保守子の長い一日/白昼
「あ、あのぉう・・」
保守子は無理矢理手を、いや
首輪に繋がれたリードを引かれながら、よたよたと歩かされる。
内股になりながら、歩みはぎこちない。
その手は懸命に羽織ったコートの前を押さえている。
無理もない。コートの下には、水着というにはあまりに面積の少ない布きれ、
それとかえって煽情浄的な黒メッシュのストッキングしかまとわされず、
従ってここで前をはだければ、
乳輪もはみ出した陰唇も否応なしに衆目に晒されるからだ。
この白昼、無理矢理連れ出されてきた繁華街のど真ん中で。
それだけではない。
ほぼ紐といえる水着の下には、乳首と陰核にクリップで固定されたローター、
しっかりと子宮入り口に触れるまで埋め込まれた膣内のバイブ、
少し小降りだが先端がマラカスのように膨らんだアナルバイブ・・
要するに性器という性器に淫具を取り付けられていたのだから。
殊、膣内のバイブは保守子の【中身】から採寸され、子宮口とGスポット、
その他内側にある保守子のスイートスポット全てに刺激のための
デバイスが配置された特別製である。
保守子がまだペラペラと口が聞けているのは、それらがまだ起動されていないからに過ぎない。
「あ・・、あの、お願いいたします・・へ、部屋にもどりましょ?何でもしていいですから・・。え、SMでもレズでもなんでも・・
んむッ!!」
保守子は懇願を最後まで言わせてもらえない。
「んっ・・むっ!あむ・・!」
リードを引いていた女が唐突に立ち止まると、保守子の唇と舌をついばみにかかる。
繰り返しになるが、ここは白昼の繁華街である。
通行人の奇異の視線を全身に浴びながら、
女は保守子の愛らしい唇をねっとりと味わう。
保守子の長い一日/稲妻
「ん・・ぷはっ!」
あまりに絶妙なキスに蕩けきった表情の保守子の唇がようやく解放された
「さぁ、さっき説明した通りにしなさい。」
「・・で、でもっきゃあああぇあああ!!」
チッチッチッチッチ!
太股に括られたコントロールボックスから、二万ボルトの電流が保守子の全ての性器を通り抜けた。
あまりの激痛に、もはや人目も憚らず地面に転がり悶絶する。
「うん、自分の立場をよく分かったかしら?」
ニコニコと嬉しそうな女の手にはスマホが握られ、保守子のコントロールボックスを操るアプリが起動されていた。
「・・あ、や、やります・・。やりますから今のは、電気やめて、ください・・。」
保守子は、怖ず怖ずと、コートの前をゆっくりはだける。
ほとんど淫具しか身につけず、何本ものコードが性器から延びた
変態そのものの姿が、ゆっくりと衆目に晒される。
通行する町の人々から、嘲り、煽りの様々な声が保守子の精神を締め上げる。
「う、うぅ・・は、恥ずかしいよぉ・・」
保守子の手が、コートの前を完全にはだけ切る前に思わず止まるのを、女は見逃さなかった。
「はーい、もっと大胆に行きましょうねー♪」
ビチビチビチビチビチッ!
「ほぎゃあああああっ!」ビックン!
今度は五万ボルトに上げられた高圧電流が保守子の粘膜をはじけさせる。
「大胆に全部はだけなさいって、言った、わ、よ、ね♪」
ビチビチビチビチチチビチッ!
「ぅわぎゃぁああああ!」
言われなくとも、海老反りに痙攣した保守子は、
ビチビチビチビチビチッ!
「ぐひ!ひびぃいいいい!」
思わずそのままコートを肩まではだけさせてしまう。もう立っていることなどかなわず、がくりと地面に経たり込む。
「んー♪もぅちょっと頑張ってみようか?」
バチバチバチバチバチバチバチッ!バチバチバチッ!
「ひぎゅぎぃいいいい!?いいぃ!」
さらに十万ボルトに上げられた電流が、保守子の乳首と股間、膣内で青い電光を光らせる。
苦痛のあまり黒目が裏返り、食いしばった口元からはよだれが流れ落ちた。
バチバチバチバチッ!バチバチバチバチバチバチッ!
「ぐひひぃ!ぎぃんぎいいいいっ!」
スイッチを断続されるたびに性器からは火花が飛び散り、
不随意に蠢く肉体が、完全にあらわになる。
バチバチバチバチッバチバチバチバチ!
「んびびびぐ!びぐ、びっぎゃぅううううっ!!」
しゃあああ・・
もう何回目かの通電で、保守子の股間からはついに尿まで垂れ流される。
バチバチバチバチッバチバチバチバチッバチバチバチバチ!
