ここはとある大学病院
教授と若い医師が話している。
「来月に平前中学校で女子の健康診断があるんだが君が代わりにやってくれないか」
いかにも教授と風格がある男は若い医者に命令基調で話す。

「え、私ですか」
こちらは逆に今医者になったなりと言わんばかりの風貌の若者。
教授の提案に驚いて聞き返す。
「そうだ。あそこは君の地元でもあるし場所もわかるだろ。
やる予定だった医師が行けなくなったんだ。井上代わりに頼むよ」

「はぁ」
なにかヤル気のない返事をする若い医者
「なんだ。やる気が無さそうだな。一年目はとにかく経験をつまなくてはダメだ。
あの学校はうちとの協力関係にある。新人の練習に持ってこいだぞ。」

「練習ってことは診察法はこちらで判断してもいいのですか」
興味が出てきたのか少し話に食いつく。
「そうだ。ここ3年受け持っていた医師はベテランで下着も脱がさす検査していたようだが
基本的に医師の考え一つで変えられる。生徒をパンツ一枚で診察させることも許されるし全裸でも学校からは抗議は来ないだろう」

教授はどことなく嫌らしい顔をしながら一気に喋る
「検査のため必要と言ったら大抵の検査もできる。経験値を積みたい君にとってはいいチャンスだと思うがね」
なんとか説得しようといわんばかりに教授は次々と魅力がある提案をしていく。

一つだけ不安があるが魅力的な話には違いない。
不安要素をなるべく考えず「やらせてください」と教授にいう
教授はやってくれる人がなかなか見つからず困っていたのか大変満足な顔をして去っていく。

若くて健康な裸を自由に見て触れる。
女の体の構造を紙面ではなく自分の手で見て感じる絶好の機会。
ついでに教授のポイントも稼げてる。

何一つ問題のないはずだった。
ただ一つ。この学校が何年も合っていない疎遠状態の妹が通っている学校ということ以外は。


それから一ヶ月後
ここは平前中学校3年3組

「ねぇねぇ、カナ知ってる。隣のクラスの女の子が全裸にさせられたんだって」
少しだけ太っている友人の組子が大きな体を揺らして興奮気味に話している

「なにそれ、どういうこと。」
井上カナは驚いて返事をする。

「なんでも健康診断の医師が今年から変わったとか。変わったら突然方針が大変更。
全部脱がされるわ、触られるわ。裸の写真は撮られるわ、後日精密検査と言われた子もいるんだって」
顔を赤くしながら大声で話す

「げー、マジ。相手が医者でも裸は見せたくないよ。それに裸の写真って何よ」
医者には嫌なイメージしかない。あのクソ兄貴が医者なのだ。
あんないやらしく気持ち悪い兄貴が医者になった。
もうそれだけで、医者というものを嫌うには十分だった
事実あの糞が医者を目指すといってからは、風邪にかかっても医者には行かなくなっていた。

「知り合いの中野も泣いていてよくわからないんだけど、
若い男の医者と女の看護師。男のカメラマンがいたって言うから普通じゃないよなね
裸の写真はカルテに貼って今後の体の異常の早期発見に役立てるんだって」

なにその理屈、全然わからない。医者というやつはどうしてこうなんだ
もう一切近寄りたくもない。
とは言え、明日はうちのクラスの番。嫌だといっても受けなくてはいけない。
自分が男の前で全裸になり診察を受け裸の写真を撮られる…
明日のことを考えるだけで寒気がした。


「ふー疲れたな。1組に2組と流石に連日の検査は堪えるな。
さて今日もカルテを整理しないと。」
確かに疲れた顔はしているがどこか充実感がある雰囲気を感じさせながら
井上医師はデスクに向かう

パソコンを繋ぎ今日集めたカルテと写真データを取り出しモニターに映し出す。
カルテには2組の全女子生徒の身長体重、スリーサイズ。医学的見地。
写真データは直立不動の全裸の画像。前だけではなく後ろ姿の全裸写真もある
明らかに通常の健康診断の範囲を超えていたが、
学校には皮膚の伝染病対策してOKも貰っているので何も問題ない。

