あなたが、魔王ゼフィラス……。私は、アイシア。教会のシスター、アイシアと言います」
「アイシア!良き名である!」
目に完全に覚ましたアイシアを、ゼフィラスが抱き寄せる。
触手が念入りに凌辱していた乳房は少しだけ大きくなっており、ふるふると自己主張をする。
「ゼフィラス……さん。私に、何を?」
「アイシアよ!単刀直入に言おう!我が妻となって欲しい!」
ぎゅむと乳房を捕まれる。
鋭い爪で乳房の赤い身、その先端をなぶりながら、ゼフィラスは笑う。
がっしりした岩石のような胸板に抱き締められながら、アイシアの股ぐらにはゼフィラスの勃起した逸物が挟まれて。
「なぜ、わたしを、つまに、」
「理由などない!強いて言うなら一目で惚れた!」
ドラゴンの唇に、唇を奪われる。
ざらっとした感触が、どことなく心地よい。
「我が子を産んでくれ、アイシアよ!」
「あなたに、神の加護がありますように……」
懺悔に来た迷い子に変わることのない文句を与え、シスターが微笑む。
迷い子はその微笑みに見惚れ、自分は神の加護を与えられたと錯覚する。
やがて迷い子が立ち去った後――
「あひぃっ!!」
決死の思いで教会の出入口を封鎖したシスターは、甘い声を上げて失禁する。
ずりゅ、ずりゅと音を立てて這いずる触手が尿道を、子宮を、直腸を、同時に攻め立てているのだ。
「や、やめてっ、イく、イくぅっ!」
子宮に触手の体液が塗り込まれていく。
直腸内の排泄すべき汚物を食われる。
尿道の内部では小尿すらも触手の栄養にされていく。
下半身が熱い。
身体が激しい凌辱を望む。
シスターの法衣が魔力を帯び、顔が淫靡に蕩ける。
ごびゅ、ごびゅと音を立て、触手が樹液でシスターの下半身を犯す。
「どうだシスター・メイリン。我が妻となると誓うのならば、その疼きをたちどころに癒してやろう」
「ドラグノ、さん………」
愛液や触手の樹液を垂れ流しながら床に横たわるシスター・メイリン。
彼女を見下ろしながら、ドラグノと呼ばれた男がほくそ笑む。
ドラグノは人間ではない。
ドラゴンという、世界最強の生物の一体である。
シスター・メイリンを抱き、自らの住処へと続くゲートを渡ったドラグノは、ドラゴンとしての姿でシスター・メイリンに笑う。
『選ぶが良い、シスター・メイリン。我が妻となれば、触手での凌辱も止めてやろう。教会での勤めも存分にさせてやる。だが、それを拒むというのならば……』
ドラグノがシスター・メイリンの胸や秘部、菊門を撫でる。
と同時に、触手に凌辱されていた時と同様の熱さがシスター・メイリンを襲う。
『触手での凌辱ではない。終わらぬ渇望と性欲を枷とする。どうする』
「ほんとうに、わたしをあいしてくれますか………?」
シスター・メイリンは、虚ろな眼差しのままドラグノに身を任せる。
触手による凌辱ですら耐えるのに必死になっていたのに、それ以上の疼きを与えられては、成す術などない。
ドラグノは満足そうに頷いた。
『愛してやるとも。見よ、我が逸物を。シスター・メイリン……否、我が妻の痴態をみて見事に立ち上がっておる』
「……おおきい……」
『これで妻よ、貴様を存分に愛でてやるわ!』
神よ、淫らなわたしをお許しください。
その言葉が、シスター・メイリンの堕ちる合図だった。