「・・がっ!・・・・んっ!・・・・ぐがはっ!!・・ぉっ・・・・」
ようやく電流の断続が切られた頃には、
「・・・・・ぁっ・・・・・・・ぁぁ・・・・・・」
焦点の合わない目で虚空を見つめ、よだれ、涙、汗、尿・・とまぁ、穴という穴から体液を垂れ流し
地面に経たり込んでぶるぶる震える肉のかたまり同然になっていた。
保守子の長い一日/告解
「ぜぇっ・・ひゅっ・・ぜぇっ・・」
ようやく呼吸ができるほどに回復した保守子だったが、
なぜだか真っ赤になった頬、潤んだ目が殊の外艶っぽいわ・・という言葉と生唾を飲み下しながら女はしゃがみ込み、
保守子の、ほぼ丸出しに近い股間に手を伸ばし、機能を停止した電気バイブを無造作に出し入れしてみる。
「ぁひゃえ、やめへ、く、らはい・・ひふん!」
女は手の平にべっとりと付いた尿とは違うぬめりと、今出し入れしてみた感触・・そして
「やぁ・・恥ずかしいですにおいかがないで・・」
ぬめりの香りと味から確信を得て、
保守子にそっと耳打ちする
「いま、 イ ッ た わ ね?」
「・・・・・・・・っ!!」
囁きひとつで、保守子の首筋まで一気に赤みを増す。
「ちっ・・違い・・ます」
目を反らして否定する保守子の目の前に、スマホを突き付ける。
「ふぅ・・・・ん♪」
「やぁやあや、待って下さい電気は待ってででででてて!」
ビチビチビチビチビチ!
再び弾ける保守子の性器。
「そんな嘘つくんだぁ。お姉さん悲しいなぁ♪」
ビチビチッ!ビチビチビチ!
「やぁははっ!くははひひ!
だべぇ、言いまず、言いますがら!」
ビチビチビチッ!ビチビチビチビチッ!
「ぃやぁああっ!おでがぃじまずっ!
いいばすから、デンキだめ、でっでで電気どめでぇっ!!」
「うん♪何を言ってくれるのかな♪」
スマホを楽しげにぶらぶらさせながら満面の笑顔で追い詰める。
「っ・・わ、わだしは、・・でっ、電気ショックで、皆様の前で、
・・おもらしして気をやった・・マゾです、マゾの雌犬ですぅ・・。」
「はい、よくできました♪いい仔いい仔♪」
仔犬を褒めるような猫なで声で保守子を抱きしめ、顔中キスの雨を浴びせる。
真っ赤なルージュが保守子の顔面に遠慮なくスタンプされていた。
「じゃあ、ご褒美あげましょーね♪」
「ひっ・・やぁ!だめ、電気いや!電気いやぁああ!」
「大丈夫よ、こんどは痛いほうじゃなくて気持ちいいほう♪
・・ただし狂っちゃうくらいに、ね。」
保守子の長い一日/画面
女はアプリの新しいメニューを開くと、また保守子の性器をいたぶり始める。
ヴォオオオオン!
「はぁう、あぅを!うぅん!」
保守子の中に埋没したバイブが相当のエネルギーを腹腔内にたたき付ける。
乳首とクリトリスは、輪郭がぼやけるほどの振動で責められる。
「うひぃいいう!やだ、いったばかりで敏感、ひっひぃ!いひんッ!」
「あらいけない、言うの忘れてたわ。
そのボックスに黒い穴が空いてるでしょ?それね、CCDカメラ」
ソレに気がついた保守子の目が真ん丸に見開かれる。
「や、いやぁああああ!と、撮らないで、こんなところ撮らないでぇ!」
そのカメラは、明らかに保守子の股間に狙いが定められていた。
「ごめーん、もう遅いかな?上見てみてよ?」
・・上?限りなくいやな予感に襲われながら、目の前のビル・・の壁に掲げられた液晶大画面には
「っきゃあああああああ!?」
保守子の、今まさにバイブの振動で愛液を垂れ流す股間が大写しになっていた。
【保守子
住所;エロパロ板
職業;スレッド保守員
携帯&アドレス;**********】
個人情報までテロップに垂れ流し、ご丁寧に隅には保守子自身の顔写真まで表示されている
「さっき電気流し始めたときからずっと映してるのよ、
あ、それどころじゃなかったのね♪」
「あぁ・・ひっ、ひどい、こんなのっ・・!こ、こんな、」
「もちろんこの動画はストリーム発信してるわ、世界中に・・」
「あはぁ、こんなっ・・!ひっ、ひぃいいいっ!!」
画面の中ではピンク色に充血した粘膜がヒクヒクと蠢き、よだれのようにとめどなく粘液の雫を垂らしている。
保守子は、大画面に映し出された自らのあさましい性器にパニックに陥り、同時に
「やぁ!や!こんなの、だめ、だめだめ、駄目ぇエエエエッ!」
衆目の視線が性器を貫くような感覚と、
「み、見られてる、バイブでいくところ、みんな、みんなにぃ!?
