職員室。
先生一同が揃い、ある発表がなされていた。
「性の乱れを防止するために本校の全女子生徒に処女検査を実施することになりました。
各先生は生徒に十分説明を行い理解を求めてください」
「ちょっと待ってください。全生徒に処女検査をさせるなんて酷すぎます」
藤沢はそのスラっとした体を震わせながら大声で反論した。
都会育ちで生徒への人権意識も高い彼女にとっては到底納得できる方針ではなかった。
「藤波先生。これは決定事項です。
赴任してきたばかりでうちの学校のルールがわからないかもしれませんが決定には従ってもらいます。
生徒の羞恥心にも考慮しているし調べる際も1対1で誰にも知られないようになっているので問題はありません」
「しかしそれは…」
藤波は決定事項かつ羞恥心にも考慮していると言われて次なる反論を考えていると
「なら、こうしましょう。藤波先生。貴方も受けてください。そうすれば納得されるでしょう」
「どういうことですか?」
「この検査がいかに問題がないか身を持って体験してください。もし課題があるなら考慮しましょう」
「え、そんな…」
「ではそういうことで解散」
「ちょ、持って」
教師たちは藤波をニヤニヤといやらしい目で見ながら次々と去って行った。
(上手く行った。これであの五月蝿い新米女教師も少しは懲りるだろう)
検査当日
スーツ姿の藤波は元気なく検査が行われる保健室へと向かっていた。
完全に罠に嵌められたが、今は検査を受けるしか無い。
受けた後でこの検査を実態を明らかにし中止に追い込む。
そう決めて処女検査に挑もうとしたが、やはり足取りは重い
保健室に入ると産婦人科で置かれている内診台が目に入る。
あれに私が登り股を大きく開く…その光景を考えると藤波は恐怖のあまり生唾を飲み込んだ。
「藤波先生ですか。話は聞いていますよ。ではスカート・パンツを脱いでその台に乗ってください」
「え、もうですか」
「今日はちょっと時間がないので急いでお願いします。
生徒さんで無いんですから前置きもカウンセリングもいらないでしょ」
「(生徒でなくても女には違いないんだから考慮してよ
医者とは言え下半身を見せるには覚悟がいるんだから)」
藤波は医者に背を向けてスカートとパンツを脱いだ。
その姿を見ながら井上医師は(ふむ。お尻の形はいい。25歳らしいがまだまだ若々しいな)と
医者としてではなくただの男として藤波先生の恥ずかしい姿を評価していた
藤波は怯えながらも内診台に登り足を広げて指定された姿になる。
少し腰が持ち上げられているので下を見ると自分の股間が丸見えだった。
本当なら内診台には真ん中に羞恥心を抑えるカーテンがあるはずなんだがなぜか付けられていない。
しかし産婦人科の経験がない藤波にとってカーテンのない異常さに気がつくことはなかった。
「危険防止のために足のベルトを締めます」
足を広げたまま固定されると藤波にはまるで縛られレイプさせるのを待つだけの女のように感じられた。
「では見ます」
医師の冷たい手がまだ誰にも触れられていない性器に触れる。
「患者は25歳。女性。陰部の外見は正常。陰毛は平均並み。
大陰唇はやや開いているが小陰唇は閉じられておりこちらも問題は認められない」
「ちょ、なぜ声に出して説明しているのよ」
藤波は顔を真っ赤にして怒鳴りつけた。
「おっと、失礼。いつもの癖が出ました。そんなことより広げますね」
「広げるって…何を、 や、冷たい」
井上医師は陰唇を広げながら「少し黙ってください」と言って、
クリを指を弾くと藤沢は「あぁぁ」と切ない声が鳴く。
陰唇の内部を覗くとピンク色をしていた。
色は綺麗で形も崩れていない。オナニーもろくにしていない処女の秘部なのは一目でわかるが、
井上医師はあえて指を入れ処女膜を手で確認する。
処女膜に触れると藤沢は体を硬直させ恐怖に震えていた。
(合法的に誰も触れたこともない膜を触って遊ぶ特権は医者にしか出来んな。
珍しい処女の大人の肉体だ。もう少し遊んでおくか)
「うーん。ちょっと分かりづらいですね。先生は処女なんですか」と、
わかっているのに相手を辱める質問をしてみるが答えは返ってこない。
(それならもう少し辛い目にあってもらおうか)
井上医師は手にとった鉗子を使って小陰唇を両側から摘んで開きクリトリスの皮を捲る。
小陰唇の近くにある尿道口に指で突くと藤沢は「やめて…」と小さく声を出した。
藤沢の顔を見ると先ほどまで真っ赤だった顔が今は恐怖のせいか真っ青だ。
(自分でもろくに触らない聖域を冷たい道具やら他人の手で弄くり回されれば当たり前か)
ターゲットを性器からお尻に切り替える。
お尻の両タブを持ち、ぐいと広げると肛門が丸見えになった。
シワの数まで見える肛門に触れると、
「キャ。なにするんですか。そこは関係ないでしょう」と抗議の声が聞こえたが、
井上医師は聞こえないふりをしつつ肛門の襞一本一本をなぞるようにマッサージをする。
「だ…からやめて…あああ」
揉まれて解れてきた肛門めがけて指を中指まで一気に入れる。
「ああああ」
藤波は指を肛門に初めて入れられたショックからか目を大きく開き体を震わせ痙攣していた。
指を曲げて直腸部分の感触を時間を掛けて楽しんでいると
ついに意識が飛んだのか藤波は殆ど反応をしなくなってしまった。
「(時間もないしこんなもんかね)もういいですよ。」
足の固定ベルトを外しても藤波は立ち上がろうとしない。ショックで放心状態のようだ。
井上医師は椅子に座り、開きっぱなしの股間を眺めながら持つと、
藤波はようやく起き上がりパンツとスカートを履いた。
「あれはなんのつもりですか」と当然の抗議
「肛門の近くのガンと思われる出来物がありまして急いで確認しましたけど問題はありませんでした」
「(そんな嘘くさい話が信じられると思うの)」
「あー、そうそう。処女膜もありましたよ。あれだけ綺麗ということはオナニーもあまりしないんでしょ。
25歳処女のマンコ。なかなか珍しいものを見られて感心しましたよ」
「な、!!!」
医者らしからぬ下品な言い方。女性の尊厳をなんだと思っている…
許さない。こんな検査許されるわけがない。と強く思いながら藤波は部屋を後にした
エピローグ
後日。体育教師が保健室に現れた。
「先生、藤波の処女検査はどうでした?。職員室ではあんな検査は許されないとすごい剣幕で言いまくっていますが」
「ははは、先生も検査中は可愛かったんだけどね。あそこも可愛かったですよ。おしりの穴の中もね」
「お〜、お尻まで掘りましたか。いい気味だ。で、処女判定は?」
「処女でしたよ。前も後ろも新品」
井上は女性の最大のプライバシーをあっさりと漏らす。
「あの性格、処女だと思っていたけどやはりそうか。遠まわしに誂うネタが出来ましたよ。ありがとう」
体育教師は満足げに出ていった。
職員室で抗議ねぇ。赴任したばかりの新人教師が今更何を言ってもこの学校は変わらんよ
君はこの後も生徒と同じ羞恥にまみれた検査を受ける運命なんだからさ。