全裸写真を見るとどれもこれも顔が真っ赤だ。目に涙を貯めている生徒も多い。
初めて裸を見せたと言う女子も少なくないんだろう。
一人一人の身体情報と全裸写真を個別の電子カルテとして纏める作業していると、
やたら目付きが鋭く睨みつけている全裸の女の子の画像が目に留まった

「この子はやたら抗議していて絶対に脱がないと騒いでいた生徒だ、
結局クラスの連帯責任にするぞと脅したらようやく脱いでくれた。
全裸になってもずっと睨んでいたが写真撮影中もこんな顔していたんだな」

画像を改めて見ると、
顔は赤いがこんなこと絶対に認めないと言わんばかりの反抗心むき出しの鋭い目つき。
明らかに膨らみかけの小さなバスト
突然外気に晒されて反応したのか少しだけ立っている乳首
陰毛はほとんど生えてなくクレパスが丸見えの股間。
一目で健康体と太鼓判を押せる素晴らしい裸だ。

まぁこの状況作った憎き俺なんかに裸体を褒められても君は嬉しくはないだろうけどな。
全裸画像の股間部分をピンと指で弾きながら次の作業に進む。

明日はいよいよ問題の3組
3組のリストを見ると当然「井上カナ」の名がある
何度となく関係を修復しようと努力してきたが、
そのたびに怒鳴られ嫌われゴミのような目で見られた。
明日の身体検査をカナだけ軽くしてやったら喜んでくれるだろうか。
関係の修復に役に立つだろうか。
いや、無駄だ。俺が近づくだけで怒鳴るような状態だ。
俺の前に立ち、診察を受けるために椅子に座るだけでも本人のプライドばズタズタになるだろう。

なら、徹底的に壊してしまえ。
俺の前で全裸になって体を弄くり回される屈辱。
冷たいレンズが見ている前で全裸の肌を晒し写真を撮られる羞恥。
要再検査と判断し大学病院で下半身の診察を受けされるのもいい
もう後には引けない。妹がこの学校にいるのを分かっていたのに、
この仕事を引き受けた時点でもう結果は決まっていたのだ。

カナの生徒情報を見るとバレー部所属と書かれていることに気がつき、
先ほど整理した2組の目付きが鋭い生徒のカルテをもう一度見る。
プロフィールを見ると[3年2組 松井遥。バレー部キャプテン]

「やはりカナと同じバレー部。しかもキャプテンか」
あの気が強い性格は、同学年で入学当時から同じ部だったカナの影響を受けたのか。
それとも逆かわからないが、あまりに反応が似ていた。
詳細をクイックすると、例の睨みつけている全裸画像がフルスクリーンで表示される。

「君はカナの友達だったんだ」
胸の部分をドラックし、まだ固みが残る膨らみかけの胸の拡大画像を映し出す。
「性格はよく似ているけど、体はカナほうがいいんだろうな。この歳とはいえちょっと貧乳すぎる」
今度は股間部分をアップ。アップにすると谷間の上に僅かに毛が生えているのがわかる。
「無毛かと思ったらきちんと兆しがあるんだな。でも中3でこれは駄目だよ。谷間の形もいまいちだ」
後ろの全裸画像を映す。
「おしりの形は綺麗だな。健康体だけど女の体としては失格だ。だけどこのお尻だけは合格」
本人が聞いたら暴れまくることは間違いないほどの失礼なことをいう井上。

「今頃、彼女は悔しさで眠れないんだろうな。
私は彼女の恥ずかしい写真を隅々まで見直して楽しい気分だというのにさ」
カナとの関係修復を諦める。
その決意を固めた途端、奥底に隠されていた本来の性癖が表に出てきた。
今の彼は医者ではなく子供の頃にカナの下着ばかり盗んで嫌われた変態兄貴そのものだった

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