ひっ!んひぃいいいい!!」
特製バイブの凌辱に気を遣ってしまった。
「ぁっ・・あ・・っ・・わた・・し・・」
なんでこんなところにいるんだろう
たしかあたしはすれをほしゅしていた
なんであたしのおまんこがみんなにみられてるんだろう
よくわからないや
保守子の意識はアクメに塗り潰され、
わずかに残った思考領域では答えのない疑問だけがぐるぐると回っていた。
いま自我は崩壊の危機に立たされていた。
「さぁさぁ、天国行くのはまだこれからよ♪」
保守子の長い一日/祝福
「・・ふぇ・・てんごく?」
もはや白痴同然に定まらない目でオウム返しに聞き返す。
「回りをよぅく見回してごらんなさい。」
これだけ痴態を晒した群衆に、まだ何か用でもあるのだろうか。
「ほら、こちらにスマホを掲げてる人がちらほらといるわね」
「・・?・・?」
「このスレの住人の皆様よ・・貴女には馴染みのね」
「!!!・・う、う、そ・・?」
保守子は足元の地面が崩れ落ちて奈落の底に落ちていくような絶望を味わう。
「怖がらなくていいわ・・それよりいよいよメインディッシュよ、下のお口で召し上がれ♪」
言い終わるかの刹那、全身のバイブが一斉に再び起動する。
ヴィヴィヴィヴィヴィヴィ!
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!
ヴィムヴィムヴィムヴィム!
「っあぅう!ひ、ひっひぃ!」
バイブはさらに格段に出力を増し、しかも目まぐるしくパターンを変えてくる。
「わかる?皆様の端末から貴女のおまんこに責めが届いてるのよ。」
性器という性器に何人もの玩弄をいっぺんにやられるのに等しい。
「は、はへぇ!?み、み、うっひぃいいん!?みなさま!?」
保守子は発狂しそうな官能に、のたうちながら地面を転がり回る。
住人たちは配信されたアプリを介し、保守子の性器に思い思いの責めを行う。
「ぁ、やだ、や、あひんっ!電気、デンキ♪電気またきたのぉ♪」
突然、四つん這いの姿勢から尻を大きく突き上げ、顎を逸らして嬌声をあげる。
アプリのメニューは実に多彩であり、低周波電流責めも含まれる。
「・・わかる?全身で住人皆様の祝福を味わいなさいな」
「しゅ、祝福ぅ!しゅきゅひゅく凄いヒィ!すっごいのほぉおおっ!」
バイブ、蠢動、電流、バイブ、回転、電流・・、全く想像もつかないランダムな責めの指令が、保守子の体内に駆け巡る。
バチバチバチッバチバチバチ!
「ひぃひひひ!電気ダメ、すぐいっひゃいまじゅ、デンキ、んひぃいいん!」
大量に分泌された愛液と汗が電流を手助けし、より強烈な電気ショックに口からは泡と嬌声が溢れ出す。
「全く困った子だこと!高圧電流まで気持ちいいなんてひどい変態だわ♪」
ヴィヴィヴィヴィヴィヴィ!
バチバチバチバチ!
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!
ヴィムヴィムヴィムヴィム!
ギュウインギュウインギュウインギュウイン!
四つん這いになり、尻と性器を獣の姿勢で高々と見せ付けながら、
感電と快感の痙攣でカクカクと壊れた人形のように腰を振る保守子は、
「ひいぃ!へ、変態ですぅ、保守子へんたいれしゅ!
祝福ひてくらしゃいぃい!」
脳内で何かがはじけ飛ぶ錯覚を見た。
「いぎゅううう!えっちなお道具で凄いのイキましゃううう!!
ひっぎぃいいいーーーーッ!!!」
どっぱ・・ばしゃっ・・。
体のどこに入っていたのかと思うほどのしぶきを膣からぶちまけ、
保守子は全身全霊でオルガスムスを味わった。
「・・ひっ・・ぅ・・ひっ!・・ひっ・・!ぅっ・・ぁああっ・・!」
保守子の長い一日/エピローグ
バイブと電極は全ての機能を停止した。
脳内出血などの危険に近づいていると判断し、女により指令を遮断されていた。
「可愛いわ・・ほんと可愛い。」
今だにビクンビクンと痙攣を続ける保守子を抱きしめ、慈しむようにそっとキスを与える。
「さぁ、場所を変えましょう、貴女と住人の皆様のためにマンションをとってあるわ。」
「・・・・みな、さま・・?」
「そう、これから次の作品が投下されるまでの間、ずっと・・ずっと・・。
皆様の手で、手に入り得るあらゆる淫具で弄んで頂くのよ。」
「・・・・ずっと・・?・・うれ、ひい♪」
「さぁ、行きましょう。」
再びリードを引いて保守子を立ち上がらせる。
「はい、イキます・・♪保守子いっぱい・・いっぱいイキましゅ・・♪」
【了】